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第一章 伝説の冒険者、登場
第十五話 絶望、そして起死回生の一手
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第一章 伝説の冒険者、登場
15 賭け
第二陣が終了し、フレイの治癒魔法で全回復して、カイン達は第三陣へ向けて備えていた。
「よし、次の一回で終了だ。皆んなよく頑張った。」
「…それにしても、深淵種達を操っている大魔王、または配下のやつはまだ来ないのかな?」
「………………………………。」(訳 指揮官はそんな簡単に前に出ない、だから次の一回に出て来る可能性がある。)
「ふむ、それもそうか。」
そして走行しているうちに、空間の狭間が開かれた。カイン達は身構えたが、なぜか深淵種は一向に出てこない。深淵種は空間の狭間が開かれたら直ぐに出るはずなのに、遅すぎる。
「…妙だな、深淵種がいまだに出て来ない。」
「おかしいわねぇ……向こうで何か起きているのかし…。」
その時だった。突如として空間の狭間から、深淵種とは比べ物にならないほどのとんでもない強い気配を感じ取った。空気が張り詰めて、体が思うように動かない。そして、その気配の正体は、ゆっくりと空間の狭間から出て来た。“それ”はとても悍ましいが、どこか神聖な雰囲気を放つ化け物だった。
「●●●●●●●●●●●●●」
その化け物は何か喋ったが、なんて言っているか分からない、分からないはずなのに、なぜか分かった。
『愚かな子らよ、平伏し、魂を捧げよ。それこそ我が汝らに与える慈悲と救済なり。』
…と言っている。すると、化け物の周囲から真っ黒な穴が開き、骸骨の馬に乗った真っ黒な騎士が6体現れた。その騎士も、化け物ほどでは無いがとんでもなく強い気配を感じた。そしてようやくカイン達は体が自由になり、ソロモンはすかさず大魔法を発動した。しかしその横顔は焦りと恐怖に満ちていた。
「複合魔法最上位《集いし終焉の七曜の極光》!!!」
ソロモンは複合系の最上位にして、魔法の威力ではトップクラスを誇る魔法《集いし終焉の七曜の極光》を発動した。この魔法は、全属性の最上位魔法を融合、放つ魔法で、その威力は世界最強の種族、竜を七体滅ぼすことができる程の威力を誇る。しかし、ソロモンが放った全力の一撃は、六体のうち二体しか消滅出来なかった。
「●●●●●●●●●●●●●…。」『訳 ほう、地獄の騎士を二体滅ぼすか。大した魔法の腕だ。』
「そ…そんな…。」
ソロモンは絶望に打ちひしがれていると、残りの地獄の騎士がソロモンの目の前に現れた。地獄の騎士がソロモンに向けて剣を振り下ろしたが、ダレッドが瞬時に剣を受け止めた。
「ソロモン!しっかりしろ!!こいつらは俺たちに任せて、お前は後ろに下がれ!」
「!!ッ分かった!ありがとう!!!」
ソロモンは空間魔法で転移し後ろに下がった。そしてバルサとガール、アレンとタオレドは、ダレッドの負担を減らす為前衛に出た。そしてソロモンとカインは完全魔力回復薬を飲み、すぐに魔法の準備を整えた。そしてフレイはダレッド達に全ての強化魔法を施し、コウは結界の効力を最大まで高めて、アランとザルバは射撃と味方の強化を行い、エンライは忍術でダレッド達の援護をしていた。
「魔剣技・秘剣『狂裂神滅空斬』!!!!」
「剣神流刀術『朱雀天炎斬』!!」
ダレッドとタオレドは全力で騎士に攻撃した。ダメージは与えられたが、損傷がすぐに回復していった。バルサとガールも打撃と槍で攻撃したが、回復速度が攻撃速度よりも速く、全くダメージを与えられない。地獄の騎士は、剣術が素人な為威力はそこまでだが、攻撃速度が速い為、下手したら何連撃も攻撃を喰らってしまい為脅威極まりない。しかも地獄の騎士が持っている剣は、何か邪悪な魔力を発している為、あまり食らわない方が良さそうだ。そしてカイン達はというと、化け物を相手にしていた。
「《空より落ちる神々の鉄槌》《万物を包む世界樹の威光》《天より降り注ぐ神の怒》!!」
カインは化け物に向けて神聖魔法の最上位を三連発で放ったが、全くダメージが入ってない。カインは相手のステータスを見る為に鑑定を発動したが、妨害されて見れなかった。
「●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●」
すると化け物は何か喋った。相変わらず分からないはずなのになぜかわかった。化け物は何か魔法の詠唱を唱えていた。すると詠唱が終わると、禍々しい魔法陣が展開されて、真っ黒なレーザーが放たれた。カイン達は直感で『これはヤバい。』と感じ、全力で回避した。ソロモンも最上位魔法をバンバン放つが、化け物には何一つダメージが入ってなさげだった。
「チッ…これもダメか…。」
ソロモンは悔しげにいうと、再び魔法の準備を開始した。すると、化け物はソロモンの目の前に現れ、攻撃を喰らってしまった。
「カハッ!」
ソロモンは地面に体を強く打ちつけ、深刻なダメージを負った。カインはすぐに駆けつけて、神聖魔法を発動して全回復させた。しかし、体を強く打ちつけたためか、気を失っていた。ダレッド達の方もかなり苦戦しており、全員ほぼ満身創痍状態だった。誰もが死を覚悟したその時、カインはある“賭け”を行った。カインは自身の喉にある魔法をかけて、そして詠唱を唱え始めた。
「…《天に住まいし七騎の守護者よ、今、神々と交わした契約を使い、我が声、我が意志、我が命に従うのならば、眼前の怨敵を撃つため顕現せよ。天王召喚《天空統べし七騎の天王》》」
カインの両手から小さな光の球が一つ出てくると、空へと向かっていった。すると上空に十二色の魔法陣が浮かび、そして魔法陣から、その魔法陣の色の武装を装備し、背中に5対の羽根を生やした天使がカインの前に跪いた。
『我らが王よ、王の名に従い参上致しました。敵をお示しくださいませ。』
十二色の武装を装備した天使のうち、赤色の天使が喋った。その天使の声はとても綺麗で、まるで聖歌のようだった。そして天使の言葉に従い、カインは敵を指差した。
『承知いたしました。我が王…《天使長》カイン様の名に従い、これより“駆除”を開始します。』
15 賭け
第二陣が終了し、フレイの治癒魔法で全回復して、カイン達は第三陣へ向けて備えていた。
「よし、次の一回で終了だ。皆んなよく頑張った。」
「…それにしても、深淵種達を操っている大魔王、または配下のやつはまだ来ないのかな?」
「………………………………。」(訳 指揮官はそんな簡単に前に出ない、だから次の一回に出て来る可能性がある。)
「ふむ、それもそうか。」
そして走行しているうちに、空間の狭間が開かれた。カイン達は身構えたが、なぜか深淵種は一向に出てこない。深淵種は空間の狭間が開かれたら直ぐに出るはずなのに、遅すぎる。
「…妙だな、深淵種がいまだに出て来ない。」
「おかしいわねぇ……向こうで何か起きているのかし…。」
その時だった。突如として空間の狭間から、深淵種とは比べ物にならないほどのとんでもない強い気配を感じ取った。空気が張り詰めて、体が思うように動かない。そして、その気配の正体は、ゆっくりと空間の狭間から出て来た。“それ”はとても悍ましいが、どこか神聖な雰囲気を放つ化け物だった。
「●●●●●●●●●●●●●」
その化け物は何か喋ったが、なんて言っているか分からない、分からないはずなのに、なぜか分かった。
『愚かな子らよ、平伏し、魂を捧げよ。それこそ我が汝らに与える慈悲と救済なり。』
…と言っている。すると、化け物の周囲から真っ黒な穴が開き、骸骨の馬に乗った真っ黒な騎士が6体現れた。その騎士も、化け物ほどでは無いがとんでもなく強い気配を感じた。そしてようやくカイン達は体が自由になり、ソロモンはすかさず大魔法を発動した。しかしその横顔は焦りと恐怖に満ちていた。
「複合魔法最上位《集いし終焉の七曜の極光》!!!」
ソロモンは複合系の最上位にして、魔法の威力ではトップクラスを誇る魔法《集いし終焉の七曜の極光》を発動した。この魔法は、全属性の最上位魔法を融合、放つ魔法で、その威力は世界最強の種族、竜を七体滅ぼすことができる程の威力を誇る。しかし、ソロモンが放った全力の一撃は、六体のうち二体しか消滅出来なかった。
「●●●●●●●●●●●●●…。」『訳 ほう、地獄の騎士を二体滅ぼすか。大した魔法の腕だ。』
「そ…そんな…。」
ソロモンは絶望に打ちひしがれていると、残りの地獄の騎士がソロモンの目の前に現れた。地獄の騎士がソロモンに向けて剣を振り下ろしたが、ダレッドが瞬時に剣を受け止めた。
「ソロモン!しっかりしろ!!こいつらは俺たちに任せて、お前は後ろに下がれ!」
「!!ッ分かった!ありがとう!!!」
ソロモンは空間魔法で転移し後ろに下がった。そしてバルサとガール、アレンとタオレドは、ダレッドの負担を減らす為前衛に出た。そしてソロモンとカインは完全魔力回復薬を飲み、すぐに魔法の準備を整えた。そしてフレイはダレッド達に全ての強化魔法を施し、コウは結界の効力を最大まで高めて、アランとザルバは射撃と味方の強化を行い、エンライは忍術でダレッド達の援護をしていた。
「魔剣技・秘剣『狂裂神滅空斬』!!!!」
「剣神流刀術『朱雀天炎斬』!!」
ダレッドとタオレドは全力で騎士に攻撃した。ダメージは与えられたが、損傷がすぐに回復していった。バルサとガールも打撃と槍で攻撃したが、回復速度が攻撃速度よりも速く、全くダメージを与えられない。地獄の騎士は、剣術が素人な為威力はそこまでだが、攻撃速度が速い為、下手したら何連撃も攻撃を喰らってしまい為脅威極まりない。しかも地獄の騎士が持っている剣は、何か邪悪な魔力を発している為、あまり食らわない方が良さそうだ。そしてカイン達はというと、化け物を相手にしていた。
「《空より落ちる神々の鉄槌》《万物を包む世界樹の威光》《天より降り注ぐ神の怒》!!」
カインは化け物に向けて神聖魔法の最上位を三連発で放ったが、全くダメージが入ってない。カインは相手のステータスを見る為に鑑定を発動したが、妨害されて見れなかった。
「●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●」
すると化け物は何か喋った。相変わらず分からないはずなのになぜかわかった。化け物は何か魔法の詠唱を唱えていた。すると詠唱が終わると、禍々しい魔法陣が展開されて、真っ黒なレーザーが放たれた。カイン達は直感で『これはヤバい。』と感じ、全力で回避した。ソロモンも最上位魔法をバンバン放つが、化け物には何一つダメージが入ってなさげだった。
「チッ…これもダメか…。」
ソロモンは悔しげにいうと、再び魔法の準備を開始した。すると、化け物はソロモンの目の前に現れ、攻撃を喰らってしまった。
「カハッ!」
ソロモンは地面に体を強く打ちつけ、深刻なダメージを負った。カインはすぐに駆けつけて、神聖魔法を発動して全回復させた。しかし、体を強く打ちつけたためか、気を失っていた。ダレッド達の方もかなり苦戦しており、全員ほぼ満身創痍状態だった。誰もが死を覚悟したその時、カインはある“賭け”を行った。カインは自身の喉にある魔法をかけて、そして詠唱を唱え始めた。
「…《天に住まいし七騎の守護者よ、今、神々と交わした契約を使い、我が声、我が意志、我が命に従うのならば、眼前の怨敵を撃つため顕現せよ。天王召喚《天空統べし七騎の天王》》」
カインの両手から小さな光の球が一つ出てくると、空へと向かっていった。すると上空に十二色の魔法陣が浮かび、そして魔法陣から、その魔法陣の色の武装を装備し、背中に5対の羽根を生やした天使がカインの前に跪いた。
『我らが王よ、王の名に従い参上致しました。敵をお示しくださいませ。』
十二色の武装を装備した天使のうち、赤色の天使が喋った。その天使の声はとても綺麗で、まるで聖歌のようだった。そして天使の言葉に従い、カインは敵を指差した。
『承知いたしました。我が王…《天使長》カイン様の名に従い、これより“駆除”を開始します。』
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