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神同人作家と陸くんは嫉妬する
僕の大好きな場所
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今回の新刊も職業ものと商業番外編のファンタジーもの。二冊新刊を出すとは。あいつ仕事も忙しかったはずなのに、なんでこんなに書けるんだろうか。僕は二冊を手に取って手渡すと小さな声でこう言った。
「何も並ばなくても、会社で渡したのに」
「公私混同は良くないから!」
僕がそう言うと藤田……フクミチ先生は口元を緩めた。ただでいいよという言葉も遮って代金を渡し、新刊を受け取った。
「ありがとね、まだ月曜に」
どうしても同僚として話がしたいのか、わざとからかっているのか、最後までフクミチ先生ではなく藤田のままだった。
スペースを離れ、会場を一周した後にいよいよ高西ユウ先生のスペースへと足を向けた。まだ列はできていたけれどこの長さなら長居しなければ迷惑にならないだろう。一歩一歩と先生のいるスペースに近づいでいく。憧れの先生がそこにいるという事実に、並んでいるお客さんはキャアキャアとはしゃいで喜んでいた。
「ユウ先生の作品、全部読んでます! 手紙持ってきたので受け取ってください」
「新刊目当てに鹿児島から来ました! 間に合ってよかったあ」
中には会えた喜びで泣いているお客さんもいた。
「すみません、ずっと大好きで……今回ようやく参加できて」
そんなお客さんにユウ先生は優しい笑顔を見せていた。僕も初めて会った時、胸がキューッとして息ができないくらいだった。それはきっと推しの作家に会った読者なら誰しも通ってきた道だろう。
【Jパーク】があるから、毎日を頑張れる。半年に一回の祭りを皆、楽しみにしながら過ごしているんだ。涙の初対面も、半年ぶりの逢瀬も、偶然の出会いも全て【Jパーク】のおかげなんだ。
そして僕と由宇さんに至っては、運命の人に巡り合わせてくれた。僕はこれからもきっと通い続けるだろう。いつもの仲間たちと。
「あ、陸さん」
売り子の柴崎さんが声をかけてくれて、近寄ってきた。すっかり顔馴染みになった僕は他の売り子さんにも知られている。それは、ユウ先生の友達として……ではなく、きちんとした恋人として。
「ユウ先生忙しそうですね」
「ええ、やっぱりドラマ化は強いみたいです。でもいつもより男性客も多くなっているから、いろんな方が気に入ってくれていると思うんですよ」
確かに僕の隣にいるのも、茶髪の細身の男性だ。新刊を見ながらどんな話なんですか、とユウ先生に聞いている。そういえばこの人、フクミチ先生のところでも見たような……スーツにピアスなので印象に残ったんだ。
しばらくするとその男性が一冊購入し、ユウ先生がこちらに気がついた。さりげなく、柴崎さんがユウ先生と交代して僕の方に先生を近づかせてくれた。
「お疲れ様。今日は来るの遅かったね」
机にあった新刊を手に取ると、ダイキンと一緒に柴崎さんに渡した。
「列がえげつないから、落ち着くまで待ってたんだ。男性多くなったね、さっきの人もだし」
「あ、あの人ね。大須賀くんのマネージャーさんだよ」
「えっ」
まさか大須賀くんの話が出ると思わなかったので、驚いていると由宇さんがそっと教えてくれた。
絶賛BLにどハマり中の大須賀くんは、商業のみならず同人誌まで手を出す始末で、今日の【Jパーク】にお忍びで来ようとしていたこと。それを必死で止めて代わりに買い出しにきたマネージャーさんが先ほどのスーツにピアスの人らしい。
「ああそれでなんだか顔がこわばってたんだ」
「真面目な人だからね、彼は」
由宇さんは苦笑しながら、ぎりぎり発行に間に合った新刊【どこまでも続く】を僕に渡してくれた。
「そういえば陸。フクミチ先生と仲良いんだね」
「えっ」
「彼もいい作品書くもんね。でもさ、あんなに笑顔振り撒くことないんじゃない?」
どうやら僕とフクミチ先生が話をしているところを見られたようだ。そんなに笑顔になってたっけ僕?
後ろにお客さんがいたので、これ以上は迷惑がかかると思い僕は由宇さんに一礼してスペースを去ろうとした。すると柴崎さんに引き止められた。
「さっきさあ、隣でフクミチ先生と陸くんがいるとこ見てた先生、めっちゃ睨んでたよ。もしかして高西先生、やきもち凄いの?」
僕は思わず頭を抱えそうになった。このやきもちは作家としてなのか、恋人としてなのか。いやまあ、嬉しいけれども……。これは家に帰ったら正直に言うしかないかなあ。同僚なんだってことを。告白されたことは、まあ黙っておこう。これからも高西ユウ先生とフクミチ先生がBL作家でいる限り、仲良くしてもらわないとね。そして由宇さんの承諾を得たら、藤田にも言おう。高西ユウ先生が、僕の恋人で一番の推し作家なんだってことを。
少し喉が渇き、そう言えばお茶飲んでないなと思っていたら「飲み物を手にして乾杯しましょう!」と場内アナウンスが流れた。思わず手にしていたお茶のペットボトルをかざしていたら、見ず知らずのサークルさんも一緒に乾杯して水分をとった。
会場を回っていると向こう側から永田くんが手を振って駆け寄っていきた。手には大量の同人誌を抱えて笑顔だ。お目当ての作家さんの本はほぼ買えたらしい。そしてその山の中から一冊の本を取り出した。
「これ、さっき歩いていたら見つけたんだけどさ、めっちゃいい感じなんだよ。ドムサブユニバースでさあ」
「バースもの、読んだことなくて」
「いいから読んでみてよ。食わず嫌いは良くないよ! しかし陸くんも結構買ったね」
肩にかけているトートバックの膨らみを見て永田くんがニヤニヤと笑う。僕も永田くんと同じくらい、本がこの中に入っているのを見破られているようだ。毎回、打ち上げの時に何冊買ったかを報告し合うんだけど、今のところ大抵勝者は姫野さんだ。
「今日は姫野さんに勝つかなあ」
僕と永田くんは一緒に会場を回る。あと少しで閉場だ。このころになると店じまいしていくサークルも多く、なんとなく祭りが終わっていく感じがして少し寂しい。
「腹減ったなあ。今日は打ち上げ、どこでするって?」
「いつも新橋だからたまには場所変えないかってユミさんが言っていたよ」
「了解! じゃあ品川とか探してみよっか」
そんなことを言っていると場内アナウンスが流れた。
「午後十五時となりました!【Jパーク56】はこれにて閉場いたします!」
会場からはパチパチと拍手が響く。ああこのアナウンス、何回聞いても、楽しい思い出がよみがえって泣きそうになるんだよな。サークルの撤収作業をみながら、視線を由宇さんのスペースに向けた。売り子さんたちと一緒に作業しながら笑っている。
まえは半年に一度、しかも少しの時間しか会えなかった彼と今はこんなに近くにいて、一緒に暮らそうとしてるなんて。数年前に一ミリも思っていなかった。大袈裟かもだけど、人生って分からないものだなあ。
そして作業をしている由宇さんのもとに藤田が近寄り、何か話をしている。挨拶をしているだけなんだろうけど、僕にとっては心臓に悪いツーショットだ!
「そろそろ行こうか」
姫野さんとユミさんも合流し、僕らは会場をあとにする。最寄りの駅まで歩いていると、あの由宇さんが僕を見つけたホテルの庭の前で思わず立ち止まる。「花」の漢字をかたどったオブジェのうしろはグリーンの絨毯が広がっている。次の春の時にはまたたくさんの花が咲いているだろう。ブルっとスマホが震動してメール受信を知らせた。そこには由宇さんからのメッセージが表示されている。
『お疲れ様! 打ち上げ楽しんできて。でも飲みすぎないようにね! 十九時くらいに家にもどっていると思うから待ってて』
相変わらずの心配性の恋人のメッセージについにやけてしまう。肩に食い込むトートバッグの重みを感じながら駅に向かい歩く。
これからもBLを愛し、萌えのために僕は生きていくんだ! 仲間たちとそして何よりも大好きな由宇さんとね!
「陸くーん、先に行くよ!」
永田くんに呼ばれ、僕は視線を庭からみんなの方に向けた。
「今行く!」
【了】
「何も並ばなくても、会社で渡したのに」
「公私混同は良くないから!」
僕がそう言うと藤田……フクミチ先生は口元を緩めた。ただでいいよという言葉も遮って代金を渡し、新刊を受け取った。
「ありがとね、まだ月曜に」
どうしても同僚として話がしたいのか、わざとからかっているのか、最後までフクミチ先生ではなく藤田のままだった。
スペースを離れ、会場を一周した後にいよいよ高西ユウ先生のスペースへと足を向けた。まだ列はできていたけれどこの長さなら長居しなければ迷惑にならないだろう。一歩一歩と先生のいるスペースに近づいでいく。憧れの先生がそこにいるという事実に、並んでいるお客さんはキャアキャアとはしゃいで喜んでいた。
「ユウ先生の作品、全部読んでます! 手紙持ってきたので受け取ってください」
「新刊目当てに鹿児島から来ました! 間に合ってよかったあ」
中には会えた喜びで泣いているお客さんもいた。
「すみません、ずっと大好きで……今回ようやく参加できて」
そんなお客さんにユウ先生は優しい笑顔を見せていた。僕も初めて会った時、胸がキューッとして息ができないくらいだった。それはきっと推しの作家に会った読者なら誰しも通ってきた道だろう。
【Jパーク】があるから、毎日を頑張れる。半年に一回の祭りを皆、楽しみにしながら過ごしているんだ。涙の初対面も、半年ぶりの逢瀬も、偶然の出会いも全て【Jパーク】のおかげなんだ。
そして僕と由宇さんに至っては、運命の人に巡り合わせてくれた。僕はこれからもきっと通い続けるだろう。いつもの仲間たちと。
「あ、陸さん」
売り子の柴崎さんが声をかけてくれて、近寄ってきた。すっかり顔馴染みになった僕は他の売り子さんにも知られている。それは、ユウ先生の友達として……ではなく、きちんとした恋人として。
「ユウ先生忙しそうですね」
「ええ、やっぱりドラマ化は強いみたいです。でもいつもより男性客も多くなっているから、いろんな方が気に入ってくれていると思うんですよ」
確かに僕の隣にいるのも、茶髪の細身の男性だ。新刊を見ながらどんな話なんですか、とユウ先生に聞いている。そういえばこの人、フクミチ先生のところでも見たような……スーツにピアスなので印象に残ったんだ。
しばらくするとその男性が一冊購入し、ユウ先生がこちらに気がついた。さりげなく、柴崎さんがユウ先生と交代して僕の方に先生を近づかせてくれた。
「お疲れ様。今日は来るの遅かったね」
机にあった新刊を手に取ると、ダイキンと一緒に柴崎さんに渡した。
「列がえげつないから、落ち着くまで待ってたんだ。男性多くなったね、さっきの人もだし」
「あ、あの人ね。大須賀くんのマネージャーさんだよ」
「えっ」
まさか大須賀くんの話が出ると思わなかったので、驚いていると由宇さんがそっと教えてくれた。
絶賛BLにどハマり中の大須賀くんは、商業のみならず同人誌まで手を出す始末で、今日の【Jパーク】にお忍びで来ようとしていたこと。それを必死で止めて代わりに買い出しにきたマネージャーさんが先ほどのスーツにピアスの人らしい。
「ああそれでなんだか顔がこわばってたんだ」
「真面目な人だからね、彼は」
由宇さんは苦笑しながら、ぎりぎり発行に間に合った新刊【どこまでも続く】を僕に渡してくれた。
「そういえば陸。フクミチ先生と仲良いんだね」
「えっ」
「彼もいい作品書くもんね。でもさ、あんなに笑顔振り撒くことないんじゃない?」
どうやら僕とフクミチ先生が話をしているところを見られたようだ。そんなに笑顔になってたっけ僕?
後ろにお客さんがいたので、これ以上は迷惑がかかると思い僕は由宇さんに一礼してスペースを去ろうとした。すると柴崎さんに引き止められた。
「さっきさあ、隣でフクミチ先生と陸くんがいるとこ見てた先生、めっちゃ睨んでたよ。もしかして高西先生、やきもち凄いの?」
僕は思わず頭を抱えそうになった。このやきもちは作家としてなのか、恋人としてなのか。いやまあ、嬉しいけれども……。これは家に帰ったら正直に言うしかないかなあ。同僚なんだってことを。告白されたことは、まあ黙っておこう。これからも高西ユウ先生とフクミチ先生がBL作家でいる限り、仲良くしてもらわないとね。そして由宇さんの承諾を得たら、藤田にも言おう。高西ユウ先生が、僕の恋人で一番の推し作家なんだってことを。
少し喉が渇き、そう言えばお茶飲んでないなと思っていたら「飲み物を手にして乾杯しましょう!」と場内アナウンスが流れた。思わず手にしていたお茶のペットボトルをかざしていたら、見ず知らずのサークルさんも一緒に乾杯して水分をとった。
会場を回っていると向こう側から永田くんが手を振って駆け寄っていきた。手には大量の同人誌を抱えて笑顔だ。お目当ての作家さんの本はほぼ買えたらしい。そしてその山の中から一冊の本を取り出した。
「これ、さっき歩いていたら見つけたんだけどさ、めっちゃいい感じなんだよ。ドムサブユニバースでさあ」
「バースもの、読んだことなくて」
「いいから読んでみてよ。食わず嫌いは良くないよ! しかし陸くんも結構買ったね」
肩にかけているトートバックの膨らみを見て永田くんがニヤニヤと笑う。僕も永田くんと同じくらい、本がこの中に入っているのを見破られているようだ。毎回、打ち上げの時に何冊買ったかを報告し合うんだけど、今のところ大抵勝者は姫野さんだ。
「今日は姫野さんに勝つかなあ」
僕と永田くんは一緒に会場を回る。あと少しで閉場だ。このころになると店じまいしていくサークルも多く、なんとなく祭りが終わっていく感じがして少し寂しい。
「腹減ったなあ。今日は打ち上げ、どこでするって?」
「いつも新橋だからたまには場所変えないかってユミさんが言っていたよ」
「了解! じゃあ品川とか探してみよっか」
そんなことを言っていると場内アナウンスが流れた。
「午後十五時となりました!【Jパーク56】はこれにて閉場いたします!」
会場からはパチパチと拍手が響く。ああこのアナウンス、何回聞いても、楽しい思い出がよみがえって泣きそうになるんだよな。サークルの撤収作業をみながら、視線を由宇さんのスペースに向けた。売り子さんたちと一緒に作業しながら笑っている。
まえは半年に一度、しかも少しの時間しか会えなかった彼と今はこんなに近くにいて、一緒に暮らそうとしてるなんて。数年前に一ミリも思っていなかった。大袈裟かもだけど、人生って分からないものだなあ。
そして作業をしている由宇さんのもとに藤田が近寄り、何か話をしている。挨拶をしているだけなんだろうけど、僕にとっては心臓に悪いツーショットだ!
「そろそろ行こうか」
姫野さんとユミさんも合流し、僕らは会場をあとにする。最寄りの駅まで歩いていると、あの由宇さんが僕を見つけたホテルの庭の前で思わず立ち止まる。「花」の漢字をかたどったオブジェのうしろはグリーンの絨毯が広がっている。次の春の時にはまたたくさんの花が咲いているだろう。ブルっとスマホが震動してメール受信を知らせた。そこには由宇さんからのメッセージが表示されている。
『お疲れ様! 打ち上げ楽しんできて。でも飲みすぎないようにね! 十九時くらいに家にもどっていると思うから待ってて』
相変わらずの心配性の恋人のメッセージについにやけてしまう。肩に食い込むトートバッグの重みを感じながら駅に向かい歩く。
これからもBLを愛し、萌えのために僕は生きていくんだ! 仲間たちとそして何よりも大好きな由宇さんとね!
「陸くーん、先に行くよ!」
永田くんに呼ばれ、僕は視線を庭からみんなの方に向けた。
「今行く!」
【了】
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