【R18】【本編完結済】ロールキャベツ系彼女とツンデレ(後々)彼氏

米粉パン

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本編

1※

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薄暗い室内に、カーテンの隙間から光が差し込んでいる。

「ひっ……ぁっ……」

組み敷かれた男からは、弱々しく掠れた声が上がる。その度に見下ろしている女は満足気に目を細める。


「も、やめ……」

「だーめ、あとちょっとだけ」

「そんなこと言って、もう朝…っあ!」


ばちゅん、と一際大きな水音を立てたのを皮切りに女は腰の振りを速めた。

「これで本当に最後にしてあげます。だから……一緒にイきましょう?」

ニコッという擬音が相応しい笑みを浮かべつつ、男を攻め立てる。

「あっんっんっ……んぐっ」

女は男の肩を引き寄せ、唇を貪る。

男は、背中が大きく曲がり当たる点が変わったからであろうか、女を離すまいと締め付ける。

「きっつ……本当はもっとしたいのではなくて?」

パンッパンッパンッパンッ

「ぁっあっあっあっ……ち、がぅ……んんっ……も、いくっ……」

「ええ、一緒にイきましょうね」

そう呟いて、女はラストスパートをかけた。

「あっあっァ~~~~~~ッ!!」

男が声にならない叫びを上げ、女は吐息を漏らす。

ナカに熱い液をどくどくと注ぎ込まれ、男は恍惚とする。

何度か奥まで押し込む動きをした後、女はずるりと陰茎を引き抜いた。

どろりと垂れ出した白い液を指で掬い、男に見せつける。

「ほら、ゆう君のナカにいっぱい出しちゃいました……ふふっ、私は1番最初は女の子がいいなー」

ゆう君、と呼ばれた男はぐっと眉間にシワを寄せる。

「気が済んだならもう出てけよ……」

女に背を向け、シーツを手繰り寄せた。

「そうですね……


女はサラリと男の髪を撫で、バスローブを羽織って部屋から出ていった。


「…………くそっ」


小さな呟きは、広い部屋に溶け込んでいった。
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