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第3章 猿人たち
第19話 女騎士ララと猿人
えっ?なんで!ソフィ・・じゃないよね!
その騎士はソフィそっくり!
よくみると、目の色と髪の毛がややブラウンがかっている。
僕は一瞬の間のあとに
「待って!敵じゃないから!」僕は叫んだ。
その言葉を聞いてか、その騎士はその場に尻餅をついてしまい、なかなか起き上がることができない。
座り込んだまま剣を構えて用心を解かなかった騎士も、話しは聞いてくれた。
「僕はエメル=ハル号の乗組員なんです。」
「エメル=ハル号といえば我が国の商船ではないか!それがなぜこのような内陸の砦にいる?」
「話せば長くなりますが、怪しい者ではありません。」かなり怪しい気もするが・・
やっと肩を貸して司令官室まできた。
エミィは、僕たちが部屋に入るといきなり、
「デニス!その女から離れよ!」
といい、女騎士を睨み付けた。
「ソフィに化けた魔物か!」
茶色の鋭い眼光でエミィを捉えると、力ない声で
「私はテオドルス騎士団ララ・ハロナ!」
「ふん!ついにテオドルス候は魔物を騎士に雇ったか?」
不機嫌なエミィとララの会話を聴きながら横でソフィは言葉もなく目を見開いてララを見ていた。
まるで鏡を見るよう・・
水とパンを受け取ると、一口水を飲んでから、
「連絡に来ていたのだ。そこに猿の夜襲があってこのざまだ。私が救援の要請に一番近いクホデ城に向かう寸前、猿が城内に乱入してきて出るに出られなくなってしまったのだ。」
「猿はもういないから、今から行くといい!」
やっぱりエミィは不機嫌だ。
「今さら行っても恥をさらしに行くようなものだ。」
「ところで貴様たちは何者だ?」
「暗黒帝国の姫とその守り人たち!」
暗黒帝国?何、それ!
「残念だか砦で生きているのは我らだけだ。1人が不安なら隅にでもおると良い。ただし、デニスに手を出したら叩き出す!」
そこにちょこちょこと豆芝が入って来て、キョロキョロを周りを見わしてパリザを見つけると膝の上に飛び乗った。
膝の上で目を閉じ、心話でエミィに話しかける。
「猿どもはここから3日ほど行ったところにコロニーを造っている。頂点に4頭ほど。この4頭がいろいろ教えている。」
3日ほど?大森林と往き来できる場所の近く・・
「じゃぁ、その4頭を倒せば解決ね!」
エミィ様、声に出ています。
「そう簡単ではないかも!」
パリザの膝にいた豆芝を抱き上げ、首輪をつかむと、
「もったいぶらないで言いなさい!」
「わ、わかったから離してくれ!」
豆芝のフェンリルはパリザの膝に戻してもらうと、
「姫様どうしたんだ!えらい不機嫌だな。」と前置きし、「コロニーの奥に誰か居るんじゃないかと。」
「ふ~ん。そいつが元凶ね!」
「フェンちゃん!早速行って潰しておいで!」
「やっちゃっていいの?じゃぁ、この首輪はずして!」
「そういう訳にはいかないわね!皆で行くことにしましょう。」
「ちっ!逃げるチャンスだったのに。」小さな声が皆に聞こえ失笑が聞こえてきた。
城にある荷馬車を引き出して来て、「馬は残ってないの?」
しょうがない
「フェンちゃん!馬車を引いて!」
へっ、
「俺が馬車を引くのか?神だぞ!俺は。」
「こないだまで神の使いだった。今はただの魔物。」
フェンリルの姿になり、首輪が手綱となり僕が握ることになった。
「フェンちゃん、1日で行けるわね。」
「頑張る!」フェンリルは真面目に馬車を引いて馬の3倍のスピードで跳んだ。
皆、着いた時馬車酔いでフラフラだった。
「舌を噛まなかった?」
「もどしたい人はもどしていいわよ。」
ムジアだけは平然と立っていた。
結局、その日は皆使い物にならなかった。
翌日、僕はフェンリルならぬ豆芝と偵察に出た。
大亀裂が狭くなり、岩が橋がわりになっているところに近づくと、豆芝が
「見張りがいる。」
岩陰に身を隠し、見てみると2頭が岩の両側に立っている。
「見張りの死角を向こうに飛び越えられる?」
「元の姿ならばな!」
では、
「首輪を解きます。」
僕はフェンリルの背に乗って大亀裂を渡った。
首輪を元に戻すと、フェンリルはブツブツ文句をいいながら豆芝になった。
そこから大森林の中を注意深く歩いていく。
豆芝を抱えながら木陰に座り込んだ。
「ここはまずい。あの倒木の下に入ろう。」豆芝の言葉に従った。
そのまま、じっとしている。
そばを何頭かの猿人が森の一方向を目指して通りすぎて行った。
夜になるとその方向に灯りが見えてきた。
豆芝を抱えたまま樹の陰に隠れながら近づいた。
100頭近い猿人を前に3頭の猿人が樹上から何やら叫んでいる。
1頭は剣をもう1頭は槍をそして中心にいる猿人は戦斧を振りかざして叫んでいた。
豆芝が、「後に誰かおるようだな!」
じっと見ていると3頭の背後に一瞬、何か動く影がみえた。
「ここまでにしておいた方がいい!」
豆芝の提案に引き揚げることにした。
「100頭か・・」話を聞いたエミィも言葉を失った。
フェンリルを解き放ったとしても勝てるかどうか?フェンリルは今、不死身ではない。
猿人は剣、槍に弓矢まであるようだ。フェンリルとて無傷では済むまい。
「どうしたものか?猿人の次の目標が分かれば対処しやすいのだが・・」
エミィも歯切れが悪い。
「僕とソフィさんとで、あの集会場所の背後に奇襲するのが一番かなと思います!」
「私も行こう!ムジアにララはパリザとここにいてくれ!」
その騎士はソフィそっくり!
よくみると、目の色と髪の毛がややブラウンがかっている。
僕は一瞬の間のあとに
「待って!敵じゃないから!」僕は叫んだ。
その言葉を聞いてか、その騎士はその場に尻餅をついてしまい、なかなか起き上がることができない。
座り込んだまま剣を構えて用心を解かなかった騎士も、話しは聞いてくれた。
「僕はエメル=ハル号の乗組員なんです。」
「エメル=ハル号といえば我が国の商船ではないか!それがなぜこのような内陸の砦にいる?」
「話せば長くなりますが、怪しい者ではありません。」かなり怪しい気もするが・・
やっと肩を貸して司令官室まできた。
エミィは、僕たちが部屋に入るといきなり、
「デニス!その女から離れよ!」
といい、女騎士を睨み付けた。
「ソフィに化けた魔物か!」
茶色の鋭い眼光でエミィを捉えると、力ない声で
「私はテオドルス騎士団ララ・ハロナ!」
「ふん!ついにテオドルス候は魔物を騎士に雇ったか?」
不機嫌なエミィとララの会話を聴きながら横でソフィは言葉もなく目を見開いてララを見ていた。
まるで鏡を見るよう・・
水とパンを受け取ると、一口水を飲んでから、
「連絡に来ていたのだ。そこに猿の夜襲があってこのざまだ。私が救援の要請に一番近いクホデ城に向かう寸前、猿が城内に乱入してきて出るに出られなくなってしまったのだ。」
「猿はもういないから、今から行くといい!」
やっぱりエミィは不機嫌だ。
「今さら行っても恥をさらしに行くようなものだ。」
「ところで貴様たちは何者だ?」
「暗黒帝国の姫とその守り人たち!」
暗黒帝国?何、それ!
「残念だか砦で生きているのは我らだけだ。1人が不安なら隅にでもおると良い。ただし、デニスに手を出したら叩き出す!」
そこにちょこちょこと豆芝が入って来て、キョロキョロを周りを見わしてパリザを見つけると膝の上に飛び乗った。
膝の上で目を閉じ、心話でエミィに話しかける。
「猿どもはここから3日ほど行ったところにコロニーを造っている。頂点に4頭ほど。この4頭がいろいろ教えている。」
3日ほど?大森林と往き来できる場所の近く・・
「じゃぁ、その4頭を倒せば解決ね!」
エミィ様、声に出ています。
「そう簡単ではないかも!」
パリザの膝にいた豆芝を抱き上げ、首輪をつかむと、
「もったいぶらないで言いなさい!」
「わ、わかったから離してくれ!」
豆芝のフェンリルはパリザの膝に戻してもらうと、
「姫様どうしたんだ!えらい不機嫌だな。」と前置きし、「コロニーの奥に誰か居るんじゃないかと。」
「ふ~ん。そいつが元凶ね!」
「フェンちゃん!早速行って潰しておいで!」
「やっちゃっていいの?じゃぁ、この首輪はずして!」
「そういう訳にはいかないわね!皆で行くことにしましょう。」
「ちっ!逃げるチャンスだったのに。」小さな声が皆に聞こえ失笑が聞こえてきた。
城にある荷馬車を引き出して来て、「馬は残ってないの?」
しょうがない
「フェンちゃん!馬車を引いて!」
へっ、
「俺が馬車を引くのか?神だぞ!俺は。」
「こないだまで神の使いだった。今はただの魔物。」
フェンリルの姿になり、首輪が手綱となり僕が握ることになった。
「フェンちゃん、1日で行けるわね。」
「頑張る!」フェンリルは真面目に馬車を引いて馬の3倍のスピードで跳んだ。
皆、着いた時馬車酔いでフラフラだった。
「舌を噛まなかった?」
「もどしたい人はもどしていいわよ。」
ムジアだけは平然と立っていた。
結局、その日は皆使い物にならなかった。
翌日、僕はフェンリルならぬ豆芝と偵察に出た。
大亀裂が狭くなり、岩が橋がわりになっているところに近づくと、豆芝が
「見張りがいる。」
岩陰に身を隠し、見てみると2頭が岩の両側に立っている。
「見張りの死角を向こうに飛び越えられる?」
「元の姿ならばな!」
では、
「首輪を解きます。」
僕はフェンリルの背に乗って大亀裂を渡った。
首輪を元に戻すと、フェンリルはブツブツ文句をいいながら豆芝になった。
そこから大森林の中を注意深く歩いていく。
豆芝を抱えながら木陰に座り込んだ。
「ここはまずい。あの倒木の下に入ろう。」豆芝の言葉に従った。
そのまま、じっとしている。
そばを何頭かの猿人が森の一方向を目指して通りすぎて行った。
夜になるとその方向に灯りが見えてきた。
豆芝を抱えたまま樹の陰に隠れながら近づいた。
100頭近い猿人を前に3頭の猿人が樹上から何やら叫んでいる。
1頭は剣をもう1頭は槍をそして中心にいる猿人は戦斧を振りかざして叫んでいた。
豆芝が、「後に誰かおるようだな!」
じっと見ていると3頭の背後に一瞬、何か動く影がみえた。
「ここまでにしておいた方がいい!」
豆芝の提案に引き揚げることにした。
「100頭か・・」話を聞いたエミィも言葉を失った。
フェンリルを解き放ったとしても勝てるかどうか?フェンリルは今、不死身ではない。
猿人は剣、槍に弓矢まであるようだ。フェンリルとて無傷では済むまい。
「どうしたものか?猿人の次の目標が分かれば対処しやすいのだが・・」
エミィも歯切れが悪い。
「僕とソフィさんとで、あの集会場所の背後に奇襲するのが一番かなと思います!」
「私も行こう!ムジアにララはパリザとここにいてくれ!」
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