誰得☆ラリクエ! 俺を攻略するんじゃねぇ!? ~攻略!高天原学園編~

たねありけ

文字の大きさ
160 / 175
終章 攻略! 虹色の魔王

153

しおりを挟む
 黒海海底の超人類救済教団の基地。
 その奥深くの部屋は地上と同じだけの環境が整備されていた。
 気温、気圧、湿度、そのほか人間が生きていくに必要な大気環境。
 それだけを見ても俺たちがここまで招き入れられているという自覚があった。

 その反面、俺たちを無力化しようという意思も明確だった。
 落とし穴によって仲間とも分断されていた。
 レオンにジャンヌ、リアム君は別のところへ落とされたようだった。
 現状、主人公級の戦力は一緒にいるさくらだけ。
 しかも仕組みはわからないが具現化リアライズができなくなっていた。
 文字どおり一般人・・・となった俺とさくら、そして小鳥遊さんの3人。


「・・・誰だ!」


 月並みなこんな言葉でも状況を把握するには役立つ。
 向かって来る何かが会話も成立しない何かかどうかを判別できるから。
 ・・・魔物だったらこちらの所在を知らせることになるわけだが。


「・・・武か?」

「レオンさん!」


 薄暗い通路の向こうから来るレオンへ駆けていく小鳥遊さん。
 良かった、あいつは近くへ落ちてたのか。
 身体能力の高いレオンがいれば具現化リアライズが無くてもどうにかなるかもしれない。


「無事だったか」

「お前たちこそ!」

「ああ、良かった!」


 ほっとした表情で小鳥遊さんが無事を喜んでいる。
 やっぱ俺よりレオンとの仲を深めたんじゃねえかな。
 吊り橋効果かもしれんけども、船の中でも一緒に居たみたいだし。


「ジャンヌとリアムは一緒じゃないのか?」

「いや、俺だけ別のところに落ちた。いくつか部屋を経由してここに着いたところだが、ふたりは見かけなかった」

「なら先にふたりを探そう」


 分断されたなら合流したほうが良い。
 俺たちはレオンが来た通路から進んだ。
 彼によればいくつかの分岐があったそうなので彼が通っていない方面へ進むことになった。

 落とし穴に落ちたときよりも通路は明るい。
 通路の先まで見通せるくらいの明るさはあった。
 無機質な壁が相変わらず通路の先まで続いていた。


 ◇


 長い螺旋階段を降りてからずっとこの壁だ。
 ここは古代人が作った施設なのだということがわかる。
 ということは未来予測の権能ユグドラシルは近いのだろうか。


「待て。何かあるぞ」

「動いてる・・・?」

「あの光はなんでしょうか?」


 レオンを先頭に入ったその大きな空間。
 縦にも数十メートルは突き抜けている場所だった。
 そこにはホログラムで映したような巨大な紋様が浮かび上がっていた。
 具現化リアライズのように光るそれは不気味に蠢いている。
 まるで血液が流れるかのように脈動しているようだった。


「はははは! よくぞ来た、憐れなる写し子たちよ!」

「! 貴方は超人類救済教団の教祖・・・!」


 その生きているかのような紋様の前に立ち塞がる髭面野郎。
 赤黒い外套を纏い悪役ヅラの気持ち悪い笑みを浮かべた奴。
 さくらの言葉で察した。
 こいつが超人類救済教団の教祖・・・!?


「お前がケネス=ヤコブソンか!」

「いかにも。君たち旧人類を浄化する者だよ」


 堂々たる悪役の登場。
 だが見える範囲でほかに何もいない。
 何か出て来る前にこいつを制圧しちまえばどうとでもなる気がする。
 俺はシューティングゲームの1面の最初に回避不能のでかい壁を設置する派なんだよ。
 武器はないけど全力で飛びかかれば人をひとりくらいどうにかできる!
 悪役の口上なんて聞いてやるか!


「おらあぁぁぁぁぁ!!」

「おい、武!」

水城壁ウォーターランパート!」

「あだ!?」

「おやおや、せっかちだね」

「先輩!?」


 問答無用でケネスに飛びかかった俺の目の前に突如、壁が出現した。
 ぶち当たって顔面をぶつけて悶絶する俺。
 畜生、俺に設置されてちゃ世話ねえよ!
 痛すぎる・・・目から星が出たが何とか鼻血を出したりはしなかった模様。
 ケネスの口上に悔しがる余裕もない。


「武さん、大丈夫ですか!」

「くそ、やっぱ駄目か・・・って」


 それよりも聞き覚えのあるあの声・・・!!


「お前、アルバート!?」

「久しぶりだねぇ、京極 武!」


 見覚えのある金髪細目の狐顔!
 典型的な悪意しか感じねぇ笑み!
 そいつはあの歓迎会でやり込めた元副会長、アルバート=エリオットだった。
 俺を妨げたのはこいつの固有能力ネームド・スキル水城壁ウォーターランパート
 事情聴取の後に姿を消したという噂を聞いてはいたけど、まさかここに来ていたとは。


「アルバート! お前、こんな奴らの手下に成り下がってたのか!」

「ああ、憐れだねぇ。我々を遥かに超越している超人類の偉大さを理解できないとは」

「お前は食いものにされてるだけだよ、知らねえのはてめぇだろ」

「ははは! 負け惜しみにしか聞こえんなぁ!」


 相変わらず俺たちを見下した態度のアルバート。
 小さなステッキを俺たちに向けて、いつでも撃てるぞと言う意思を伝えてくる。

 少しは相手の話を聞いて吟味しろっての。
 こいつ、この性格だからこそ身を喰らう蛇ウロボロスに利用されたってのによ。
 その身を喰らう蛇ウロボロスが超人類に利用されているのもわかってねぇだろ。
 この期に及んで孫請け利用されてるなんて!

 俺は立ち上がると皆の前に一歩出た。
 具現化リアライズの使えない状況なら、誰が出ても同じだからだ。

 ヤツが具現化リアライズを使ったのを見てレオンが王者の剣カリバーンを試していた。
 だが具現化は成功しない。
 まだ俺たちへかけられている謎の束縛は有効だ。


「君たちは贄なのだよ! 人類大浄化の狼煙としてのね!」

「生憎、俺は天邪鬼なんでね。人の思い通りになるのが大っ嫌いなんだよ」

「良いぞ良いぞ、京極 武! 君のような生きの良い魂はさぞ浄化のしがいがあろう!」

「そもそもよ、大した具現化・・・・・・もできねぇ俺みたいな半端もんがどうして『生きの良い魂』なんだ? そのアルバートのほうがよっぽど生きが良いだろ」

「おっと無知蒙昧も罪だねぇ! ははははは!」


 何が可笑しいのか、アルバートはけたけたと笑っていた。
 その笑い声が俺の神経を逆撫でしていく。
 そんな俺の様子を察したのかケネスが口を開いた。


「その疑問に答えよう、京極 武。浄化のための魂はな、より強く燃えているほうが良いのだ」

「あんだって?」

「そう、ちょうど君たちのような正義の味方・・・・・が標榜するようなもの望ましい。慈愛、希望、感謝、勇気、諦めぬ意志力・・・人間を人間たらしめる尊厳を作る、そういった前向きの感情こそが浄化に相応しいのだよ」

「・・・希望を絶望に染め上げるのが良いなんて、随分と悪趣味じゃねえかよ」


 いやこれ、もはや悪役ですって宣言するような発言だろ。
 そもそもこんなことを肯定するやつを野放しにすりゃ世界にとってマイナスしかねえ。
 冗談で言うならともかくこいつは大真面目だ。
 人類の敵以外の何者でもない。


「ケネス、てめぇ、人間のくせにどうして人類を魔物に売ってんだ」

「売った? 誤解だよ。私は人類を終末の先に生き永らえるために動いているのだからな」

浄化・・して殺しちまえば生きるも何もねぇだろ」

「ははは、超人類の御業を知らぬが故よな! 浄化した魂は新たな器に収められるのだよ」

「器? 輪廻転生って意味か?」

「魂の選別。そう、わかりやすく言えば『最後の審判』を経て、尚も価値のある魂のみが生き永らえるのだ! 浄化により澱を背負うだけ、その価値が高まるのだ! 我らは感謝されこそすれ、恨まれるはずもない! 人類を導いているのだからな!」


 陶酔感に酔った歪んだ声が響いた。
 ケネスは俺たちを憐れむような視線を向けてくる。
 そんなことも知らないのか、だから導いてやる、と。

 教祖のトンデモ理論にレオンやさくら、小鳥遊さんは理解が追いつかない様子。
 あいつの意図は俺にこう言って悔しがらせて、抵抗を促したいんだろう。
 そういうのに乗っかるのさえ嫌気が差すのは、相変わらず俺の天邪鬼の仕事だった。


「あーはいはい、ご高説どうも。俺は魂の価値なんて興味ねぇよ。故人を含めて人を貴ぶ目的じゃねぇ宗教は要らん。死んだら終わり。俺は死にたくねえし周りの連中を死なせたくねえ。死なねえためにやることをやる。だから俺の用事は後ろのソレを壊すってだけなんだよ」


 こいつのペースには乗らねえ。
 あくまで俺は俺のペースでやる。
 情報を聞き出すところまでは相手してやったけどもう良いだろ。
 後ろの未来予測の権能ユグドラシルっぽいのをぶっ壊して終了だ。


「ははは、我らと君たちと相容れぬことは承知しているさ。そういう君たちを歓迎するために彼を招いたのだからね」

「そういうわけだ、下級生ども。今度は浄化への引導を渡してやるぞ」


 もう話は終わった、とアルバートが前に出て来る。
 後ろの3人を守るよう、俺も一歩、前へ出た。
 するといつの間にかレオンが俺の隣へと並んでいた。


「レオン?」

「やはりお前は隣に立っていた。頼りになる男だ」


 視線をアルバートに向けたまま、レオンは口角を上げていた。
 こいつ、具現化リアライズが使えねぇのにやる気か?


「出来ることは限られる。だがこの状況でもお前は諦めない。躊躇わない。その気概くらい共有させてくれ」

「俺は単に往生際が悪ぃだけだぜ? 何ならお前の腕力が頼りになるって思ってるくらいだ」

「使えるのなら幾らでも使え」


 委細承知、と。
 やってみてどうにかして活路を見出すという俺の意図を汲んだうえでレオンは前に出たのか。


「頼りにしてんぜ、親友・・

「ふっ、期待を裏切る成果を出すのはお前だけでないことを教えてやる」 

「おお、見せてくれよ。先ずはアルバートを抑え込むぞ」

「承知した。まるであの時の焼き直しだな」


 歓迎会のとき、俺たちはレオン以外、具現化リアライズを使いこなせなかった。
 それでも先輩たちを抑え込んだのだ。
 ならば今、具現化リアライズできないからと言って諦める理由もない。

 アルバートを牽制していた視線をちらりとレオンに向けると目が合った。
 互いに僅かに笑みを認める。
 合図はそれで十分だった。


「いくぜアルバート! そんなに浄化してぇんなら教祖と一緒にお前らからしろ!」


 ◇


 その闘いは一方的だった。
 片や具現化リアライズで防御も遠隔攻撃も近接攻撃もできる。
 片や生身の人間による徒手空拳のみが攻撃手段。
 後者は1度でも攻撃を受ければ1撃で行動不能に陥ってしまう。
 必然的に逃げ回るばかりとなっていた。


「ほうら、先の威勢はどうした! 避けてばかりではないか!」

「ほっ! はっ! んな見え見えの攻撃なんて当たるかよ!」


 アルバートがステッキから放つ、レーザー状になる水鉄砲を躱す。
 視線を向けてから撃つので冷静になっていれば当たることはない。
 さくらの弓よりも軌道がわかりやすいからな。


「強がりばかりを。息が上がっているじゃないかぁ!」

「お前こそ意識が抜けているぞ!」

水城壁ウォーターランパート!」


 俺に気を取られている奴の横から迫るレオン。
 そこに水壁を張って妨害するアルバート。
 さっきから似たような展開の繰り返しだった。

 アルバートは思ったよりも戦闘経験が少ない。
 何度か死線を潜ったレオンはもとより、俺でさえそれがわかるくらいだ。
 動きは直線的で相手の動きを見てから反応する。
 要するに戦いやすいタイプの相手だった。

 様子見を含め、こんな攻防を数分間ほど続けていた。
 そのおかげで相手の行動にバリエーションがないことを察していた。


「レオン、合わせろ!」

「よし!」


 距離を取って水鉄砲を躱していた俺は一転して前進を始めた。
 対応してアルバートが水鉄砲を放って来る。
 それを飛んで、潜って、身体を捻って避ける。
 ジャンヌの槍を受けたときよりも楽だ。
 アルバートはあのときから戦闘経験が増えていないようだ。
 だから経験を積んで成長した俺たちに翻弄されるのだろう。

 肉薄してくる俺に慌てたのか、ステッキを手放し水の剣を生成したアルバート。
 だがその一瞬で反対側からレオンが迫った。


「飛べ!」

水城・・・ウォーターラ・・・ ぐはっ!?」


 勢いをつけたレオンの蹴りが入った。
 対応する間もなくアルバートの身体がくの字に曲がる。
 そのまま床を2,3回バウンドして滑っていった。


「ナイス、レオン!」


 レオンの飛び蹴りが胴にクリーンヒットしたのだ。
 まともに起き上がるのも困難だろう。
 これでアルバートは無力化できた。
 俺は奴がびくびくと痙攣している姿を見てひと息ついた。


「武、油断す・・・後ろだ!」

「え?」


 その束の間に油断した瞬間だった。
 意図せぬ方向から俺に向かって何かが飛んで来た。
 ばりばりという音だけが先に耳へ突き刺さった。


「先輩!? きゃあああ!!」

「おわ!? 小鳥遊さん!?」

「美晴!!」


 俺が小鳥遊さんにどん、と押されてバランスを崩すのと。
 彼女が悲鳴を上げるのはほぼ同時だった。

 おい、なんで俺を庇ってんだよ!
 後ろに居たんじゃねえのか!?
 何か・・を受けて失神した小鳥遊さんを慌てて抱き起す。
 見た目は平気そうだが少し焦げ臭い。
 慌てて彼女の背中を確認すると服が破れて火傷跡が露出していた。
 これは・・・電撃!


「くそ、何しやがる!! てめぇ・・・!?」

黄色人種イエローモンキー同士、震えて浄化を受け入れておれば良いものを」


 人種主義レイシズムを掲げるその高慢な物言い。
 俺とレオンの前に現れた男。
 それは闘神祭での因縁の相手、ゲルオク=フォン=リウドルフィングだった。

 俺様貴族の登場により、終わらせたと思っていた闘いは振り出しに戻されていた。
 


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~

Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」 病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。 気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた! これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。 だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。 皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。 その結果、 うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。 慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。 「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。 僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに! 行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。 そんな僕が、ついに魔法学園へ入学! 当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート! しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。 魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。 この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――! 勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる! 腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!

痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~

ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。 食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。 最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。 それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。 ※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。 カクヨムで先行投稿中!

魔道具は歌う~パーティ追放後に最高ランクになった俺を幼馴染は信じない。後で気づいてももう遅い、今まで支えてくれた人達がいるから~

喰寝丸太
ファンタジー
異世界転生者シナグルのスキルは傾聴。 音が良く聞こえるだけの取り柄のないものだった、 幼馴染と加入したパーティを追放され、魔道具に出会うまでは。 魔道具の秘密を解き明かしたシナグルは、魔道具職人と冒険者でSSSランクに登り詰めるのだった。 そして再び出会う幼馴染。 彼女は俺がSSSランクだとは信じなかった。 もういい。 密かにやってた支援も打ち切る。 俺以外にも魔道具職人はいるさ。 落ちぶれて行く追放したパーティ。 俺は客とほのぼのとした良い関係を築きながら、成長していくのだった。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~

いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。 他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。 「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。 しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。 1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化! 自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働! 「転移者が世界を良くする?」 「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」 追放された少年の第2の人生が、始まる――! ※本作品は他サイト様でも掲載中です。

男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)

大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。 この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人) そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ! この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。 前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。 顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。 どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね! そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる! 主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。 外はその限りではありません。 カクヨムでも投稿しております。

異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた

りゅう
ファンタジー
 異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。  いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。  その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。

転生したら遊び人だったが遊ばず修行をしていたら何故か最強の遊び人になっていた

ぐうのすけ
ファンタジー
カクヨムで先行投稿中。 遊戯遊太(25)は会社帰りにふらっとゲームセンターに入った。昔遊んだユーフォーキャッチャーを見つめながらつぶやく。 「遊んで暮らしたい」その瞬間に頭に声が響き時間が止まる。 「異世界転生に興味はありますか?」 こうして遊太は異世界転生を選択する。 異世界に転生すると最弱と言われるジョブ、遊び人に転生していた。 「最弱なんだから努力は必要だよな!」 こうして雄太は修行を開始するのだが……

処理中です...