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第三章 帝国西部・刀編
第53話 レオ達の訓練Ⅱ
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3日目の夜になり、ミコトとオルガナは露天風呂に浸かりながら、互いの訓練の過程や成果を言い合い、おのずとジンの話になる。
「ケン君もいれば一緒に強くなれたのにねー」
「何言ってるのオルガナ。あいつが居ないからあたし達この森に入ったんでしょ」
「あ、そっか。この森に入らなかったらジン君に会えなかったんだ」
「そゆこと」
「…勝てるのかなぁ」
「勝つよ、絶対!」
拳を握り、やる気満々のミコトにオルガナは微笑む。
「ふふっ、ミコトちゃんそんなにジン君と離れたくないんだ」
「なっ、違うわよっ! いや、違わないけど…そーゆーのじゃなくて! 恩返ししたいだけ!」
「そーゆーのって、どーゆーの?」
「っつ、オルガナ!」
「でも、分かるなぁ」
「…何がよ」
「強くて優しくてかっこいいもんね。憧れるのも仕方ないよ」
「(憧れ…かぁ)オッサンくさいとこあるけどね」
「否定しないんだぁ」
「ふん! でも…」
「強さどうこうじゃなくて、多分、あたし達とジンは―――」
ミコトはジンが見ようとしている景色と、自分達が見たい景色との違いを、ここ数日で何となくだが感じ取っていた。
◇ ◇ ◇ ◇
6日目の朝、俺は自身の付けた斬痕の残る岩を背に、ジンの攻撃を受けていた。昨日俺はジンの付けた岩の斬痕と同様の深さの斬痕を付ける事に成功し、次の段階に入っていた。今朝ジンが次はこれだと言って、変わった形の木剣を手に、俺と一対一で打ち合うよう指示したのだ。
キンキンキン ガキン!
(お、重いっ!)
「剣が弾かれることを前提として、弾かれる方向とは逆に身体を捻って、相手の懐に入ればカウンターに繋げられる! 弾かれる方向を予測して、同じ方向に身体を導いておけば受け流せる! どっちも出来ないなら真っ向受けきる!」
「アッシュスコーピオンはこんなに速いのか!?」
「これほどじゃない! だが、いざ敵を前にすると無意識に委縮して本来の力が出せないのが人間だ。そのハンデを克服するためには、それ以上の鍛錬をしておかなければならないっ!」
色々教えながらも、ジンはあらゆる角度からの攻撃の手を緩めない。なんっつー重さだ! 俺に比べてはるかに華奢なジンから繰り出される一撃一撃は、剣で受けるたびに弾かれる。アッシュスコーピオンの一撃以上の力で打ち込んでいるらしく、訓練初日の俺では到底受ける事は出来なかったであろう威力だ。
俺が徐々に攻撃を捌けなくなり、身体に攻撃が入り始めると同時に休憩に入る。休憩しながらも色々剣術の指南をしてくれる。ジン曰く、よほど力の差が無い限り、魔物や魔獣の攻撃を真っ向受けるのはリスクが高いらしい。
そもそも身体強化魔法を使用して初めて、魔物や魔獣とまともに戦えるのだ。そんな彼らの攻撃を受け止めるのはそもそも間違っていると。
格上の相手や実力が伯仲している相手、もしくは未知の相手には回避や受け流しを応用して、カウンターで攻撃するのが最も戦闘効率が良く、それらを行う技術や余裕が無い場合に限りやむなく受けきる、というのがジンの近接戦闘スタイルらしい。
「よし、ミコト! オルガナ! 集まってくれ!」
2人は既に休憩していた俺達の周りに来て座る。ミコトは俺よりも早く課題をクリアし、ジンから3連射を教わっていた。オルガナは4発同時に火球を出せるようになっており、発射速度にまだ難があるらしいが着実に成長していた。
「明日はいよいよアッシュスコーピオンと戦ってもらう」
ジンの一言で俺らに緊張が走る。いよいよだ。
「そう緊張しないでくれ。今から戦術を話す。レオ、君は敵を引き付ける盾役と攻撃を担ってもらう。攻撃が通用する今となっては、敵も君に集中せざるを得なくなるからな。十分敵に踊ってもらってくれ。因みに十分に攻撃を引き付けられない場合、敵の攻撃がオルガナに行ってしまうからそのつもりで」
「おう!」
「オルガナは、レオが敵の攻撃範囲から離れた瞬間に火球魔法を叩きこむ。それをひたすら繰り返せば、敵は休む間もなく君らの攻撃に晒されることになるだろう。火球が当たれば、敵の外殻も脆くなる。オルガナが火球を当てないと長期戦になる可能性が高い。そうなるとレオの体力とミコトの矢が付きてしまう」
「わ、わかった!」
「最後にミコト」
「うん」
「君には木の上から中距離攻撃でレオのサポートと、敵の弱点を見つけてもらう」
「弱点があるの?」
「ある。だけど教えない」
「うっ…」
「魔物の弱点は魔力核だが、魔獣にも弱点がある事が多いんだ。君らを鍛える事、アッシュスコーピオンに弱点がある事、戦術を君らに伝える事、この3つが俺が教えられる最大限だ」
「そうだよね。そうじゃなきゃ3人で倒す意味ないもんね」
「だよな! 俺らは力だけじゃなく、敵を観察する力も備えなきゃなんねぇ」
「レオ君が離れたら火球、レオ君が離れたら火球、レオ君が離れたら火球、レオ君が――――」
「ふっ、オルガナはまず敵を前にして緊張しない事が先決かもな」
最終日は訓練もそこそこに、身体を休める為、ジンの言う瞑想に入った。その日の訓練で出来た事、次に出来るようになりたい事を上手く繋げられるようにする効果が瞑想にはあった。
ジンに教わるまでやった事が無かったので、こんなイメージだけの訓練が本当に役に立つのかと最初は疑問だった。しかし、瞑想を始めた次の日の訓練の効果が今までとまるで違う。明らかに強化魔法や身体の動きがスムーズなのだ。
ジンはこの瞑想を8歳からやっていたのだという。
どんな子供だよ!
と最初は突っ込んだが、これでジンの強さの秘密が垣間見えようというものだ。
◇ ◇ ◇ ◇
ん? 丁度いいのがこっちに向かってくるな。
遠視魔法に魔獣がかかる。コカトリスだ。反対側にもブラッドウルフが10匹近くいるみたいだが、こいつらはコカトリスを恐れて近づいて来ないだろう。
「皆、魔獣が来る。威圧が効かない相手だから仕留める。岩陰に隠れて、手出しはしないで欲しい。敵の攻撃が君らに向いてしまう」
「「「わかった!」」」
木で拘束してもいいが、それだと彼らの戦いの参考にならない。舶刀2本を抜き、向かってくるコカトリスに突撃する。敵の突進を止めなければ、露天風呂と訓練場を荒らされてしまう。
『ビョーロロロロ!』
「はっ!」
ズバッ!
人間の匂いのする方向へ突進していたコカトリスは、自身が敵を目視する前に、突如前方から現れた小さな人間に斬りつけられ怒る。
『ビョァァァァァ! ビョァァァァァ!』
コカトリスの怒り任せに吐き出される毒液を全て避け、足元を斬りつける。それを嫌がった敵は、蛇の頭をした尾を繰り出しビュンビュンと振り回すが、縦に横にと避け、近づく俺を遠ざけたいかの様に翼を払い、振り回し始めた。
そう、コカトリスの弱点は体の部位ではなく、近づかれる事。近づくことによって毒液は吐けないし、威力はあるが大雑把な翼攻撃も当たらない。5mを超える巨体を支える、2本の脚さえ動けなくすれば易いように思えるが、その脚は強靭な筋肉と堅い皮膚で覆われているので、ダメージは与え辛い。その上膂力があり、上からの毒尾攻撃にも気が付きにくいので、コカトリスの足元は死の領域。
俺はコカトリスの猛攻撃を避けつつ迫りくる攻撃を受け流し、木を使って頭上に飛び上がり、その首元へ固有技を放つ。
「―――流気旋風!」
風の刃を纏った舶刀二本の一撃で、コカトリスの首は地に落ち、断末魔を上げることなく勝負はついた。
◇ ◇ ◇ ◇
一方、ジンと突如現れた魔獣との闘いを岩陰から見ていたレオ達3人。それぞれが思う事を口に出し合っていた。
「凄い…これがジンの近接戦が…はっ!? 見とれてる場合じゃなかった! この役割を俺がやらなきゃなんないんだ!」
「あの魔獣、ジンに近づかれてから急に何もできなくなったわ。まぁあたしらじゃ近づく事も出来なんだけど」
「なんだかジン君、ふわっふわって踊ってるみたい…これだけ相手に夢中になってる敵なら、私の魔法も当てられると思う」
しばらくするとコカトリスの首が地面に落ち、決着がついた。するとジンはその場でコカトリスを魔法で木に吊し上げ始める。断面を下にして、血抜きをするようだ。
「止めのあれって、こないだ村の冒険者が言ってた固有技ってやつだよな」
「ええ、おそらくね。決まった動きを突き詰めて、通常の数倍の威力を発揮するってやつ。って言うかさ、さっきから木が動いてるんだけど。怖いよ…」
「あれ、木属性魔法だよ。あの人は一体いくつの属性魔法使えるんだろ」
その後戻ったジンと合流した3人は、今の戦いについての色々話し合う。レオは身のこなしや役割を、ミコトは相手を観察して弱点を探しつつ、どうやってレオをサポートするかを、オルガナはジンが戦っている最中で、いつ魔法を当てるタイミングがあったのか等の答え合わせをする。
明日の戦いに備え、各々が思考を巡らせた。
「ケン君もいれば一緒に強くなれたのにねー」
「何言ってるのオルガナ。あいつが居ないからあたし達この森に入ったんでしょ」
「あ、そっか。この森に入らなかったらジン君に会えなかったんだ」
「そゆこと」
「…勝てるのかなぁ」
「勝つよ、絶対!」
拳を握り、やる気満々のミコトにオルガナは微笑む。
「ふふっ、ミコトちゃんそんなにジン君と離れたくないんだ」
「なっ、違うわよっ! いや、違わないけど…そーゆーのじゃなくて! 恩返ししたいだけ!」
「そーゆーのって、どーゆーの?」
「っつ、オルガナ!」
「でも、分かるなぁ」
「…何がよ」
「強くて優しくてかっこいいもんね。憧れるのも仕方ないよ」
「(憧れ…かぁ)オッサンくさいとこあるけどね」
「否定しないんだぁ」
「ふん! でも…」
「強さどうこうじゃなくて、多分、あたし達とジンは―――」
ミコトはジンが見ようとしている景色と、自分達が見たい景色との違いを、ここ数日で何となくだが感じ取っていた。
◇ ◇ ◇ ◇
6日目の朝、俺は自身の付けた斬痕の残る岩を背に、ジンの攻撃を受けていた。昨日俺はジンの付けた岩の斬痕と同様の深さの斬痕を付ける事に成功し、次の段階に入っていた。今朝ジンが次はこれだと言って、変わった形の木剣を手に、俺と一対一で打ち合うよう指示したのだ。
キンキンキン ガキン!
(お、重いっ!)
「剣が弾かれることを前提として、弾かれる方向とは逆に身体を捻って、相手の懐に入ればカウンターに繋げられる! 弾かれる方向を予測して、同じ方向に身体を導いておけば受け流せる! どっちも出来ないなら真っ向受けきる!」
「アッシュスコーピオンはこんなに速いのか!?」
「これほどじゃない! だが、いざ敵を前にすると無意識に委縮して本来の力が出せないのが人間だ。そのハンデを克服するためには、それ以上の鍛錬をしておかなければならないっ!」
色々教えながらも、ジンはあらゆる角度からの攻撃の手を緩めない。なんっつー重さだ! 俺に比べてはるかに華奢なジンから繰り出される一撃一撃は、剣で受けるたびに弾かれる。アッシュスコーピオンの一撃以上の力で打ち込んでいるらしく、訓練初日の俺では到底受ける事は出来なかったであろう威力だ。
俺が徐々に攻撃を捌けなくなり、身体に攻撃が入り始めると同時に休憩に入る。休憩しながらも色々剣術の指南をしてくれる。ジン曰く、よほど力の差が無い限り、魔物や魔獣の攻撃を真っ向受けるのはリスクが高いらしい。
そもそも身体強化魔法を使用して初めて、魔物や魔獣とまともに戦えるのだ。そんな彼らの攻撃を受け止めるのはそもそも間違っていると。
格上の相手や実力が伯仲している相手、もしくは未知の相手には回避や受け流しを応用して、カウンターで攻撃するのが最も戦闘効率が良く、それらを行う技術や余裕が無い場合に限りやむなく受けきる、というのがジンの近接戦闘スタイルらしい。
「よし、ミコト! オルガナ! 集まってくれ!」
2人は既に休憩していた俺達の周りに来て座る。ミコトは俺よりも早く課題をクリアし、ジンから3連射を教わっていた。オルガナは4発同時に火球を出せるようになっており、発射速度にまだ難があるらしいが着実に成長していた。
「明日はいよいよアッシュスコーピオンと戦ってもらう」
ジンの一言で俺らに緊張が走る。いよいよだ。
「そう緊張しないでくれ。今から戦術を話す。レオ、君は敵を引き付ける盾役と攻撃を担ってもらう。攻撃が通用する今となっては、敵も君に集中せざるを得なくなるからな。十分敵に踊ってもらってくれ。因みに十分に攻撃を引き付けられない場合、敵の攻撃がオルガナに行ってしまうからそのつもりで」
「おう!」
「オルガナは、レオが敵の攻撃範囲から離れた瞬間に火球魔法を叩きこむ。それをひたすら繰り返せば、敵は休む間もなく君らの攻撃に晒されることになるだろう。火球が当たれば、敵の外殻も脆くなる。オルガナが火球を当てないと長期戦になる可能性が高い。そうなるとレオの体力とミコトの矢が付きてしまう」
「わ、わかった!」
「最後にミコト」
「うん」
「君には木の上から中距離攻撃でレオのサポートと、敵の弱点を見つけてもらう」
「弱点があるの?」
「ある。だけど教えない」
「うっ…」
「魔物の弱点は魔力核だが、魔獣にも弱点がある事が多いんだ。君らを鍛える事、アッシュスコーピオンに弱点がある事、戦術を君らに伝える事、この3つが俺が教えられる最大限だ」
「そうだよね。そうじゃなきゃ3人で倒す意味ないもんね」
「だよな! 俺らは力だけじゃなく、敵を観察する力も備えなきゃなんねぇ」
「レオ君が離れたら火球、レオ君が離れたら火球、レオ君が離れたら火球、レオ君が――――」
「ふっ、オルガナはまず敵を前にして緊張しない事が先決かもな」
最終日は訓練もそこそこに、身体を休める為、ジンの言う瞑想に入った。その日の訓練で出来た事、次に出来るようになりたい事を上手く繋げられるようにする効果が瞑想にはあった。
ジンに教わるまでやった事が無かったので、こんなイメージだけの訓練が本当に役に立つのかと最初は疑問だった。しかし、瞑想を始めた次の日の訓練の効果が今までとまるで違う。明らかに強化魔法や身体の動きがスムーズなのだ。
ジンはこの瞑想を8歳からやっていたのだという。
どんな子供だよ!
と最初は突っ込んだが、これでジンの強さの秘密が垣間見えようというものだ。
◇ ◇ ◇ ◇
ん? 丁度いいのがこっちに向かってくるな。
遠視魔法に魔獣がかかる。コカトリスだ。反対側にもブラッドウルフが10匹近くいるみたいだが、こいつらはコカトリスを恐れて近づいて来ないだろう。
「皆、魔獣が来る。威圧が効かない相手だから仕留める。岩陰に隠れて、手出しはしないで欲しい。敵の攻撃が君らに向いてしまう」
「「「わかった!」」」
木で拘束してもいいが、それだと彼らの戦いの参考にならない。舶刀2本を抜き、向かってくるコカトリスに突撃する。敵の突進を止めなければ、露天風呂と訓練場を荒らされてしまう。
『ビョーロロロロ!』
「はっ!」
ズバッ!
人間の匂いのする方向へ突進していたコカトリスは、自身が敵を目視する前に、突如前方から現れた小さな人間に斬りつけられ怒る。
『ビョァァァァァ! ビョァァァァァ!』
コカトリスの怒り任せに吐き出される毒液を全て避け、足元を斬りつける。それを嫌がった敵は、蛇の頭をした尾を繰り出しビュンビュンと振り回すが、縦に横にと避け、近づく俺を遠ざけたいかの様に翼を払い、振り回し始めた。
そう、コカトリスの弱点は体の部位ではなく、近づかれる事。近づくことによって毒液は吐けないし、威力はあるが大雑把な翼攻撃も当たらない。5mを超える巨体を支える、2本の脚さえ動けなくすれば易いように思えるが、その脚は強靭な筋肉と堅い皮膚で覆われているので、ダメージは与え辛い。その上膂力があり、上からの毒尾攻撃にも気が付きにくいので、コカトリスの足元は死の領域。
俺はコカトリスの猛攻撃を避けつつ迫りくる攻撃を受け流し、木を使って頭上に飛び上がり、その首元へ固有技を放つ。
「―――流気旋風!」
風の刃を纏った舶刀二本の一撃で、コカトリスの首は地に落ち、断末魔を上げることなく勝負はついた。
◇ ◇ ◇ ◇
一方、ジンと突如現れた魔獣との闘いを岩陰から見ていたレオ達3人。それぞれが思う事を口に出し合っていた。
「凄い…これがジンの近接戦が…はっ!? 見とれてる場合じゃなかった! この役割を俺がやらなきゃなんないんだ!」
「あの魔獣、ジンに近づかれてから急に何もできなくなったわ。まぁあたしらじゃ近づく事も出来なんだけど」
「なんだかジン君、ふわっふわって踊ってるみたい…これだけ相手に夢中になってる敵なら、私の魔法も当てられると思う」
しばらくするとコカトリスの首が地面に落ち、決着がついた。するとジンはその場でコカトリスを魔法で木に吊し上げ始める。断面を下にして、血抜きをするようだ。
「止めのあれって、こないだ村の冒険者が言ってた固有技ってやつだよな」
「ええ、おそらくね。決まった動きを突き詰めて、通常の数倍の威力を発揮するってやつ。って言うかさ、さっきから木が動いてるんだけど。怖いよ…」
「あれ、木属性魔法だよ。あの人は一体いくつの属性魔法使えるんだろ」
その後戻ったジンと合流した3人は、今の戦いについての色々話し合う。レオは身のこなしや役割を、ミコトは相手を観察して弱点を探しつつ、どうやってレオをサポートするかを、オルガナはジンが戦っている最中で、いつ魔法を当てるタイミングがあったのか等の答え合わせをする。
明日の戦いに備え、各々が思考を巡らせた。
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