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第86話 セントラルダンジョンを探します #2
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そして次の話題は彼女達の合作である、例の――
「あれ、実戦投入してみてどうだった?」
メタルピノスーツについてである。ピノはその時の事を思い返し、記憶の中の動作状況をチェックしてみるが――
「うん、何の問題も無かったよ。動きを妨げる事も無かったし、魔力弾も問題なく使えたし。それに喋っても私だって気付かれなかったから、多分声も違って聞こえてたと思う」
「ふむふむ」
どうやら問題は無かったようだ。ミレアとロベリーは胸を撫で下ろした。
「あ、そういえば魔力の消耗が前よりも減った気がする。何か調整とかしてくれた?」
「あ、気付いた? 最適化の結果よ」
そう少し得意げに微笑むロベリー。いくら才能があるとはいえ、そう簡単に孫弟子には追い付かせない。
「カルアくんって最適化とかあまり考えてないんじゃないかな。無意識に自分の魔力量を基準にしちゃってるのかも。まあでも今はそれでいいかもね。こっちでサポートしてあげればいい事だし、今は自由にやらせてあげた方が良い結果になる気がする」
そんな師匠目線のロベリーに、姉弟子目線のミレアも同意のようだ。
「それはあるかもね。ほら、弟弟子君って興味と善意で無邪気にやらかすって感じじゃない? 何て言うかそこが魅力なのよねー」
「ええっ!? 魅力ってまさか……」
その一言に過敏に反応したピノだが、そんなピノもまた微笑ましく感じながら、ミレアは軽く否定する。
「あははは、もちろん恋愛感情とかじゃないから安心して。何てったって私には愛するオートカ先輩がいるんだから。弟弟子君はあれよ、見ていて楽しいとか微笑ましいとかそんな感じ。ふふっ、驚かされるのも込みでね」
ピノはそんなミレアの言葉に胸を撫で下ろし、そして自分の早とちりに思わず苦笑した。それはそうだ、だって相手は数年に渡る大恋愛を成就させたばかりのミレアなのだから。
そしてそのミレアはここで今日一番の真面目な表情を見せると、あらためてピノに向き直った。
「さてと……それじゃあそろそろ本題に入りましょうか」
その視線を正面から受け止めたピノは一瞬キョトンとした表情を見せるが、その真剣な眼差しにこちらも表情を改める。何だろう、大事な話みたいだけど……?
そしてミレアは厳かに口を開く――
「さてピノ様、今日一日のカルア君とのデートの報告を。何処に行って何をして、何を話して何を感じたか。全て聞かせてもらいましょうか」
そんなミレアの横からロベリーもまた身を乗り出す。乗るしかない、このビッグウェーブに!
「ふっふっふ、これはあなたの為なのよピノ様。あなたの恋を前進させる『ピノカルプロジェクト』、その成功の鍵はリアルタイムの情報共有にあるのよ!」
目の前に並んだ二人の表情に、『ああ、これは逃げ場無いやつだ』と悟ったピノ。
小さな溜息を一つ吐くと、今日一日のカルアとのアレコレを話し始めるのだった。
さあ、今日はセントラル探索の初日!
ピノさんとずっと一緒だった昨日はとっても楽しかったけど、ここから気持ちを切り替えていかないとね。
「おはようアーシュ」
学校に到着すると、門の前でアーシュとバッタリ顔を合わせた。
「おはようカルア。あ、みんなももう集まってるみたいね」
そんなアーシュの視線の先に目を向けると……あっホントだ、門の向こうでノルトとワルツとネッガーが手を振ってる。みんな、おはよー!
僕達も合流してみんなで挨拶してると、校舎の方からクーラ先生もやってきた。
「みんなおはよう。昨日はゆっくり休めた? 体調は大丈夫?」
みんな大丈夫そうだ。笑顔で頷いてる。
「よさそうね。じゃあ出発するわよ」
こんな一昨日までフタツメの街で毎朝やってた流れそのままに、いよいよ森へ出発!
「クーラ先生、ギルド本部ではどんな話になったんですか?」
森への道すがら、アーシュから先生にそんな質問が。僕もそれ訊こうと思ってたところだったから丁度よかったよ。
クーラ先生も初めから話すつもりでいたんだろう。アーシュの問いに澱みなく説明を始めた。
「驚いてはいたけど、特に疑われたりって事は無かったわ。報告したのが私とモリスさんの二人だったからというのもあるでしょうけど」
モリスさんは分かるけど、クーラ先生もそこまでギルドに顔が利くの? 知らなかった。
「ただギルド以外への説明ではそうはいかないだろうから、王宮や各機関への説明は慎重に進めるみたいよ。ギルドとしては今まで通りダンジョンとは共存して、精霊と約束した結界の改良を進める方針になりそうね」
お伽噺が現実になったようなものだから、きっと大変なんだろうなあ。
「あと、あなた達のセントラル探索もギルドからの指名依頼扱いとなるわ。当然他の冒険者には非公開の極秘依頼としてね」
おおっ、極秘の指名依頼! 何かカッコイイ!!
あ、でもセカンとかはどんな扱いになるんだろう?
「精霊については何か言ってました? あ、でも精霊がいても結局今までと同じって事になるのかな?」
だってダンジョンは今まで通りそこにあり続ける訳だし。
でもそうはいかないみたい。クーラ先生は渋い顔になった。
「意思の疏通が出来るっていうのが大きな問題なのよ。ほら、セカンケイブダンジョンは精霊と話した事で不人気ダンジョンから資源ダンジョンに変わったでしょ? お伽噺だったらめでたしめでたしで終わるところだけど、現実では――」
「利権争いが始まる、って訳ね」
利権争い……?
「流石にアーシュは分かったみたいね。今回の一件で、『精霊とコンタクトをとって自分達に都合の良いダンジョンに作り替えさせた』って前例が出来ちゃったの。なら、自分にも同じ機会が得られれば途轍もない利益を得る事が出来る……当然誰もがそう考え、それを望むでしょうね」
「そうか、それが利権って事……」
精霊を騙すとかして自分に都合のいいように……あの物語の悪役みたいに!?
「そう。そんな醜い争いに巻き込まれたダンジョンの精霊は、人間の事をどう思うかしら? ましてそれで自分や姉妹身が被害を被ったりしたら? それこそ怒り狂った精霊達によって、全てのダンジョンが一斉にスタンピードを起こすとかだって、可能性としては十分考えられるわ」
「全ダンジョンの同時スタンピードとか怖すぎるわよ!」
「でしょ? だから一般に公開するのは、勝手にダンジョンの精霊にコンタクト出来ないようにキッチリ下準備してからになるわ。法や制度、あと設備とかもガチガチに固めてからって感じね。それも含め精霊達には話を通しておかないいけないから、この探索はかなり重大って事になってね、それで極秘の依頼って扱いになったの。という事だから、もちろん私もだけどみんなも頑張ってね」
あれ? 森を散策しながらのんびり探して――なんて思ってたのに。
いきなり責任重大だよ?
まあセカンからのお願いだから、もちろん絶対見つけるつもりだったけど。
そんな話をしているうちに森に到着。
「カルア、一緒に森全体を【俯瞰】してそれっぽいところを探してみるわよ」
って事で僕とアーシュで探してみたけど……
「それっぽいところがどこにも見当たらないわ。ホントにこの森かしら?」
僕もアーシュもダンジョンを見つける事が出来なかった。
ダンジョンだったら視えない空間として認識できるはずなんだけどなあ……
モリスさんもそのやり方でセカンケイブの『真なる最下層』を見つけたって言ってたし。
どうしたらいいんだろう。あ、こんな時は――
「ノルト、何か良いアイデアはない?」
困った時の頭脳担当!
「うーん……あ、セカンに訊いてみたらどうかな? アーシュだったら連絡出来るんじゃない?」
「どうかしら? あたしから連絡ってした事ってないのよね……『あーあー。こちらアーシュ、セカン聞こえる?』…………返事無いわね」
何だろう、やり方が違うのか、それとも聞こえてないのか……
あ、待てよ?
「そう言えばさ、あの時モリスさん結界を戻さなかったっけ?」
「ああそうか、結界に邪魔されてて届かない訳か……じゃあ次の策だ。カルア君、みんなでセカンケイブに【転移】して直接訊いてこようか」
「あれ、実戦投入してみてどうだった?」
メタルピノスーツについてである。ピノはその時の事を思い返し、記憶の中の動作状況をチェックしてみるが――
「うん、何の問題も無かったよ。動きを妨げる事も無かったし、魔力弾も問題なく使えたし。それに喋っても私だって気付かれなかったから、多分声も違って聞こえてたと思う」
「ふむふむ」
どうやら問題は無かったようだ。ミレアとロベリーは胸を撫で下ろした。
「あ、そういえば魔力の消耗が前よりも減った気がする。何か調整とかしてくれた?」
「あ、気付いた? 最適化の結果よ」
そう少し得意げに微笑むロベリー。いくら才能があるとはいえ、そう簡単に孫弟子には追い付かせない。
「カルアくんって最適化とかあまり考えてないんじゃないかな。無意識に自分の魔力量を基準にしちゃってるのかも。まあでも今はそれでいいかもね。こっちでサポートしてあげればいい事だし、今は自由にやらせてあげた方が良い結果になる気がする」
そんな師匠目線のロベリーに、姉弟子目線のミレアも同意のようだ。
「それはあるかもね。ほら、弟弟子君って興味と善意で無邪気にやらかすって感じじゃない? 何て言うかそこが魅力なのよねー」
「ええっ!? 魅力ってまさか……」
その一言に過敏に反応したピノだが、そんなピノもまた微笑ましく感じながら、ミレアは軽く否定する。
「あははは、もちろん恋愛感情とかじゃないから安心して。何てったって私には愛するオートカ先輩がいるんだから。弟弟子君はあれよ、見ていて楽しいとか微笑ましいとかそんな感じ。ふふっ、驚かされるのも込みでね」
ピノはそんなミレアの言葉に胸を撫で下ろし、そして自分の早とちりに思わず苦笑した。それはそうだ、だって相手は数年に渡る大恋愛を成就させたばかりのミレアなのだから。
そしてそのミレアはここで今日一番の真面目な表情を見せると、あらためてピノに向き直った。
「さてと……それじゃあそろそろ本題に入りましょうか」
その視線を正面から受け止めたピノは一瞬キョトンとした表情を見せるが、その真剣な眼差しにこちらも表情を改める。何だろう、大事な話みたいだけど……?
そしてミレアは厳かに口を開く――
「さてピノ様、今日一日のカルア君とのデートの報告を。何処に行って何をして、何を話して何を感じたか。全て聞かせてもらいましょうか」
そんなミレアの横からロベリーもまた身を乗り出す。乗るしかない、このビッグウェーブに!
「ふっふっふ、これはあなたの為なのよピノ様。あなたの恋を前進させる『ピノカルプロジェクト』、その成功の鍵はリアルタイムの情報共有にあるのよ!」
目の前に並んだ二人の表情に、『ああ、これは逃げ場無いやつだ』と悟ったピノ。
小さな溜息を一つ吐くと、今日一日のカルアとのアレコレを話し始めるのだった。
さあ、今日はセントラル探索の初日!
ピノさんとずっと一緒だった昨日はとっても楽しかったけど、ここから気持ちを切り替えていかないとね。
「おはようアーシュ」
学校に到着すると、門の前でアーシュとバッタリ顔を合わせた。
「おはようカルア。あ、みんなももう集まってるみたいね」
そんなアーシュの視線の先に目を向けると……あっホントだ、門の向こうでノルトとワルツとネッガーが手を振ってる。みんな、おはよー!
僕達も合流してみんなで挨拶してると、校舎の方からクーラ先生もやってきた。
「みんなおはよう。昨日はゆっくり休めた? 体調は大丈夫?」
みんな大丈夫そうだ。笑顔で頷いてる。
「よさそうね。じゃあ出発するわよ」
こんな一昨日までフタツメの街で毎朝やってた流れそのままに、いよいよ森へ出発!
「クーラ先生、ギルド本部ではどんな話になったんですか?」
森への道すがら、アーシュから先生にそんな質問が。僕もそれ訊こうと思ってたところだったから丁度よかったよ。
クーラ先生も初めから話すつもりでいたんだろう。アーシュの問いに澱みなく説明を始めた。
「驚いてはいたけど、特に疑われたりって事は無かったわ。報告したのが私とモリスさんの二人だったからというのもあるでしょうけど」
モリスさんは分かるけど、クーラ先生もそこまでギルドに顔が利くの? 知らなかった。
「ただギルド以外への説明ではそうはいかないだろうから、王宮や各機関への説明は慎重に進めるみたいよ。ギルドとしては今まで通りダンジョンとは共存して、精霊と約束した結界の改良を進める方針になりそうね」
お伽噺が現実になったようなものだから、きっと大変なんだろうなあ。
「あと、あなた達のセントラル探索もギルドからの指名依頼扱いとなるわ。当然他の冒険者には非公開の極秘依頼としてね」
おおっ、極秘の指名依頼! 何かカッコイイ!!
あ、でもセカンとかはどんな扱いになるんだろう?
「精霊については何か言ってました? あ、でも精霊がいても結局今までと同じって事になるのかな?」
だってダンジョンは今まで通りそこにあり続ける訳だし。
でもそうはいかないみたい。クーラ先生は渋い顔になった。
「意思の疏通が出来るっていうのが大きな問題なのよ。ほら、セカンケイブダンジョンは精霊と話した事で不人気ダンジョンから資源ダンジョンに変わったでしょ? お伽噺だったらめでたしめでたしで終わるところだけど、現実では――」
「利権争いが始まる、って訳ね」
利権争い……?
「流石にアーシュは分かったみたいね。今回の一件で、『精霊とコンタクトをとって自分達に都合の良いダンジョンに作り替えさせた』って前例が出来ちゃったの。なら、自分にも同じ機会が得られれば途轍もない利益を得る事が出来る……当然誰もがそう考え、それを望むでしょうね」
「そうか、それが利権って事……」
精霊を騙すとかして自分に都合のいいように……あの物語の悪役みたいに!?
「そう。そんな醜い争いに巻き込まれたダンジョンの精霊は、人間の事をどう思うかしら? ましてそれで自分や姉妹身が被害を被ったりしたら? それこそ怒り狂った精霊達によって、全てのダンジョンが一斉にスタンピードを起こすとかだって、可能性としては十分考えられるわ」
「全ダンジョンの同時スタンピードとか怖すぎるわよ!」
「でしょ? だから一般に公開するのは、勝手にダンジョンの精霊にコンタクト出来ないようにキッチリ下準備してからになるわ。法や制度、あと設備とかもガチガチに固めてからって感じね。それも含め精霊達には話を通しておかないいけないから、この探索はかなり重大って事になってね、それで極秘の依頼って扱いになったの。という事だから、もちろん私もだけどみんなも頑張ってね」
あれ? 森を散策しながらのんびり探して――なんて思ってたのに。
いきなり責任重大だよ?
まあセカンからのお願いだから、もちろん絶対見つけるつもりだったけど。
そんな話をしているうちに森に到着。
「カルア、一緒に森全体を【俯瞰】してそれっぽいところを探してみるわよ」
って事で僕とアーシュで探してみたけど……
「それっぽいところがどこにも見当たらないわ。ホントにこの森かしら?」
僕もアーシュもダンジョンを見つける事が出来なかった。
ダンジョンだったら視えない空間として認識できるはずなんだけどなあ……
モリスさんもそのやり方でセカンケイブの『真なる最下層』を見つけたって言ってたし。
どうしたらいいんだろう。あ、こんな時は――
「ノルト、何か良いアイデアはない?」
困った時の頭脳担当!
「うーん……あ、セカンに訊いてみたらどうかな? アーシュだったら連絡出来るんじゃない?」
「どうかしら? あたしから連絡ってした事ってないのよね……『あーあー。こちらアーシュ、セカン聞こえる?』…………返事無いわね」
何だろう、やり方が違うのか、それとも聞こえてないのか……
あ、待てよ?
「そう言えばさ、あの時モリスさん結界を戻さなかったっけ?」
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