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3章
100話
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その後、南の砦でリバーウッドの物資を受け取り仮の居住区を設営し、街道の安全に移動できる様にモンスターの駆逐を行う。
また同時に盆地での経済の基盤を構築する為に各ギルドの誘致に居住区の建設など急ピッチで行なった。
一郎は主に棟梁フィートの指揮のもと建物の建設と街道の拡張を中心に地味な作業に没頭した。
モンスターの駆逐の方はミアが連れて来た優秀な斥候とジェノサイド傭兵団の活躍もあり、モンスター生息地域を街道から離す事に成功した。
南の砦から盆地の入り口の砦まで馬車で1日半で移動できる様になった。
現在は国の方針を決める会議は行われている。
ジャンヌはこの国の決め事は国内の主要メンバーの代表を集めて多数決で決めるそうだ。
今は各ギルドの代表とこの国を守るジェノサイド改めアルカディア軍の長シウバと参謀のエレナ。
そして盆地の土地を半分有する一郎と連れのアルビーが出ている。
みんなこの国の設立に大きく関わり信頼の置ける仲間達である結束は極めて硬い。
「それでは国の名前はアルカディアにしたいと思います」
盆地の整備が一通り終わってから住んでいる住民で募集した結果一郎の世界で「桃源郷」を意味する言葉が国の名前になった。
「さてこれらが大変ですよ。内外に公表して発展しなければセントロイスに対抗できませんから・・・」
ジャンヌが真剣な趣で話を始める。
アルカディアの現状は周囲のモンスターからの被害を抑える元ジェノサイド傭兵団を中心とした兵350人のみとてもセントロイスと真っ向から立ち向かう事はできない。
国民も難民とリバーウッドから移住して来た人達で総勢1000人程度である
これはちょっとした街レベルの規模であり、セントロイス王国が大軍でせめられたら簡単につぶされるだろう。
「そうですね。セントロイスもこの国の情報を聞いたら侵略してくるかも仕入れないのでさらなる国力の拡大ともに周辺国の協力を得られないといけませんね」
隣にいるエレナも今後の方針を提言していた。
アルカディアの周辺国はリバーウッドの所属している南に隣接するモハべ共和国。
北には敵対するセントロイス王国である。
またセントロイスの周りにはいくつかの国に属していない亜人種からなる独立国家があり有名所だとセントロイス王国のを越えた砂漠が大半を占める国家「マハラジャ」とセントロイスの北の山脈の中にあるドワーフの国「ヨルデン」が挙げられる。
2カ国とも移動を遮る山脈や砂漠がありセントロイス王国の侵攻されずに時刻を維持しているとのことである。
「先生さんはなんか良い考えないか?」
シウバに話を振られ一郎は口角を上げ今後の戦略を話しはじめる。
「周辺国と同盟をかわしセントイス包囲網を作ることをお勧めしますね。
こちらはこの土地を活用して魔法の教育機関と魔道具の技術を向上させれば十分な交渉材料になるでしょう」
アルカディアは魔力による恩恵が得られる特殊な土地である。
錬金術に使える貴重な植物が手に入りやすく魔力回復向上する水がタダ同然で手に入る。
そして魔法はこの世界において絶大な戦力になる。
少ない人数で最大火力を出すのであれば魔法技術の向上は国の軍事力に直結するだろう。
盆地内は遺跡内以外はモンスターもおらず治安も良好学び舎としては絶好な場所である。
そして国内で学んだ優秀な人材は国に帰って重宝されアルカディアの評価は上がる。
「優秀な人材を育てる教育機関にして各国の有力者の生徒在籍させればセントロイス王国も簡単には手を出せなくなりますからね」
一郎は中長期的なセントロイス王国包囲網を計画していた。
各ギルドの横のつながりの情報からセントロイスはモンスターも多いが人の生活できる土地の多い為人口が多いそうだ。
近年ではモンスターの増加に伴い人口が減っていたそうだが、選民意識を植え付け団結力が強くなっている。
セントロイスの思想は他国の侵攻するする理由になる為、他の人種がいる周辺諸国に侵略する可能性が高い。
周辺の国も1対1での戦争を行なった場合、甚大な被害が出るだろう。
そこで一郎は周辺の国と同盟をかわし、セントロイスの考えに賛同していない人々を亡命させ数の利を削る。
ヒューマン以外の人種は、まともに生活ができなくなる事が容易に想像される
難民の受け皿を作れればこちらの急速な人口増加も見込まれる。
アルカディアは人種に拘らず来るもの拒まずである。
「しかし国と国の移動はどの様になさるのですか?」
ジャンヌがもっと者な質問をしてきたが、一郎は笑顔で返答した。
「空路を考えてます」
「「「空路?」」」一同の頭に疑問符をつけながら一郎の話を聞く一同であった。
==================================================
祝100話
皆様のおかげでなんとかここまで書くことが出来ました。
3章はこれにて終了です。
4章からは外交戦略と技術革新、そしてとある子供達の学園生活を入れて書いていきたいと思います。
初期設定で何気なく使っていたスキルが大活躍予定です。
更新は不規則になりますが今後ともよろしくお願いします。
また同時に盆地での経済の基盤を構築する為に各ギルドの誘致に居住区の建設など急ピッチで行なった。
一郎は主に棟梁フィートの指揮のもと建物の建設と街道の拡張を中心に地味な作業に没頭した。
モンスターの駆逐の方はミアが連れて来た優秀な斥候とジェノサイド傭兵団の活躍もあり、モンスター生息地域を街道から離す事に成功した。
南の砦から盆地の入り口の砦まで馬車で1日半で移動できる様になった。
現在は国の方針を決める会議は行われている。
ジャンヌはこの国の決め事は国内の主要メンバーの代表を集めて多数決で決めるそうだ。
今は各ギルドの代表とこの国を守るジェノサイド改めアルカディア軍の長シウバと参謀のエレナ。
そして盆地の土地を半分有する一郎と連れのアルビーが出ている。
みんなこの国の設立に大きく関わり信頼の置ける仲間達である結束は極めて硬い。
「それでは国の名前はアルカディアにしたいと思います」
盆地の整備が一通り終わってから住んでいる住民で募集した結果一郎の世界で「桃源郷」を意味する言葉が国の名前になった。
「さてこれらが大変ですよ。内外に公表して発展しなければセントロイスに対抗できませんから・・・」
ジャンヌが真剣な趣で話を始める。
アルカディアの現状は周囲のモンスターからの被害を抑える元ジェノサイド傭兵団を中心とした兵350人のみとてもセントロイスと真っ向から立ち向かう事はできない。
国民も難民とリバーウッドから移住して来た人達で総勢1000人程度である
これはちょっとした街レベルの規模であり、セントロイス王国が大軍でせめられたら簡単につぶされるだろう。
「そうですね。セントロイスもこの国の情報を聞いたら侵略してくるかも仕入れないのでさらなる国力の拡大ともに周辺国の協力を得られないといけませんね」
隣にいるエレナも今後の方針を提言していた。
アルカディアの周辺国はリバーウッドの所属している南に隣接するモハべ共和国。
北には敵対するセントロイス王国である。
またセントロイスの周りにはいくつかの国に属していない亜人種からなる独立国家があり有名所だとセントロイス王国のを越えた砂漠が大半を占める国家「マハラジャ」とセントロイスの北の山脈の中にあるドワーフの国「ヨルデン」が挙げられる。
2カ国とも移動を遮る山脈や砂漠がありセントロイス王国の侵攻されずに時刻を維持しているとのことである。
「先生さんはなんか良い考えないか?」
シウバに話を振られ一郎は口角を上げ今後の戦略を話しはじめる。
「周辺国と同盟をかわしセントイス包囲網を作ることをお勧めしますね。
こちらはこの土地を活用して魔法の教育機関と魔道具の技術を向上させれば十分な交渉材料になるでしょう」
アルカディアは魔力による恩恵が得られる特殊な土地である。
錬金術に使える貴重な植物が手に入りやすく魔力回復向上する水がタダ同然で手に入る。
そして魔法はこの世界において絶大な戦力になる。
少ない人数で最大火力を出すのであれば魔法技術の向上は国の軍事力に直結するだろう。
盆地内は遺跡内以外はモンスターもおらず治安も良好学び舎としては絶好な場所である。
そして国内で学んだ優秀な人材は国に帰って重宝されアルカディアの評価は上がる。
「優秀な人材を育てる教育機関にして各国の有力者の生徒在籍させればセントロイス王国も簡単には手を出せなくなりますからね」
一郎は中長期的なセントロイス王国包囲網を計画していた。
各ギルドの横のつながりの情報からセントロイスはモンスターも多いが人の生活できる土地の多い為人口が多いそうだ。
近年ではモンスターの増加に伴い人口が減っていたそうだが、選民意識を植え付け団結力が強くなっている。
セントロイスの思想は他国の侵攻するする理由になる為、他の人種がいる周辺諸国に侵略する可能性が高い。
周辺の国も1対1での戦争を行なった場合、甚大な被害が出るだろう。
そこで一郎は周辺の国と同盟をかわし、セントロイスの考えに賛同していない人々を亡命させ数の利を削る。
ヒューマン以外の人種は、まともに生活ができなくなる事が容易に想像される
難民の受け皿を作れればこちらの急速な人口増加も見込まれる。
アルカディアは人種に拘らず来るもの拒まずである。
「しかし国と国の移動はどの様になさるのですか?」
ジャンヌがもっと者な質問をしてきたが、一郎は笑顔で返答した。
「空路を考えてます」
「「「空路?」」」一同の頭に疑問符をつけながら一郎の話を聞く一同であった。
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祝100話
皆様のおかげでなんとかここまで書くことが出来ました。
3章はこれにて終了です。
4章からは外交戦略と技術革新、そしてとある子供達の学園生活を入れて書いていきたいと思います。
初期設定で何気なく使っていたスキルが大活躍予定です。
更新は不規則になりますが今後ともよろしくお願いします。
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【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
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