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117 神通力1
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「善と悪、ねぇ…メリットとデメリットは?」
『特性の違い、でしょうか。まず、どちらを選んでも魂の性質が変化します。具体的に言えば、恐らくですが性質の適応と変化に対してそのどちらかに制限が掛かるといったところでしょうか。
次に、善と悪のメリットとデメリットをお話します。まずは私から…
善の神通力を獲得することのメリットは、現状の適合者様に最適な物となっておりまして、主な性質は適合者様の場合、学習と共鳴となるでしょう。
自身の成長と適性を広げ、それらを他者に一時的にバフのような形で貸し出す…
守護と補助が成長しやすいですね』
『悪になったら、お前自身の性質を強化できる。特に、戦闘面はかなり強化されるぜ。ただし、お前の持つ結界や治癒みたいな補助的なものは弱体化しちまう』
「なるほど、守護か破壊か…その両方は無理なのか?適合者ってのは善にも悪にもなれるんだろ?」
『確かに、善にも悪にもなれる。だが、
"善にも悪にもなれる"と、
"善悪を融合する"
ってのは話が違う。前者の場合、どちらかを引き出せばそのどちらかは魂の底へと眠りにつく』
「うーん、なるほど。混ぜることが出来ないのか…それは絶対に変わることはないのか?」
『リスクを選ぶか堅実を選ぶか、ですね。
私たちから言えることは、一歩間違えたら魂ごと消滅してしまうということ。
そして、魂の消滅それ即ち、蘇生が不可能ということです。
異邦人である貴方の目標は、地球へ帰還すること。
魂が消滅してしまうと、これは不可能になります…が、善と悪の神通力を獲得出来る確率も低いながら存在しております。通常は不可能ですが…』
『根拠1、お前の魂の性質。千変万化と適応によって、善の面と悪の面をそれぞれ分けて取得すれば、可能性はあり、適応によってその2つの衝突を中和する事ができる…可能性がある。
これは、神通力を通して俺とこの女両方が直接出向いて話をできるってことが証明している』
「うん?普通は話せないのか?」
『神託みたいなもんしか出来ねぇな。基本的には、神通力は成熟した魂が道を選ぶことによって善と悪を選ぶ。だからこそ、勝手に善も悪も増えるんだが…たまーに少し悪の性質がある場合は語りかけることもできる』
『それは私にも同様に言えることです。
そのため、善と悪、その両方に完全に適合している貴方様の前に、こうして2人とも現れることが出来たということです。
根拠2、貴方の肉体に宿るコアの存在。
現在、適合者様には三丹田が存在しております。それらの内2つに神通力を宿し込み、それぞれ善と悪で分ける。こうすれば、可能性はあります。ただし、融合して使うと何らかの影響を与えることは覚えておいてください』
『根拠3、お前がこの世界のルールから外れた存在であること。理の番人の権能は詳しくは話せねぇが、一つだけ許可されている権能がある。
それは、
【この世に存在する者は番人には勝てない】
という規律を生み出す権能だ。これは、異邦人も同様で、番人は相手と対峙した時に、必ず相手を上回る力を獲得する。しかも、それは戦闘を終えたとしても番人の権能として記録されるため、理の番人が生み出されてからもう幾年経ったかは分からねぇが、数え切れない程の権能を持っていること。
だがしかし、お前はこの世界に存在しない物で理の番人へと勝利した。
これにより、お前はルールブレイカー…要は、この世に存在する規律を全て無視する権限を持っている。
これにより、お前の確執たる意志があれば、その扉を開くことは実質可能…ではあるが、お前に迷いが生じた瞬間、それらは逆にお前の敵ともなり得る』
『根拠4、適合者様には、命の重さがないこと。正確に言えば、考え方のようなものですね。適合者様が大切になされている方々を守るためには、自分の命など塵芥と同じものというその考えですが…
今回の場合、命を捨てる覚悟が必要な事例ですので、これが最適です』
『最後に根拠5、この話を聞いてる内に既に善と悪の神通力を魂に適合している馬鹿が存在していること』
「…ん?話は終わったか?じゃ、手伝え。善と悪の神通力だかなんだか知らねぇが、要は既存に嵌らない神通力を新しく作り出せばいいって話だろ。
それなら簡単だ。善と悪を混ぜ合わせて、無に変換する。
無から有を創り出すことは不可能であるが、それ故にその存在は確立している。
そして、無に性質を与えた瞬間、有という存在もまた然り、確立する。
改めて、名前を聞こう。バカに付き合うバカ共の名は?」
『ハッ、現世に戻れたら真名の契約をしてやるよ』
『面白い選択ですね。成功すれば契約を』
『特性の違い、でしょうか。まず、どちらを選んでも魂の性質が変化します。具体的に言えば、恐らくですが性質の適応と変化に対してそのどちらかに制限が掛かるといったところでしょうか。
次に、善と悪のメリットとデメリットをお話します。まずは私から…
善の神通力を獲得することのメリットは、現状の適合者様に最適な物となっておりまして、主な性質は適合者様の場合、学習と共鳴となるでしょう。
自身の成長と適性を広げ、それらを他者に一時的にバフのような形で貸し出す…
守護と補助が成長しやすいですね』
『悪になったら、お前自身の性質を強化できる。特に、戦闘面はかなり強化されるぜ。ただし、お前の持つ結界や治癒みたいな補助的なものは弱体化しちまう』
「なるほど、守護か破壊か…その両方は無理なのか?適合者ってのは善にも悪にもなれるんだろ?」
『確かに、善にも悪にもなれる。だが、
"善にも悪にもなれる"と、
"善悪を融合する"
ってのは話が違う。前者の場合、どちらかを引き出せばそのどちらかは魂の底へと眠りにつく』
「うーん、なるほど。混ぜることが出来ないのか…それは絶対に変わることはないのか?」
『リスクを選ぶか堅実を選ぶか、ですね。
私たちから言えることは、一歩間違えたら魂ごと消滅してしまうということ。
そして、魂の消滅それ即ち、蘇生が不可能ということです。
異邦人である貴方の目標は、地球へ帰還すること。
魂が消滅してしまうと、これは不可能になります…が、善と悪の神通力を獲得出来る確率も低いながら存在しております。通常は不可能ですが…』
『根拠1、お前の魂の性質。千変万化と適応によって、善の面と悪の面をそれぞれ分けて取得すれば、可能性はあり、適応によってその2つの衝突を中和する事ができる…可能性がある。
これは、神通力を通して俺とこの女両方が直接出向いて話をできるってことが証明している』
「うん?普通は話せないのか?」
『神託みたいなもんしか出来ねぇな。基本的には、神通力は成熟した魂が道を選ぶことによって善と悪を選ぶ。だからこそ、勝手に善も悪も増えるんだが…たまーに少し悪の性質がある場合は語りかけることもできる』
『それは私にも同様に言えることです。
そのため、善と悪、その両方に完全に適合している貴方様の前に、こうして2人とも現れることが出来たということです。
根拠2、貴方の肉体に宿るコアの存在。
現在、適合者様には三丹田が存在しております。それらの内2つに神通力を宿し込み、それぞれ善と悪で分ける。こうすれば、可能性はあります。ただし、融合して使うと何らかの影響を与えることは覚えておいてください』
『根拠3、お前がこの世界のルールから外れた存在であること。理の番人の権能は詳しくは話せねぇが、一つだけ許可されている権能がある。
それは、
【この世に存在する者は番人には勝てない】
という規律を生み出す権能だ。これは、異邦人も同様で、番人は相手と対峙した時に、必ず相手を上回る力を獲得する。しかも、それは戦闘を終えたとしても番人の権能として記録されるため、理の番人が生み出されてからもう幾年経ったかは分からねぇが、数え切れない程の権能を持っていること。
だがしかし、お前はこの世界に存在しない物で理の番人へと勝利した。
これにより、お前はルールブレイカー…要は、この世に存在する規律を全て無視する権限を持っている。
これにより、お前の確執たる意志があれば、その扉を開くことは実質可能…ではあるが、お前に迷いが生じた瞬間、それらは逆にお前の敵ともなり得る』
『根拠4、適合者様には、命の重さがないこと。正確に言えば、考え方のようなものですね。適合者様が大切になされている方々を守るためには、自分の命など塵芥と同じものというその考えですが…
今回の場合、命を捨てる覚悟が必要な事例ですので、これが最適です』
『最後に根拠5、この話を聞いてる内に既に善と悪の神通力を魂に適合している馬鹿が存在していること』
「…ん?話は終わったか?じゃ、手伝え。善と悪の神通力だかなんだか知らねぇが、要は既存に嵌らない神通力を新しく作り出せばいいって話だろ。
それなら簡単だ。善と悪を混ぜ合わせて、無に変換する。
無から有を創り出すことは不可能であるが、それ故にその存在は確立している。
そして、無に性質を与えた瞬間、有という存在もまた然り、確立する。
改めて、名前を聞こう。バカに付き合うバカ共の名は?」
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