異世界転生しました。〜優し過ぎる彼と冷た過ぎる私〜

黒狼 リュイ

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第2章 異世界編 永遠の雪

異世界に転生した雪乃 1

 皆様、長い現実編読んで頂きありがとうございます!
 いよいよ。いえ、ようやく異世界編スタートです!
 お待たせしました。
 では、異世界編スタートです‼︎

 ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 いつも通り目を開けた。ただそれだけなのに何故世界はこんなに真っ白なのだろう。晴れ間の無い空、降りしきる雪、足元はツルツルの氷。そんな場所で滑らずに普通に立っている。
 
「私は…?ここは?」

 雪乃は自身の状態が理解出来ない混乱状態なのに何処か微動だにしないほど冷静な心境だった。
 普通に立っている。それは氷とか関係ないくらいに自然に感じた。肌には寒くもまして暑くも感じないほど空気は自然だった。
 しかし、電車に乗っていた筈の雪乃が何故こんな場所に?とある一部冷静な私。
 雪乃は、周囲を見渡した。
 だが、目に映る全てが氷と雪で覆われていた。しかし、唯一違いがあり状況が異なる場所が二つ存在した。
 一つは雪乃の足元の氷。

「…粉々ね。これは何が壊れた後?」

 その粉々な氷の一部は雪乃の身体に破片となってくっ付いていた。
 氷は、腕に足に背中にお腹にあらゆる場所にあった。それぞれは空が暗いのにも関わらず小さな輝きを見せていた。

「綺麗。」

 そしてもう一つの異なる場所。
 それは雪乃の目の前に複数存在している壊れた窓、壊れた壁、壊れた扉、壊れた階段。その全てが焼き焦げた印象がある程黒くなっていた。そうして雪乃は思った。

「元は、お屋敷かな?それも何かあった後って所。今はこれくらいしか分からない。…少し歩こうか。」

 そうして雪乃は自身の状態を知る為に行ける所を確認しながら廃墟を歩いた。そうして何時間も歩いた先に壊れた鏡があった。

「これで私の顔見え…え?なに?これっ!?」

 雪乃は気づいて居なかった。寒さも感じない、暑さも感じない。そして雪乃はようやく知った。
 鏡の前に霜原 雪乃は存在しない。
 そこに映るは"蒼い瞳に青い髮そして何も身に纏って居ない痩せた身体"。
 こうして雪乃は、転生してしまったのだ。
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