感度が良すぎて婚約破棄されただけなのに...

Hanyu

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15.快楽と首輪

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「んん…。」
目が覚めた私は昨日何が起きたか考えた。
百合園は結局私に興奮してくれなかったことに深く傷ついた。
でも簡単に私に惚れられたら、それは私の体に惚れたことになる。
それでは今までと同じだ。
だからこれでいい、私自身に惚れられてこそ本当の恋だ。
悲しむのは昨日まで。
絶対に百合園に振り向てもらうんだから!!

私はクローゼットに入ってまたオシャレをした。
今日の下着は真っ黒でアソコがほぼ見えそうな上下セットの下着。
服はまた清楚な感じにしたかったので、
薄い黄色ブラウスに青い膝丈のスカートにした。
ストッキングはうすーい肌色。
メイクはナチュラルメイク。
今日の私も完璧!!

「さて紅茶でも淹れようかな。」

昨日まで毎日ハードなえっちばっかりでとても疲れた。
紅茶でも飲んでのんびり過ごしたかった。
何も考えずにこの高い階層のマンションの景色を堪能したかった。

ガチャ

私はリビングに移動しキッチンへ向かった。
オシャレなガラスのケトルでお湯を沸かし、
紅茶の葉をガラスのポッドに入れた。
しばらくしてお湯が沸き、ポッドに優しくゆっくり注ぐ。
とてもいい紅茶なのか、淹れただけで香りがとても良い。

「癒される…。」

ガチャ

「おはようございます。
今日はとてもお早いんですね。」

「おは、よう。ま、まぁね。」

「紅茶ですか。いい香りだ。
もしよかったら私にも淹れていただけますか?」

「少し多めに淹れたから…。どうぞ。」

「ありがとうございます。
ん~なんていい香りだ。優梨さんは紅茶入れるのがとてもお上手だ。」

「ふふっ、ありがとう。」

「あ、笑った。ここに来てから全然笑ってくれなかったから心配していました。
まぁ無理もないですがね。」

「っ///」

「笑うと尚、麗しいですね。」

「そ、ういう、百合園も笑顔は素敵だと思うよ。」

「ぼ、く?ありがとう、とても嬉しい。」

そういう百合園顔は少し赤面していた。

「そうだ、今日は優梨さんにプレゼントがあります。どうぞ。」

「え、なんだろう。服とかなら全然足りているのに。」

そう言いながら百合園からプレゼントの箱を受け取った。
とてもかわいいラッピングのリボンが結ばれていて解くのが勿体ない。

スルッ

「!?」

「どうですか?気に入りましたか?」

そこには真っ赤なリボンが入っていて、
その先端には少しだけ大きな鈴が付いていた。

「ど、どうって…。これは…?」

スッ

百合園はその鈴を手に取り、
私の首に巻いてリボン縛りをした。

「ちょ、ちょっと!」

リンリンッ

「ふふっ、かわいい!動くと鈴が鳴る。
とてもエロい。優梨さんに似合うと思って作らせました。
気に入りましたか?」

「こ、こんなの嫌!」

「そう?でもココとかは大喜びじゃない?」

百合園は紅茶をテーブルに置いてソファに座る私の股の間、
アソコの割れ目に指を這わせた。

ビクッガチャガチャッ
リンッ

私は急なことで驚き紅茶を持つ手が震え、
更に体が跳ねたことによって鈴が鳴ってしまった。

「ちょ、やだ。」

百合園は私が持っている紅茶を取り上げ、
静かにテーブルに置いた。

「危ないですよ。
こんなに熱い飲み物が体にかかってしまったら火傷します。」

「だって、百合園が変なところ触るからでしょ!」

「変なところ?むしろ触ってほしいように見えましたが…?」

そう言って彼は私を抱き上げて自分の膝に跨らせた。

リンッ
その衝撃で鈴が鳴る。

「ちょ、やだ、こんな格好…。」

「こんな格好させられているのに、
その鈴の音、エロさを引き立てますね。」

そして彼は私の両手をラッピングに使われていた方のリボンで縛った。

「や、やだってば…///」

「そんなはずない。ここがこんなに熱いのに?
僕の体に触れているこのマンコが、こんなにこんなに熱を持っているのに?」

リンリンッ

彼が膝を開いたせいで私も強制的に足が開いてしまった。
その揺れで鈴は鳴り響く。
そして私の割れ目に再度指を這わせた。

グチュッ

「ふふ、もうこんなに濡らしたの?
それにこの下着、割れ目に食い込んでいるよ。
ほぼ紐じゃん。僕にそんなにこの姿みせたかったんだね。」

「い、いや、はぁ、さ、わらないで…///」

「ほら、自分でそのかわいいスカート捲ってみてよ。
前側で縛ったんだから、自分で捲れるでしょ?」

フルフル
リンッリンッ

私は首を横に振った。
彼は無言で私に無理矢理スカートの裾を握らせた。

「や、やだって、んんぅ」

いきなり唇を塞がれた。

チュ...チュウッ

「ほら、早く。見せて、そのスカート自分で捲ってさ?」

「…///」

私は彼の美しい顔に負けてしまった。
彼の低すぎない耳障りの良い声、
それに少し赤くなってしまった顔。
美しすぎた。
もっと見てほしい、もっと赤面してほしい、そう思ってしまった。

スッ

私はゆっくりゆっくり、
縛られた手首を上にあげた。

「ふふっ、いやらしい女性だね。
そのまま裾を口で噛みなさい。」

私は言われた通り、そのまま口でスカートの裾を噛んだ。
私の下半身はもうほぼ丸見えだ。

ビリビリッ
リンッ

彼は私の割れ目付近のストッキングを軽々破り、
私の割れ目は丸見えになってしまった。

「んんんぅ」

フルフルフル
リンリンリンリンッ

私は必死で首を横に振った。
その度に鈴の音が響く。

「はぁ、なんてエロいんだ。かわいい、麗しい。」

そう言いながら彼は私の割れ目に人差し指を這わす。

グチュッ

一度だけ人差し指を這わせただけなのに、
私のアソコからは卑猥な音が鳴った。


「んん!!んんぅ///」

「僕に縛りあげられ、鈴をつけられたのがそんなに良いんだね。
黒い下着のせいで、優梨さんの白と透明の愛液が絡みついてよく目立っているよ。」

「!?///」

グチュグチュ

彼は割れ目に更にゆっくりと指を這わせると、
自分の指に着いた私の愛液を見せてきた。

「ほら。もうこんなにぐっちょり濡れているよ。」

彼の人差し指はぐっちょりと濡れ、
更に掌の方にまで垂れそうになっている。

「ん、ふぅっ///」

私は理性が飛びそうになってしまった。
目の前には私の恋している好きな人、
その好きな人はきっと私の体に興奮している。
なぜなら彼の顔は今までとは比べられないくらい赤面していて、
息遣いが荒くなっているから。
こんな百合園は見たことがない。
少し意地悪をしてみた。
私は縛られている両手で、
私の愛液が垂れている彼の手を掴み、
そのまま彼の口の中へ運んだ。

クチュッペロペロ

彼はなんなく私の愛液を舐め上げた。

「っ…///」

「美味しい、甘くて美味しいですよ…。」

彼の指先を舐め上げる舌先がとてもエロかった。
その瞬間私の理性は飛んだ。
舐め上げた指先には彼の唾液がついていた。
スカートの裾を噛むのをやめて、
彼の指を私の口に運び、
今度は私が彼の唾液を舐め上げた。

ペロペロッ
レロッ
リンリンリンッ

私の顔が動く度に鈴が鳴る。
彼の顔を見つめたら今までで一番赤面して、
半分口が開いていて、そこから出てくる荒々しい熱い呼吸。
私は自分の手首のリボンを噛み、解いた。
そして彼の肩に両手を置き、自分からキスをした。

チュ、チュッ
チュウッ

彼は私の背中に腕を回し、
私を更に引き寄せた。
舌先を絡ませどんどん激しくなっていくキス。

チュ、レロレロ
ペロペロ
グチュクチュレロレロ
リンリンリンッ

顔を少し離した時には、
お互いの唾液が交じり合い、
私の舌先から彼の舌先へ唾液がダラーンと繋がっていて垂れ下がる。
それがまた私たちを興奮させる。

ポタポタポタ

「え、嘘…///」

私の激熱になったマンコからは愛液が溢れ出しポタポタと床に垂れていた。

「ふふっ、そんなに垂れ流してどうしてほしいわけ?
僕を誘惑するなんて、どうなるか分かっているの?」

彼は私の答えも聞かずに服を脱ぎ始め、
私の服も全部脱がし、お互い裸になった。
私は驚いて言葉が出なかった。
百合園の体を初めて見た。
そしてアソコも。
とても大きかった。
今まで見たことがないくらい。
そして私を欲してビンビンに赤く反り勃っていた。
彼は無言で私を抱き上げて、
リビングの大きな窓際に立たせた。

「ちょ、やだ!!!こんなところで!!!」

「良いの?じゃあ、やめても。」

彼は本気だった。
私が嫌って言ったらやめてしまうだろう。

「わ、わかんない!!」

「それはOKってことだね」

彼はそういうと私の両手を窓につかせ腰を持ち上げた。
その瞬間一気に私のナカへ挿れこんだ。

パンッ
リンリンリンッ

「んん!!!い、た、い///」

「我慢して。その痛がる顔すらも僕を誘惑する顔にしか見えない。」

パンパンパンパンッ
リンリンリンッ
グチュグチュクチュッ

卑猥な音達が私の脳内にまで響き渡る。

「その鈴、ほんと、エロい。もっと突いてって聞こえる。」

パンパンパンパンッ
リンリンリンッ
グチュグチュクチュッ
パンパンパンパンッ

「は、ぁ、いやぁ、ん!!あん!!」

あまりの激しさに私のおっぱいは窓に押しつぶされる。
その冷えた窓が私の乳首を刺激しているように感じる。
なんか変だ。
私も彼も。
どうしてこんなにお互いを欲してしまうの…?

彼の大きいおちんちんは止まらない。

グチュグチュクチュッ
パンパンパンパンッ
グチュグチュクチュッ
パンパンパンパンッ
リンリンリンッ

「はぁ、いやぁ、だめ、だめぇ!!」

「はぁ、はぁ、きもちい、いよ、優梨さんっ」

「んんぅ、あ、んっ、や、あん///」

「はぁ、はぁ、はぁ…、だめだ、出そう…。はぁ」

「だ、だめ!!抜いて!生はだめ、ぇ」

「ゆう、りさんに、拒否権なんて、ないんだよ、はぁ、
優梨さんが、淹れた紅茶のせい、なんだから…」

グチュグチュクチュッ
パンパンパンパンッ
グチュグチュクチュッ
パンパンパンッ

「ひゃ、あん、だ、めぇ、だめ、あん!!はぁ、はぁ///」

喘ぎすぎて唾液が口元から垂れる。

ペロッ

それに気づいた彼は私の顔を後ろに引き、
唾液を舐めとった。

「!?///」

「優梨さん、出すよ、僕、もう無理。」

先程よりも激しく強く私のマンコを突き上げる。

パンパンパンパンパンパンッ
リンリンリンッ

それと同時に私の首の鈴も鳴り響き、
私の頭の中をおかしくしていく。

「ほ、ら、感じて、僕の真っ白な精子。ほらっ!!!!」

「あんあん!!はぁ、きゃん!!!!!」

ドピュドピュドピュッ
ドクドクドク
ヒクヒクヒクヒク

私たちは同時にイってしまった。
彼の精子の量は異常なほど多かった。
まだ彼のおちんちんは私の中に入っているものの、
私のお尻から太ももまで既に垂れてきている。
彼の精子と、私の愛液が混ざったものが。

「可愛かった、優梨さん。」

そういうと彼は自分のものを引き抜いた。
その瞬間床に私は潮を噴いてしまい、
彼の精子も一緒に出してしまった。

「そんなに良かったんだね。
研究で噂に聞いていただけあるよ。
優梨さんはキレイな潮を噴けるってね。」

未だに力が入らない私を彼は抱き上げて、
寝室に運びベッドに寝かせた。

「はぁ、はぁ、はぁ…///」

「まだ感じているんですね、僕のこと。」

「ち、ちが、う、なんか、体がいうこと聞かないの…。」

「だから、先ほども言ったとおり、紅茶のせいですよ。」

「え…?き、こえてなかった、紅茶?って私が淹れた?」

「そうです。あれは媚薬入りの茶葉です。」

「え!?」

「パッケージに書いてありますけど、読まれてないですか?」

「き、気づかなかった…。ていうか、百合園知っていたなら何故飲んだの?」

「研究しなきゃですからね。自分たちが作り上げた商品の。
この紅茶はセックスレスで悩んでいる夫婦に向けて作られたもの。
だから僕の精子、量が多かったでしょ?
どうやら成功したみていですね。」

「…。」

私はまた勘違いしてしまった。
彼は私を欲しがっているって。

「バカ…。」

「え?」

「バカ!って言ったの!!」

「な、なんで…」

彼は言いかけだったけど、
遮って言った。

「レポート、書かないといけないんでしょ?
行きなさいよ、早く。」

「あぁ、はい。でもお体は大丈夫ですか。」

「大丈夫だから、ほら行って!!」

「…。分かりました。お休みなさい。」

ガチャ

彼は寝室を出ていった。
その後私は無言で考えた。
どうしたらもっと彼と私は近づけるのかな。
この鈴のついたリボン。
こんなに興奮するなんて思ってもいなかった。
まるで首輪。
彼から逃げられないように結ばれた首輪。
そしていつも百合園に対して主導権を握れない。
いろいろ研究や開発してきた私ですら。
私はそっと首に着けられた鈴を外した。
主従関係が成り立ってしまったら、この恋は愛に発展はできないと思ったから。
明日はどうやって彼を誘惑しよう…。
茫然としながら熱い体を何とか鎮めそのまま眠りについた。
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