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98、勉強を教えてほしい
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空side
神山先生とベッドに戻ってゴロゴロしながらのんびり過ごしている。
「先生、」
「なーに?」
「また今度休んでたとこの勉強教えてほしいなって思ったんだけど…忙しい?」
「良いよ~、なんだか家庭教師みたいだね。」
「ありがとうございます。」
「空くんは頑張り屋さんだから勉強もすぐ追いつくよ。」
「そうかな…早く学校行きたいな、」
「学校好き?」
「…うーん、朝は起きるの苦手だけど、学校にいたら胸が痛くないから、好き?なのかな?」
「胸が痛いの?」
「え?あ…今は痛くないですよ、お家にいた時のこと…家にいたら胸がギューって締め付けられる感じで痛かったの…」
「そっかー、凄いストレスだったんだね。頑張ったね。偉い偉い。」
「先生っ苦しっ」
強い力で抱きしめて頭や背中をたくさん撫でてくれる。
けど、強過ぎて息ができないっ
「あっ、ごめんごめん笑気持ちが入り過ぎて、でも本当にたくさん頑張ったね。もう、大丈夫だからね」
コクリ
「…っ…っ…」
「一緒に勉強して、学校に行けるように頑張ろうね。」
コクリコクリ
先生の気持ちが僕の頑張りをしっかりと認めてくれたことが嬉しくて涙がグッっと上がって目を潤ませた。
神山先生とベッドに戻ってゴロゴロしながらのんびり過ごしている。
「先生、」
「なーに?」
「また今度休んでたとこの勉強教えてほしいなって思ったんだけど…忙しい?」
「良いよ~、なんだか家庭教師みたいだね。」
「ありがとうございます。」
「空くんは頑張り屋さんだから勉強もすぐ追いつくよ。」
「そうかな…早く学校行きたいな、」
「学校好き?」
「…うーん、朝は起きるの苦手だけど、学校にいたら胸が痛くないから、好き?なのかな?」
「胸が痛いの?」
「え?あ…今は痛くないですよ、お家にいた時のこと…家にいたら胸がギューって締め付けられる感じで痛かったの…」
「そっかー、凄いストレスだったんだね。頑張ったね。偉い偉い。」
「先生っ苦しっ」
強い力で抱きしめて頭や背中をたくさん撫でてくれる。
けど、強過ぎて息ができないっ
「あっ、ごめんごめん笑気持ちが入り過ぎて、でも本当にたくさん頑張ったね。もう、大丈夫だからね」
コクリ
「…っ…っ…」
「一緒に勉強して、学校に行けるように頑張ろうね。」
コクリコクリ
先生の気持ちが僕の頑張りをしっかりと認めてくれたことが嬉しくて涙がグッっと上がって目を潤ませた。
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