余命3ヶ月、、たけどあなたに出逢ってしまった

山本未来

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通じ合う気持ち

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田中君と花火は一緒に見に行けなかったものの

毎日のように田中君から

ラインが届くようになった


友達や知り合いが多い彼は

毎回飲み会や旅行などで

色々な場所に行くようで

飲み会や食事会などの様子や

料亭の豪華な料理の写真や

九州や北海道や名古屋などに

行った景色の写真など

毎回送ってくれるようになっていた


『田中君って仕事も忙しいのに

毎週凄い予定入っててビックリするわ~

料理も高級そうな物ばかりだし

羨ましいな~

私に毎回写真送ってくれるのは

どうしてなのかな?

自分の事知って欲しいのかな?!』

私は毎回田中君からのラインを

見ながらそんな事を考えていた


そんなある日

田中君からいつも通りラインが届いた

「来週、みんなで日帰り旅行に行かないか?」

私はそのラインを見つめて返信した

「バス旅行?」

「電車で旅行」

「うん!いいけどみんな来るの?」

「まだみんなに連絡してないけど

中川は来るよな?」

「楽しそうだから行く!

また決まったら詳しく教えてね!」


田中君は急に思い立ったのか

日帰り旅行のお知らせをくれた

「田中君って、いつも急に誘って来るから

ビックリするわ~

多分いつも予定を入れていたいタイプだから

来週予定が入ってなくて思いついたのかな?!

まあ、来週何も予定ないし

楽しそうだからいいけど」

そして田中君はみんなに速攻連絡したのか

暫くするとラインが届いた


「今の所、男子4人女子3人だからな!

場所はお楽しみと言う事で

俺が全て企画するから!」

「もう連絡してくれたんだ~

早いね~

分かった!どこに行くのか

楽しみにしておくね!」

「待ち合わせ場所とかは

また連絡するから絶対に来いよ!」

「分かった!」

私達はそう約束した

『どこに行くのか楽しみだな~

田中君って本当に活動的で

企画好きだな~

色々な面で凄いわ~』

私はそう思いながらも田中君に

来週会えるのがとても楽しみだった


一ヶ月前に飲み会で会ったのに

随分会っていないような気がしていたし

物凄く会いたかった

一ヶ月前の飲み会で初めて

手を繋いだ事を思い出した


『あの時、花火の約束もしていたし

いつの間にか手を繋いでいて

幸せでお互いにずっと手を離さないでいた

あの日位からお互いに心が

通じあっている感じがして、、

でも私達はお互いに結婚してるんだから

気持ちは伝えたら駄目だし

先には進めないし、進んだら駄目なんだ、、

でも田中君は凄く積極的

それを考えると少し不安、、

今でも気持ちが田中君に向いて

行っている、もしこれ以上の事があれば

私達どうなるか分からない、、』

私はふとそんな事を考えた


私からは絶対に気持ちは言わない、、

と言うか言えない、、

だけど田中君に想いぶつけられたら

私はきっと受け入れてしまう、、

そんな事になったら大変な事になるんだ、、

私は予感のような直感のような

そんな未来予想図を浮かべていた


手を繋いだ段階で私達はもうきっと

気持ちが通じあってしまったのだから、、









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