31 / 140
新人魔導師、特訓する
4月5日、魔導反復訓練
しおりを挟む
翌日が平日であるのにも関わらず行われたどんちゃん騒ぎのせいで、この日、第5研究所はひっそりと静まり返っていた。二日酔いで医務室を訪れた葵が雅に放り出されている。
元気なのはまだ酒が飲めない天音と恭平、あとは飲まなかった夏希、雅くらいのものだろうか。普段は葵のストッパーとして抑えているはずの透でさえ、今は頭を抱えてテーブルに突っ伏している。
「あのなぁ、自分の限界くらい知っておけよ」
「なんか酒買おうとしたら年齢確認くらった人が言ってるッスね……」
「元気じゃねぇか、働けよオラァ!」
童顔なのを気にしていたのか、苛立った様子の夏希が葵の頭を鷲掴みにした。手の大きさが足りていないので、両手で掴んでいる。いでで、と言う割には余裕そうなので、大して力は入っていないのだろう。
「ああ、そうだ天音」
葵の頭を掴んだまま、夏希が何かを思い出したように言う。
「あ、はい、何でしょう」
多少驚きはすれど、普通に返せてしまうあたり、この研究所に慣れてきたように感じる。いや、慣れてはいけない光景なのだが。
「今日からお前には魔導訓練を受けてもらう」
「はい!」
「てなわけで、本日のメニューがこちら」
魔導文字を書くためか、葵の頭はようやく解放された。
白の魔力が光り、天音の手元に一枚の紙が現れる。
「……え、ええと」
紙を見るなり、天音は言葉を失った。
内容はこうである。午前中はひたすら術の反復練習(教官:恭平)、午後は座学(教官:双子)と体力育成(教官:夏希)。
「体力育成、ですか?」
「だってお前体力なさそうだし」
「う……そ、それは確かにそうですけど……」
「ウチじゃあ人数的に100パー発掘調査にあたるからな。体力つけとけ」
初日に見せた大ジャンプから考えると、夏希の身体能力が高いことはわかる。まさかあのレベルまで求められているのだろうか。だとしたら今から泣きそうだ。
「ま、とりあえずトレーニングルーム行ってこい。恭平が鍛えてくれんぜ」
「はい。行ってきます!」
夏希が素のままの口調で接してくれるからか、天音の固い口調も少しずつ柔らかくなってきた。まるで実家を出るような声で元気な挨拶をして、書斎へと向かう。
「おはよーございます」
書斎にはヘッドフォンを付けた恭平が立っていた。天音を待っていたようだ。
「おはようございます! お待たせしてすみません」
「ああいや、オレもさっき夏希に聞いたトコなんで。じゃ、行きますか」
昨日「ここに残る」と宣言したばかりの天音は、まだ1人で地下へ入ることができない。恭平はそれをわかっていて、書斎に残っていてくれたのだろう。
「気まずいとは思うんですけど、まあ、気にしないでもらえたらいいかなって」
「あ、いえ……その、私が悪いんですし」
昨日の恭平の「アンタ苦手」発言。確かに傷ついたし、今も気まずい気持ちはあるけれど、あれは天音が全面的に悪いので、恭平は悪くないのだ。
「オレ、気を遣うとかできないタイプで。そのせいで第1にいたときも偉い人に嫌われてましたね」
「そ、それは……」
「こんな子どもより魔導適性がないヤツがうるせーって言ったりとか、上司のヅラ剝ぎ取ったりとかはしましたけど、あんなにキレるコトないんじゃないかなって」
それはキレてもいいやつ。
天音は喉元まで出かけていたツッコミを無理矢理飲み込んだ。可哀そうが過ぎる。初めて第1研究所の人間が哀れだと思った。こんな残酷なことがあっていいのだろうか。
地下への階段を下りながら、恭平はかつての話をしてくれる。彼にとっては気まずい時間を無くすための雑談のつもりなのだろうが、天音からすればツッコミをひたすら飲み込む時間だった。
「上司に茂って名前の人がいたんですけど、ハゲてたんですよね。これが名前負けってやつですかね?」
「んぐっ……」
「オレより先に入ってた研究員がいたんですけど、なんかオレを見て『絶望した』とか言って、休職してました」
「い、いろいろあったんですね……」
秘儀・当たり障りのない一言。
この国のコミュニケーションにおける最大の武器である。
「ま、そんなこんなで浮いてるときにこの研究所の話を聞いて。夏希がオレに声かけてくれたのもあって、今に至ります」
気が付けば、階段を降りきっていた。
地下1階、トレーニングルーム。その一室を恭平は使うらしい。
「こっちでーす」
「はい」
入ったのは何もない部屋だった。対魔導素材でできているという部屋だろうか。部屋の四隅に水晶が埋め込まれている。
「ここで午前中はひたすら魔導訓練です」
「ええと、具体的には何をするんですか?」
「魔力尽きるくらいまで反復練習。ちなみに得意な術ってなんです?」
「あ、物を呼び寄せる術ですかね……」
正直、実技はそこまで得意じゃない。それでも比較的得意な術を言えば、恭平は頷いた後、恐ろしいことを口にした。
「じゃ、それまずは100回で」
「ひゃ、え、100回ですか?」
その前に魔力が枯渇する!
そう思って問うが、恭平は頷くだけだ。
「ま、とりあえずやってみてください」
「はい……」
メモ用紙に魔導文字を書いていく。何を呼び寄せるか悩んで、自室にあるノートにしようと決めた。あまり重いものは難しいし魔力の消費も激しい。
書き終わると、紙に魔力を流し込んだ。
が、しかし。
「発動、しない……?」
「あーやっぱり」
一連の流れを見ていた恭平が気だるげに言った。やっぱり、とはどういうことだろうか。
「これ、今日の天音サンの適性値なんですけど、生成値が戻ってきてるとは言え、まだ55なんですよ」
「そうなんですね……」
「でも、天音サンは前の数値のままの気持ちで魔力を流してるから、発動分の魔力が足りてないんです」
「だから、何も起こらなかったんですね!」
「そーゆーコトですね。オレ、そんなに下がったコトないんでわかんないんですけど、とりあえず、今の数値に合わせて発動できるようになりましょう。あと99回以内に成功してくださいね」
天才節(双子命名)が出てきたが、今の天音には気にしている余裕などない。
あと99回。それまでに成功させてやる!
気合に燃える天音を、恭平は以前より柔らかな表情で見ていた。
(今のこの人なら、オレ、好きかも)
ひとまず、天音のメモ帳は99枚も紙がなさそうなので、適当な裏紙を用意してやろう。呼び寄せの術に失敗し続けている天音の横で、こっそりと自身の研究室のいらない紙を呼び寄せるのだった。
元気なのはまだ酒が飲めない天音と恭平、あとは飲まなかった夏希、雅くらいのものだろうか。普段は葵のストッパーとして抑えているはずの透でさえ、今は頭を抱えてテーブルに突っ伏している。
「あのなぁ、自分の限界くらい知っておけよ」
「なんか酒買おうとしたら年齢確認くらった人が言ってるッスね……」
「元気じゃねぇか、働けよオラァ!」
童顔なのを気にしていたのか、苛立った様子の夏希が葵の頭を鷲掴みにした。手の大きさが足りていないので、両手で掴んでいる。いでで、と言う割には余裕そうなので、大して力は入っていないのだろう。
「ああ、そうだ天音」
葵の頭を掴んだまま、夏希が何かを思い出したように言う。
「あ、はい、何でしょう」
多少驚きはすれど、普通に返せてしまうあたり、この研究所に慣れてきたように感じる。いや、慣れてはいけない光景なのだが。
「今日からお前には魔導訓練を受けてもらう」
「はい!」
「てなわけで、本日のメニューがこちら」
魔導文字を書くためか、葵の頭はようやく解放された。
白の魔力が光り、天音の手元に一枚の紙が現れる。
「……え、ええと」
紙を見るなり、天音は言葉を失った。
内容はこうである。午前中はひたすら術の反復練習(教官:恭平)、午後は座学(教官:双子)と体力育成(教官:夏希)。
「体力育成、ですか?」
「だってお前体力なさそうだし」
「う……そ、それは確かにそうですけど……」
「ウチじゃあ人数的に100パー発掘調査にあたるからな。体力つけとけ」
初日に見せた大ジャンプから考えると、夏希の身体能力が高いことはわかる。まさかあのレベルまで求められているのだろうか。だとしたら今から泣きそうだ。
「ま、とりあえずトレーニングルーム行ってこい。恭平が鍛えてくれんぜ」
「はい。行ってきます!」
夏希が素のままの口調で接してくれるからか、天音の固い口調も少しずつ柔らかくなってきた。まるで実家を出るような声で元気な挨拶をして、書斎へと向かう。
「おはよーございます」
書斎にはヘッドフォンを付けた恭平が立っていた。天音を待っていたようだ。
「おはようございます! お待たせしてすみません」
「ああいや、オレもさっき夏希に聞いたトコなんで。じゃ、行きますか」
昨日「ここに残る」と宣言したばかりの天音は、まだ1人で地下へ入ることができない。恭平はそれをわかっていて、書斎に残っていてくれたのだろう。
「気まずいとは思うんですけど、まあ、気にしないでもらえたらいいかなって」
「あ、いえ……その、私が悪いんですし」
昨日の恭平の「アンタ苦手」発言。確かに傷ついたし、今も気まずい気持ちはあるけれど、あれは天音が全面的に悪いので、恭平は悪くないのだ。
「オレ、気を遣うとかできないタイプで。そのせいで第1にいたときも偉い人に嫌われてましたね」
「そ、それは……」
「こんな子どもより魔導適性がないヤツがうるせーって言ったりとか、上司のヅラ剝ぎ取ったりとかはしましたけど、あんなにキレるコトないんじゃないかなって」
それはキレてもいいやつ。
天音は喉元まで出かけていたツッコミを無理矢理飲み込んだ。可哀そうが過ぎる。初めて第1研究所の人間が哀れだと思った。こんな残酷なことがあっていいのだろうか。
地下への階段を下りながら、恭平はかつての話をしてくれる。彼にとっては気まずい時間を無くすための雑談のつもりなのだろうが、天音からすればツッコミをひたすら飲み込む時間だった。
「上司に茂って名前の人がいたんですけど、ハゲてたんですよね。これが名前負けってやつですかね?」
「んぐっ……」
「オレより先に入ってた研究員がいたんですけど、なんかオレを見て『絶望した』とか言って、休職してました」
「い、いろいろあったんですね……」
秘儀・当たり障りのない一言。
この国のコミュニケーションにおける最大の武器である。
「ま、そんなこんなで浮いてるときにこの研究所の話を聞いて。夏希がオレに声かけてくれたのもあって、今に至ります」
気が付けば、階段を降りきっていた。
地下1階、トレーニングルーム。その一室を恭平は使うらしい。
「こっちでーす」
「はい」
入ったのは何もない部屋だった。対魔導素材でできているという部屋だろうか。部屋の四隅に水晶が埋め込まれている。
「ここで午前中はひたすら魔導訓練です」
「ええと、具体的には何をするんですか?」
「魔力尽きるくらいまで反復練習。ちなみに得意な術ってなんです?」
「あ、物を呼び寄せる術ですかね……」
正直、実技はそこまで得意じゃない。それでも比較的得意な術を言えば、恭平は頷いた後、恐ろしいことを口にした。
「じゃ、それまずは100回で」
「ひゃ、え、100回ですか?」
その前に魔力が枯渇する!
そう思って問うが、恭平は頷くだけだ。
「ま、とりあえずやってみてください」
「はい……」
メモ用紙に魔導文字を書いていく。何を呼び寄せるか悩んで、自室にあるノートにしようと決めた。あまり重いものは難しいし魔力の消費も激しい。
書き終わると、紙に魔力を流し込んだ。
が、しかし。
「発動、しない……?」
「あーやっぱり」
一連の流れを見ていた恭平が気だるげに言った。やっぱり、とはどういうことだろうか。
「これ、今日の天音サンの適性値なんですけど、生成値が戻ってきてるとは言え、まだ55なんですよ」
「そうなんですね……」
「でも、天音サンは前の数値のままの気持ちで魔力を流してるから、発動分の魔力が足りてないんです」
「だから、何も起こらなかったんですね!」
「そーゆーコトですね。オレ、そんなに下がったコトないんでわかんないんですけど、とりあえず、今の数値に合わせて発動できるようになりましょう。あと99回以内に成功してくださいね」
天才節(双子命名)が出てきたが、今の天音には気にしている余裕などない。
あと99回。それまでに成功させてやる!
気合に燃える天音を、恭平は以前より柔らかな表情で見ていた。
(今のこの人なら、オレ、好きかも)
ひとまず、天音のメモ帳は99枚も紙がなさそうなので、適当な裏紙を用意してやろう。呼び寄せの術に失敗し続けている天音の横で、こっそりと自身の研究室のいらない紙を呼び寄せるのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
没落港の整備士男爵 ~「構造解析」スキルで古代設備を修理(レストア)したら、大陸一の物流拠点になり、王家も公爵家も頭が上がらなくなった件~
namisan
ファンタジー
大陸の南西端に位置するベルナ子爵領。
かつては貿易で栄えたこの港町も、今は見る影もない。
海底には土砂が堆積して大型船は入港できず、倉庫街は老朽化し、特産品もない。借金まみれの父と、諦めきった家臣たち。そこにあるのは、緩やかな「死」だけだった。
そんな没落寸前の領地の嫡男、アレン(16歳)に転生した主人公には、前世の記憶があった。
それは、日本で港湾管理者兼エンジニアとして働き、現場で散った「整備士」としての知識。
そして、彼にはもう一つ、この世界で目覚めた特異な能力があった。
対象の構造や欠陥、魔力の流れが設計図のように視えるスキル――【構造解析】。
「壊れているなら、直せばいい。詰まっているなら、通せばいい」
アレンは錆びついた古代の「浚渫(しゅんせつ)ゴーレム」を修理して港を深く掘り直し、魔導冷却庫を「熱交換の最適化」で復活させて、腐るだけだった魚を「最高級の輸出品」へと変えていく。
ドケチな家令ガルシアと予算を巡って戦い、荒くれ者の港湾長ゲンと共に泥にまみれ、没落商会の女主人メリッサと手を組んで販路を開拓する。
やがてその港には、陸・海・空の物流革命が巻き起こる。
揺れない「サスペンション馬車」が貴族の移動を変え、「鮮度抜群の魚介グルメ」が王族の胃袋を掴み、気性の荒いワイバーンを手懐けた「空輸便」が世界を結ぶ。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。
小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。
「マリアが熱を出したらしい」
駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。
「また裏切られた……」
いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。
「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」
離婚する気持ちが固まっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる