🍸ホストクラブのオナペット~借金返済のための奴隷契約~🍾

亜依流.@.@

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🍸39.キャバクラの可愛い子🍾

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「バレなければいいんです」


早口の説明を何とかさえぎって聞いた質問も一蹴される。

30分後には車の中で胸パットを突っ込まれ、ミニスカのドレスを着せられ、10センチもあるヒールを履いた。

ウィッグは黒髪のセミロング。
化粧っ気を出すために顔全体には気持ちばかりのパウダー、唇にピンクのリップ、瞼にはラメ入りのアイシャドウを乗せる。


「女にしか見えませんよ。疑われるとしたら、年齢ですね」

「··········」


こんな方法で彼に認められるとは思いもしなかった。
全然嬉しくない。


「ほんとうに、ほんとうに行かないとダメ」

「24時に迎えに来ます」


なんとロマンチックなセリフだろうか。
これも今の自分にとっては、全くもって絶望的だ。

何も教わらずほん投げられて、とりあえずホールで待機していればいいという。
ヒールなんて生まれてこの方初めて履いたのに、あと6時間この拷問を受けろなんて冗談でも有り得ないじゃないか。

入口から入ったら、すぐスレンダーな女性に二の腕を掴まれた。
パンプスなのに、ヒールを履いた自分よりも更に10センチくらい背が高い。彼女はこちらの頭からつま先までを忙しなく確認して、ルージュの唇に弧を描いた。


「うん、可愛い子ね」


オーナーのミカだと名乗って、彼女は早口に続けた。


「あなたの源氏名はルチアちゃん、歳は20歳、ご挨拶する時はこのふたつと、今日入ったばかりだって伝えるのよ。ウチはへんなお客さん少ないけど、何かあった時はすぐボーイを呼ぶこと」

「は、はい·····?」


ウェーブの美しいブロンドをかきあげながら、彼女は先を歩いてゆく。
店の端へ行くとふと歩くスピードを緩め、


「万が一卓へ呼ばれても、すぐ呼び出しが入るようにしてるから安心してね。呼ばれたあとは裏方へ行って、15分くらいしたら戻ってきてね」

そして思い出したように指先で軽く頬を撫でられた。


「スマイル」


少し優しくなった声に気持ちが落ち着く。

そうだ、ここまで来たならやってみるしかない。
自分の仕事でもあるし、この人の役に立てるなら少し頑張ってみたいとも思えてくる。

色気のある音楽に、たおやかな女性の笑い声が混ざる。
ここは、目まぐるしいホストクラブと似て非なる雰囲気だ。

時間は刻刻と過ぎていった。
1時間、2時間。時折忘れかけていた笑顔も、9時を回る頃には板に付いてきた気がする。

目立たないようにしてるのに、時折指さされたり、何やら目に止まったりして卓に着いた。
通り過ぎざまミカさんに尻上がりな口笛を吹かれるほどだ。










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