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神同人作家は陸くんを溺愛する
プレゼント
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「そうだ、これ。渡すのを忘れるところだった」
高西先生はポケットから何かを取り出して僕の手をとり、それを握らせた。何だろうと思い見ると、【ブロッソ】のロゴが入った小さな袋。
「えっ」
「記念にあげる」
「そ、そんな。僕の方こそ楽しませていただいたのに、いただくわけには……」
「俺があげたいなって思っただけだから。開けてみて」
少し震える手でそれを開いてみると、中にはネックレスが入っていて取り出すと【ブロッソ】の虹色ラインが入った小さなプレートが中央についていた。
「陸くんはあまりアクセサリーつけないと思うけど」
僕は嬉しさのあまり声が出なかった。どころか感極まって鼻がツンとしてくる。涙目になってきた僕を見て、高西先生は慌てふためいた。
「迷惑だった?」
「そんなわけ無いです! もう嬉しくて死んじゃいそう」
それを聞くと高西先生はホッとした顔をして笑いながらポンと僕の肩を叩く。
「俺の新刊まだ読んでないでしょ、死んじゃダメ。特に今回の本はオススメだから」
先生と別れ、姫野さん達と合流し、案の定昨日はどうしたのと聞かれた。僕は関東に住む友人と会ってたんだと話しながら、そんなことより戦闘準備しなきゃと話を逸らせた。会場が広くなった分効率的に回らないと大変だと前回の即売会で僕らは学んだのだ。
高西先生との秘密の時間は胸に秘めて、僕は腐男子モードに切り替える。そして一時間ばかり並んでいよいよ開場時間!
僕らはハイタッチをして会場へと乗り込んだのだった。
高西先生はポケットから何かを取り出して僕の手をとり、それを握らせた。何だろうと思い見ると、【ブロッソ】のロゴが入った小さな袋。
「えっ」
「記念にあげる」
「そ、そんな。僕の方こそ楽しませていただいたのに、いただくわけには……」
「俺があげたいなって思っただけだから。開けてみて」
少し震える手でそれを開いてみると、中にはネックレスが入っていて取り出すと【ブロッソ】の虹色ラインが入った小さなプレートが中央についていた。
「陸くんはあまりアクセサリーつけないと思うけど」
僕は嬉しさのあまり声が出なかった。どころか感極まって鼻がツンとしてくる。涙目になってきた僕を見て、高西先生は慌てふためいた。
「迷惑だった?」
「そんなわけ無いです! もう嬉しくて死んじゃいそう」
それを聞くと高西先生はホッとした顔をして笑いながらポンと僕の肩を叩く。
「俺の新刊まだ読んでないでしょ、死んじゃダメ。特に今回の本はオススメだから」
先生と別れ、姫野さん達と合流し、案の定昨日はどうしたのと聞かれた。僕は関東に住む友人と会ってたんだと話しながら、そんなことより戦闘準備しなきゃと話を逸らせた。会場が広くなった分効率的に回らないと大変だと前回の即売会で僕らは学んだのだ。
高西先生との秘密の時間は胸に秘めて、僕は腐男子モードに切り替える。そして一時間ばかり並んでいよいよ開場時間!
僕らはハイタッチをして会場へと乗り込んだのだった。
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