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105、嫌な記憶
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空side
おじいちゃん……陽ちゃんのお父さんはどんな人か知らないけど…
おじいちゃんに良い印象が無い…
僕の顔はお母さんに似てるらしくおじいちゃんは僕のことを嫌な目で見る…
冷たい目………お父さんと同じ目…
お父さんは冷たい目から鬼の目に変わった。
目…目……
「空、…空!」
ッ!
「ごめんな、嫌なこと思い出させたな。」
…フルフル
「大丈夫…大丈夫…大丈夫……っぇ…」
「大丈夫じゃなくていいんだよ。」
………どうして…
勝手に涙がどんどん零れる。
大丈夫じゃないと…大丈夫じゃないと心が壊れてしまう…
「いっぱい泣いたら落ち着くよ。」
泣いたら元に戻る?
「……っコクリ…陽ちゃん………」
「うん、いっぱい泣いていいからね。」
もう出なくなるまでたくさん泣いて落ち着いた。
心が軽すぎるくらい軽くなって陽ちゃんにもたれかかった。
「…疲れた……」
「ホットミルクでも飲む?寝る?」
「ホットミルク飲みたい…」
「いいよ。ちょっと待っててね」
コクリ
パタッ…
陽ちゃんが座っていたとこに体を倒して頭を置く。
おじいちゃん……陽ちゃんのお父さんはどんな人か知らないけど…
おじいちゃんに良い印象が無い…
僕の顔はお母さんに似てるらしくおじいちゃんは僕のことを嫌な目で見る…
冷たい目………お父さんと同じ目…
お父さんは冷たい目から鬼の目に変わった。
目…目……
「空、…空!」
ッ!
「ごめんな、嫌なこと思い出させたな。」
…フルフル
「大丈夫…大丈夫…大丈夫……っぇ…」
「大丈夫じゃなくていいんだよ。」
………どうして…
勝手に涙がどんどん零れる。
大丈夫じゃないと…大丈夫じゃないと心が壊れてしまう…
「いっぱい泣いたら落ち着くよ。」
泣いたら元に戻る?
「……っコクリ…陽ちゃん………」
「うん、いっぱい泣いていいからね。」
もう出なくなるまでたくさん泣いて落ち着いた。
心が軽すぎるくらい軽くなって陽ちゃんにもたれかかった。
「…疲れた……」
「ホットミルクでも飲む?寝る?」
「ホットミルク飲みたい…」
「いいよ。ちょっと待っててね」
コクリ
パタッ…
陽ちゃんが座っていたとこに体を倒して頭を置く。
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