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プロローグ
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「王子!お待ちください!!」
待てと言われて待つバカがいるわけないだろう。
俺は今度こそニンゲンの世界に出るんだ!これを言ったらいつもセバスチャンに呆れられるんだけどな。
だって、考えてみろよ?ニンゲンには足ってやつがあって、歩くのも走るのも(あと、ゆっくりだけど泳ぐのも)できるんだぞ!?すごいよな。
前にチラッと陸を覗いたときは、カラフルな硬い箱がすっごいスピードで動いてたり、ニンゲンの声が聞こえる薄い板があったり……本当に凄かった。
『いけません!陸の上は危ないのです!!ニンゲンに見つかったらどうなると思います!?即・フライパンの上なのですよ!!』
セバスチャンは以前ニンゲンに捕まって調理されそうになり、間一髪で逃げ帰った経験があるらしい。
赤くて大きなハサミを俺に向けながら必死に説得するセバスチャンを思い出しながら、上へ上へと泳ぐ。
「まずい、王子は速泳のトップ選手だからな」
「ああ、国の代表になるくらいだから……って、こんなこと喋ってる内にどんどん引き離されてるぞ!?」
「「お、王子ーーー!!」」
後ろでモタモタしている兵士2人を振り返り、ヘヘッと笑った。
ふと、頭上が暗くなって、目線を前に向けるとーーーーーー
待てと言われて待つバカがいるわけないだろう。
俺は今度こそニンゲンの世界に出るんだ!これを言ったらいつもセバスチャンに呆れられるんだけどな。
だって、考えてみろよ?ニンゲンには足ってやつがあって、歩くのも走るのも(あと、ゆっくりだけど泳ぐのも)できるんだぞ!?すごいよな。
前にチラッと陸を覗いたときは、カラフルな硬い箱がすっごいスピードで動いてたり、ニンゲンの声が聞こえる薄い板があったり……本当に凄かった。
『いけません!陸の上は危ないのです!!ニンゲンに見つかったらどうなると思います!?即・フライパンの上なのですよ!!』
セバスチャンは以前ニンゲンに捕まって調理されそうになり、間一髪で逃げ帰った経験があるらしい。
赤くて大きなハサミを俺に向けながら必死に説得するセバスチャンを思い出しながら、上へ上へと泳ぐ。
「まずい、王子は速泳のトップ選手だからな」
「ああ、国の代表になるくらいだから……って、こんなこと喋ってる内にどんどん引き離されてるぞ!?」
「「お、王子ーーー!!」」
後ろでモタモタしている兵士2人を振り返り、ヘヘッと笑った。
ふと、頭上が暗くなって、目線を前に向けるとーーーーーー
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