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31 新しい扉よ、勝手に開くんじゃねぇ! ※
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「ア、アルフ? 目が怖い……怖いって! ちょッ……ごめん! ごめんてば! 早いとかおちょくり過ぎた! ギャー! チンコ握んな!!」
謝る俺を無視したアルフは、ズボッと俺のズボンの中に手を突っ込んで来て俺のチンコを握って来やがった。
なに!? なに!? 握り潰されんの!? ギュッっとされる恐怖に俺のチンコが縮みあがってる。
「溜まってたんだよな!? な? 俺が急に声かけたからビックリしちまったんだよな。俺が悪かったから、そんな怒んなって!」
「怒ってねぇ」
「嘘じゃん! 絶対怒ってんじゃん!!」
怒ってないってんなら逃げようとする俺の動きを封じ込んだりしない! しかも、器用に俺の穿いてるズボンと下着をずり降ろしやがって!
今、俺が着てるのはアルフに借りた寝巻だからサイズがブカブカで少し引っ張られるだけで脱げてしまう。
「タンマ! ちょっと、タンマ!!」
「うるさい、お前が悪い」
「んんぅっ!!!」
口に思いっきり噛みつかれた! 歯は立てて無いけど、これ噛まれてる!
しかも舌まで口の中に入って来て、こんな事、前にもあったな……なんて思った頃には、またチンコ握られて扱かれ始めた。
これ、仕返しじゃん! 俺を速攻でイかせて「お前も早漏じゃん。バーカ」ってやるつもりのヤツじゃん!! ふざけんなバカ野郎!! やっぱり怒ってんじゃーん!!
悔しいかな、俺に似て素直な俺のチンコはアルフにシコシコされて気持ち良くなっちゃって、あんだけ縮み上がってたのに今じゃビンビンだ。
それに気が付いたけど、口に噛みつかれたって思ったこれってキスじゃん!? 悲しい事に、以前の事をノーカンとすればこれが俺のファーストキスになる訳だけど、これがちょっとキモチイ。これは覚悟を決めてもう一度開き直ってしまった方が良いかも知れん。
俺がイけばアルフも気が済むんだろうし、サクッとイッちゃって「あはは、俺もすぐイッちゃった~。ごめんね~」って言えば許してくれるかも。
何よりも、今止められる方がキツイ。
「んぅ、ふ……んっんん!」
俺が大人しくしてるのを良い事に、アルフが上着の中に手を突っ込んで乳首を触って来やがった。
調子に乗んじゃねぇ!! って思うんだけど……
「んあ! あっ……そ、れ…っ」
「乳首が、気持ちいいのか?」
「んッ、んん……気持ち、イイ」
ヤバイ、まさかの俺ってば乳首が気持ちいい。自分で触る事は勿論、人にだって触られた事が無いから知らなかった。乳首ってこんなに気持ちいいもんなのか!?
「あっあっ、両方……だめッ、っああ!!!」
体は勝手にビクビクするし、更に調子に乗ったアルフに乳首を舐められ舌で捏ねられた俺は、甲高い声を上げてあっという間に昇りつめてイッてしまった。
チンコと乳首を一緒に弄られるのって、信じらんねぇ位、気持ちいい。今までのチンコだけと違ってイク時の快感と余韻がすげぇ。だって、いまだにチンコがヒクヒクしてんだもん。
俺って性には淡白だと思ってたんだけどな、これは癖になるかも。俺、新しい扉を開いたかも知れん。
兎に角イッたんだし「あはは、俺もすぐイッちゃった~。ごめんね~」つって早く風呂に入りたい。入りたいんだけど、イッた余韻がデカすぎて喋れねぇ。
もう少し息が整ったら言おう。そう思ってグッタリとフカフカなベッドに寝転がったままでいると、アルフが俺の尻の穴をヌルヌルとした、多分俺の精液を塗り込めてきて、ツプッと指を入れて来た。
「!!!! ひッ! な、なに!?」
突然の異物感に体が強張って、挿って来たアルフの指をギューッと締め付けたのが自分でも分かる。
「なにッすん、だ!! 馬鹿! そこまで許してない!!」
男同士だとケツの穴を使ってセックスするのは知ってる。だけど、俺とアルフは実際はそんな仲じゃねぇし、そこまでして良いなんて言ってない! 仕返しするにしてもやり過ぎだ!!
「あっあっ……動かす、なぁ!」
「ここにも気持ちいい所があんだよ。お前、気持ちいいの好きだろ? 今日は入れねぇし、ヨくしてやるだけだ。だから、足開け」
「好きじゃ、ね……しぃ、うぅん! あっ! チンコ触んな! イッたばっかなのに、あっ、あんぅ! 」
「嘘つけ」
イッたばかりで敏感なチンコをゆるゆる撫でられて腰が跳ねる。ケツの異物感なんてどうでも良い位の快感が走ってヤバイし、イッた後で緩くなった頭じゃ、もうまともな思考が残ってない。
ケツの中掻き回されて、チンコ扱かれて乳首も口の中も舐められて、最後の方はアルフにしがみ付いて喘ぎまくってた。
「んんぅッ、アル、フッ、あ、ぁ、キモ、チィ……あぁン!! あッ、ダメ! そこっダメ! イクッ! イっちゃうッッ!!!」
「ドニー、ドニー……はぁ、ッ、可愛い……ドニー」
確実に、俺は新たな扉を開いてしまった。
乳首が気持ち良すぎて何度も、もっと……って口走りそうになったとか、ケツの穴がジンワリ熱くなって気持ち良くなってたとか、頭の隅でこのままケツにぶち込まれても良い、って思ってたとか。アルフにはバレてねぇとは思うけど、確実にIQの下がった俺は、快感に流されてた。
クッソ~! 俺って、こんなにも快楽に弱かったのか!! アルフに気持ち良いの好きだろって言われても、こんなんじゃ否定出来ねぇじゃねぇか。
という苦悩を抱えてアルフと同じベッドの上で朝を迎えてしまった。なにコレ?
あの後、お互いのチンコを一緒に握って擦り合わせたり、スマタしたりで、不幸中の幸い? ケツの穴は指以上の物は挿れられなかったけど、もうこれは仕返しどころじゃねぇだろ。若さゆえの溢れる性欲の暴走だ。
普段から堅っ苦しい執事服なんて着てストイックな顔してるから一度タガが外れると止められなかったんだろうな。
コイツの顔面と肩書なら可愛い女の子や男の子の一人や二人、直ぐに捕まえられるだろうに、こんな地味で貧相な男で発散しちまって……
今はまだ寝てるけど起きたら壮絶な賢者タイムだろうな。ご愁傷様だ。
これは何も無かった事にしてアルフが起きる前に家を出るか。流石のアイツもこの状況は気まずいだろ。
無かった事に出来るなら、それに越した事はない。
そっと体を起こしてベッドから抜け出そうとすると、俺の裸の腰にアルフの腕が回って来て動きを止められてしまった。
寝ぼけてんのか? まさか抱きとめたのが綺麗なお姉さんじゃなくて俺だと気付いたらビックリして心臓止まっちゃうんじゃねぇか? コイツ。
「おい、どこ行くんだよ」
声を掛けられ、改めてアルフを見ると目はしっかり開いて俺を見ていて、俺の方がビックリして心臓が止まるかと思った。
なんだよ、起きてたのかよ。あ~あ、これで無かった事には出来なくなっちまったな。
「アルフ、俺、朝早いからもう出るな」
「早過ぎねぇか?」
「そんな事ねぇよ。道具の手入れとかもあるし、昨日早上がりした分、今日の仕事多いだろうしな」
「頬だってまだ腫れてんのに。それじゃ、昨日早く帰った意味ねぇじゃねぇか」
何故か不満そうなアルフを無視して俺はさっさと服を着てアルフの家を出た。
これから壮絶な賢者タイムに入るだろうアルフを気遣って、さっさと家を出てやったんだからありがたく思えってんだ。
まぁ、こんなもの、若さゆえの性欲に振り回された過ちだし、今回限りの事だ。
今回の事は、変な扉を無駄に開けちまった事も含めて忘れよ。アルフもそうすんだろ。
って、思ってたんだけどな。
アルフは何度も家に俺を連れ込むんだけど……なんで?
謝る俺を無視したアルフは、ズボッと俺のズボンの中に手を突っ込んで来て俺のチンコを握って来やがった。
なに!? なに!? 握り潰されんの!? ギュッっとされる恐怖に俺のチンコが縮みあがってる。
「溜まってたんだよな!? な? 俺が急に声かけたからビックリしちまったんだよな。俺が悪かったから、そんな怒んなって!」
「怒ってねぇ」
「嘘じゃん! 絶対怒ってんじゃん!!」
怒ってないってんなら逃げようとする俺の動きを封じ込んだりしない! しかも、器用に俺の穿いてるズボンと下着をずり降ろしやがって!
今、俺が着てるのはアルフに借りた寝巻だからサイズがブカブカで少し引っ張られるだけで脱げてしまう。
「タンマ! ちょっと、タンマ!!」
「うるさい、お前が悪い」
「んんぅっ!!!」
口に思いっきり噛みつかれた! 歯は立てて無いけど、これ噛まれてる!
しかも舌まで口の中に入って来て、こんな事、前にもあったな……なんて思った頃には、またチンコ握られて扱かれ始めた。
これ、仕返しじゃん! 俺を速攻でイかせて「お前も早漏じゃん。バーカ」ってやるつもりのヤツじゃん!! ふざけんなバカ野郎!! やっぱり怒ってんじゃーん!!
悔しいかな、俺に似て素直な俺のチンコはアルフにシコシコされて気持ち良くなっちゃって、あんだけ縮み上がってたのに今じゃビンビンだ。
それに気が付いたけど、口に噛みつかれたって思ったこれってキスじゃん!? 悲しい事に、以前の事をノーカンとすればこれが俺のファーストキスになる訳だけど、これがちょっとキモチイ。これは覚悟を決めてもう一度開き直ってしまった方が良いかも知れん。
俺がイけばアルフも気が済むんだろうし、サクッとイッちゃって「あはは、俺もすぐイッちゃった~。ごめんね~」って言えば許してくれるかも。
何よりも、今止められる方がキツイ。
「んぅ、ふ……んっんん!」
俺が大人しくしてるのを良い事に、アルフが上着の中に手を突っ込んで乳首を触って来やがった。
調子に乗んじゃねぇ!! って思うんだけど……
「んあ! あっ……そ、れ…っ」
「乳首が、気持ちいいのか?」
「んッ、んん……気持ち、イイ」
ヤバイ、まさかの俺ってば乳首が気持ちいい。自分で触る事は勿論、人にだって触られた事が無いから知らなかった。乳首ってこんなに気持ちいいもんなのか!?
「あっあっ、両方……だめッ、っああ!!!」
体は勝手にビクビクするし、更に調子に乗ったアルフに乳首を舐められ舌で捏ねられた俺は、甲高い声を上げてあっという間に昇りつめてイッてしまった。
チンコと乳首を一緒に弄られるのって、信じらんねぇ位、気持ちいい。今までのチンコだけと違ってイク時の快感と余韻がすげぇ。だって、いまだにチンコがヒクヒクしてんだもん。
俺って性には淡白だと思ってたんだけどな、これは癖になるかも。俺、新しい扉を開いたかも知れん。
兎に角イッたんだし「あはは、俺もすぐイッちゃった~。ごめんね~」つって早く風呂に入りたい。入りたいんだけど、イッた余韻がデカすぎて喋れねぇ。
もう少し息が整ったら言おう。そう思ってグッタリとフカフカなベッドに寝転がったままでいると、アルフが俺の尻の穴をヌルヌルとした、多分俺の精液を塗り込めてきて、ツプッと指を入れて来た。
「!!!! ひッ! な、なに!?」
突然の異物感に体が強張って、挿って来たアルフの指をギューッと締め付けたのが自分でも分かる。
「なにッすん、だ!! 馬鹿! そこまで許してない!!」
男同士だとケツの穴を使ってセックスするのは知ってる。だけど、俺とアルフは実際はそんな仲じゃねぇし、そこまでして良いなんて言ってない! 仕返しするにしてもやり過ぎだ!!
「あっあっ……動かす、なぁ!」
「ここにも気持ちいい所があんだよ。お前、気持ちいいの好きだろ? 今日は入れねぇし、ヨくしてやるだけだ。だから、足開け」
「好きじゃ、ね……しぃ、うぅん! あっ! チンコ触んな! イッたばっかなのに、あっ、あんぅ! 」
「嘘つけ」
イッたばかりで敏感なチンコをゆるゆる撫でられて腰が跳ねる。ケツの異物感なんてどうでも良い位の快感が走ってヤバイし、イッた後で緩くなった頭じゃ、もうまともな思考が残ってない。
ケツの中掻き回されて、チンコ扱かれて乳首も口の中も舐められて、最後の方はアルフにしがみ付いて喘ぎまくってた。
「んんぅッ、アル、フッ、あ、ぁ、キモ、チィ……あぁン!! あッ、ダメ! そこっダメ! イクッ! イっちゃうッッ!!!」
「ドニー、ドニー……はぁ、ッ、可愛い……ドニー」
確実に、俺は新たな扉を開いてしまった。
乳首が気持ち良すぎて何度も、もっと……って口走りそうになったとか、ケツの穴がジンワリ熱くなって気持ち良くなってたとか、頭の隅でこのままケツにぶち込まれても良い、って思ってたとか。アルフにはバレてねぇとは思うけど、確実にIQの下がった俺は、快感に流されてた。
クッソ~! 俺って、こんなにも快楽に弱かったのか!! アルフに気持ち良いの好きだろって言われても、こんなんじゃ否定出来ねぇじゃねぇか。
という苦悩を抱えてアルフと同じベッドの上で朝を迎えてしまった。なにコレ?
あの後、お互いのチンコを一緒に握って擦り合わせたり、スマタしたりで、不幸中の幸い? ケツの穴は指以上の物は挿れられなかったけど、もうこれは仕返しどころじゃねぇだろ。若さゆえの溢れる性欲の暴走だ。
普段から堅っ苦しい執事服なんて着てストイックな顔してるから一度タガが外れると止められなかったんだろうな。
コイツの顔面と肩書なら可愛い女の子や男の子の一人や二人、直ぐに捕まえられるだろうに、こんな地味で貧相な男で発散しちまって……
今はまだ寝てるけど起きたら壮絶な賢者タイムだろうな。ご愁傷様だ。
これは何も無かった事にしてアルフが起きる前に家を出るか。流石のアイツもこの状況は気まずいだろ。
無かった事に出来るなら、それに越した事はない。
そっと体を起こしてベッドから抜け出そうとすると、俺の裸の腰にアルフの腕が回って来て動きを止められてしまった。
寝ぼけてんのか? まさか抱きとめたのが綺麗なお姉さんじゃなくて俺だと気付いたらビックリして心臓止まっちゃうんじゃねぇか? コイツ。
「おい、どこ行くんだよ」
声を掛けられ、改めてアルフを見ると目はしっかり開いて俺を見ていて、俺の方がビックリして心臓が止まるかと思った。
なんだよ、起きてたのかよ。あ~あ、これで無かった事には出来なくなっちまったな。
「アルフ、俺、朝早いからもう出るな」
「早過ぎねぇか?」
「そんな事ねぇよ。道具の手入れとかもあるし、昨日早上がりした分、今日の仕事多いだろうしな」
「頬だってまだ腫れてんのに。それじゃ、昨日早く帰った意味ねぇじゃねぇか」
何故か不満そうなアルフを無視して俺はさっさと服を着てアルフの家を出た。
これから壮絶な賢者タイムに入るだろうアルフを気遣って、さっさと家を出てやったんだからありがたく思えってんだ。
まぁ、こんなもの、若さゆえの性欲に振り回された過ちだし、今回限りの事だ。
今回の事は、変な扉を無駄に開けちまった事も含めて忘れよ。アルフもそうすんだろ。
って、思ってたんだけどな。
アルフは何度も家に俺を連れ込むんだけど……なんで?
応援ありがとうございます!
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