前向き時々後ろ向き

江上蒼羽

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10月15日

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10月15日(火) 


貴重な平日休みを利用して難病申請の手続きをしに行った。

正式には難病医療費助成制度といって、厚生労働省が指定する331の対象疾病(指定難病)の患者の高額になりがちな医療費を国と都道府県が一部負担してくれるありがたい制度。

病院側から必要な書類と、提出用の診断書を渡されていたので、それらを持って一旦市役所へ。

申請をするに当たって必要なものは以下の通り。


・申請用紙
・同意書
・診断書
・世帯全員分の住民票
・マイナンバーのコピー
・保険証のコピー
・住民税を証明する書類


申請用紙と同意書は、病院から貰った時点で旦那が記入。

住民票と課税証明を市役所で一部ずつ貰い………というか、お金払うから買うという表現が正しいか。

保険証とマイナンバーをコピーし、一式を大きな封筒の中に纏めて、市の保健所へと車を走らせた。

保健所で書類を提出すると、対応してくれたお姉さんに細部までチェックされた。

書類を揃えてすんなり提出とはなかなかいかず、いくつか訂正させられた。

途中から受理されなかったらどうしよう……と不安になったものの、最終的には受理して貰えた。

申請すると、次の月に審査があり、認定されると【特定医療費(指定難病)受給者証】と【自己負担上限額管理表】が交付されるという。

認定されない事もあると記載があったので、些か不安。

認定結果が出るまでに3ヶ月程度かかるそうなので、認定されるまでの間は自分達で高額の医療費を負担しないといけない。

最終的には戻ってくるとは思うけれど、医療費いくらになるんだろう……と、現段階で恐怖しかない。

どうか認定を受けられますように。


用事が済んだ後、家から持参したお弁当を持って旦那の元へ。

一緒にお昼を食べ、たわいもない会話をしながら緩やかに過い流れていく時間を過ごした。

お昼を食べて少しした後、旦那が眼科に呼ばれた。

ステロイドを始めて変化があったかを見るらしい。

旦那がいなくなって暇になったので、9月分の入院費を支払いに会計窓口まで出向いた。

請求明細には、9月30日の午後から入院で11890円と表記されていて、その内食事代は1食460円。

思わず「たっか!!」と、口に出してしまった。

病室に戻ろうとエレベーター待ちしてると丁度旦那と一緒になった。

眼科はどうだったか聞くと、眼圧を視たり、目の動きを見たりしたそうな。

極端に視力が低下したりするような事はなく、ステロイド服用前と何ら変わらなかったそうなので、ホッとした。 

その後はまた子供達の帰宅予定時間まで一緒に過ごした。

旦那は娘loveの為、私一人だけだと不満かと思いきや、一人でいるより全然いいと言ってくれ、多少りなり癒しになったようで良かった。 

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