屋台の夜から暮らす猫

猫の侍

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やしき池の呪い

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定食屋さんの近く
やしき池には妙な噂がある
夜な夜な動物の断末魔が
聞こえるというものだ

「ここのカツ丼は昔から美味しいね」

私と幼馴染は何かあると
ここに来てはカツ丼を食べていた。
その頃は恋愛感情も無く
ただの幼馴染で友達だった。

「だな、育ち盛りだから2杯目もいきそう」

そういって店を出た。

「池も一応見てくかー」

食後の午後だ。
あくびをしている。

「そうだね見てこう。」 

ここで池に近づいたことが
良かったのか悪かったのか
神様だけが知っている。

「あれ、彼女さんじゃない?」

池の水際に元親友が立っていた。

「本当だあいつ何してんだろう」

「えっ…⁉︎」

私と幼馴染は言葉を失った。
彼女がマリを抱えている。

「おーい、その猫どうしたんだよー!それこいつの家の猫だぞー!」

その声に気付いた元親友は
マリを池に放り投げ
走り去った。

「マリ!」

必死に走った。

池に飛び込んだ

隕石がどうこうじゃない
マリを助けなきゃ
その一心だ。

マリを抱えて
池から這い上がった。

「あいつ何考えてんだ…」

幼馴染も動揺が隠せない。

「大丈夫か?とりあえず僕の家でシャワー浴びろ。姉ちゃんの服貸すから。その猫も温めよう。」

幼馴染の家はここからすぐだ。

どうして彼女がマリを?

とにかくマリは見つかった。



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