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鍛冶ギルド
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港町ハーケルンは周囲を高い防壁に囲まれている。街の入り口である関所には多くの人間が集まっていた。
「ウィル、やはりここは人が多いな。冒険者らしき奴らも結構いるようだし」
「海洋貿易で栄えているからな。金が集まる場所には人が集まる、そして人が集まる場所には多くの情報も集まる」
「なるほどなぁ……」
関所の前には門番達が立っていた。手には槍を持っていることから有事の際には彼らがこの門を守るのだろう。
「そこで止まれ。お前達二人、この街に来た目的はなんだ」
「私はウィル、こっちの連れはディードです。アレスティから来ました。目的は食料の補充と冒険者ギルドでダンジョンに関する情報収集です」
「ふむ、冒険者というわけか」
門番は品定めをするかのように二人をじっと見つめていた。
「なかなか鍛えているようだな。しかしその装備でダンジョンに挑むのは死にに行くようなものだぞ」
「そんなのやってみなければ分からないだろ」
ディードの言葉に門番達はバカにするかのように笑い出した。
「普段どれだけの冒険者を見てきてると思っているんだ?今まで色々な連中がいたがここまでお粗末な装備は見たことない」
「このっ……」
今にも食って掛かりそうなディードをウィルは片手で制止した。
「それが知れただけでも充分、ここには鍛冶ギルドもあったはず。装備はそこで揃えればいい」
「この先生き残りたいならそれを勧めるよ。さあここに記名を」
手続きを済ませた二人は街の中へと進む。故郷アレスティとはまるで違う世界がそこには広がっていた。
道を行き交う人、人、人、活気に溢れる街並みは故郷アレスティではまず見られない光景だった。
「凄い人の数だなウィル……」
「なんだ緊張してるのか、でかい図体に似合わず繊細なやつだな」
二人は近くの厩舎に馬を預け街の施設を見て回ることにした。真っ先に目についたのはそこら中を行き交う商人達だった。海洋貿易も盛んに行われているこの時代、港町はまさに大陸の玄関口。
「あれを見てみろ!」
「なんて大きいんだ……」
二人の目の前にあったのは巨大な帆船、一度に数十人は乗れそうな大きさである。
「いつかこんな船が欲しいものだな」
ウィルも船を持っていた。それは漁師としては当然のことではあるがそもそもウィルは船が好きなのだ。たまらなく好きなのだ。広大な海を自分の帆船で旅をする、そんな夢を持っていた。
「だったら稼いで稼いで稼ぎまくらなきゃな!」
ウィルの背中を押すディード、彼も少なからず興奮しているようだった。
港を後にした二人は装備を見直す為、この街にあるという鍛冶ギルドを訪れた。
「鍛冶ギルド『ビューティフルハンマー』か。ここで装備を揃えた方が良いと言っていたな」
「それにしてもなんだこの名前は……」
扉には鉄槌と薔薇のマーク、中に入ると壁には様々な武器が飾ってあった。中でも一際ディードの目を引いたのは店の奥に飾られていた一振りの剣であった。明らかに他の物とは違う剣、刀身は白銀のように輝き、また薄暗い店内であるにも関わらずその剣自体が微弱な光を放っていた。
「見たこともない金属だ……それになんて……なんて……」
芸術などという物とは全く縁のなかった二人、それでもここにある武器達は二人の目を惹きつけた。
「なんて美しい……思わずそう口に出ちゃうでしょう?」
背後から聞こえた野太い声に咄嗟に二人は振り向いた。そこに立っていたのは大柄なディードよりさらに大きな男、そう、男なのだがその風貌はとても奇妙だった。タンクトップの胸元には大きなハートマーク、そして髪は派手なピンク色。青ひげと口紅はとてもミスマッチしていた。
「だ、誰だお前は!」
思わず叫ぶディード、しかし男は慌てる素振りもなく微笑みながら二人を見つめていた。
「私?私の名前はレヴィー・マクギニスよ。それにしてもあなた達なかなか良い身体つきをしてるわねぇ……装備を見た感じ新米の冒険者ってところかしら?」
「まあそんなところです。装備を新調したくてここに来ました」
「そっちの彼は随分とクールね。予算はどの程度かしら?」
二人は旅の為持参した軍資金から滞在に必要な分を差し引いた金額を提示した。
「うーん、ちょっと少ないわねぇ……普通の剣を1本ならギリギリってところかしら。それ以上を求めるのなら残念だけれど全然足りないわね」
「つってもなあ、今はこれで全部だし……どっかに良い儲け話があればいいんだが」
「儲け話、無いこともないわよ?」
「なにっ!?」
レヴィーの思わぬ言葉に驚くディードをよそにレヴィーは店の奥から何やら運びだしてきた。
「これ、この街から北にあるダンジョンに生息するロックアントの牙なのだけれど最近仕入れ数が激減していて困ってたのよ」
「ロックアントの牙?」
「ええ、ロックアント達は岩石や鉱物を主食とするからその牙はとても硬いの。加工すれば鋏や鎌なんかに出来るのよ。錆なくて軽くて頑丈だからとっても重宝されているのよ」
「へぇ……これが鋏ねえ」
ディードとウィルはその牙を手にとってみた。レヴィーの言うとおり確かに金属のように硬いがかなり軽かった。
「牙の収集、私からの依頼として正式に受けてくれるのならもちろんそれ相応の報酬は払うわ。それに旅に不慣れなあなた達の為に特別にガイドも付けちゃう」
「ガイド?」
「ええ」
レヴィーはそう言うと店の奥から一人の人物を連れてきた。
「彼はドヴェルグ人のガレンよ」
「ガレンだす。よろしくだす」
「お、おう。俺はディードだ。よろしく」
「ウィルです。よろしく」
ガレンと呼ばれたその者は身の丈は小さいが身体つきはがっしりしており顎には立派な髭を蓄えていた。
「ドヴェルグ人と言えばあの鉱山に住むという……」
「そうよ。鉱山に住み鍛冶を得意とする人間とは異なる種族。私の店の従業員の半数はこのドヴェルグ人よ」
「我々は誇り高い一族だす。本来であれば人間の店で働きなどしないだすがレヴィーには大きな恩があるだす」
「まあそういうことね。ダンジョンと言っても内部は鉱山になっているから彼がいればまず迷うことはないでしょう。ロックアントはそこまで強くはないけれど充分気をつけるのよ」
「分かりました。この依頼受けましょう」
「それとこれは餞別。あなたそんな銛じゃまともに戦えないでしょうからね」
そう言ってレヴィーは先程見せた鋼鉄製の剣を差し出した。
「いいのか?」
「ええ、そのまま行って死なれても困るし、あなた達なんだか気に入っちゃったわ」
「それじゃ行くだす。途中街で食料とかも買うだすよ」
「ああ。色々ありがとなレヴィーのおっさん」
「だーれがおっさんですって?」
今まで異常に野太い声でそう言うとレヴィーは勢いよくディードの頭を殴りつけた。
「うぅ……そ、それじゃ、行ってくる」
「ええ行ってらっしゃい。無事に帰ってくるのよ」
こうしてディードとウィルは初めてのダンジョンに挑むことになったのであった。
「ウィル、やはりここは人が多いな。冒険者らしき奴らも結構いるようだし」
「海洋貿易で栄えているからな。金が集まる場所には人が集まる、そして人が集まる場所には多くの情報も集まる」
「なるほどなぁ……」
関所の前には門番達が立っていた。手には槍を持っていることから有事の際には彼らがこの門を守るのだろう。
「そこで止まれ。お前達二人、この街に来た目的はなんだ」
「私はウィル、こっちの連れはディードです。アレスティから来ました。目的は食料の補充と冒険者ギルドでダンジョンに関する情報収集です」
「ふむ、冒険者というわけか」
門番は品定めをするかのように二人をじっと見つめていた。
「なかなか鍛えているようだな。しかしその装備でダンジョンに挑むのは死にに行くようなものだぞ」
「そんなのやってみなければ分からないだろ」
ディードの言葉に門番達はバカにするかのように笑い出した。
「普段どれだけの冒険者を見てきてると思っているんだ?今まで色々な連中がいたがここまでお粗末な装備は見たことない」
「このっ……」
今にも食って掛かりそうなディードをウィルは片手で制止した。
「それが知れただけでも充分、ここには鍛冶ギルドもあったはず。装備はそこで揃えればいい」
「この先生き残りたいならそれを勧めるよ。さあここに記名を」
手続きを済ませた二人は街の中へと進む。故郷アレスティとはまるで違う世界がそこには広がっていた。
道を行き交う人、人、人、活気に溢れる街並みは故郷アレスティではまず見られない光景だった。
「凄い人の数だなウィル……」
「なんだ緊張してるのか、でかい図体に似合わず繊細なやつだな」
二人は近くの厩舎に馬を預け街の施設を見て回ることにした。真っ先に目についたのはそこら中を行き交う商人達だった。海洋貿易も盛んに行われているこの時代、港町はまさに大陸の玄関口。
「あれを見てみろ!」
「なんて大きいんだ……」
二人の目の前にあったのは巨大な帆船、一度に数十人は乗れそうな大きさである。
「いつかこんな船が欲しいものだな」
ウィルも船を持っていた。それは漁師としては当然のことではあるがそもそもウィルは船が好きなのだ。たまらなく好きなのだ。広大な海を自分の帆船で旅をする、そんな夢を持っていた。
「だったら稼いで稼いで稼ぎまくらなきゃな!」
ウィルの背中を押すディード、彼も少なからず興奮しているようだった。
港を後にした二人は装備を見直す為、この街にあるという鍛冶ギルドを訪れた。
「鍛冶ギルド『ビューティフルハンマー』か。ここで装備を揃えた方が良いと言っていたな」
「それにしてもなんだこの名前は……」
扉には鉄槌と薔薇のマーク、中に入ると壁には様々な武器が飾ってあった。中でも一際ディードの目を引いたのは店の奥に飾られていた一振りの剣であった。明らかに他の物とは違う剣、刀身は白銀のように輝き、また薄暗い店内であるにも関わらずその剣自体が微弱な光を放っていた。
「見たこともない金属だ……それになんて……なんて……」
芸術などという物とは全く縁のなかった二人、それでもここにある武器達は二人の目を惹きつけた。
「なんて美しい……思わずそう口に出ちゃうでしょう?」
背後から聞こえた野太い声に咄嗟に二人は振り向いた。そこに立っていたのは大柄なディードよりさらに大きな男、そう、男なのだがその風貌はとても奇妙だった。タンクトップの胸元には大きなハートマーク、そして髪は派手なピンク色。青ひげと口紅はとてもミスマッチしていた。
「だ、誰だお前は!」
思わず叫ぶディード、しかし男は慌てる素振りもなく微笑みながら二人を見つめていた。
「私?私の名前はレヴィー・マクギニスよ。それにしてもあなた達なかなか良い身体つきをしてるわねぇ……装備を見た感じ新米の冒険者ってところかしら?」
「まあそんなところです。装備を新調したくてここに来ました」
「そっちの彼は随分とクールね。予算はどの程度かしら?」
二人は旅の為持参した軍資金から滞在に必要な分を差し引いた金額を提示した。
「うーん、ちょっと少ないわねぇ……普通の剣を1本ならギリギリってところかしら。それ以上を求めるのなら残念だけれど全然足りないわね」
「つってもなあ、今はこれで全部だし……どっかに良い儲け話があればいいんだが」
「儲け話、無いこともないわよ?」
「なにっ!?」
レヴィーの思わぬ言葉に驚くディードをよそにレヴィーは店の奥から何やら運びだしてきた。
「これ、この街から北にあるダンジョンに生息するロックアントの牙なのだけれど最近仕入れ数が激減していて困ってたのよ」
「ロックアントの牙?」
「ええ、ロックアント達は岩石や鉱物を主食とするからその牙はとても硬いの。加工すれば鋏や鎌なんかに出来るのよ。錆なくて軽くて頑丈だからとっても重宝されているのよ」
「へぇ……これが鋏ねえ」
ディードとウィルはその牙を手にとってみた。レヴィーの言うとおり確かに金属のように硬いがかなり軽かった。
「牙の収集、私からの依頼として正式に受けてくれるのならもちろんそれ相応の報酬は払うわ。それに旅に不慣れなあなた達の為に特別にガイドも付けちゃう」
「ガイド?」
「ええ」
レヴィーはそう言うと店の奥から一人の人物を連れてきた。
「彼はドヴェルグ人のガレンよ」
「ガレンだす。よろしくだす」
「お、おう。俺はディードだ。よろしく」
「ウィルです。よろしく」
ガレンと呼ばれたその者は身の丈は小さいが身体つきはがっしりしており顎には立派な髭を蓄えていた。
「ドヴェルグ人と言えばあの鉱山に住むという……」
「そうよ。鉱山に住み鍛冶を得意とする人間とは異なる種族。私の店の従業員の半数はこのドヴェルグ人よ」
「我々は誇り高い一族だす。本来であれば人間の店で働きなどしないだすがレヴィーには大きな恩があるだす」
「まあそういうことね。ダンジョンと言っても内部は鉱山になっているから彼がいればまず迷うことはないでしょう。ロックアントはそこまで強くはないけれど充分気をつけるのよ」
「分かりました。この依頼受けましょう」
「それとこれは餞別。あなたそんな銛じゃまともに戦えないでしょうからね」
そう言ってレヴィーは先程見せた鋼鉄製の剣を差し出した。
「いいのか?」
「ええ、そのまま行って死なれても困るし、あなた達なんだか気に入っちゃったわ」
「それじゃ行くだす。途中街で食料とかも買うだすよ」
「ああ。色々ありがとなレヴィーのおっさん」
「だーれがおっさんですって?」
今まで異常に野太い声でそう言うとレヴィーは勢いよくディードの頭を殴りつけた。
「うぅ……そ、それじゃ、行ってくる」
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