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野原ノ駅前
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~現在~
私は教室で自分の席についていた。
目の前では人がいないのに白い文字が刻まれていく。
「はあ…」
目の前では英文や日本語が書かれていく。
私の席以外は教室の窓側でガタガタと組み上げられていた。
「君を求めているのは極小数だ」
誰かが私の後ろでそう言葉を発する。
「君は求められていないのさ」
やめてよ。私を否定するお前は一体なんなんだ。
「否定したって無駄だ。君は『人材』に成り下がるのだ。いや、これに昇格するといっても過言ではない」
「お前は何が言いたいの」
私はそっとペンを握った。
「君はいつかは私を理解してくれるという希望を周囲に抱いている。そんな希望など捨て去ってしまえば言いと僕は言っているのだ。それが理解できないのが君の現状だ。いやぁ、僕は悲しいよ!僕のことを理解すれば、僕のことを受け入れれば君は楽になれるのに…。君はそれをしようとはしない。何故だ?其処まで自身を保って何がしたいのだ?」
私は無言でそれを聞き、必死に紙にペンを走らせる。言葉を記録しているのではない。自身の感情は記録しているのだ。
「お前を認めたら、私は死んでしまうだろう?」
そう問いを投げかける。
「いや、君は死なない。明確に僕の中で生き続けるのだ。君には意思が無いけれど、僕がその分まで君の意思を伝え続けよう」
私はガタリと立ち上がり、勢いよく振り返って叫ぶ。
「それは本当に生きているというのだろうか!?それは死んでいるのとはなんら変わりないのではないのだろうか!?」
振り返った先にいるのはにやけた笑顔を湛えた私だった。
「おいおい、何言っているんだよ」
今の一瞬で私…いや、彼女は私を押し倒してナイフを取り出し喉ヘ刃先を向ける。
「クソッ!!」
私は自身のポケットにナイフが入っていることを思い出しそれを取り出して彼女を切りつける。
「あぁっ!」
彼女は手を押さえてこちらを睨む。
「何?先にやったのはそっちでしょう?」
フルフルと震える指をこちらに向け彼女は吼える。
「今に見ていろ。お前はこのことを後悔する事になる」
彼女はナイフを構え全身へ体重をかけて跳躍、ナイフを目に突き刺すような軌道だが、その軌道を読み避ける。そして下から切り上げるように斬撃を打つと、隠し持っていたであろう一本のナイフで阻止されてしまった。
「もういい。もう良いじゃないか」
ナイフを投げ捨てる。
「は……?」
私は積まれた机に腰掛け、ニッコリと微笑む。
「何度も夢見たの。何度も何度もあの人を殺す夢を見た」
髪の毛をいじりながら足を組む。
「それでね、食べたの」
私はあの夢を思い出す。
赤髪の青年を殺して食べた夢を。
~過去~
大きな満月を背後にして私は貴方に微笑む。
自身の白い肌を返り血で濡らし、足元には無残にも『元』人間が転がっていた。
それを見た貴方は固まって、何も言えずにいた。
「こんな夜遅くに出歩くなんて、悪いこですね」
私は口に手を当ててわざとらしく笑ってみせる。
「な、それ……君がやったの?」
貴方は恐る恐る私に話しかける。
しかし私は貴方の心情を知らない振りしてわざと無神経に話す。
「あぁ、この人たちですか?私に絡んできてしつこかったので殺してしまいました」
「何でそんなこと…!」
貴方は私のことを大切な妹分のような存在だって言ってくれた。だからこそ私を問い詰めたのだろう。
「なんでって、貴方のせいですよ」
貴方は考えている。回らない頭で一生懸命。その事が私からしたら嬉しかった。
「まぁ、ただの八つ当たりですけどね」
「僕が一体何をしたんだ」
私はこの一瞬で理解した。
あぁ、この人は何も考えていない。何も感じていない。
「ふふふっ、全てのストレスの原因ですよ。嫌いなら嫌いって言えばいいのに、仲好しこよしの茶番を続けて……そんなに私を苦しめるの、楽しいですか?」
私は両手を広げ、半回転して月を仰ぐ。
「貴方は横暴だったあの人と変わらない」
そう、貴方のトラウマは彼女だ。あまりにも横暴な態度の俺様な彼女…。彼女は今、胃潰瘍で苦しんでいるそうだが、まぁ貴方にとってはどうでもいいことだろう。
「ねぇ、 ちゃん。よく分からない」
貴方は私の名前を呼ぶ。もう呼ばないで。私は貴方に名前を呼ばれることが嫌だ。
「分からないんですか?まぁ、貴方理系ですからね。文系苦手だと言っていたの覚えていますよ」
そっと一歩前に出る。
「 ちゃん。僕、 ちゃんが嫌いだ」
静寂。
私はそれをニコニコしながら聞き入る。
「僕は ちゃんが嫌いだ!凄く鬱陶しいよ!」
貴方は肩で息をしていた。地面を見つめて、息を切らしていた。
「あ、あ…あはは。そうですよね。おかげで安心しました」
夜空を仰いで手を広げる。
今から夜空を泳ぐといわんばかりに。
「それでいいのですよ。それが一番正しいのですよ」
腰についている無機質で冷たい『ソレ』を撫でる。
「仲好しこよしなんて辛いだけ。私はね、あなたのことを尊敬していたんだ。勉強が出来て、賢くて、優しい貴方が好きだった」
私は『ソレ』を取り出し貴方へ向ける。
「もうこんなの止めにしたいのです」
引き金を引くと銃弾は貴方を打ち抜いた。
貴方は声にならない悲鳴を上げて倒れてしまった。
「………あぁ、なんて愚かな」
この先に続く言葉は無数にあるだろう。
私は倒れた貴方に覆いかぶさり首筋に噛み付いた。
「うん…おいしい」」
グチャリ、グチャリと音を立てて私は貴方を最後まで食べた。
とても美味しかったの。
そして、食べ終わった頃、座り込む私の目の前にお前が現れた。
「酷いね。食べてしまうなんて」
「五月蝿い。どうせこうなることが分かっていたくせに」
体中にべったりとついた血液をもったいなく思いながら、私は重たい身体を地面に投げ出した。
~現在~
「あの時の君は今は何処にいるんだい?」
私は胸に手を当てる。
「どの私も全部私。私は平気で人を殺した。私は平気でその人を食べた。思ったことは美味しかった。ただそれだけ」
何十何百と食べ続けた貴方の味は今でも覚えている。
「そんなことを言ったって、君がみんなに求められているかなんてのは分からない!」
「五月蝿い。違うの。私は『人材』でいいの。だってそれになったって、私は私の心を持ち合わせている。それで構わないだろう?どうして其処まで自身を尊重しようとする?お前のほうがよっぽど身は按じて大事にしているじゃないか」
ぐっと言葉に詰まった。
私は教室の扉を開く。
「君っ…!何するつもりだ!?」
「私は私の道を行く。私はしっかりと自我を持っている。誰にも変えることの出来ない自我を」
「止めろっ!!!」
お前は叫んで私を掴もうとした。
しかし私は既に教室の外へ出ていた。
もう振り返っても遅いだろう。
私は前へと歩を進めた。
「行ってしまった」
僕は机に座る。
「君は大いに傷つくことだろう。心が凍っていくことだろう。その選択肢を選んだのは君自身だ。僕は何もいえない」
僕は肩を震わせる。
「くっ、くくくっ、あはははははっ!!君は強くなった!認めよう!しかしその強さは本当なのか?ハリボテの強さなんてすぐ壊れてしまう。まぁ、精々僕はこの場所で君が帰ってくることを待つとしよう」
君は僕に助けを求める日が来る。
僕は表に出られるのを楽しみに待っているよ。
見据える未来
私は教室で自分の席についていた。
目の前では人がいないのに白い文字が刻まれていく。
「はあ…」
目の前では英文や日本語が書かれていく。
私の席以外は教室の窓側でガタガタと組み上げられていた。
「君を求めているのは極小数だ」
誰かが私の後ろでそう言葉を発する。
「君は求められていないのさ」
やめてよ。私を否定するお前は一体なんなんだ。
「否定したって無駄だ。君は『人材』に成り下がるのだ。いや、これに昇格するといっても過言ではない」
「お前は何が言いたいの」
私はそっとペンを握った。
「君はいつかは私を理解してくれるという希望を周囲に抱いている。そんな希望など捨て去ってしまえば言いと僕は言っているのだ。それが理解できないのが君の現状だ。いやぁ、僕は悲しいよ!僕のことを理解すれば、僕のことを受け入れれば君は楽になれるのに…。君はそれをしようとはしない。何故だ?其処まで自身を保って何がしたいのだ?」
私は無言でそれを聞き、必死に紙にペンを走らせる。言葉を記録しているのではない。自身の感情は記録しているのだ。
「お前を認めたら、私は死んでしまうだろう?」
そう問いを投げかける。
「いや、君は死なない。明確に僕の中で生き続けるのだ。君には意思が無いけれど、僕がその分まで君の意思を伝え続けよう」
私はガタリと立ち上がり、勢いよく振り返って叫ぶ。
「それは本当に生きているというのだろうか!?それは死んでいるのとはなんら変わりないのではないのだろうか!?」
振り返った先にいるのはにやけた笑顔を湛えた私だった。
「おいおい、何言っているんだよ」
今の一瞬で私…いや、彼女は私を押し倒してナイフを取り出し喉ヘ刃先を向ける。
「クソッ!!」
私は自身のポケットにナイフが入っていることを思い出しそれを取り出して彼女を切りつける。
「あぁっ!」
彼女は手を押さえてこちらを睨む。
「何?先にやったのはそっちでしょう?」
フルフルと震える指をこちらに向け彼女は吼える。
「今に見ていろ。お前はこのことを後悔する事になる」
彼女はナイフを構え全身へ体重をかけて跳躍、ナイフを目に突き刺すような軌道だが、その軌道を読み避ける。そして下から切り上げるように斬撃を打つと、隠し持っていたであろう一本のナイフで阻止されてしまった。
「もういい。もう良いじゃないか」
ナイフを投げ捨てる。
「は……?」
私は積まれた机に腰掛け、ニッコリと微笑む。
「何度も夢見たの。何度も何度もあの人を殺す夢を見た」
髪の毛をいじりながら足を組む。
「それでね、食べたの」
私はあの夢を思い出す。
赤髪の青年を殺して食べた夢を。
~過去~
大きな満月を背後にして私は貴方に微笑む。
自身の白い肌を返り血で濡らし、足元には無残にも『元』人間が転がっていた。
それを見た貴方は固まって、何も言えずにいた。
「こんな夜遅くに出歩くなんて、悪いこですね」
私は口に手を当ててわざとらしく笑ってみせる。
「な、それ……君がやったの?」
貴方は恐る恐る私に話しかける。
しかし私は貴方の心情を知らない振りしてわざと無神経に話す。
「あぁ、この人たちですか?私に絡んできてしつこかったので殺してしまいました」
「何でそんなこと…!」
貴方は私のことを大切な妹分のような存在だって言ってくれた。だからこそ私を問い詰めたのだろう。
「なんでって、貴方のせいですよ」
貴方は考えている。回らない頭で一生懸命。その事が私からしたら嬉しかった。
「まぁ、ただの八つ当たりですけどね」
「僕が一体何をしたんだ」
私はこの一瞬で理解した。
あぁ、この人は何も考えていない。何も感じていない。
「ふふふっ、全てのストレスの原因ですよ。嫌いなら嫌いって言えばいいのに、仲好しこよしの茶番を続けて……そんなに私を苦しめるの、楽しいですか?」
私は両手を広げ、半回転して月を仰ぐ。
「貴方は横暴だったあの人と変わらない」
そう、貴方のトラウマは彼女だ。あまりにも横暴な態度の俺様な彼女…。彼女は今、胃潰瘍で苦しんでいるそうだが、まぁ貴方にとってはどうでもいいことだろう。
「ねぇ、 ちゃん。よく分からない」
貴方は私の名前を呼ぶ。もう呼ばないで。私は貴方に名前を呼ばれることが嫌だ。
「分からないんですか?まぁ、貴方理系ですからね。文系苦手だと言っていたの覚えていますよ」
そっと一歩前に出る。
「 ちゃん。僕、 ちゃんが嫌いだ」
静寂。
私はそれをニコニコしながら聞き入る。
「僕は ちゃんが嫌いだ!凄く鬱陶しいよ!」
貴方は肩で息をしていた。地面を見つめて、息を切らしていた。
「あ、あ…あはは。そうですよね。おかげで安心しました」
夜空を仰いで手を広げる。
今から夜空を泳ぐといわんばかりに。
「それでいいのですよ。それが一番正しいのですよ」
腰についている無機質で冷たい『ソレ』を撫でる。
「仲好しこよしなんて辛いだけ。私はね、あなたのことを尊敬していたんだ。勉強が出来て、賢くて、優しい貴方が好きだった」
私は『ソレ』を取り出し貴方へ向ける。
「もうこんなの止めにしたいのです」
引き金を引くと銃弾は貴方を打ち抜いた。
貴方は声にならない悲鳴を上げて倒れてしまった。
「………あぁ、なんて愚かな」
この先に続く言葉は無数にあるだろう。
私は倒れた貴方に覆いかぶさり首筋に噛み付いた。
「うん…おいしい」」
グチャリ、グチャリと音を立てて私は貴方を最後まで食べた。
とても美味しかったの。
そして、食べ終わった頃、座り込む私の目の前にお前が現れた。
「酷いね。食べてしまうなんて」
「五月蝿い。どうせこうなることが分かっていたくせに」
体中にべったりとついた血液をもったいなく思いながら、私は重たい身体を地面に投げ出した。
~現在~
「あの時の君は今は何処にいるんだい?」
私は胸に手を当てる。
「どの私も全部私。私は平気で人を殺した。私は平気でその人を食べた。思ったことは美味しかった。ただそれだけ」
何十何百と食べ続けた貴方の味は今でも覚えている。
「そんなことを言ったって、君がみんなに求められているかなんてのは分からない!」
「五月蝿い。違うの。私は『人材』でいいの。だってそれになったって、私は私の心を持ち合わせている。それで構わないだろう?どうして其処まで自身を尊重しようとする?お前のほうがよっぽど身は按じて大事にしているじゃないか」
ぐっと言葉に詰まった。
私は教室の扉を開く。
「君っ…!何するつもりだ!?」
「私は私の道を行く。私はしっかりと自我を持っている。誰にも変えることの出来ない自我を」
「止めろっ!!!」
お前は叫んで私を掴もうとした。
しかし私は既に教室の外へ出ていた。
もう振り返っても遅いだろう。
私は前へと歩を進めた。
「行ってしまった」
僕は机に座る。
「君は大いに傷つくことだろう。心が凍っていくことだろう。その選択肢を選んだのは君自身だ。僕は何もいえない」
僕は肩を震わせる。
「くっ、くくくっ、あはははははっ!!君は強くなった!認めよう!しかしその強さは本当なのか?ハリボテの強さなんてすぐ壊れてしまう。まぁ、精々僕はこの場所で君が帰ってくることを待つとしよう」
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