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第1章 出会い
第四話 焦りと恐怖
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ダダダダダ!
ラトア「わーい!来てくれたんだね!九月ぃー‼」
走って小柄な九月に抱き付こうとするラトア、だがスラリと交わされる。
スカッ
ラトア「(避けられた…‼)」
ガーンという効果音が付きそうなほどあからさまに落ち込むラトア。が、そんな彼を余所に、反動で倒れていくラトアを、すかさず九月は背後から捕らえ、首もとに小刀を当てる。
チャキ…
九月「お前…、何故、俺の名を知っている。」
「自分の名前を知られている」という焦りからか、名も知らぬはずの彼の白い首に刃を立てる。
常に手入れを怠らない九月の刀はひどく鋭い。流石にラトアも、光の反射で光る刀と、自分の血が波紋を伝って流れ落ちる様を見て、押し黙ってしまう。
九月「言え…!」
九月が声を張り上げる。するとラトアも、脅えた様子で小さく「ひぃ…っ!」声を漏らす。
1人は焦りから、1人は恐怖から、冷や汗がにじんだ。
ラトア「九月…。忘れちゃったの…?」
彼の目に涙が溜まる。頑張って笑顔を作っているようでも、言葉は震えている。
九月「知らん。昔に会わせたことのある顔ならば、なにか証拠でも出してみたらどうだ。」
だが、九月は惑わされずに問う。何しろ、九月は今、追われている身なのだ。自分の身は、指名手配されている。要は、何処にも身寄りがない状態である。何故、こんな扱いを受けているのかというと____
ラトア「わーい!来てくれたんだね!九月ぃー‼」
走って小柄な九月に抱き付こうとするラトア、だがスラリと交わされる。
スカッ
ラトア「(避けられた…‼)」
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チャキ…
九月「お前…、何故、俺の名を知っている。」
「自分の名前を知られている」という焦りからか、名も知らぬはずの彼の白い首に刃を立てる。
常に手入れを怠らない九月の刀はひどく鋭い。流石にラトアも、光の反射で光る刀と、自分の血が波紋を伝って流れ落ちる様を見て、押し黙ってしまう。
九月「言え…!」
九月が声を張り上げる。するとラトアも、脅えた様子で小さく「ひぃ…っ!」声を漏らす。
1人は焦りから、1人は恐怖から、冷や汗がにじんだ。
ラトア「九月…。忘れちゃったの…?」
彼の目に涙が溜まる。頑張って笑顔を作っているようでも、言葉は震えている。
九月「知らん。昔に会わせたことのある顔ならば、なにか証拠でも出してみたらどうだ。」
だが、九月は惑わされずに問う。何しろ、九月は今、追われている身なのだ。自分の身は、指名手配されている。要は、何処にも身寄りがない状態である。何故、こんな扱いを受けているのかというと____
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