彩香スペシャル~三姉妹監禁志願 小説自動生成ソフト七度文庫が自動生成したシナリオを元に書き下ろした長編小説

七度柚希

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歌舞伎町で久美ちゃんと勇二君がカラオケをしているのを見つけた。勇二君が彩香ちゃんを助けにロボット研究所に忍び込んできたんだ。

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あらすじ
 百合ちゃんの後を付けて、歌舞伎町のラブエンジェルに行くと、久美ちゃんと勇二君がカラオケをしているのを見つけた。勇二君が彩香ちゃんを助けにロボット研究所に忍び込んできたんだ。百合ちゃんと久美ちゃんが決闘をして結婚相手の男性を選ぶことになったが、久美ちゃんが選んだのは犬のピーチ。

 翌朝になって起きてみるとベッドの枕元には真新しい四つ葉学園のセーラー服が用意してあった。
 昨日は怪物達に襲われて破れて泥だらけにたったセーラー服はもう着られないので、百合ちゃんが新しいセーラー服を用意してくれたらしい。
 百合ちゃんと一緒に四つ葉学園の正門をくぐると、他の女の子達も大勢登校してくるのが見えた。
 教室に座って鈴木先生が来るのを待っていると、チャイムが鳴った後に鈴木先生がプリントを持って教室に入ってきた。
 また数学のテストだ。
 時間割には社会や、国語や、理科とか彩香ちゃんの嫌いな科目が一杯書いてあるけど、鈴木先生は授業をちゃんとやるのが面倒くさいらしい。
 毎日最初の授業は数学のテストだ。
 テストのプリントを配ると鈴木先生はすぐに教室から出て行ってしまう。
 女の子達も慣れた物で、計算の得意な百合ちゃんが計算問題を全部解くと、江実矢君が応用問題を全部解く。
 それを残りの女の子達が書き写すと、あとは暇つぶしにおしゃべりをしてるだけ。
 鈴木先生が来る足音を聞いたら、一斉に席にもどってテストをやってる振りをするだけ。
 鈴木先生が黒板に模範解答を書くと、あとは採点は自分でやるだけだ。
 数学のテストの時間が終わると、次はビデオチャットの時間。
 鈴木先生は初めと終わりにちょっと顔を出すだけだから、あとは遊び放題だ。
 授業が済んだ後は、クラブ活動のチアリーディングのダンスの練習をすればそれで一日が終わり。
 毎日同じ事の繰り返しだけど女の子達と大勢で過ごすのは結構楽しい。
 女の子達のおしゃべりの話題と言えば、男の子の話ばかりだ。
 百合ちゃんが良一君と付き合ってるというのはクラスでも有名な話し。
 そのあとで、久美ちゃんも彼氏が出来たとの噂話が耳にはいった。
 でもこの世界に男の人はあの良一しかいないはず。
 良一君が百合ちゃんとも久美ちゃんとも付き合っていて三角関係という事らしい。
 だけど久美ちゃんには新しい彼氏ができて別れたらしいとまた噂が伝わってきた。
 百合ちゃんが久美ちゃんと良一君を別れさせるために、他の男を久美ちゃんと付き合わせたんだとか。
 だけどその男とも百合ちゃんが付き合ってる上に、良一も別の女と付き合ってるって話しだ。
 これじゃダブル不倫どころかトリプル不倫。
 良一君しか男の子がいないはずなのに不倫相手の男の子がこのロボット実験場に居るってのは何だか気になる。
 いつものようにクラブ活動のチアリーディングが終わって着替えて百合ちゃんの家に帰ろうとすると、百合ちゃんの姿が見あたらない。
 変だなと思って四つ葉学園の裏門に行ってみると、すぐ遠くからピーチが駆け寄ってきた。
 ピーチとはあのマンホールを上がるとき別れ別れになっちゃってたけど、ずっとこの世界にいたらしい。
 ピーチは何か言いたげにくんくんと鼻をならしてる。
 付いて来いと言ってるみたいなので、ピーチの後から三人で付いていった。
 ピーチが進んでいく先は歌舞伎町の裏通りで、すこし先に百合ちゃんの後ろ姿が見えた。
 電信柱の陰に隠れて何かを覗き込んでいるらしくてこっちには気が付かない。
 よくよく見るとその先に良一君が自動販売機の陰に隠れていて誰かを待ち伏せしてるらしい。
 しばらくして久美ちゃんがどっかの建物の裏口から中に入っていくのが見えた。
 久美ちゃんが入っていったのはあの喫茶店「ラブエンジェルズ」の裏口らしい。
 どうも変だ。
「表の入り口からあの喫茶店に入って中の様子を確かめてみるのがいいわ」と彩香ちゃんが言うのでピーチと一緒に表通りに回った。
 女の子の部屋には誰もいないけど、カラオケをしてる声が聞こえるので裏手の部屋のある廊下に行ってみた。
 薄暗い廊下から部屋の中を確かめてみると、小太りな女の子が久美ちゃんとカラオケをしてる。
 髪の毛が長くてセーラー服を着てるけど見たことがない女の子だし。それに声だって女の子にしては変だ。
 彩香ちゃんが有紀の脇腹をつっつきながら大変な事を言った「あれ、勇二君よ、私の家庭教師してる勇二君、セーラー服着てるけど勇二君は男よ」。
 彩香ちゃんに言われてみると、確かに学園祭で彩香ちゃんに紹介された家庭教師の勇二君のような気もしてきた。
 だけど勇二君がなんでこんな所で久美ちゃんと一緒にカラオケしてるのか訳がわからない。
「だいたい、なんで勇二君がセーラー服なんか着てるのよ、それも久美ちゃんと一緒にカラオケなんかして楽しそうにしてるなんてどうゆうこと」と言うと彩香ちゃんはドアを力一杯開けて部屋の中に飛び込んだ。
 勇二君は久美ちゃんと一緒にカラオケをしながら顔を上げると、驚いた顔で彩香ちゃんの顔を見つめた。
 勇二君の顔が今にも泣き出しそうに歪むと、彩香ちゃんもびっくりして勇二君の顔を見つめ直した。
 勇二君は彩香ちゃんを助けにきたらしい、彩香ちゃんの江実矢君と有紀の三人を探してわざわざセーラー服で女装をしてこの世界に来てくれたんだ。
 彩香ちゃんが思わず涙ぐんで、勇二君に抱きつこうとしたとき急に後から大声がした。
「久美ちゃんは俺の女だ、俺の女になにしやがるんだ」と言って入ってきたのは良一君だ。
「久美ちゃんと付き合いたければまず、俺が相手だ」と良一君が訳のわからない事をいいだした。
 良一君は顔付きは男だし着てる服も男物だけど、体つきはかなり小柄で久美ちゃんや百合ちゃんと殆ど同じくらいの背格好だ。
 一目見ただけでは、このカラオケルームの暗がりでは女の子に見えてもしかたない。
 勇二君もなんで久美ちゃんと付き合う為に、良一君と付き合わなければいけないのか訳が判らなくて困った顔をしてる。
 急に良一君が「君、優子ちゃんだろう、いつも僕とチャットしてた、僕が良一だよ、なんでこんな所にいるんだ」と言い出した。
 どうなってるのか余計判らなくなった。
 勇二君はこのロボット実験場のビデオチャットの回線にハッキングして良一君や久美ちゃんともビデオチャットしてたらしい。
 良一君とは女の子の振りをして「優子」の名前でチャットしていて、久美ちゃんとは男の振りをしてチャットをしてたって事らしい。
 それで良一君と久美ちゃんの仲を邪魔したんだ。
 なんでそんな事をしてたのか理由は判らないけど、彩香ちゃんを助けようと思ってしてた事に違いない。
 すると今度は百合ちゃんが良一君の後からすぐ部屋に入ってきた。
 百合ちゃんも部屋に久美ちゃんも良一君もいて、その上セーラー服を着た勇二君もいるので何がなんだか判らないらしい。
「勇二君たらなんでそんな格好してるの」と百合ちゃんが勇二君の顔を見て大声をだした。
 やっぱり勇二君は百合ちゃんともビデオチャットしてらしくて、勇二君はどう言い訳していいのか困った顔。
 勇二君は百合ちゃんと久美ちゃんと良一君の三人とビデオチャットをしてこの世界の様子を探ろうとしてたみたいだ。
 百合ちゃんは良一君が勇二君に言ってたことを外で聞いてたらしい。
「何よ、私はどうなるのよ、はっきりしてよね」と今度は百合ちゃんが良一君と勇二君に迫った。
「俺がこいつと決闘するんだ、そして勝った方が好きな女を選べばいい、それでいいだろう」と良一君が勇二君に向かって言い放った。
 どうやら良一君は勇二君に決闘を申し込むつもりでずっと、自動販売機の陰で久美ちゃんを待ち伏せしてたんらしい。
 いますぐ此処で良一君と勇二君が決闘をするというのが良一君の言い分だ。
 良一君が勝てば、良一君が久美ちゃんでも百合ちゃんでも好きな方を選んで結婚しするという条件だ。
 どっちにしろ、決闘の結果次第でカップルが二組できて二組とも結婚するという事になる。
 随分と勝手な話しだ。
 良一君はロボットだし、もともと戦闘用にタコイーカ財団が開発した戦闘用ロボットだ。
 喧嘩になれば、良一君の方がつよそうだし、勇二君が死んじゃうかもしれない。
 だけどまだ開発中だからバグもいっぱいある。
 もしかして勇二君が勝ったら、勇二君が百合ちゃんか久美ちゃんかどっちかのロボットと強制結婚させられちゃうことになる。
「ねえ、そんなの駄目よ、決闘で決めるなんて、絶対だめ」と彩香ちゃんが二人の間に割り込んで取りあえず二人を止めた。
「そうよ、決闘で決めるなんておかしいわよ」と百合ちゃんも言い出した。
 久美ちゃんも二人が傷つけ合うのを目の前でみるのは嫌らしい。
「だいたい、勝った方が好きな相手を選んでいいなんて、絶対変よ」と今度は久美ちゃんが百合ちゃんの味方をして口を挟んだ。」
「誰と付き合うかは、女の子に選ぶ権利があるはずよ」と久美ちゃんが言うのでなるほどそれもそうだと百合ちゃんも納得した顔。
「私と久美ちゃんが決闘をして、勝った方が決めるのよ、それしかないの」と百合ちゃんが言い出したので今度は良一君が驚いた顔をした。
 良一君はエレベータの中で、百合ちゃんとも久美ちゃんともキスしてる。
  一度でもキスした相手とは結婚しなければいけないというのがこの世界のルールだ。
 だから百合ちゃんと久美ちゃんの二人とも良一君と結婚する権利があるから、百合ちゃんと久美ちゃんが二人が決闘してどっちが良一君と結婚するか決めればいいというのが百合ちゃんの理屈だ。
 確かに言われてみるともっともらしい気もする。
「先に肩を地面についた方が負けよ、それなら簡単でしょう」と百合ちゃんに言われてそれならたいした決闘でもないと良一君が納得すると、久美ちゃんも受けて立つ構えだ。
 勝った方が好きな相手にキスしていいという条件だ。
 まず良一君が部屋の中央に丸い土俵を書いた。
 この中から足が出たら負けというルールだと良一君が勝手に決めてしまった。
 狭い土俵なので、ちょっと押し出せばすぐ決着はついてしまいそう。
 久美ちゃんと百合ちゃんが向かい合わせに土俵の両方の端に立つと審判の良一君が間に入った。
 まず二人の間に良一君が右手を伸ばして差し出した。
「先に肩をついたほうが負け、土俵から足が出てもまけ、二人ともいいですね、じゃあ始め」と言って右手を持ち上げて、すぐ後に飛び跳ねた。
 二人とも間合いを保ったままですぐには動かない。
 しばらくにらみ合いを続けた後、百合ちゃんが少し前に踏み出した。
 久美ちゃんが右横に身体をずらしたので、百合ちゃんは出した足を引っ込めると、久美ちゃんとは逆の方向に身体を動かした。
 不意に久美ちゃんの身体が消えて見えなくなった。
 天井の真上で「カシャーー」と音がすると、真上から久美ちゃんが百合ちゃんめがけて飛び降りてきた。
 天井高く飛び上がった久美ちゃんが、天井を足で蹴飛ばして勢いをつけて百合ちゃんに体当たりしてきたんだ。
 狭い土俵だからちょっと押し合えば決着は付くと思ってたけど、二人ともロボットだ。
 高く飛び上がれば天井まで飛びつく事だって出来る。
 百合ちゃんもすばやく飛び上がると、横の壁に足を蹴りつけてって逆の方向の壁に飛び跳ねた。
 久美ちゃんも負けずと横に飛び跳ねると、もう何がなんだか判らない。
 二人の身体が部屋の中をもの凄い勢いで飛び続けて誰がどこに居るのかなんて見ていても判らない。
 勇二君は二人が部屋の中で飛び跳ねてるのを見ても何だかよく判ってないらしい。
 土俵の中央を見つめたままポカンとしてるだけ。
 彩香ちゃんの足元で「クアアン」と犬の鼻音が聞こえた。
 ピーチがいつのまにか彩香ちゃんの足元に来ていて、のろのろとした足取りですぐ目の前の土俵に歩み寄った。
 危ないと思ったとき、百合ちゃんがピーチを避けようとして着地を間違えて一歩だけ土俵の外にでてしまった。
 百合ちゃんの足が出たのに気が付いて久美ちゃんもすぐに着地すると、百合ちゃんの両肩を軽く押した。
 これで決闘で勝ったのは久美ちゃんて事になる。
 ピーチが鼻先をならしながら久美ちゃんの足元に近づいた。
 久美ちゃんがピーチを抱き上げると「なに、これ」と彩香ちゃんに聞いた。
「ピーチよ、ピーチは犬なの」と彩香ちゃんが言うとピーチが久美ちゃんの鼻先をぺろりとなめた。
 この世界には犬はいないらくして、百合ちゃんも良一君も不思議そうな顔でピーチを見つめてる。
 ピーチがまたクーンと鼻をならすと今度は久美ちゃんが舌先をピーチの舌先と重ねた。
「私ピーチと結婚するの、キスしたから結婚しなきゃいけないの、それが決まりだから」と久美ちゃんが言いだした。
 いくらなんでも女の子が犬とキスしたからって結婚なんか出来るわけがない。
 だけどこの久美ちゃんはもうピーチと結婚すると決めたらしくてピーチを抱きかかえたまま離そうとしない。
 こうなると良一君と勇二君の二人のどちらかをを百合ちゃんが選ぶという事になる。
 百合ちゃんが勇二君を選ぼうとしてキスしようとした時、勇二君は急に身体を避けて一番近くにいた江実矢君にキスをした。
 キスをしたということは結婚するって事だとこの世界では決まってる。
 彩香ちゃんはびっくりして目を丸くしてるけど、もうキスしちゃったのは仕方ない。
 百合ちゃんは勇二君と結婚したかったらしくて、まだ悔しそうな顔をしてるけど残ってるのは良一君しか居ない。
 百合ちゃんがそっと唇を差し出すと、良一君が申し訳なさそうな顔でキスをした。
 これでカップルが同時に三組誕生して丸く収まったけど、どうも変な感じ。
 久美ちゃんはピーチと一緒に仲良さそうに帰っていった。
 百合ちゃんは良一君と二人っきりに成りたいと出した。
 結婚したから一晩二人っきりで過ごすのは決まりだからと良一君もすっかりその気になってる。
 この際二人の邪魔をするのも野暮な話しだ。
 勇二君は男だから良一君の気持ちもよく分かるらしくて、うんうんと頷いて納得した顔。
 それはそれで良いとしても勇二君を連れて帰る場所がない。
 取りあえず彩香ちゃんと江実矢君それに有紀と勇二君の四人で百合ちゃんの家に戻ることにした。
 歌舞伎町の端にある門をくぐると、四つ葉学園前の公園に出た。
 公園の中を通って百合ちゃんの家に戻ろうとすると木陰から四つ葉学園のセーラー服を着た女の子が二人出てきて道をふさいだ。
 手にはあの黒い短剣を持っていて、睨みつけるような厳しい目つきだ。
 勇二君を捕まえようとして待ちかまえてるのに間違いない。
 勇二君がいきなり女の子の方に走り出した。
 体当たりして逃げ出そうというつもりらしい。
 勇二君はここでは見かけない不審者だ。
 うっかり捕まったら大変だし、彩香ちゃんや江実矢君や有紀と知り合いだとばれたらそれこそもっと大変なことになる。
 だからここは一人で逃げた方がいいと思ったらしい。
 だけどこの四つ葉学園の女の子は皆忍者の九の一みたいに身軽だ。
 勇二君が体当たりしたくらいで刃が立つ相手ではない。
 目の前で女の子が身を寄せ合って勇二君の進む道を塞いだ。
 勇二君が身体を横にして肩から女の子の間に突っ込んだとき、女の子の身体がふと見えなくなった。
 素早い動作で身体を沈めて、勇二君の突進を避けたんだ。
 別の女の子がまたすぐ目の前で勇二君の道を塞ぐと、勇二君は前後を挟まれた。
 勇二君が全力で駆け出してまた体当たりをしようとすると、女の子が勇二君の周りをくるくると回転しながら走り出した。
 チアリーディングの練習の時やってた「フォーメーション、サークルG」だ。
 誰かが「トウー」かけ声をかけるとに女の子達が一斉に細い縄を勇二君に投げた。
 あっというまに勇二君の体に縄が絡みつくともう逃げられない。
 女の子達には縛り上げられて勇二君は諦めたらしく大人しくなった。
 勇二君を取り囲んだ女の子達は、不思議そうな顔で勇二君を眺め回していた。
 セーラー服を着た男の子はどう見ても怪しげだ。
 勇二君はすぐに四つ葉学園女の子達にどこかに連れ去れれてしまった。
 彩香ちゃんと江実矢君と有紀は公園の木陰に隠れていて、難を逃れたがもうとても百合ちゃんの家には戻れない。
 しかたなくさっきの歌舞伎町の喫茶店に戻った。
 奥の部屋で少し休もうとベッドの上に寝ころんでいると、すぐ隣の部屋が少し明るいのに気が付いた。
 あの変な形の十字架の置いてある部屋が、マジックミラー越しにこちらの部屋から丸見えになってる。
 薄暗くてよくは見えないけど、百合ちゃんと良一君が二人で抱き合ってる。
 そういえばさっき百合ちゃんと良一君は結婚するから二人っきりになりたいとか言ってた。
 結婚して二人っきりになったりすれば男と女ならやることは決まってる。
 良一君はしきりに腰を前後に動かしてるけどなんだか変だ。
 それに二人は言い争いを始めると、百合ちゃんは泣きながら部屋を出て行ってしまった。
 なんだか変だと思ったけど、彩香ちゃんにはその理由が判ったみたい。
 有紀にもすぐ何が変なのか気が付いた。
 百合ちゃんと良一君の身体が二人ともそっくり同じなのだ。
 良一君は顔は男の子だけど、身体は二人とも同じ女の子の身体なんだ。
 これじゃあいくら結婚したって男と女がすることなんかできやしない。
 良一君はしばら一人だけで腰を動かし続けていたが、やがてバタンと動きが止まった。
 故障かなと思ったら、一人で泣いてる見たい。
 しばらく泣き続けると良一君は百合ちゃんを捜しに部屋から出て行った。
 疲れが出たのか、江実矢君が彩香ちゃんの隣で寝息を立て始めた。
 彩香ちゃんは江実矢君の頬をしばらく撫でていたけどいつの間にか三人とも寝ていた。
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