writerS

柊彩 藍

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小型コネクター

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蒼太がwriterSに戻ると男勢が少しにやついていた。
 「なあ、あの女の子なんだよ。」
 「彼女が出来たら言えよな。」
 みんなで蒼太をいじり倒したが、蒼太には何もな分からなかった。見に覚えのないことを言われていたのだ。
 「とぼけるなって昨日同じ学校の可愛い子が来てたじゃねぇか。」
 蒼太に見舞いに昨日来た中で同じ学校の女の子と言えば一人しかいなかった。
 「あ、優衣のことですか?」
 「優衣ちゃんかもうしたの名前で呼んでんのな」
 倉野は、まだ彼女だと思っているらしい。
 「違いますよ!あれはただの友達です。」
 「なんだつまんね。好きな人とかいないのか?例えばwriterSとかに。結構writerSもレベル高いと思うけどなぁ。」
 と倉野がつまらなさそうに、腕を頭で組んで立ち去ろうとすると蒼太からの返事がないことを不思議に思って振り向いた。すると蒼太は顔を少し赤らめていた。
 「え?!いるのか!好きな人。誰だ!」
 「だからそんなのいないですって!まあ、気になる人なら……」
 と蒼太は、ある人に視線を向けた。そして、その視線が誰に向いているか確認しようとした倉野の肩を叩いて呼ぶものがいた。
 「ほらもうよしなって。そんな他人のことに突っ込むことじゃないよ。」
 といって羽鳥は、倉野を引きずってつれていった。
 「ちょっ何すんだよ!」
 「まあまあ落ち着け。私もお前と一緒だ!」
 羽鳥はやけにイキイキしている。それで倉野も察した。
 「なるほど、因みに蒼太と?」
 「紗希だ!」
 二人は、ある作戦に動き出した。
 
 そして、そんなことがある間修は、アジトの跡に行っていた。そこは、もう誰もおらず何も機能していなかった。
 「何か残ってないかなぁ」
 一人で呟き壁に跳ね返る自分の声を聞きながらひたすら探索し回った。しかし、どこを歩いても見つけるのは瓦礫ばかり。時々制御室や、管理室など相手のデータベースに侵入できそうな場所も存在したが、そこに何か残っているはずもなくただアジトをさ迷うだけだった。そして、ある大部屋についたとき空気の不気味さに吐き気がした。
 「なんだここ。」
 そこは、数々のモンスターが死んでいる場所だった。というよりは死体を集めていると表現した方がいいのかもしれない。大きな釜にモンスターの死体が積み重なっていた。そして、その釜を見て修は呟いた。
 「なんだこれ」
 それは、魔力を吸い出す装置だったからである。だが、あまりにもモンスターの数が多すぎる。不思議に思い辺りを見渡すと修はあるものを見つけた。
 
 ある日修に集合を命じられた。
 「これを見てくれ」
 それは、フラフープのような円盤で大きさも一般的なフラフープと変わりなかった。しかし、修が魔力でその物に干渉するとその内側に魔力的な歪みが生じ内側が紫色の膜で覆われていた。そして、修の呼び掛けに応じて中から何かが出てきた。
 「マグマのごとく熱き血潮がめぐる竜よ。その肉体を顕現させよ。」
 すると、小さなドラゴンが出てきた。
 「こいつはサラマンダーだ。そして、これはおそらくこれまでモンスターが町に発生した原因かもしれない装置だ。」
 修は、蒼太を救出した直後もぬけの殻となった敵のアジトから何か手がかりは無いのかと捜索を行っていた。どんなデータベースを探っても残っている情報などはなく手がかりは全く無いように思えたのだが、そのときにこれを見つけたのだという。そして、これはWORLD of fairyと構造が全く同じで規模が縮小しただけのものであるという。そして、修は続けて言った。
 「やつらは、あの技術を使っていることになる。さらにそれを使ってあの悪魔を出現させるところまで成功しているということだ。」
 「なら、あれだなおそらくあと一週間だな。」
 ボスが修の話に口を挟んだ。
 「相手は、アジトを知られさらに追い出された。そして、おそらく技術を取得しているということも知っているということも知られているだろう。ならば対策を打たれる前に敵を崩すべきだ。俺だったらあと一週間以内に戦力をかき集めて総攻撃をかける。」
 その一言により、writerSは警戒体制を敷くことにした。大柴、紗希は単独で、沖田と倉野、羽鳥と池宮はそれぞれの区画を警戒し、ボスと修は防衛省と連携し指示に努めることにした。そして、蒼太は、町の中央に陣取り全員の援護を。そして、その護衛として一条がつくこととなった。
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