21 / 35
第三夜
第20話 台所まで
しおりを挟む
さて、大広間である。
茂樹が事情聴取を始めてから二十分が経過しようとしている。夏目九重は、壁掛け時計を見上げてちいさくため息をついた。
先ほど恭太郎と将臣が“トイレに行く”と出ていってから、重苦しい空気がわずかに緩和された。その証拠に、誰ひとり声を発することすら躊躇われた先ほどまでの静寂は消え、みながそれぞれ現状の不満や恐怖心についてこぼすようになっている。
とくに声が大きいのは睦実だった。
「なんだってこんなことに──いつもなら、風呂から出て晩酌している頃だ」
「そんなこと言ったってしょうがないじゃないじゃありませんか。お義母さんの葬儀だったんだから」
「葬式でなんで人が死ぬんだよ! ったく、冗談じゃないッ。おいだれだ犯人は。今のうちに自首した方が身のためだぞ!」
「やめろよ父さん。心咲は自分の母親亡くしたんだよ」
「あんなの母親と言えるか。昔からそうだ、たいしたことない男にばかり色目を向けてガキ作っちゃ棄てられて。挙句の果てに金、金、金。こうなったのも自業自得だろう。心咲だって、いつまでもあんなモンに振り回されて可哀想だった。せいせいしたくらいだろ」
「父さん!」
「うるさいッ。大体俺たちはアリバイがあるんだから、無実だろう。なんだってこんなところに監禁されなきゃならんのだッ」
と、睦実はそばにあった座布団を壁に投げつける。
荒れる相良家長男一家を横目に、部屋の隅でぽつんと体育座りをする心咲のもとへ神那が寄った。
「心咲ちゃん、お茶飲みません? わたし喉が渇いちゃったから入れようとおもって」
「…………あ」
「春とはいえ、嵐の夜はまだすこし冷えますね。温かいお茶にしましょう!」
にっこりわらって、神那は床の間の前に置かれていた茶道具一式を手に取る。使用人の原田があわてて立ち上がり「湯を沸かしてきます」と大広間から出ていった。台所はたしか通り土間の先、この部屋からおよそ対極の位置にある。
夏目は腰をあげた。
「原田さん、おひとりでの行動は避けた方がいい。僕もいっしょに行きますよ」
「はァ。申し訳ない」
「私も行く……」
と、心咲が腰をあげた。
するとこれまで父親の暴挙を睨んでいた睦月が「俺も」といってこちらに寄ってきた。どうやら父親をことばで宥めることは諦めたようである。
それなら、と夏目は手を打った。
「ついでに台所から戻りがてら何枚か毛布を持って来ましょうか。自分の部屋に戻れるのがどのくらい先かも分からないし、仮眠できる体制の方がいい」
「ありがとうございます夏目さん、わたしもご一緒しましょうか」
「いや、藤……神那さんはここでイッカちゃんのそばにいてあげてください。起きて知り合いがだれもいなくちゃ、心細いでしょうから」
「それもそうですね。わかりました、お願いします」
神那は桃の花が咲くように慎ましくわらう。
さりげなく取り入れた名前呼びも華麗にスルーされたが、夏目の心はその笑顔ひとつで沁み入った。人死にが発生した異常事態というにこの心は躍っている。
大広間から廊下に出る。
納戸を挟んだひとつ先の部屋では、従弟の茂樹が事情聴取と称して宝泉寺住職と話をしているはずである。さらにその向こうは例の殺人現場。茂樹の手によって襖は閉じられており、一見するとこの襖の先に凄惨な光景が広がっていることなど想像もできぬ。心咲の心情を案じて、一同は足早に廊下を通りすぎた。
なにか話題を提供せねばと、夏目は大げさに「そうだ」と声をあげた。
「そういえば睦月くんたち、僕たちが来るまで山の散策をしていたんだって?」
「あ……はい。原田さんに案内してもらっていました」
「シゲから聞いたんだけど、林業に興味があるんだってね。すごいなあ──いま高校生くらいだろ。いまの学校でも、そういうことを専門に勉強しているの?」
「いや──でも、心咲はそういうのが勉強できるところで大学探してるんだよな」
「…………うん」
心咲はこっくりうなずいた。
大広間での晩餐時から気づいていたが、心咲は睦月と話す際は明るいものの、ほかの人間が絡んでくると途端に口数が減るらしい。それは実母であった宏美に対しても、だ。よほど従兄弟である睦月のことは信頼しているのだろう。
本音を打ち明けられる相手がおなじく茂樹しかいない夏目にとって、彼女の気持ちは痛いほど分かる。
「そうかそうか。原田さんは、なにかそういうお仕事をしていたことが?」
「いやや、普通のサラリーマンでした。そのかたわら、NPO法人の自然環境保護団体に属しとりましてね。ボランティアですわ。学生時代に農学部じゃったもんですから」
「わあ、活動的ですねえ。身内にこういう知識がある人がいると心強いね。心咲ちゃん」
「…………うん」
控えめだが、彼女はうなずいた。
代弁するように睦月が眉をしかめて喋り出す。
「宏美さんは反対してたんです。大学行くお金だってないから、さっさと就職しろって。でも……いまは奨学金とかで行ける大学も増えているし、お金が理由で進学諦めるなんてもったいないって話をしてて。だって心咲の知識もすごいんです。樹木が病気にかかることがあるでしょ、そういうのも判断できるんですよ!」
「樹木医って職業があるよね。ああいう感じ?」
「そうそう」
睦月はすっかり心を開いたようだ。
わずかに声を弾ませて、心咲がどれほどすごいかを説く。自身への賛辞を聞く心咲の顔は居心地悪そうではあるものの、やはりうれしさが勝つのだろう。照れて赤くなった耳を隠すように鬢を撫でつけた。
さらに問いかけてみようと口を開いた矢先、睦月が夏目にぐいと近づいた。
「それで、あの。夏目九重先生ですよね? 俺、『向日葵が消えた夏』が好きで」
「え、ホント」
「読書とかふだんはすぐに飽きちゃってダメなんですけど、あの本は一気に読んじゃって。あれ、映画化とかしないのかなあ」
「わあ。嬉しいな、こうやって生の声で感想を言われることってそうないからさ──でも、映画化はどうだろう。そんなに売れた記憶もないしむずかしいとおもうよ」
「えーっ、なんでだろ。ベストセラーとかになった本よりよっぽど面白かったのに」
「本なんてそんなもんだよ。僕の作品は、大衆向けに書いたものと、自分が好きで書いたものとふたつに分けられるんだ。その作品は──後者だもの」
「じゃあ俺もちょっと、大衆と感性が異なってんだ……」
「うん、誇った方がいいよ。そういう人はその人次第でいずれ大物になれる」
と、夏目はほほえんだ。
ベストセラー作家からの助言に、睦月は嬉しそうに瞳を輝かせたが、実際には自分に向けて言ったことばでもあった。自分にはいったいなにができるのだろう──と、時折襲われる虚無感から己を守るための呪文として。
『ベストセラー作家・夏目九重』は自分ではない。
総一郎は作家人生も十数年を迎えていながら、いまだにそうおもっている。
茂樹が事情聴取を始めてから二十分が経過しようとしている。夏目九重は、壁掛け時計を見上げてちいさくため息をついた。
先ほど恭太郎と将臣が“トイレに行く”と出ていってから、重苦しい空気がわずかに緩和された。その証拠に、誰ひとり声を発することすら躊躇われた先ほどまでの静寂は消え、みながそれぞれ現状の不満や恐怖心についてこぼすようになっている。
とくに声が大きいのは睦実だった。
「なんだってこんなことに──いつもなら、風呂から出て晩酌している頃だ」
「そんなこと言ったってしょうがないじゃないじゃありませんか。お義母さんの葬儀だったんだから」
「葬式でなんで人が死ぬんだよ! ったく、冗談じゃないッ。おいだれだ犯人は。今のうちに自首した方が身のためだぞ!」
「やめろよ父さん。心咲は自分の母親亡くしたんだよ」
「あんなの母親と言えるか。昔からそうだ、たいしたことない男にばかり色目を向けてガキ作っちゃ棄てられて。挙句の果てに金、金、金。こうなったのも自業自得だろう。心咲だって、いつまでもあんなモンに振り回されて可哀想だった。せいせいしたくらいだろ」
「父さん!」
「うるさいッ。大体俺たちはアリバイがあるんだから、無実だろう。なんだってこんなところに監禁されなきゃならんのだッ」
と、睦実はそばにあった座布団を壁に投げつける。
荒れる相良家長男一家を横目に、部屋の隅でぽつんと体育座りをする心咲のもとへ神那が寄った。
「心咲ちゃん、お茶飲みません? わたし喉が渇いちゃったから入れようとおもって」
「…………あ」
「春とはいえ、嵐の夜はまだすこし冷えますね。温かいお茶にしましょう!」
にっこりわらって、神那は床の間の前に置かれていた茶道具一式を手に取る。使用人の原田があわてて立ち上がり「湯を沸かしてきます」と大広間から出ていった。台所はたしか通り土間の先、この部屋からおよそ対極の位置にある。
夏目は腰をあげた。
「原田さん、おひとりでの行動は避けた方がいい。僕もいっしょに行きますよ」
「はァ。申し訳ない」
「私も行く……」
と、心咲が腰をあげた。
するとこれまで父親の暴挙を睨んでいた睦月が「俺も」といってこちらに寄ってきた。どうやら父親をことばで宥めることは諦めたようである。
それなら、と夏目は手を打った。
「ついでに台所から戻りがてら何枚か毛布を持って来ましょうか。自分の部屋に戻れるのがどのくらい先かも分からないし、仮眠できる体制の方がいい」
「ありがとうございます夏目さん、わたしもご一緒しましょうか」
「いや、藤……神那さんはここでイッカちゃんのそばにいてあげてください。起きて知り合いがだれもいなくちゃ、心細いでしょうから」
「それもそうですね。わかりました、お願いします」
神那は桃の花が咲くように慎ましくわらう。
さりげなく取り入れた名前呼びも華麗にスルーされたが、夏目の心はその笑顔ひとつで沁み入った。人死にが発生した異常事態というにこの心は躍っている。
大広間から廊下に出る。
納戸を挟んだひとつ先の部屋では、従弟の茂樹が事情聴取と称して宝泉寺住職と話をしているはずである。さらにその向こうは例の殺人現場。茂樹の手によって襖は閉じられており、一見するとこの襖の先に凄惨な光景が広がっていることなど想像もできぬ。心咲の心情を案じて、一同は足早に廊下を通りすぎた。
なにか話題を提供せねばと、夏目は大げさに「そうだ」と声をあげた。
「そういえば睦月くんたち、僕たちが来るまで山の散策をしていたんだって?」
「あ……はい。原田さんに案内してもらっていました」
「シゲから聞いたんだけど、林業に興味があるんだってね。すごいなあ──いま高校生くらいだろ。いまの学校でも、そういうことを専門に勉強しているの?」
「いや──でも、心咲はそういうのが勉強できるところで大学探してるんだよな」
「…………うん」
心咲はこっくりうなずいた。
大広間での晩餐時から気づいていたが、心咲は睦月と話す際は明るいものの、ほかの人間が絡んでくると途端に口数が減るらしい。それは実母であった宏美に対しても、だ。よほど従兄弟である睦月のことは信頼しているのだろう。
本音を打ち明けられる相手がおなじく茂樹しかいない夏目にとって、彼女の気持ちは痛いほど分かる。
「そうかそうか。原田さんは、なにかそういうお仕事をしていたことが?」
「いやや、普通のサラリーマンでした。そのかたわら、NPO法人の自然環境保護団体に属しとりましてね。ボランティアですわ。学生時代に農学部じゃったもんですから」
「わあ、活動的ですねえ。身内にこういう知識がある人がいると心強いね。心咲ちゃん」
「…………うん」
控えめだが、彼女はうなずいた。
代弁するように睦月が眉をしかめて喋り出す。
「宏美さんは反対してたんです。大学行くお金だってないから、さっさと就職しろって。でも……いまは奨学金とかで行ける大学も増えているし、お金が理由で進学諦めるなんてもったいないって話をしてて。だって心咲の知識もすごいんです。樹木が病気にかかることがあるでしょ、そういうのも判断できるんですよ!」
「樹木医って職業があるよね。ああいう感じ?」
「そうそう」
睦月はすっかり心を開いたようだ。
わずかに声を弾ませて、心咲がどれほどすごいかを説く。自身への賛辞を聞く心咲の顔は居心地悪そうではあるものの、やはりうれしさが勝つのだろう。照れて赤くなった耳を隠すように鬢を撫でつけた。
さらに問いかけてみようと口を開いた矢先、睦月が夏目にぐいと近づいた。
「それで、あの。夏目九重先生ですよね? 俺、『向日葵が消えた夏』が好きで」
「え、ホント」
「読書とかふだんはすぐに飽きちゃってダメなんですけど、あの本は一気に読んじゃって。あれ、映画化とかしないのかなあ」
「わあ。嬉しいな、こうやって生の声で感想を言われることってそうないからさ──でも、映画化はどうだろう。そんなに売れた記憶もないしむずかしいとおもうよ」
「えーっ、なんでだろ。ベストセラーとかになった本よりよっぽど面白かったのに」
「本なんてそんなもんだよ。僕の作品は、大衆向けに書いたものと、自分が好きで書いたものとふたつに分けられるんだ。その作品は──後者だもの」
「じゃあ俺もちょっと、大衆と感性が異なってんだ……」
「うん、誇った方がいいよ。そういう人はその人次第でいずれ大物になれる」
と、夏目はほほえんだ。
ベストセラー作家からの助言に、睦月は嬉しそうに瞳を輝かせたが、実際には自分に向けて言ったことばでもあった。自分にはいったいなにができるのだろう──と、時折襲われる虚無感から己を守るための呪文として。
『ベストセラー作家・夏目九重』は自分ではない。
総一郎は作家人生も十数年を迎えていながら、いまだにそうおもっている。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
梵珠山に、神は眠らない ―八峰 遥の豪運―
事業開発室長
ミステリー
神の気まぐれか、何かの意思か――
八峰 遥が遭遇する不可思議な出来事と強運の連続。
彼女を呼ぶ声は一体? 現実とオカルトが交錯する、
全10話完結の短編ミステリー。
シリーズ第2弾【十二湖は、今日も蒼い ―八峰 遥の天運―】 公開中
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
秘書と社長の秘密
廣瀬純七
大衆娯楽
社内の調査のため、社長・高橋健一はこっそり秘書・木村由紀と不思議なアプリで入れ替わることに。
突然“社長役”を任された由紀と、自由に動ける立場を手に入れた高橋。
ふたりの秘密の入れ替わり作戦は、どの様な結末になるのか?
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる