誰得☆ラリクエ! 俺を攻略するんじゃねぇ!? ~麗しの桜坂中学校編~

たねありけ

文字の大きさ
50 / 62
怒涛の中学3年生

050

しおりを挟む
 ■ 2209年7月1日(土)

 長い旅になるので日記をつけることにする。
 どうにかこの旅の目的を成就して帰りたい。
 そのための努力を惜しまないようにしよう。

 朝、出港後に関係者の顔合わせがあった。
 艦橋の広い部分に関係者一同が集められて自己紹介をした。
 主な関係者は次の通り。

---
・海洋研究者20名 : 海流、海洋生物、深海生物を専門とする研究
  主催の日本海洋大学所属の研究者(← 御子柴研)
  海外の大学(ロンドン/インペリアル大学所属の研究者含む ← レオン所属)

・大気研究者10名 : 気象、気流、大気分析を専門とする研究
  東京大学所属の研究者
  海外の大学、研究機関の研究者
  日本国環境省の研究者

・極地研究者10名 : 南極の氷、地形、生態系を専門とする研究
  日本海洋大学所属の研究者
  世界政府所属の研究機関

・その他5名 : ボランティア、記者等
  俺はここにカウントされる

・船員220名 : 船の運航に関わる方々
  8割が日本人
  船内設備の美容師や調理師、医師もここに含む
---

 早速、自己紹介時にボランティアとして通訳をさせられた。
 全体の7割が日本人で世界語堪能者が数えるほどしかいないためだ。
 筆記や片言の世界語なら研究者同士、会話ができる。
 国際共通言語が英語の時代から変わっていないのが日本人らしい。

 次に船内設備の説明がなされた。
 皆が利用できる設備はつぎのとおり。

---
・艦橋ラウンジ
  操舵を見学できたりする。船員の人も休憩に訪れるようだ。
・船内ロビー
  ソファや机が配置され、皆が自由に過ごせる場所だ。
・ブリーフィングルーム
  いわゆる会議室。3か所あり、予約制で空いていれば自由に使える。
・食堂
  6時、12時、18時、24時のそれぞれ1時間、食事が提供される。
・シャワールーム
  燃料節約のため、必要がなければ3日に1回程度の利用と案内される。
・美容室
  航海中は坊主にする人が多いらしい・・・。
・自室
  2人1室で割当られる。俺は高橋さんと同室だった。
・観測甲板
  甲板の下にある甲板。観測用の場所。
  研究者たちが航行中の調査を行う場所でもある。
  なお釣り具も用意されており、趣味で釣る人も多いとか。
---

 最後に全体のスケジュールの説明がなされた。
 ・7月1日  東京/出航
 ・7月14日 オーストラリア/フリーマントル寄港 2日間物資補給
 ・7月16日 フリーマントル出航
 ・7月30日 南極基地到着、接岸
 ・7月31日 降船
 ・8月1日  基地展開・設置
 ・8月2日  現地観測開始
 ・8月30日 現地撤収開始
 ・8月31日 基地収容・搭乗
 ・9月1日  南極基地出発、離岸
 ・9月15日 オーストラリア/フリーマントル寄港 2日間物資補給
 ・9月17日 フリーマントル出航
 ・9月30日 東京/入港
 以上は周知の予定だが、各種事情により前後する旨の確認もなされた。

 これらの認識合わせで初日は終始した。
 夜、部屋で高橋さんと軽い雑談をして就寝。
 先は長い。


 ■ 2209年7月2日(日)

 午前中はテクスタントにて勉強をした。
 午後は通訳。
 ブリーフィングルームにて海洋研究者たちだけの自己紹介が改めて行われた。
 各自の研究内容紹介などを話していた。
 温暖化の進行と後退による生態系への影響は大きいようで様々なテーマがあった。
 レオンは研究者の見習いという立場らしい。

 どうも俺の勉強を考慮して1日のスケジュールを立ててくれているようだ。
 研究者同士の交流はもっぱら午後に設定されている。
 有難い限り。

 俺の主な自由時間は夕食後になった。
 甲板は暗くて何も見えないので船内ロビーで過ごす。
 レオンに声をかけられ、オセロやトランプといったゲームで遊んだ。
 「老人の相手は疲れる」との言だが、俺やお前が若すぎるだけだ。

 レオンについて、現在覚えている範囲と見た印象で記しておく。
 彼はレオン=アインホルン。イギリス出身の侯爵家。正真正銘の貴族。
 収まりの悪い癖のある金髪で、身長が190cm近く。見上げるよう。
 少しぶっきら棒なところがあるが気は良い。
 今後の攻略のため、この旅の間に親しくなっておきたい。


 ■ 2209年7月3日(月)

 午前中は勉強をした。
 午後は通訳。
 大気研究者の通訳に駆り出された。
 彼らも同様に自身の研究内容を紹介していた。
 こちらもオゾンホールや温暖化関連の研究が多かった。
 大惨事による大気痕跡を研究するという興味深い話もあった。

 夜、レオンとゲームをしていると高橋さんと後藤さんに声をかけられた。
 4人でトランプに興じた。


 ■ 2209年7月4日(火)
 
 午前中は勉強をした。
 歴史で疑問点があったので後藤さんに聞きに行ったらとても丁寧に教えてもらえた。
 さすが大学生だと思った。
 午後は極地研究者の通訳。
 現地での行動指針や探索事項の確認を行った。
 どうも俺の知っている南極大陸の地形ではない様子。当たり前か。
 急激に冷却された影響で切り立った崖なども多いとか。
 地層調査個所も多数あるようだ。

 夜、レオンと高橋さんと後藤さんでゲーム。
 レオンが勝敗の記録をつけ賭けをしようと提案する。
 勝利点に応じて命令権をつけるとか何とか。
 緊張感があってよいと賛同され本気での勝負が始まった。
 勝ち星記録
  レオン   3勝
  京極    3勝
  高橋さん  1勝
  後藤さん  4勝
 後藤さん、強い。


 ■ 2209年7月5日(水)

 午前中に呼び出しがあり船員との通訳を頼まれる。
 外国勢が観測で上部甲板を使いたいらしい。
 ヘリポートならと交渉が成立したが普段は立ち入り禁止だとか。
 この辺は船長権限が強く規則変更は難しいそうだ。

 午前中に仕事をしたので午後はフリーになった。
 半分は勉強に充てる。
 明るいうちに観測甲板で釣りをしてみた。
 ボウズになっていたところをレオンに笑われた。

 夜、恒例となりつつあるゲーム。
 腹いせにレオン狙い撃ちで勝った。
 悔しがっていた。ざまぁみろ。
 勝ち星記録(累計)
  レオン   4勝
  京極    7勝
  高橋さん  3勝
  後藤さん 10勝


 ■ 2209年7月6日(木)

 午前中は勉強。
 午後の通訳は海洋研究に呼ばれた。
 どうも通訳を3チームで順に回しているようだ。
 テーマは海流と海温の話。
 大惨事の氷河形成で随分と変わったとか。
 局地だけでなく南半球全体に影響があるそうだ。
 やはり気候の話は壮大だ。

 夜、恒例のゲーム。
 やたらポーカーばかりやった。
 珍しく高橋さんの勝ち点が増えた。
 勝ち星記録(累計)
  レオン   6勝
  京極   10勝
  高橋さん  7勝
  後藤さん 12勝

 
 ■ 2209年7月7日(金)

 そろそろフィリピンを通過したらしい。
 フリーマントルまで半分だそうだ。

 午前中は勉強。
 午後は大気研究の通訳。
 話の中に魔王の霧が出てきた。
 やはり研究者は知っていた。
 でも研究の中で単語を出せないらしい。
 「大惨事の粉塵」が魔王の霧の言い換えになるとか。
 粉塵巻き上げ説と被る。ややこしい。

 夜、恒例のゲーム。
 今日はオセロ2セットで総当たり戦。
 レオンが強かった。
 勝ち星記録(累計)
  レオン  10勝
  京極   12勝
  高橋さん  8勝
  後藤さん 14勝


 ■ 2209年7月8日(土)

 嵐に遭遇した様子。
 船の揺れが酷い。
 画面を見ると酔うので勉強はおあずけ。
 会議が中止で翻訳もなし。
 広いところの方が気が休まるのでロビーに行った。
 ロビーには似たような人が多かった。
 揺れながら出来ることだとダンスが始まった。
 ソシアルクロスのレギュラーだ。
 シンプルしか出来ない俺は色んな人に弄ばれた。
 なんか汚された気分・・・くそ、早く覚えよう。
 見ていると同性とのダンスも楽しそうに踊っていた。
 やはりLGBTへの理解は標準的なのだと思った。

 夜には荒れた海域を抜けた様子。
 揺れた感覚がようやく落ち着いたら直ぐに眠くなった。
 早めに就寝した。


 ■ 2209年7月9日(日)

 インドネシアを通過した。
 気温はまだ高く海の上でもスコールのような土砂降りに遭う。
 大人しく中のエアコンが効いたところで過ごす。

 午前中は勉強。
 午後は極地研究の通訳。
 現地の調査ポイントで何をするか検討していた。
 調査ポイントは5箇所設定されており、基地から近い順にα、β、γ、δ、εと呼ぶ。
 日帰りが可能な範囲で設定されているそうだが、ポイントεはぎりぎりだとか。
 現地の調査内容が限定されるため議論されていた。

 夜のゲームはブラックジャックになった。
 後藤さん、安定して強い。
 勝ち星記録(累計)
  レオン  12勝
  京極   15勝
  高橋さん  9勝
  後藤さん 18勝


 ■ 2209年7月10日(月)

 午前中は勉強。
 午後は海洋研究の通訳。
 今日は海洋生物について。
 大惨事により魔力に影響された生物が確認されているそうだ。
 魔物ではないので他生物を襲ったりしないが巨大化したりするらしい。
 ただでさえ巨大なダイオウイカが巨大化したものをクラーケンとして命名したとか。
 こういうのって本格的にRPGっぽいと思う。
 全長200メートルを超えるなんて想像できない。
 改めてゲームの世界なのだなと思った。

 夜の勝負の時間、今日はお休み。
 というのも将棋に興味を示したレオンに説明をすることになった。
 手本を見せるために俺と高橋さんで2戦ほどやった。
 高橋さん、まさかの将棋強者だった。勝ち目が見えなかった。
 勝ち星記録(累計)
  レオン  12勝
  京極   15勝
  高橋さん 11勝
  後藤さん 18勝


 ■ 2209年7月11日(火)

 午前中は勉強。
 午後は大気研究の通訳。
 今日は南極近辺の大気組成について。
 大惨事からオゾンホールがどう変化して紫外線強度がどう変わったか等。
 太陽光と魔力についての関係は特にないらしい。
 ラリクエに聖なる属性とか闇の属性って無かったからか。
 RPGの設定的に存在しないのがちょっと残念。
 もしかしたら裏設定であったりするのか?

 夜、勝負の時間。
 レオンが本格的に将棋をやりたがった。
 あまり得意でない後藤さんが相手をすることになる。
 さすがにレオンは勝てなかったが良い勝負をしていた。
 もう1セットを使って高橋さんと対戦したが結果はお察し。
 勝ち星記録(累計)
  レオン  12勝
  京極   15勝
  高橋さん 13勝
  後藤さん 20勝


 ■ 2209年7月12日(水)

 望遠鏡を使うとオーストラリア大陸が見えるようになった。
 気温は随分と下がって冬っぽい感じになっている。
 南半球が冬だと分かっていても7月に寒いことに違和感がある。

 午前中は勉強。
 午後は極地研究の通訳。
 ポイントεの詳細を詰めていた。
 魔力溜まりがあるらしい。
 聞き慣れない単語に惹かれ内容をよく聞く。
 南極の魔力溜まりから魔物が発生する現象が確認されているという。
 他大陸の魔力溜まりから発生することはないので調査対象になっているそうだ。
 特殊な場所なのだろう、覚えておく。

 夜、皆が知らなかった大富豪を紹介してみる。
 内容を説明すると面白そうだと練習をしてくれた。
 2回ほど練習してから本番。
 大富豪を維持した回数だけ勝ち点とするルールだ。
 本物の爵位を持つ家柄のレオンが大貧民になって怒り狂っていた。
 勝負は非情なのだ。
 勝ち星記録(累計)
  レオン  13勝
  京極   20勝
  高橋さん 15勝
  後藤さん 23勝


 ■ 2209年7月13日(木)

 朝、艦橋ラウンジに総員集合がかかる。
 明日フリーマントルに寄港するのでその準備と寄港中の注意事項を周知するためだ。
 通訳としてずっと喋りっぱなしだった。
 寄港は2日間。
 外出は可能だが外泊は禁止。夜には戻るよう警告される。
 外に出る必要はなく船で過ごしていても良いらしい。
 午前中はフリーマントル港周辺の紹介などもあり説明だけで終わった。

 午前中が仕事だったため午後はフリーになった。
 何となく勉強もお休みにしたかったので今日は完全にフリーにした。
 観測甲板でまた釣りをしてみた。今回はちょっと釣れた。
 なんでも食堂に持っていくと調理してもらえるとか。
 刺し身が作れるのかと聞いてみたら食中毒が怖いのでNG。残念。
 夕食で唐揚げにしてもらった。美味しかった。

 夜、寄港前の最後の勝負。
 今日の勝ち点でフリーマントルで奢らせることができることになった。
 既に勝負がついている気がするが、後藤さんに勝てるよう頑張る。
 勝負回数が多いということで大富豪が採用された。
 勝ち星記録(累計)
  レオン  16勝
  京極   25勝
  高橋さん 18勝
  後藤さん 26勝
 後藤さんには一歩及ばず。
 3人がそれぞれ、後藤さんに何かを奢ることになった。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~

Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」 病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。 気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた! これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。 だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。 皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。 その結果、 うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。 慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。 「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。 僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに! 行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。 そんな僕が、ついに魔法学園へ入学! 当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート! しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。 魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。 この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――! 勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる! 腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!

痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~

ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。 食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。 最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。 それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。 ※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。 カクヨムで先行投稿中!

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~

いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。 他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。 「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。 しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。 1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化! 自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働! 「転移者が世界を良くする?」 「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」 追放された少年の第2の人生が、始まる――! ※本作品は他サイト様でも掲載中です。

魔道具は歌う~パーティ追放後に最高ランクになった俺を幼馴染は信じない。後で気づいてももう遅い、今まで支えてくれた人達がいるから~

喰寝丸太
ファンタジー
異世界転生者シナグルのスキルは傾聴。 音が良く聞こえるだけの取り柄のないものだった、 幼馴染と加入したパーティを追放され、魔道具に出会うまでは。 魔道具の秘密を解き明かしたシナグルは、魔道具職人と冒険者でSSSランクに登り詰めるのだった。 そして再び出会う幼馴染。 彼女は俺がSSSランクだとは信じなかった。 もういい。 密かにやってた支援も打ち切る。 俺以外にも魔道具職人はいるさ。 落ちぶれて行く追放したパーティ。 俺は客とほのぼのとした良い関係を築きながら、成長していくのだった。

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります

内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品] 冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた! 物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。 職人ギルドから追放された美少女ソフィア。 逃亡中の魔法使いノエル。 騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。 彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。 カクヨムにて完結済み。 ( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

処理中です...