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番外編
98 キレイ・キタナイ・キレイ (前編)
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※モブレ表現、女性が襲われた表現有り、苦手な方はご注意下さい。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
グラグラと滾ったお湯をまな板や、庖丁、食器にかけていく。
これで綺麗になった。
ああ、落ち着く。自分の周りの物すべてを綺麗な物で揃えたい。
そんな事、到底無理だけど……。
「ハル?そこは母さんが洗ったよ?どこか汚れていたかい?」
「いや、大丈夫だよ、母さん。」
俺は振り返るとラインハルトのようにニカッと笑った。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
薬草の畑に向かい雑草を取る。この薬草は雑草が少しでも生えていると違う薬草になってしまうから、雑草取りは大事だ。
ふぅと息を吐きながら曲げていた腰を伸ばして額の汗を腕で拭った。
村にお金が沢山入って、どの家も裕福になり人を雇っていったけど、うちは俺の反対で雇わずに家族だけでやっているから大変だ。
でも、お金が入ったからといって自分達は楽をして人を働かすなんてそんな汚い事出来ない。そんな考えは綺麗じゃないから俺は嫌なんだ。俺の気持ちをくんでくれた両親は三人で畑を育てる事に同意してくれた。さすが俺の両親だ、綺麗な考えを持っている。
「――ハル。」
キラキラと金髪を輝かせて綺麗なユノがやって来た。儚く可憐なユノは俺の一番の綺麗どころだ。
「ユノ、おはよう。」
俺はユノにブンブンと手を振った。
けれど、ニコリと笑ったユノの美しさに見惚れて手が止まる。
「ハル?」
いつの間にか近くまで来ていたユノが俺の顔の前で手を振った。
わぁ、綺麗、手まで完璧に綺麗。
「あっ、悪い。何か用か?」
俺は正気に戻ると、ニカッと笑う。
「……畑仕事してるハルを見掛けたからさ、ハルの家はまだ人を雇わないのか?大変だろう?」
「ユノの家は5人も雇ってるんだっけ?でも俺はお金があるからって、人に働かせて自分は家で優雅に過ごすなんて汚い事出来ないんだ。あっ、ユノの家はおじさんとおばさんも高齢だし、仕方ないと思ってるからな。でも、他の村の人達の人を使う傲慢さは俺には理解出来ない、汚ないよ。」
何故かユノは困ったように笑って俺の頭をポンポンした。
困った顔もほんとに、綺麗。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
村の若い女の子が襲われた。
ショッキングな事件の噂が村中を駆け抜けた。
犯人は何処かの村人に雇われた労働者だと思われ、城から来ている役人が調査をしているらしい。
「何て汚ならしい。タミーは死んだ方がましだな。」
汚い男に汚されたタミーは汚くなってしまった。汚れたら元には戻らない。
パシンッ。
打たれた頬に手をやり、打ったユノを見た。
「タミーは好きで汚された訳じゃない。」
「……でも、汚された事実は消せないじゃないか。汚いよ。俺はタミーをそういう目で見てしまう。」
綺麗なユノが何を言ってるんだ?お前は綺麗だから分からないんだ。
「じゃあ、アレンに汚された俺は汚いな。」
ドクンッ。
ユノがアレンに汚された?
そんなはずない。
「アレンはユノが成人まで待ってたから、お前は汚されてなんかないじゃないかっ。」
俺は取り乱しユノの腕を掴むと、祈るように見上げた。そんなのウソだと言ってくれ。
「拐われたその日に裸に剥かれていきなり突かれたんだよ。子供だったから腸を突き抜けてそれで死にかけたから、体が大きくなるまでアレンは待つことにしたんだ。」
襲われたタミーの子宮は……
「うそだ……。」
アレンがまさか、アレンは姿形が変わってもラインハルトを本能でかぎ分けるほど愛していて強くて綺麗な人。そんな事するはずがない……。
「ハル、俺を見ろ。俺は汚れのない清らかな俺じゃない。背も伸びて、筋肉もついた。もう、ラインハルトと似ても似つかない。誰もラインハルトと間違えたりはしない。」
俺は両手で耳を塞ぎ頭を振った。
「違うっ。ユノは華奢で、儚くて、綺麗で、ラインハルトに似てて、そんな筋肉なんて……。」
……目の前にいる日に焼けた背の高い男は誰?
「もう、ユノは汚いの?」
ラインハルトは、どこ?
「ごめんな、綺麗じゃなくて。」
そう言うとユノは辛そうな顔をして行ってしまった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
畑仕事が終わり、家に帰る気がしないでトボトボと夕暮れの道をあてもなく歩いた。
昼間のユノの顔が忘れられない。
綺麗で男前のラインハルトが俺の中から出ていって俺は彼のように生きたいと、なりたいと思った。顔は無理でも心だけでも綺麗なら、俺もラインハルトみたいに綺麗になれるかもしれないと……。
――ガサッ。
考え事をしていると辺りは真っ暗になっていた。物音がして気付く。
「!?」
口を塞がれ、体を拘束されそうになり身をよじり何とか逃げ出した。
ドックンッドックンッドックンッ……
転げそうになりながら、必死で走るが心臓の音がうるさくて上手く走れない。
そして目の前に現れた茂みに絶望する。どうしてこんな人気のない場所に逃げ込んでしまったんだろう。ラインハルトならこんなバカな事はしない。
ラインハルトなら……。
必死に逃げながらも腕を掴まれその辺の蔦をつかんで抗うが、二人の大きな人間から逃げられる訳もなくあっさりと草の上にうつ伏せに押し付けられた。一人は俺の口を押え、一人は後ろから馬乗りになった。
きっと、俺を天才のラインハルトだと思って拐いにきたんだと思った。ハルとして存在していたラインハルトは今は元の姿に戻り城で大切に守られている。一方戻った俺は冴えない村人に戻り畑を耕す毎日だ。俺が存在する事は龍神が言った事に矛盾が生じる。その矛盾を突き詰めて俺までたどり着き、俺こそが天才だと思って狙われたのだ。いつかこんな日が来るかもしれないと思ってた。俺こそがラインハルトで天才で皆に必要とされる存在になるんじゃないかって、だから俺はラインハルトみたいにならないといけない。
それなのにこんなに簡単に捕まってしまった。これから何処に連れていかれるんだろう。遠い異国で俺は天才ラインハルトとして働かされるんだろうか……。
そんな都合のいいことを思っていると、ズボンと下着を一気に下ろされた。
タミーが襲われた事が頭をよぎる。
ユノもアレンに襲われた?
まさか、この俺が?
「んーー!!」
慌てて思いっきり暴れたが二人の屈強な人間は一言も話さず淡々と俺の足を開き、自身のズボンのベルトをカチャカチャと外した。
ポロン。
目の前に男の汚い逸物が嫌な臭いを纏い現れた。
後ろにもピタリと同じものがあてがわれたのが分かる。
汚い、嫌だ、汚い、嫌だ、汚い、嫌だ、何で、何で、嫌だ……
ズ……
ああ、やだ。
――ブワンッ。
次の瞬間、竜巻がおこり二人の気配が俺から離れた。
「――大丈夫ですか?」
ランタンの灯りで照らされ手を差し伸べられて城の役人だと分かった。ああ、この人も綺麗。
俺は汚されてしまった。触らないで。俺は汚い。俺はカタカタと震えが止まらなくなって、その手を拒否した。綺麗な貴方が汚れてしまう。
「ハル!!」
次の瞬間、力強く抱き締められて呆然とする。
「ユ、ノ?駄目だ。俺に触れたらお前が汚れてしまう。」
俺は力なくユノから離れようとするが、筋肉もつき、背も伸びたユノの手からは逃れられない。
「ハル、人は皆汚れてる。生きてるって事は汚れてるって事なんだ。綺麗な奴なんて存在しないんだよ。」
そんな、ラインハルトは綺麗じゃないか。あんな綺麗な存在がいるのにどうして嘘を言うの?
「ウソだ。ユノだって背が伸びたって、筋肉がついたって、日に焼けたって、こんなに綺麗じゃないかっ。」
俺は泣きじゃくりながらユノの背を叩いた。綺麗な存在はいるんだ。俺はそれになりたいんだ。
「……ハル、ごめん。」
体を離し、俺を怒ったように熱っぽく見つめるユノ――
――ほら、お前はこんな時もこんなに綺麗。
そうしてその日の夜、俺はユノに抱かれた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
グラグラと滾ったお湯をまな板や、庖丁、食器にかけていく。
これで綺麗になった。
ああ、落ち着く。自分の周りの物すべてを綺麗な物で揃えたい。
そんな事、到底無理だけど……。
「ハル?そこは母さんが洗ったよ?どこか汚れていたかい?」
「いや、大丈夫だよ、母さん。」
俺は振り返るとラインハルトのようにニカッと笑った。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
薬草の畑に向かい雑草を取る。この薬草は雑草が少しでも生えていると違う薬草になってしまうから、雑草取りは大事だ。
ふぅと息を吐きながら曲げていた腰を伸ばして額の汗を腕で拭った。
村にお金が沢山入って、どの家も裕福になり人を雇っていったけど、うちは俺の反対で雇わずに家族だけでやっているから大変だ。
でも、お金が入ったからといって自分達は楽をして人を働かすなんてそんな汚い事出来ない。そんな考えは綺麗じゃないから俺は嫌なんだ。俺の気持ちをくんでくれた両親は三人で畑を育てる事に同意してくれた。さすが俺の両親だ、綺麗な考えを持っている。
「――ハル。」
キラキラと金髪を輝かせて綺麗なユノがやって来た。儚く可憐なユノは俺の一番の綺麗どころだ。
「ユノ、おはよう。」
俺はユノにブンブンと手を振った。
けれど、ニコリと笑ったユノの美しさに見惚れて手が止まる。
「ハル?」
いつの間にか近くまで来ていたユノが俺の顔の前で手を振った。
わぁ、綺麗、手まで完璧に綺麗。
「あっ、悪い。何か用か?」
俺は正気に戻ると、ニカッと笑う。
「……畑仕事してるハルを見掛けたからさ、ハルの家はまだ人を雇わないのか?大変だろう?」
「ユノの家は5人も雇ってるんだっけ?でも俺はお金があるからって、人に働かせて自分は家で優雅に過ごすなんて汚い事出来ないんだ。あっ、ユノの家はおじさんとおばさんも高齢だし、仕方ないと思ってるからな。でも、他の村の人達の人を使う傲慢さは俺には理解出来ない、汚ないよ。」
何故かユノは困ったように笑って俺の頭をポンポンした。
困った顔もほんとに、綺麗。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
村の若い女の子が襲われた。
ショッキングな事件の噂が村中を駆け抜けた。
犯人は何処かの村人に雇われた労働者だと思われ、城から来ている役人が調査をしているらしい。
「何て汚ならしい。タミーは死んだ方がましだな。」
汚い男に汚されたタミーは汚くなってしまった。汚れたら元には戻らない。
パシンッ。
打たれた頬に手をやり、打ったユノを見た。
「タミーは好きで汚された訳じゃない。」
「……でも、汚された事実は消せないじゃないか。汚いよ。俺はタミーをそういう目で見てしまう。」
綺麗なユノが何を言ってるんだ?お前は綺麗だから分からないんだ。
「じゃあ、アレンに汚された俺は汚いな。」
ドクンッ。
ユノがアレンに汚された?
そんなはずない。
「アレンはユノが成人まで待ってたから、お前は汚されてなんかないじゃないかっ。」
俺は取り乱しユノの腕を掴むと、祈るように見上げた。そんなのウソだと言ってくれ。
「拐われたその日に裸に剥かれていきなり突かれたんだよ。子供だったから腸を突き抜けてそれで死にかけたから、体が大きくなるまでアレンは待つことにしたんだ。」
襲われたタミーの子宮は……
「うそだ……。」
アレンがまさか、アレンは姿形が変わってもラインハルトを本能でかぎ分けるほど愛していて強くて綺麗な人。そんな事するはずがない……。
「ハル、俺を見ろ。俺は汚れのない清らかな俺じゃない。背も伸びて、筋肉もついた。もう、ラインハルトと似ても似つかない。誰もラインハルトと間違えたりはしない。」
俺は両手で耳を塞ぎ頭を振った。
「違うっ。ユノは華奢で、儚くて、綺麗で、ラインハルトに似てて、そんな筋肉なんて……。」
……目の前にいる日に焼けた背の高い男は誰?
「もう、ユノは汚いの?」
ラインハルトは、どこ?
「ごめんな、綺麗じゃなくて。」
そう言うとユノは辛そうな顔をして行ってしまった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
畑仕事が終わり、家に帰る気がしないでトボトボと夕暮れの道をあてもなく歩いた。
昼間のユノの顔が忘れられない。
綺麗で男前のラインハルトが俺の中から出ていって俺は彼のように生きたいと、なりたいと思った。顔は無理でも心だけでも綺麗なら、俺もラインハルトみたいに綺麗になれるかもしれないと……。
――ガサッ。
考え事をしていると辺りは真っ暗になっていた。物音がして気付く。
「!?」
口を塞がれ、体を拘束されそうになり身をよじり何とか逃げ出した。
ドックンッドックンッドックンッ……
転げそうになりながら、必死で走るが心臓の音がうるさくて上手く走れない。
そして目の前に現れた茂みに絶望する。どうしてこんな人気のない場所に逃げ込んでしまったんだろう。ラインハルトならこんなバカな事はしない。
ラインハルトなら……。
必死に逃げながらも腕を掴まれその辺の蔦をつかんで抗うが、二人の大きな人間から逃げられる訳もなくあっさりと草の上にうつ伏せに押し付けられた。一人は俺の口を押え、一人は後ろから馬乗りになった。
きっと、俺を天才のラインハルトだと思って拐いにきたんだと思った。ハルとして存在していたラインハルトは今は元の姿に戻り城で大切に守られている。一方戻った俺は冴えない村人に戻り畑を耕す毎日だ。俺が存在する事は龍神が言った事に矛盾が生じる。その矛盾を突き詰めて俺までたどり着き、俺こそが天才だと思って狙われたのだ。いつかこんな日が来るかもしれないと思ってた。俺こそがラインハルトで天才で皆に必要とされる存在になるんじゃないかって、だから俺はラインハルトみたいにならないといけない。
それなのにこんなに簡単に捕まってしまった。これから何処に連れていかれるんだろう。遠い異国で俺は天才ラインハルトとして働かされるんだろうか……。
そんな都合のいいことを思っていると、ズボンと下着を一気に下ろされた。
タミーが襲われた事が頭をよぎる。
ユノもアレンに襲われた?
まさか、この俺が?
「んーー!!」
慌てて思いっきり暴れたが二人の屈強な人間は一言も話さず淡々と俺の足を開き、自身のズボンのベルトをカチャカチャと外した。
ポロン。
目の前に男の汚い逸物が嫌な臭いを纏い現れた。
後ろにもピタリと同じものがあてがわれたのが分かる。
汚い、嫌だ、汚い、嫌だ、汚い、嫌だ、何で、何で、嫌だ……
ズ……
ああ、やだ。
――ブワンッ。
次の瞬間、竜巻がおこり二人の気配が俺から離れた。
「――大丈夫ですか?」
ランタンの灯りで照らされ手を差し伸べられて城の役人だと分かった。ああ、この人も綺麗。
俺は汚されてしまった。触らないで。俺は汚い。俺はカタカタと震えが止まらなくなって、その手を拒否した。綺麗な貴方が汚れてしまう。
「ハル!!」
次の瞬間、力強く抱き締められて呆然とする。
「ユ、ノ?駄目だ。俺に触れたらお前が汚れてしまう。」
俺は力なくユノから離れようとするが、筋肉もつき、背も伸びたユノの手からは逃れられない。
「ハル、人は皆汚れてる。生きてるって事は汚れてるって事なんだ。綺麗な奴なんて存在しないんだよ。」
そんな、ラインハルトは綺麗じゃないか。あんな綺麗な存在がいるのにどうして嘘を言うの?
「ウソだ。ユノだって背が伸びたって、筋肉がついたって、日に焼けたって、こんなに綺麗じゃないかっ。」
俺は泣きじゃくりながらユノの背を叩いた。綺麗な存在はいるんだ。俺はそれになりたいんだ。
「……ハル、ごめん。」
体を離し、俺を怒ったように熱っぽく見つめるユノ――
――ほら、お前はこんな時もこんなに綺麗。
そうしてその日の夜、俺はユノに抱かれた。
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