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過去の私
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ー昔
私はなんでも出来るさよちゃんに憧れていた。
可愛くて自慢の親友だった。
ある日、ずっと好きだった
かい君に私は告白された。
もちろん付き合った。
大好きだったから、それからは一緒に帰ったりと幸せだった。でもある日
かい「ごめん、さよが好きで近づくためにお前を利用したんだ。」
ショックだった。自惚れて馬鹿みたいって思った。思い返せばいつも三人だった。
彼女の私はおいてけぼりで。
ああ。バカだなあ。って凄く思った。
涙が大雨のように降るから、やんでくれないから、次の日学校に行けなかった。
さよちゃんから連絡があって、『かぜ大丈夫??あ、そーいえば今日かい君と帰ったんだけどね、これからは二人がいいって言うから…ごめんね?』そう言われた。
返事をしないで私は電話を切ってしまった。悔しかった、凄く。惨めだと思った。なのに
さよちゃんもかい君の事も大好きで仕方なかった。
やっと学校に行けた頃には二人は付き合っていた。見るのも辛かった。その場にいることさえ。
さよちゃんは優しいから一人でいる私を、呼んで三人にしてくれた。その優しさが辛かった苦しかった。かい君もいつも通りに接してくれた。
でも、どこかで恨んでしまう私がいて。
どこかで大嫌いと思う私がいて。
そんな自分が嫌で。
だから、決めたの。
私は、かい君が好みの女子の逆の子になろうと。そんな事したら一生好きになってもらえないって思ったけど。さよちゃんが好きな時点で、好きになってもらえるなんてありえない、と自分に言い聞かせ。
長い髪の毛をバッサリ切って。腰よりもあった髪を肩にもつかないくらいに。
学校にいったら、凄いビックリされたけど。。
なんだか前を向けた気がした。
のに
二人がいちゃいちゃしてるのを間近で見るのは辛くて涙をこらえるのが大変で。
かい君を好きなのをやめよう。
こんな私、やめよう。
何度思ったことか。
けど、かい君もさよちゃんも
いじめられていた私。そんな私に手を差し出してくれた。同時に。その時から二人は運命だったのかな。
あの日から三人で行動するようになったね。付き合っても三人だった。
でも、さよちゃんと付き合ったらかい君は
二人きりで私をおいて帰っていたよね。
辛かったし今も苦しいけど
さよちゃんごめんね
かい君好きなの。
私はなんでも出来るさよちゃんに憧れていた。
可愛くて自慢の親友だった。
ある日、ずっと好きだった
かい君に私は告白された。
もちろん付き合った。
大好きだったから、それからは一緒に帰ったりと幸せだった。でもある日
かい「ごめん、さよが好きで近づくためにお前を利用したんだ。」
ショックだった。自惚れて馬鹿みたいって思った。思い返せばいつも三人だった。
彼女の私はおいてけぼりで。
ああ。バカだなあ。って凄く思った。
涙が大雨のように降るから、やんでくれないから、次の日学校に行けなかった。
さよちゃんから連絡があって、『かぜ大丈夫??あ、そーいえば今日かい君と帰ったんだけどね、これからは二人がいいって言うから…ごめんね?』そう言われた。
返事をしないで私は電話を切ってしまった。悔しかった、凄く。惨めだと思った。なのに
さよちゃんもかい君の事も大好きで仕方なかった。
やっと学校に行けた頃には二人は付き合っていた。見るのも辛かった。その場にいることさえ。
さよちゃんは優しいから一人でいる私を、呼んで三人にしてくれた。その優しさが辛かった苦しかった。かい君もいつも通りに接してくれた。
でも、どこかで恨んでしまう私がいて。
どこかで大嫌いと思う私がいて。
そんな自分が嫌で。
だから、決めたの。
私は、かい君が好みの女子の逆の子になろうと。そんな事したら一生好きになってもらえないって思ったけど。さよちゃんが好きな時点で、好きになってもらえるなんてありえない、と自分に言い聞かせ。
長い髪の毛をバッサリ切って。腰よりもあった髪を肩にもつかないくらいに。
学校にいったら、凄いビックリされたけど。。
なんだか前を向けた気がした。
のに
二人がいちゃいちゃしてるのを間近で見るのは辛くて涙をこらえるのが大変で。
かい君を好きなのをやめよう。
こんな私、やめよう。
何度思ったことか。
けど、かい君もさよちゃんも
いじめられていた私。そんな私に手を差し出してくれた。同時に。その時から二人は運命だったのかな。
あの日から三人で行動するようになったね。付き合っても三人だった。
でも、さよちゃんと付き合ったらかい君は
二人きりで私をおいて帰っていたよね。
辛かったし今も苦しいけど
さよちゃんごめんね
かい君好きなの。
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