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第1章 現実世界の私
大学生ーー壊れた雪乃
雪乃は大学生になった。医学系の短大になんとか合格し通う様になった。少し家から遠い為、殆ど知り合いには会わない。そんな場所を選んだ。だが、医学系に行きたかったのも本当だった。
雪乃の将来の夢は、医療で誰かを救いたい。幸せにしたい。それが小さな頃テレビや本を読んでリハビリの療法士という形で果たされる。その為には多くの勉学が必要だった。雪乃は無我夢中で勉強した。技術も習った。だが、雪乃自身の努力が足りないのか認めて貰える事は叶わなかった。それでも必死に試験まで奮闘した。そんなある日、通学の為に使っている電車で雪乃は試験までのミニテスト予習の為、片手で教科書を読んでいた。
「…さん!…さん‼︎…らさん‼︎…おーい‼︎」
雪乃に向かって電車内で叫ぶ者がいた。雪乃は初めは聞こえなかったが、だんだんとはっきり聞こえる声に仕方なく耳を傾けた。
目を向けて驚いた。
(知らない人が何で?誰?)
敢えて口には出さなかったが、雪乃には話しかけてくるような人が思い返しても居なかった。余計に誰か分からず戸惑っていた雪乃の目の前まで小走りで迫り言った。
「私だよ‼︎霜原さん、本田 緑(ほんだ みどり)分かる?」
「え…あっと…」
雪乃は焦った。本田 緑。彼女は中学生の時たった一回話しただけ。会話すら記憶にないほど印象が無い。そんな彼女が何故話しかけて来たのか?わからなかった。
「うーん、覚えてないかぁ…うん、まぁ仕方ない!霜原さんに会ったら言いたかった事あるんだよね。」
「な、何?」
すると彼女は雪乃に右手を伸ばして来た。握手?と思い手を重ねた。重ねた時、本田さんはキラキラの笑顔だった。何が?なんで?想像では彼女とは殆ど知らないくらいだ。なのに何故笑顔?
彼女は私の手を反対の手で覆い、笑顔で言った。
「私と友達になってよ!霜原さん、本当はもっと前から言いたかったんだけど…ね?いい?」
「私と?なんで?」
「だって霜原さん良い人だもん。…友達なっちゃ、いや?」
本田さんは、眉を下げて少し寂しそうな顔をした。そんな顔をされては断れない…
この日から雪乃は本田さん、いや緑と"友達"になった。大学帰りや土日の休みに遊びに行ったりする様になった。
雪乃は緑のフレンドリーで暖かい所が大好きだった。そして雪乃を"良い人"と言う人は緑しか居ないとまで完全に信用してしまっていた。
そんな雪乃にもちゃんと大学にも"戦友"の様な共に試験に立ち向かう者が二人居た。
彼女達が居たから雪乃は前に進めた。
彼女達が居たから雪乃の心は壊れた。
彼女達が居たから雪乃は絶対を知った。
彼女達の話をしよう…
雪乃の将来の夢は、医療で誰かを救いたい。幸せにしたい。それが小さな頃テレビや本を読んでリハビリの療法士という形で果たされる。その為には多くの勉学が必要だった。雪乃は無我夢中で勉強した。技術も習った。だが、雪乃自身の努力が足りないのか認めて貰える事は叶わなかった。それでも必死に試験まで奮闘した。そんなある日、通学の為に使っている電車で雪乃は試験までのミニテスト予習の為、片手で教科書を読んでいた。
「…さん!…さん‼︎…らさん‼︎…おーい‼︎」
雪乃に向かって電車内で叫ぶ者がいた。雪乃は初めは聞こえなかったが、だんだんとはっきり聞こえる声に仕方なく耳を傾けた。
目を向けて驚いた。
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「私だよ‼︎霜原さん、本田 緑(ほんだ みどり)分かる?」
「え…あっと…」
雪乃は焦った。本田 緑。彼女は中学生の時たった一回話しただけ。会話すら記憶にないほど印象が無い。そんな彼女が何故話しかけて来たのか?わからなかった。
「うーん、覚えてないかぁ…うん、まぁ仕方ない!霜原さんに会ったら言いたかった事あるんだよね。」
「な、何?」
すると彼女は雪乃に右手を伸ばして来た。握手?と思い手を重ねた。重ねた時、本田さんはキラキラの笑顔だった。何が?なんで?想像では彼女とは殆ど知らないくらいだ。なのに何故笑顔?
彼女は私の手を反対の手で覆い、笑顔で言った。
「私と友達になってよ!霜原さん、本当はもっと前から言いたかったんだけど…ね?いい?」
「私と?なんで?」
「だって霜原さん良い人だもん。…友達なっちゃ、いや?」
本田さんは、眉を下げて少し寂しそうな顔をした。そんな顔をされては断れない…
この日から雪乃は本田さん、いや緑と"友達"になった。大学帰りや土日の休みに遊びに行ったりする様になった。
雪乃は緑のフレンドリーで暖かい所が大好きだった。そして雪乃を"良い人"と言う人は緑しか居ないとまで完全に信用してしまっていた。
そんな雪乃にもちゃんと大学にも"戦友"の様な共に試験に立ち向かう者が二人居た。
彼女達が居たから雪乃は前に進めた。
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彼女達が居たから雪乃は絶対を知った。
彼女達の話をしよう…
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