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神同人作家は陸くんを溺愛する
つめたいゆび
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どれくらい時間が経ったのか、ふいに夢から目覚めた。もう朝かなと思ったけどサイドボードの時計はまだ夜中。
あくびをしてもう一度寝るかと思いつつ高西先生の眠るベッドを見た。背中を向けているので、寝顔は見えない。残念。
すぐそこに高西先生が眠っているという事実に僕はまたドキドキしてきた。憧れの先生だということもあるけれど、今日一日過ごしてみて作家としてというより人間性にも惹かれている。
僕は腐男子だけど、今まで男の人に惹かれたことはない。なんだか高西先生は違う気がする。もっと先生のプライベートを知りたい。
そんなことを思っているともぞもぞと先生の体が動き始めて起き上がった。やばい、と瞬時に僕は目をつぶった。シュ、と床ずれの音がして雰囲気で先生が立ち上がったことが分かった。トイレかな? と思いながらそのまま目を瞑っていると、冷蔵庫のドアをパタンと開けてさっき買っていたペットボトルを開ける音がして、コクコクとそれを飲んでいる様子。
乾燥してるもんなあと思っていると、しばらくして先生はベッドに戻るのかと思いきや、足音が僕のベッド近づいていることに気がついた。
寝ぼけてる? と思った瞬間、先生はベッドに腰かけてなんと僕のこめかみから頬を撫でてきた。
初めは触れたかどうか分からないくらい。だけどそのあとは顔の形を確かめるかのように何往復も。少し冷えた指が触れてくるたびに心臓が飛び出そうになる。
僕は胸の鼓動が先生に聞こえていないだろうかと気が気じゃなかった。
少しして手が離れ、ベッドから立ち上がり戻っていく。布団をかける音がして、しばらくすると静かに寝息が聞こえていた。僕は目を開け、触れられた頬をさすりながら上半身を起こして先生の背中を穴が開くほど見つめる。
今の、何? ねぇ、先生! どういうことなんですか?
あくびをしてもう一度寝るかと思いつつ高西先生の眠るベッドを見た。背中を向けているので、寝顔は見えない。残念。
すぐそこに高西先生が眠っているという事実に僕はまたドキドキしてきた。憧れの先生だということもあるけれど、今日一日過ごしてみて作家としてというより人間性にも惹かれている。
僕は腐男子だけど、今まで男の人に惹かれたことはない。なんだか高西先生は違う気がする。もっと先生のプライベートを知りたい。
そんなことを思っているともぞもぞと先生の体が動き始めて起き上がった。やばい、と瞬時に僕は目をつぶった。シュ、と床ずれの音がして雰囲気で先生が立ち上がったことが分かった。トイレかな? と思いながらそのまま目を瞑っていると、冷蔵庫のドアをパタンと開けてさっき買っていたペットボトルを開ける音がして、コクコクとそれを飲んでいる様子。
乾燥してるもんなあと思っていると、しばらくして先生はベッドに戻るのかと思いきや、足音が僕のベッド近づいていることに気がついた。
寝ぼけてる? と思った瞬間、先生はベッドに腰かけてなんと僕のこめかみから頬を撫でてきた。
初めは触れたかどうか分からないくらい。だけどそのあとは顔の形を確かめるかのように何往復も。少し冷えた指が触れてくるたびに心臓が飛び出そうになる。
僕は胸の鼓動が先生に聞こえていないだろうかと気が気じゃなかった。
少しして手が離れ、ベッドから立ち上がり戻っていく。布団をかける音がして、しばらくすると静かに寝息が聞こえていた。僕は目を開け、触れられた頬をさすりながら上半身を起こして先生の背中を穴が開くほど見つめる。
今の、何? ねぇ、先生! どういうことなんですか?
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