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第75話 あなたはテンプレを信じますか? #2
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全員馬車に乗り込んだら、いよいよ出発。
窓の外の景色が後ろに流れ、馬車はガタゴトと……揺れない。全く揺れないよ!
もしかしてこの馬車、この間乗った王宮馬車よりも凄いんじゃ……
ああ、アーシュもいつか気付いてくれるといいな。
……『冒険者らしく』したければ冒険者らしい馬車に乗らなきゃダメだって。
王都を出た馬車はフタツメに向けて草原の中の街道を進んでいく。代わり映えしない景色に窓の外を眺める時間は徐々に短くなり――
「ここで始まる、クッションタイムー」
そんな時、その掛け声と共にワルツが自分のクッションを取り出した。
「シートの上に、あえてクッション、敷いてみる」
その場に一度立ち上がったワルツは、シートに自分の青いクッションを置いて――
「むふふふふ」
そこに座ると満足げな表情を浮かべた。
そんな顔を見たら、誰だって自分もやりたくなるよね。みんなもそれぞれ自分のクッションを取り出し始めた。
「あたしのクッションはこれよ!」
アーシュが目の前に掲げたクッションには、大きなラビットの顔が描かれていた。
うわっかわいい。魔物だけどかわいい。獲物だけどかわいい。お肉だけどかわいい。
「しかも反対側は、ほら!」
裏返すとそこにはウルフ。こっちはちょっとかっこいい感じ。魔物で獲物だけど。
「俺はがっしりした固めのが好きだからな。これだ」
そう言ってネッガーが取り出したのは、真四角で真っ黒で、ホントに固そう。
そしてノルト。
「僕のクッションは中身にこだわってみたんだ。昨日買ったクッションの中身を取り出して、自作のクッション材に交換したんだよ」
みんな興味津々でノルトのクッションを触って、
「「「「何これ!?」」」」
クッションを押すと、手はゆっくりクッションに押し込まれていき、手を離すと手の形にへこんだクッションはゆっくりと元の形に戻っていく。
この感じ、新感覚!
「ねえ、これって何で出来てるの? すっごく不思議な感触だわ」
「これはね、木と魔石と空気を混合した新しい素材なんだ。錬成ってさ、やり方次第で元の素材の性質を色々と変化させる事が出来るんだけど、特定の木を融解させてそれに魔石を加えると、ツルツルした固い素材になったんだ。それに空気を混合してから、もっと柔らかいイメージで凝固させると、ちょうどネッガーのクッションみたいな感じになるんだけど、今回は魔石と空気の量を更に増やして、それをもっと柔らかいイメージで凝固させたんだよ。僕は固いのを『プラ』、柔らかいのを『ウレ』って呼んでるんだ」
ノルトの進化が止まらない!
「それでカルアのは?」
「僕のはこれ。結局買ったのはそのままにして、別にもうひとつ作ったんだ」
そう言いながら取り出したのクッションは――透き通っていて柔らかいガラスみたいな見た目。
「へえ、透き通ったクッションなんて中々お洒落じゃない。カルアにしてはやるわね」
『僕にしては』ってどういう意味かな……?
「それで、あんたの事だから当然ただ透明なだけじゃないんでしょ?」
――ああ、警戒されてたのか。
安心してアーシュ、この馬車に比べたら全然普通の日用品だよ?
「透明なのは魔石だけで作ったからだよ。座った状態でイメージするとその通りの色や形と固さに変化するんだ。自分のサイズに合わせられるし、大きめな椅子くらいまでなら大きく出来るよ」
ね、便利でしょ?
「あんたまたそうやって人前に出せないものを……」
軽く額に手を当てたアーシュは、でもすぐに首を振りながら僕のクッションを受け取ると後ろの空きスペースに移動した。そして床にクッションを置いてその上に座り、軽く目を閉じてイメージし始めた。
アーシュからイメージを受け取ったクッションはその通りに形を変えてゆく。徐々に高く、徐々に大きく……そして出来上がったのは、アーシュの頭から足の先までを包み込むような形をした真っ白な一人掛けソファだった。
「へえ、いいじゃないこれ。カルア、このクッションはどうせ人前には出せないんだから、この馬車の備品にするわよ。あんたは昨日買ったクッションを使いなさい」
アーシュ、気に入ったみたいだ。
「それからノルト、あたし達のクッションの中身もあんたと同じのに入れ換えて頂戴。みんなもそうしたいわよね?」
「「「したい!」」」
「そしたらカルア、出来上がったクッションに防水コーティングしちゃって。そうすれば人前に出しても変じゃなくって座り心地も最高なクッションが完成するわ!」
こうして僕とノルトは馬車での移動時間にみんなのクッションを改造する事になり、みんなが見守る中僕はクッションを開いて綿を取り出し、ノルトはクッション材の『ウレ』を錬成して……
その最中、作業に没頭する僕達にそっと横から伸ばされたクーラ先生の手、その手が掴んでいた物は――
「カルア、ノルト、私のもお願い」
はい、クーラ先生からの追加発注、入りましたー。
それから間もなくして僕とノルトの共同作業による全員のクッション作りが完了、サービス旺盛のノルトはみんなに希望を訊いて、『ウレ』をその通りの固さに調整していた。ネッガーのは『バリカタ』、クーラ先生は『カタ』、他は全員『やわ』にって。
「うん、これサイッコーの出来よ! 今度お母様やお祖母様にも自慢しなきゃ!」
ああ、これはあれだ。絶対にそのあと大変な事になるパターンだ。
頑張れノルト、『エルフの里で修行したドワーフ少女ノルト』が誕生するその時まで……
お昼ごはん――
移動しながら簡単に済ませようって事で、車内――より室内って言った方がよさそうなキッチンでワルツが作る事になった。
材料は僕の【ボックス】から取り出した金属バット。昨日みんなの前で【解体】したやつだ。
「完成。今日のランチは、『カル師とワルツのはじめての共同作業~そのプレートは金色に輝く~』」
ちょっワルツさんネーミングっ!! この車内の空気どうするの!?
……まあ料理は美味しかったけど、さ。
「しっかし来ないわねー、一体どうしたのかしら」
お腹も満たされ、まったりとした時間が流れる中、突然アーシュがそんな事を言い出した。
「えっ、何か来る予定があるの? 誰かと合流するとか?」
みんなも心当たりがないみたいで、そんなアーシュを不思議そうに見ている。
「決まってるじゃない! だって馬車での旅なのよ? 盗賊団が襲ってくるのがテンプレってもんでしょ!?」
いや、盗賊団って……テンプレって……
「この辺りに盗賊は出ないと思うわよ。王都の近くだから治安だって悪くないし、それにここ数年は戦争も飢饉も起きてないからね。盗賊って食い詰めた連中が身を落としてなる事が多いから、平和な時ってあまり増えないのよね」
そんなクーラ先生の常識的な指摘に、アーシュは驚きの声を上げた。
「ええーっ、冒険者って言ったらダンジョンと盗賊退治じゃないのーっ!?」
不満げなアーシュにクーラ先生は思わず苦笑する。
「絶対いないって訳じゃないけどね。平和な時には『増えない』ってだけで『いなくなる』訳じゃないから。でもね、もし盗賊がいたとしてもこの馬車は絶対に襲ってこないと思うわよ」
「えっ、どうして!?」
「だってこれ、見るからに軍用車両だもの。軍隊に襲い掛かる盗賊なんていないでしょ?」
「ああっ! そう言えばそうじゃない……」
ガックリと肩を落とすアーシュ。
それでいいんだよ、そんなテンプレ僕達には必要ないんだ……
窓の外の景色が後ろに流れ、馬車はガタゴトと……揺れない。全く揺れないよ!
もしかしてこの馬車、この間乗った王宮馬車よりも凄いんじゃ……
ああ、アーシュもいつか気付いてくれるといいな。
……『冒険者らしく』したければ冒険者らしい馬車に乗らなきゃダメだって。
王都を出た馬車はフタツメに向けて草原の中の街道を進んでいく。代わり映えしない景色に窓の外を眺める時間は徐々に短くなり――
「ここで始まる、クッションタイムー」
そんな時、その掛け声と共にワルツが自分のクッションを取り出した。
「シートの上に、あえてクッション、敷いてみる」
その場に一度立ち上がったワルツは、シートに自分の青いクッションを置いて――
「むふふふふ」
そこに座ると満足げな表情を浮かべた。
そんな顔を見たら、誰だって自分もやりたくなるよね。みんなもそれぞれ自分のクッションを取り出し始めた。
「あたしのクッションはこれよ!」
アーシュが目の前に掲げたクッションには、大きなラビットの顔が描かれていた。
うわっかわいい。魔物だけどかわいい。獲物だけどかわいい。お肉だけどかわいい。
「しかも反対側は、ほら!」
裏返すとそこにはウルフ。こっちはちょっとかっこいい感じ。魔物で獲物だけど。
「俺はがっしりした固めのが好きだからな。これだ」
そう言ってネッガーが取り出したのは、真四角で真っ黒で、ホントに固そう。
そしてノルト。
「僕のクッションは中身にこだわってみたんだ。昨日買ったクッションの中身を取り出して、自作のクッション材に交換したんだよ」
みんな興味津々でノルトのクッションを触って、
「「「「何これ!?」」」」
クッションを押すと、手はゆっくりクッションに押し込まれていき、手を離すと手の形にへこんだクッションはゆっくりと元の形に戻っていく。
この感じ、新感覚!
「ねえ、これって何で出来てるの? すっごく不思議な感触だわ」
「これはね、木と魔石と空気を混合した新しい素材なんだ。錬成ってさ、やり方次第で元の素材の性質を色々と変化させる事が出来るんだけど、特定の木を融解させてそれに魔石を加えると、ツルツルした固い素材になったんだ。それに空気を混合してから、もっと柔らかいイメージで凝固させると、ちょうどネッガーのクッションみたいな感じになるんだけど、今回は魔石と空気の量を更に増やして、それをもっと柔らかいイメージで凝固させたんだよ。僕は固いのを『プラ』、柔らかいのを『ウレ』って呼んでるんだ」
ノルトの進化が止まらない!
「それでカルアのは?」
「僕のはこれ。結局買ったのはそのままにして、別にもうひとつ作ったんだ」
そう言いながら取り出したのクッションは――透き通っていて柔らかいガラスみたいな見た目。
「へえ、透き通ったクッションなんて中々お洒落じゃない。カルアにしてはやるわね」
『僕にしては』ってどういう意味かな……?
「それで、あんたの事だから当然ただ透明なだけじゃないんでしょ?」
――ああ、警戒されてたのか。
安心してアーシュ、この馬車に比べたら全然普通の日用品だよ?
「透明なのは魔石だけで作ったからだよ。座った状態でイメージするとその通りの色や形と固さに変化するんだ。自分のサイズに合わせられるし、大きめな椅子くらいまでなら大きく出来るよ」
ね、便利でしょ?
「あんたまたそうやって人前に出せないものを……」
軽く額に手を当てたアーシュは、でもすぐに首を振りながら僕のクッションを受け取ると後ろの空きスペースに移動した。そして床にクッションを置いてその上に座り、軽く目を閉じてイメージし始めた。
アーシュからイメージを受け取ったクッションはその通りに形を変えてゆく。徐々に高く、徐々に大きく……そして出来上がったのは、アーシュの頭から足の先までを包み込むような形をした真っ白な一人掛けソファだった。
「へえ、いいじゃないこれ。カルア、このクッションはどうせ人前には出せないんだから、この馬車の備品にするわよ。あんたは昨日買ったクッションを使いなさい」
アーシュ、気に入ったみたいだ。
「それからノルト、あたし達のクッションの中身もあんたと同じのに入れ換えて頂戴。みんなもそうしたいわよね?」
「「「したい!」」」
「そしたらカルア、出来上がったクッションに防水コーティングしちゃって。そうすれば人前に出しても変じゃなくって座り心地も最高なクッションが完成するわ!」
こうして僕とノルトは馬車での移動時間にみんなのクッションを改造する事になり、みんなが見守る中僕はクッションを開いて綿を取り出し、ノルトはクッション材の『ウレ』を錬成して……
その最中、作業に没頭する僕達にそっと横から伸ばされたクーラ先生の手、その手が掴んでいた物は――
「カルア、ノルト、私のもお願い」
はい、クーラ先生からの追加発注、入りましたー。
それから間もなくして僕とノルトの共同作業による全員のクッション作りが完了、サービス旺盛のノルトはみんなに希望を訊いて、『ウレ』をその通りの固さに調整していた。ネッガーのは『バリカタ』、クーラ先生は『カタ』、他は全員『やわ』にって。
「うん、これサイッコーの出来よ! 今度お母様やお祖母様にも自慢しなきゃ!」
ああ、これはあれだ。絶対にそのあと大変な事になるパターンだ。
頑張れノルト、『エルフの里で修行したドワーフ少女ノルト』が誕生するその時まで……
お昼ごはん――
移動しながら簡単に済ませようって事で、車内――より室内って言った方がよさそうなキッチンでワルツが作る事になった。
材料は僕の【ボックス】から取り出した金属バット。昨日みんなの前で【解体】したやつだ。
「完成。今日のランチは、『カル師とワルツのはじめての共同作業~そのプレートは金色に輝く~』」
ちょっワルツさんネーミングっ!! この車内の空気どうするの!?
……まあ料理は美味しかったけど、さ。
「しっかし来ないわねー、一体どうしたのかしら」
お腹も満たされ、まったりとした時間が流れる中、突然アーシュがそんな事を言い出した。
「えっ、何か来る予定があるの? 誰かと合流するとか?」
みんなも心当たりがないみたいで、そんなアーシュを不思議そうに見ている。
「決まってるじゃない! だって馬車での旅なのよ? 盗賊団が襲ってくるのがテンプレってもんでしょ!?」
いや、盗賊団って……テンプレって……
「この辺りに盗賊は出ないと思うわよ。王都の近くだから治安だって悪くないし、それにここ数年は戦争も飢饉も起きてないからね。盗賊って食い詰めた連中が身を落としてなる事が多いから、平和な時ってあまり増えないのよね」
そんなクーラ先生の常識的な指摘に、アーシュは驚きの声を上げた。
「ええーっ、冒険者って言ったらダンジョンと盗賊退治じゃないのーっ!?」
不満げなアーシュにクーラ先生は思わず苦笑する。
「絶対いないって訳じゃないけどね。平和な時には『増えない』ってだけで『いなくなる』訳じゃないから。でもね、もし盗賊がいたとしてもこの馬車は絶対に襲ってこないと思うわよ」
「えっ、どうして!?」
「だってこれ、見るからに軍用車両だもの。軍隊に襲い掛かる盗賊なんていないでしょ?」
「ああっ! そう言えばそうじゃない……」
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