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※ホラー回なので苦手な人は飛ばして下さい。
若干、他の話を読んでる人達ようへのネタです。
九話から見ても問題ないようにしています。
リリスside.
ぎぎぎぎぎっ!
許さない許さない許さない!
なんでアイリスが侯爵令嬢で私が修道女なのよ!
逆でしょうがっ!
そう思いながら湿って薄暗いシルフィード修道院の廊下を適当に掃き掃除をしていると、いつ頃から側にいたのか知らないが、顔以外を修道服で隠した女が声をかけてきたのだ。
「赤ちゃんを父親の家に取られて悔しいのはわかるけど、そんな顔しちゃ駄目よ」と、勘違いした発言を。
だから、私は思い切り睨みつけてやったが。
「違うわよ! それに勝手に話しかけてこないでよ!」と。
何しろ、仕事中に誰かと余計な会話しているところを見られたら、その日の食事を減らされるので。場合によっては二、三日も——と、私は女に背を向ける。
ただ、女は全く気にする様子もなく私の肩に腕を乗せてきたが。
「いいのよ、そんな嘘を吐かなくてもわかってるから」
再び勘違い発言をしてきながら。
「嘘じゃないわよ! 赤ん坊より私は侯爵令嬢になれなくて悔やんでるのよ!」
そう言っても「……ふふ、そういう事にしといてあげる。でも、赤ちゃんって可愛いわよね。お目めパッチリ開いちゃってえ」と、人の言葉を信じようとせずに。
しかも、何となく小馬鹿にした感じで——と、私は肩に乗せられている腕を振り解き、女を睨む。
「だから、違うって言ってるでしょうがあ!」と、持っていた箒を構え、次に話しかけてきたら叩くわよという雰囲気を出しながら。
女は「もう、わかったわよ。赤ちゃんの話は今はやめておきましょう。それなら今度は何の話する?」と、気にしていない様子だったが。
しかも、「しないわよお!」と、こっちが箒を振り下ろしても軽く避けてしまい「もう、恥ずかしがらないでよ。じゃあ、こういう話はどお?」と、私の両手を掴んできて。
「聞かないから!」
そう拒否しても「ええとね、確か机の引き出しにカマキリを入れておいたのよ。それで、数日放置しちゃってえ」と、全く話を聞かずに——と、私は想像しかけて必死に女から逃げようとする。
「それ以上言わないでええ!」
「あっ、ちなみにカマキリはメスよ。それで開けたらね……」
しかし、女は話をやめずに頬を染めながら、私の耳元で……
「ぎゃあああああっーーーー!」
おかげで、私は丁寧な説明で明確に想像してしまい失神してしまったが。
目を覚ますと牢獄みたいな自室のベッドで寝かされており、同室のサミーに「あら、やっと起きたわ。大丈夫かしら、リリスさん」と。
「大丈夫じゃないわよ。なんなのあの話を聞かない女は!?」
私がそう言っても首を傾げてきて。
「……えっ、何言ってるの? あなた突然に廊下で一人で喚いて倒れたのよ」
「はっ? いやいや、顔だけ出した修道服着た女がいたでしょう!?」
そう言っても、呆れ顔を向けられてしまい「もう、今は頭を覆うタイプの修道服は誰も付けてないでしょうが」と、私がハッとする言葉を。
確かに彼女の言う通りそんな修道服を着た人物はここにはいないはずなので。
しかも、あの顔はそういえば見たことが……
そう思った直後、耳元で声が……
『オギャアッ』
おかげで「ひいっ!」と、私は声を上げてしまったが。
「ちょっと、びっくりさせないでよ」と、サミーに睨まれも。
「こ、声が聞こえたのよ」
「はあ、疲れてるんでしょう。とりあえずもう少し横になってなさい。私はあなたが起きた事を修道長に連絡してくるから」と、こちらの言葉を信じる様子すら見せずに部屋を出て行ってしまい……
つまりは窓のない牢獄の様な薄暗い部屋に一人——と、私は恐怖感でいっぱいになってしまう。
そして、考えたくないのにさっきの声を思い出しも。
「あれって赤ちゃんの声じゃなくてあの女の声だったわよね……」
後、声が聞こえてきた場所は——と、隣のサミーのベッドの下に視線を向けて。
それから死ぬほど後悔をしてしまいも。
何しろ、ベッドの下の暗がりに顔の上部分だけを出したあの修道女が無表情でこっちをじっと見ていたので。
そして、私の意識がゆっくりと落ちていく瞬間に耳元ではっきりと……
『ママァ、ヒマナライッショニアソボ』
あの日からリリスは急に汗水流して働く様になった。
しかも、休みもほとんど取らずに何やらぶつぶつ呟きながら。
「遊ぶ暇さえ作らなきゃあいつは出てこない……」
若干、他の話を読んでる人達ようへのネタです。
九話から見ても問題ないようにしています。
リリスside.
ぎぎぎぎぎっ!
許さない許さない許さない!
なんでアイリスが侯爵令嬢で私が修道女なのよ!
逆でしょうがっ!
そう思いながら湿って薄暗いシルフィード修道院の廊下を適当に掃き掃除をしていると、いつ頃から側にいたのか知らないが、顔以外を修道服で隠した女が声をかけてきたのだ。
「赤ちゃんを父親の家に取られて悔しいのはわかるけど、そんな顔しちゃ駄目よ」と、勘違いした発言を。
だから、私は思い切り睨みつけてやったが。
「違うわよ! それに勝手に話しかけてこないでよ!」と。
何しろ、仕事中に誰かと余計な会話しているところを見られたら、その日の食事を減らされるので。場合によっては二、三日も——と、私は女に背を向ける。
ただ、女は全く気にする様子もなく私の肩に腕を乗せてきたが。
「いいのよ、そんな嘘を吐かなくてもわかってるから」
再び勘違い発言をしてきながら。
「嘘じゃないわよ! 赤ん坊より私は侯爵令嬢になれなくて悔やんでるのよ!」
そう言っても「……ふふ、そういう事にしといてあげる。でも、赤ちゃんって可愛いわよね。お目めパッチリ開いちゃってえ」と、人の言葉を信じようとせずに。
しかも、何となく小馬鹿にした感じで——と、私は肩に乗せられている腕を振り解き、女を睨む。
「だから、違うって言ってるでしょうがあ!」と、持っていた箒を構え、次に話しかけてきたら叩くわよという雰囲気を出しながら。
女は「もう、わかったわよ。赤ちゃんの話は今はやめておきましょう。それなら今度は何の話する?」と、気にしていない様子だったが。
しかも、「しないわよお!」と、こっちが箒を振り下ろしても軽く避けてしまい「もう、恥ずかしがらないでよ。じゃあ、こういう話はどお?」と、私の両手を掴んできて。
「聞かないから!」
そう拒否しても「ええとね、確か机の引き出しにカマキリを入れておいたのよ。それで、数日放置しちゃってえ」と、全く話を聞かずに——と、私は想像しかけて必死に女から逃げようとする。
「それ以上言わないでええ!」
「あっ、ちなみにカマキリはメスよ。それで開けたらね……」
しかし、女は話をやめずに頬を染めながら、私の耳元で……
「ぎゃあああああっーーーー!」
おかげで、私は丁寧な説明で明確に想像してしまい失神してしまったが。
目を覚ますと牢獄みたいな自室のベッドで寝かされており、同室のサミーに「あら、やっと起きたわ。大丈夫かしら、リリスさん」と。
「大丈夫じゃないわよ。なんなのあの話を聞かない女は!?」
私がそう言っても首を傾げてきて。
「……えっ、何言ってるの? あなた突然に廊下で一人で喚いて倒れたのよ」
「はっ? いやいや、顔だけ出した修道服着た女がいたでしょう!?」
そう言っても、呆れ顔を向けられてしまい「もう、今は頭を覆うタイプの修道服は誰も付けてないでしょうが」と、私がハッとする言葉を。
確かに彼女の言う通りそんな修道服を着た人物はここにはいないはずなので。
しかも、あの顔はそういえば見たことが……
そう思った直後、耳元で声が……
『オギャアッ』
おかげで「ひいっ!」と、私は声を上げてしまったが。
「ちょっと、びっくりさせないでよ」と、サミーに睨まれも。
「こ、声が聞こえたのよ」
「はあ、疲れてるんでしょう。とりあえずもう少し横になってなさい。私はあなたが起きた事を修道長に連絡してくるから」と、こちらの言葉を信じる様子すら見せずに部屋を出て行ってしまい……
つまりは窓のない牢獄の様な薄暗い部屋に一人——と、私は恐怖感でいっぱいになってしまう。
そして、考えたくないのにさっきの声を思い出しも。
「あれって赤ちゃんの声じゃなくてあの女の声だったわよね……」
後、声が聞こえてきた場所は——と、隣のサミーのベッドの下に視線を向けて。
それから死ぬほど後悔をしてしまいも。
何しろ、ベッドの下の暗がりに顔の上部分だけを出したあの修道女が無表情でこっちをじっと見ていたので。
そして、私の意識がゆっくりと落ちていく瞬間に耳元ではっきりと……
『ママァ、ヒマナライッショニアソボ』
あの日からリリスは急に汗水流して働く様になった。
しかも、休みもほとんど取らずに何やらぶつぶつ呟きながら。
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