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第十四章
76話 丹玉の印
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舟上でくしゃみをひとつ。
みごとに舟から落ち、白月丸の手で救出された大地はぶるりと身をふるわせて鼻をすすった。黒く澄んだ幽湖の水はつめたくて、上衣を脱ぎ捨てる。
「──それで、天沢のようすは?」
半袖シャツを力いっぱいに絞る。
したたり落ちる水を見つめる大地の顔が、わずかにこわばった。しかし銀月丸はおだやかな表情で小舟に視線をうつす。彼らが幽湖を渡ってきた舟だ。
舟上には無防備にねむる水緒と、付き添う阿吽龍。くたびれていたのだろう、水緒の手を握りながらうつらうつらと舟を漕いでいた。
ごらんのとおり、と銀月丸は深呼吸した。
「すっかりお疲れのご様子で。無理もござらん、慣れぬ環境でがんばったのですからな──ターシャどの。先ほどは取り乱して失礼いたしました。水緒さまは起こしちゃかわいそうですゆえ、このまま、試練の合否をいただけますかな」
(ターシャ?)
大地が龍宮門へ視線を向けた。
派手な顔立ちの女が、腰をつかって歩いてくる。彼女は大地の顔を見つめてから、その分厚いくちびるをにっこりとゆがめた。
「アンタが大地だね。なるほど──水緒が惚れるだけの男ってもんだ。いい男じゃないか」
「……惚れ」
「ターシャどの」
「あ、そうか」
銀月丸にたしなめられ、女はパッと口元を隠す。それから弾けるように笑いだした。その笑い声にうたた寝していた阿吽龍が跳ね起きる。
ターシャが、満足したようにうなずいた。
「アンタたちも聞いときな。きっと水緒とおなじくらい頑張ったんだろうからね」
「た、ターシャさま」
阿龍は不安げに眉を下げ、吽龍はねむそうに瞳をこする。
水緒の試練、といってターシャは懐から赤い宝珠を取り出した。
「──言わずもがなだ。おめでとう、合格よ」
「わっ」
「よかった」
となりで眠る水緒に配慮してか、声をちいさくひそめながら、それでも阿吽龍は互いの手を取り合ってたいそうよろこんだ。
ターシャの手中にある赤い宝珠が、きらりと光る。
「さあ。成龍の証を刻んでやろう」
「証?」
「ああそうだよ、この『丹玉の印』ってのが──成龍となった証となる。だいじょうぶ、水緒を起こさないで刻んでやるから」
と、手中の赤宝珠を水緒の額にやさしく押し当てた。
まるで生きているかのようにドクン、ドクンと脈打って、水緒の額にうっすらと紅い記号が浮かんでいく。阿龍が覗き込んだ。
「……これは?」
「龍宮の屋号みたいなものよ。つまり、れっきとした龍として認められたということ」
「へえ」
いつの間にそばにいたのか、大地もいっしょになって覗き込んでいる。
その光景を見て、白月丸はぐっと涙をこらえた。
「ああよかった、水緒さまがお聞きになったらさぞお喜びじゃろて。ホントに、ホント無事にお戻りになってよかった。本当に──」
「ははは。泣くな、泣くな白月丸。さあ早く水緒さまを連れて帰ろう。やはりこの龍宮というのはどうにも敷居が高くていかん。神社が恋しいわい」
銀月丸も朗らかにわらう。
しかし、その瞬間背筋に悪寒が走った。
「それで?」
という声とともに。
水守だった。ピリピリと不機嫌な空気を出して一行を見下している。
いっしゅんにして涙をひっこめた白月丸が「そ、それでとは」とつぶやいた。
「私の欠片はどうなった。もとより、私はそのためにここに来たはずだが」
「はいはいそうですよね。あ、阿龍吽龍。おぬしら最後のカケラについて知っとるか」
「もちろんですとも。水守さまの最後のカケラは、水緒さまがしっかりと浄められました。すでにお渡ししたひとつのカケラを除く、よっつのカケラ。しっかりと水緒さまがお持ちです」
「そうか。ならばもらっていこう」
と、水守が舟上で腰をあげた。
水緒がねむる舟に手をかけようと手を伸ばしたとき、吽龍があわててそれを制した。
「お待ちください、お待ちください水守さま」
「なんだ。どけ」
「水緒さまは本当にいのちを懸けて──此度の試練を越えられました。どうか水緒さまが目を覚まされてから、水緒さまの手から、受け取っていただくことはなりませんか」
「…………なんのため」
「水緒さまが、いちばん楽しみにされておりますので。その、水守さまの復活を」
吽龍は言った。
同時に水守が鼻でわらう。
「くだらん。こやつのため私に我慢をしろと」
「それは──」
吽龍が言いよどむと、空気がふたたびピリいて、白月丸と阿龍は気まずそうに顔を見合わせた。が、大地はひとり、気が抜けた顔で「いいじゃないですか」とわらっている。
「水守さん。そもそも天沢が水守さんのカケラを浄化してきたんだ。そのくらいのご褒美、あげてやってくださいよ」
「小僧──」
水守が指の骨を鳴らす。
八つ裂きか、と白月丸が身構えた。しかし大地は笑みをそのままに「ねっ」と水守の肩を叩く始末。
彼のえらいところは、相手がだれでも物怖じせずに笑顔でいることだ。
もはや眷属二匹も、その朗らかさにほだされて、微笑ましく見つめることしかできなかった。
「ね、いいじゃないすか。さあはやく帰ろうぜ! 歓迎されてないわけだし、こんなところ長居も無用だろ」
「そうしましょう。では、ターシャどの。お世話になりました。またいずれ」
「いい判断だね。水守がいると、右門と左門が腑抜けちまって使いもんにならないから」
と、龍宮門前を一瞥したターシャは、心底おかしそうにわらった。
※
一行は、二艘の舟で幽湖をわたる。
石祠の出口を通って、山道を下り、聖域内の社殿につくころには日が変わっていた。
もはや電車は動いていない。
ということで、大地は慎吾のいる母屋へ泊まることになった。帰宅間際、英二が大地の親へ根回しをしたらしく、慎吾も「親御さんには話したから」と迎えてくれた。
おかげで大地は、帰るなりなんの心配もなくぱったりと眠りにつくことができたのである。
一方。
白月丸が、社殿の奥へと水緒を運ぶ。
そのうしろを歩く吽龍の顔はすこし浮かない。
「…………」
「吽龍、おまえも疲れたろう」
と、その肩を叩いたのは銀月丸であった。
すでに阿龍は疲れのためか龍の姿へと戻り、吽龍の首もとにぐるりと身体を巻き付けて眠っている。
「しかし宝珠に戻って休めばよいものを。阿龍もよほど疲れたか?」
という銀月丸。
姉貴分の頭を撫でる顔を曇らせて、吽龍は首を横に振った。
「──それが、その。銀月丸さま」
「うん?」
「水緒さまの持っていた如意宝珠が、あの……割れてしまって」
おれたちどうすればよいでしょう、と。
つぶやいた吽龍は、不安を隠しきれない顔をしていた。
みごとに舟から落ち、白月丸の手で救出された大地はぶるりと身をふるわせて鼻をすすった。黒く澄んだ幽湖の水はつめたくて、上衣を脱ぎ捨てる。
「──それで、天沢のようすは?」
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したたり落ちる水を見つめる大地の顔が、わずかにこわばった。しかし銀月丸はおだやかな表情で小舟に視線をうつす。彼らが幽湖を渡ってきた舟だ。
舟上には無防備にねむる水緒と、付き添う阿吽龍。くたびれていたのだろう、水緒の手を握りながらうつらうつらと舟を漕いでいた。
ごらんのとおり、と銀月丸は深呼吸した。
「すっかりお疲れのご様子で。無理もござらん、慣れぬ環境でがんばったのですからな──ターシャどの。先ほどは取り乱して失礼いたしました。水緒さまは起こしちゃかわいそうですゆえ、このまま、試練の合否をいただけますかな」
(ターシャ?)
大地が龍宮門へ視線を向けた。
派手な顔立ちの女が、腰をつかって歩いてくる。彼女は大地の顔を見つめてから、その分厚いくちびるをにっこりとゆがめた。
「アンタが大地だね。なるほど──水緒が惚れるだけの男ってもんだ。いい男じゃないか」
「……惚れ」
「ターシャどの」
「あ、そうか」
銀月丸にたしなめられ、女はパッと口元を隠す。それから弾けるように笑いだした。その笑い声にうたた寝していた阿吽龍が跳ね起きる。
ターシャが、満足したようにうなずいた。
「アンタたちも聞いときな。きっと水緒とおなじくらい頑張ったんだろうからね」
「た、ターシャさま」
阿龍は不安げに眉を下げ、吽龍はねむそうに瞳をこする。
水緒の試練、といってターシャは懐から赤い宝珠を取り出した。
「──言わずもがなだ。おめでとう、合格よ」
「わっ」
「よかった」
となりで眠る水緒に配慮してか、声をちいさくひそめながら、それでも阿吽龍は互いの手を取り合ってたいそうよろこんだ。
ターシャの手中にある赤い宝珠が、きらりと光る。
「さあ。成龍の証を刻んでやろう」
「証?」
「ああそうだよ、この『丹玉の印』ってのが──成龍となった証となる。だいじょうぶ、水緒を起こさないで刻んでやるから」
と、手中の赤宝珠を水緒の額にやさしく押し当てた。
まるで生きているかのようにドクン、ドクンと脈打って、水緒の額にうっすらと紅い記号が浮かんでいく。阿龍が覗き込んだ。
「……これは?」
「龍宮の屋号みたいなものよ。つまり、れっきとした龍として認められたということ」
「へえ」
いつの間にそばにいたのか、大地もいっしょになって覗き込んでいる。
その光景を見て、白月丸はぐっと涙をこらえた。
「ああよかった、水緒さまがお聞きになったらさぞお喜びじゃろて。ホントに、ホント無事にお戻りになってよかった。本当に──」
「ははは。泣くな、泣くな白月丸。さあ早く水緒さまを連れて帰ろう。やはりこの龍宮というのはどうにも敷居が高くていかん。神社が恋しいわい」
銀月丸も朗らかにわらう。
しかし、その瞬間背筋に悪寒が走った。
「それで?」
という声とともに。
水守だった。ピリピリと不機嫌な空気を出して一行を見下している。
いっしゅんにして涙をひっこめた白月丸が「そ、それでとは」とつぶやいた。
「私の欠片はどうなった。もとより、私はそのためにここに来たはずだが」
「はいはいそうですよね。あ、阿龍吽龍。おぬしら最後のカケラについて知っとるか」
「もちろんですとも。水守さまの最後のカケラは、水緒さまがしっかりと浄められました。すでにお渡ししたひとつのカケラを除く、よっつのカケラ。しっかりと水緒さまがお持ちです」
「そうか。ならばもらっていこう」
と、水守が舟上で腰をあげた。
水緒がねむる舟に手をかけようと手を伸ばしたとき、吽龍があわててそれを制した。
「お待ちください、お待ちください水守さま」
「なんだ。どけ」
「水緒さまは本当にいのちを懸けて──此度の試練を越えられました。どうか水緒さまが目を覚まされてから、水緒さまの手から、受け取っていただくことはなりませんか」
「…………なんのため」
「水緒さまが、いちばん楽しみにされておりますので。その、水守さまの復活を」
吽龍は言った。
同時に水守が鼻でわらう。
「くだらん。こやつのため私に我慢をしろと」
「それは──」
吽龍が言いよどむと、空気がふたたびピリいて、白月丸と阿龍は気まずそうに顔を見合わせた。が、大地はひとり、気が抜けた顔で「いいじゃないですか」とわらっている。
「水守さん。そもそも天沢が水守さんのカケラを浄化してきたんだ。そのくらいのご褒美、あげてやってくださいよ」
「小僧──」
水守が指の骨を鳴らす。
八つ裂きか、と白月丸が身構えた。しかし大地は笑みをそのままに「ねっ」と水守の肩を叩く始末。
彼のえらいところは、相手がだれでも物怖じせずに笑顔でいることだ。
もはや眷属二匹も、その朗らかさにほだされて、微笑ましく見つめることしかできなかった。
「ね、いいじゃないすか。さあはやく帰ろうぜ! 歓迎されてないわけだし、こんなところ長居も無用だろ」
「そうしましょう。では、ターシャどの。お世話になりました。またいずれ」
「いい判断だね。水守がいると、右門と左門が腑抜けちまって使いもんにならないから」
と、龍宮門前を一瞥したターシャは、心底おかしそうにわらった。
※
一行は、二艘の舟で幽湖をわたる。
石祠の出口を通って、山道を下り、聖域内の社殿につくころには日が変わっていた。
もはや電車は動いていない。
ということで、大地は慎吾のいる母屋へ泊まることになった。帰宅間際、英二が大地の親へ根回しをしたらしく、慎吾も「親御さんには話したから」と迎えてくれた。
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一方。
白月丸が、社殿の奥へと水緒を運ぶ。
そのうしろを歩く吽龍の顔はすこし浮かない。
「…………」
「吽龍、おまえも疲れたろう」
と、その肩を叩いたのは銀月丸であった。
すでに阿龍は疲れのためか龍の姿へと戻り、吽龍の首もとにぐるりと身体を巻き付けて眠っている。
「しかし宝珠に戻って休めばよいものを。阿龍もよほど疲れたか?」
という銀月丸。
姉貴分の頭を撫でる顔を曇らせて、吽龍は首を横に振った。
「──それが、その。銀月丸さま」
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