明楽日生

江上蒼羽

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11月12日(金)

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大分寒くなってきたのでこたつを出した。

久し振りの起動なもんで、こたつから焼ける匂いがしてちょい臭い。

「何か臭いねー」とか言いながら下の娘と足を突っ込んでいたのだけれど、どうにも暖まりが悪い。

こたつの温度を上げるか……と布団を捲り、こたつに潜って熱源の側にあるツマミを捻っていると、いきなり上の娘から



「何やってんの?!信じられない!最低っ!!」



と罵声を浴びせられた。

罵倒される覚えのない私は「何が?」と訝しげに問い掛けたのだけれど、娘から予想もしなかった答えが返って来て驚愕した。



「こたつに潜ってむち(下の娘)のお尻見てるんでしょ!最低!!」



余りに予想外の言葉に驚いて、しどろもどろになりながら「ち、違うし」と反論。



「こたつの温度調節してただけだし」



それを聞いて上の娘は「あ……そうなの…」と納得していたけれど、誤解とはいえ母親である私に対しての変態扱いがどうにも腑に落ちなかった。


という話を職場のリーダーさんに話をしたら、大笑いの末



「普段からそれに近い事をしてるんでしょう?」



と、斜め上の返答。

因みに旦那にも同じような事を言われた。




ちくしょう……

どいつもこいつも私を変態扱いしやがって。

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