僕があの後輩のメイドなんて

友谷良平

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1、部活動紹介

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 「以上で部活動紹介を終わります。もし気になった部活があれば、ぜひ見学に行ってみてください。それでは各部活の体験場所への移動を開始して下さい。」という生徒会のアナウンスが流れる。僕はやっと終わったと一息ついたものの、何人の部員が入ってくれるかわからないこの状況では気も休まらない。今年一人も部員が入らなかった場合、廃部になると知らされていた僕はこの部活動紹介に全てをかけていた。
 この日の為だけに校長や顧問との面談でアンケートの実施を訴えたり、昼休みの放送を普段の倍の頻度で行ったのにもかかわらず、なぜ一人も部員が来ないのだろう。「場所が悪くてもしかしたら探しているところかもしれない」など、どうにか正気を保とうとして廊下に出てみたらひとりの女の子が立っていた。しかも上履き、制服からして一年生。僕は恐る恐るその子の方を見ると、「TV宣伝部へようこそ‼︎」と出来るだけ明るく、元気よく言ってみた。
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