12 / 53
神同人作家は陸くんを溺愛する
つめたいゆび
しおりを挟む
どれくらい時間が経ったのか、ふいに夢から目覚めた。もう朝かなと思ったけどサイドボードの時計はまだ夜中。
あくびをしてもう一度寝るかと思いつつ高西先生の眠るベッドを見た。背中を向けているので、寝顔は見えない。残念。
すぐそこに高西先生が眠っているという事実に僕はまたドキドキしてきた。憧れの先生だということもあるけれど、今日一日過ごしてみて作家としてというより人間性にも惹かれている。
僕は腐男子だけど、今まで男の人に惹かれたことはない。なんだか高西先生は違う気がする。もっと先生のプライベートを知りたい。
そんなことを思っているともぞもぞと先生の体が動き始めて起き上がった。やばい、と瞬時に僕は目をつぶった。シュ、と床ずれの音がして雰囲気で先生が立ち上がったことが分かった。トイレかな? と思いながらそのまま目を瞑っていると、冷蔵庫のドアをパタンと開けてさっき買っていたペットボトルを開ける音がして、コクコクとそれを飲んでいる様子。
乾燥してるもんなあと思っていると、しばらくして先生はベッドに戻るのかと思いきや、足音が僕のベッド近づいていることに気がついた。
寝ぼけてる? と思った瞬間、先生はベッドに腰かけてなんと僕のこめかみから頬を撫でてきた。
初めは触れたかどうか分からないくらい。だけどそのあとは顔の形を確かめるかのように何往復も。少し冷えた指が触れてくるたびに心臓が飛び出そうになる。
僕は胸の鼓動が先生に聞こえていないだろうかと気が気じゃなかった。
少しして手が離れ、ベッドから立ち上がり戻っていく。布団をかける音がして、しばらくすると静かに寝息が聞こえていた。僕は目を開け、触れられた頬をさすりながら上半身を起こして先生の背中を穴が開くほど見つめる。
今の、何? ねぇ、先生! どういうことなんですか?
あくびをしてもう一度寝るかと思いつつ高西先生の眠るベッドを見た。背中を向けているので、寝顔は見えない。残念。
すぐそこに高西先生が眠っているという事実に僕はまたドキドキしてきた。憧れの先生だということもあるけれど、今日一日過ごしてみて作家としてというより人間性にも惹かれている。
僕は腐男子だけど、今まで男の人に惹かれたことはない。なんだか高西先生は違う気がする。もっと先生のプライベートを知りたい。
そんなことを思っているともぞもぞと先生の体が動き始めて起き上がった。やばい、と瞬時に僕は目をつぶった。シュ、と床ずれの音がして雰囲気で先生が立ち上がったことが分かった。トイレかな? と思いながらそのまま目を瞑っていると、冷蔵庫のドアをパタンと開けてさっき買っていたペットボトルを開ける音がして、コクコクとそれを飲んでいる様子。
乾燥してるもんなあと思っていると、しばらくして先生はベッドに戻るのかと思いきや、足音が僕のベッド近づいていることに気がついた。
寝ぼけてる? と思った瞬間、先生はベッドに腰かけてなんと僕のこめかみから頬を撫でてきた。
初めは触れたかどうか分からないくらい。だけどそのあとは顔の形を確かめるかのように何往復も。少し冷えた指が触れてくるたびに心臓が飛び出そうになる。
僕は胸の鼓動が先生に聞こえていないだろうかと気が気じゃなかった。
少しして手が離れ、ベッドから立ち上がり戻っていく。布団をかける音がして、しばらくすると静かに寝息が聞こえていた。僕は目を開け、触れられた頬をさすりながら上半身を起こして先生の背中を穴が開くほど見つめる。
今の、何? ねぇ、先生! どういうことなんですか?
0
あなたにおすすめの小説
竜帝陛下の愛が重すぎて身代わりの落ちこぼれ薬師は今日も腰が砕けそうです 〜呪いを解いたら一生離さないと宣言されました〜
レイ
BL
「死ぬ覚悟はできています。でも、その前に……お口、あーんしてください」
魔力を持たない「無能」として実家で虐げられていた薬師のエリアン。
彼に下されたのは、触れるものすべてを焼き尽くす「死の竜帝」ヴァレリウスへの、身代わりの婚姻だった。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
身代わりの出来損ない令息ですが冷酷無比な次期公爵閣下に「離さない」と極上の愛で溶かされています~今更戻ってこいと言われてももう遅いです〜
たら昆布
BL
冷酷無比な死神公爵 × 虐げられた身代わり令息
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、
隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。
しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです…
オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が
なかたのでした。
本当の花嫁じゃない。
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
【完結・BL】胃袋と掴まれただけでなく、心も身体も掴まれそうなんだが!?【弁当屋×サラリーマン】
彩華
BL
俺の名前は水野圭。年は25。
自慢じゃないが、年齢=彼女いない歴。まだ魔法使いになるまでには、余裕がある年。人並の人生を歩んでいるが、これといった楽しみが無い。ただ食べることは好きなので、せめて夕食くらいは……と美味しい弁当を買ったりしているつもりだが!(結局弁当なのかというのは、お愛嬌ということで)
だがそんなある日。いつものスーパーで弁当を買えなかった俺はワンチャンいつもと違う店に寄ってみたが……────。
凄い! 美味そうな弁当が並んでいる!
凄い! 店員もイケメン!
と、実は穴場? な店を見つけたわけで。
(今度からこの店で弁当を買おう)
浮かれていた俺は、夕飯は美味い弁当を食べれてハッピ~! な日々。店員さんにも顔を覚えられ、名前を聞かれ……?
「胃袋掴みたいなぁ」
その一言が、どんな意味があったなんて、俺は知る由もなかった。
******
そんな感じの健全なBLを緩く、短く出来ればいいなと思っています
お気軽にコメント頂けると嬉しいです
■表紙お借りしました
追放されたおまけの聖女♂は冷徹王太子の腕の中から離してもらえない〜今さら戻れと言われても、もうこの人の魔力しか受け付けません!〜
たら昆布
BL
聖女のおまけで召喚されたと思われて追放された不憫受けが拾われて愛される話
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる