クロスフューチャー

柊彩 藍

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3章~最強の剣士現れる?!~

蓮と尊士

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    「おい、みんないくぞ。」朝からせっせと準備を済ませて向かうのは
 「どこに?」
 「蓮のとこ。」
 「嫌です。」リリィは嫌だということが言葉を発しなくとも分かるほどに顔に出ていた。
 「まあ、リリィは別に来なくてもいいぞ。昨日のあれはまあ、ひどかったからな。」
 「じゃあ行こう、ハルト」
 「うし」そうして俺と、アルビオンの二人で蓮のところへとむっちゃうのだった。
 
 はずなのだが、
 「で、結局着いてきたのかよ。」
 「だって…」
 「一人だと寂しいんだってさ」アルビオンがリリィの心を読んだらしい。
 「そ、そんなことないです!いいですか?そんな事絶対に、絶対にないですから。」
 「はいはい」まあ、当たってるんだろうけど、なんせアルビオンが言ったんだから。
 「れーん」
 「おう、ハルト。はやいな。来るとは思ってたけど」
 「まあ、話がどれ程長いか、分からねぇしな」
 「そうか、じゃあそこから入って座ってくれ。」
 
 「とりあえず言っておきたいことがある。」
 「奇遇ですね。私もです。」
 「今から俺の家に来ないか?」と、蓮はリリィを誘い。
 「まず、この変態を放り出してください。」と、リリィは蓮を拒絶した。
 「な、バカですか、ここまで嫌悪されていて、なお、ナンパですか。メンタル鋼ですか?」
 「ここは俺の家だ。放り出ない。」
 「お前らちょっとまて、それに、順番に喋ってくれ」
 「なんでだ?」
 「ツッコミが追いつかねぇからだろうが!」
 「じゃあどうぞ。」急にそんな事されても出来るか!
 「そのふり俺が悪いみたいになるけどまあ、言わずにはいられないからな。まず、リリィ!」
 「はい」
 「蓮に話聞きにきたのに、話してくれるやつを放り出してどーする。」
 「その次は蓮!」
 「おう」
 「ここはすでにお前の家だろ。だよな、ハルト」アルビオンが俺の言いたいことを言ってしまった。
 「そうだけど、そうだけど。よこどりするなぁー!」
 「でも、ちゃんとツッコめたじゃん。」
 「それは、ありがたいけど…あと蓮、放り出ないって何か…こう、変だろ!」
 「ハルト雑いよ。」
 「もう、この際どうでもいいよ!それよりもう、これ以上ややこしくなる前に話進めろぉ!」
 「分かったよ。俺が追放された後の数日後のことだったんだけど、尊士に声をかけられてな。あ、尊士ってのはあの小屋のおっちゃんな。
 
 蓮が追放されてから森のなかをさまよっていると。
 「お前あの竜か。」
 「そうです。だから、追放されたんですよ。それよりいいんですか?俺なんかと話して」
 「お前、ちょっと家にこい。」
 「俺追放されてるんですよ?」
 「国のなかに家は無いから安心しな。」
 「じゃあ、ついていきます。」
 
 「お前、名前は?」
 「蓮。一条蓮だ。」
 「そうか、まあ、知ってたけど。俺は風見尊士だ。尊士って呼んでくれ」
 「おっちゃん、何でここにつれてきたんですか?」
 「尊士って呼べって言ったろ!」こめかみの辺りをグリグリされた。
 「いてててて、分かった、分かったからぁ!」
 「それと質問に対する答えは、んー分からん!けど、蓮は何かしたいこととかあるか?」
 「剣術」
 「よし、そうか。ついてこい。」
 「どこにいくんですか?」
 「そこに着いたら蓮は俺のことを師匠と呼ばざるを得なくなるだろう。」
 「へぇー」あんまり信用できなかった。
 
 「ここだ!」
 「何もないけど?」
 「あそこを見ろ」尊士がそういいながら指差すその先には、なんと
 「ん?な、な、あれは!」あの、湯けむりに包まれた、空間はまさか!?
 「そう。あそこに見えるのは女湯である!」
 「師匠このようなスポットをさらに教えていただけないだろうか」
 「蓮。お前は見るだけでいいのか!?」
 「それは…」
 「蓮。お前がここでその先を望むなら。秘術を教えてやろう。」
 「揉みたいです。」
 「なんだ?声が小さくて聞こえんなぁ」
 「揉みたいです!」
 「よし、よく言った。蓮はそのまま女湯を覗いてろ。そのうち秘術を学べるだろう」
 「はい!師匠」
 
 師匠(尊士)は女湯の付近にいた。そしてその、塀を登り始めた。
 「あ、あれは!まさか。強行突破!?素晴らしい。女湯に入るのに何一つとして無駄な動作が1つもない。これが師匠の言っていた秘術なのか!」
 
 「きゃぁぁぁぁぁぁあ」
 ベシッドコッドスッドン
 「ぐはぁっ、失敗…」師匠が、裸の女性にフルボッコにされている。けれども、師匠の顔が喜んでいる。
 「師匠ー!短い間でしたけど、ありがとうございました。俺はやっぱり覗くだけで十分です。リスクをおかしてまで柔肌に触れようとまで思いませんでした。それに、俺にはその覚悟がありません!」
 
 また、森へと向かおうとしていたら。
 「おい、まて!」
 「し、師匠~。無事だったんですね。」
 「俺は、俺のハーレムが完成するまで、死なん!」
 「それじゃあ、尊士は不死身にならないといけないですね」
 「あれ?師匠って呼ばなくなったし、軽く『お前には無理だ。』という宣言をされてしまった。」
 「その通りだ!」
 「もう、敬語すらなくなった。まあ、その方がはなしやすいか。」
 「蓮、お前いく当てないんだろ。だったらあそこ自由に使っていいから」
 「暴走するかもしれないよ」
 「そんときはそんときだ」
 「ありがと」
 それからというものふたりは琥珀ではない国に行っては女性に近づきナンパして、ふられるということをしていた。このように
 「おい、あそこのお姉さんキレーじゃねぇか?」
 「そうだな、特に胸の辺りが」
 「何を言っている蓮。あの胸確かに魅力的ではあるが、彼女本当の魅力はあのお尻だろ!」
 「だったら聞いてみようじゃないか」
 「ねね、お姉さん」
 「なに?坊や」
 「お姉さんが自慢するなら、おっぱいと、お尻どっち?」
 ゴン!
 「バカだなぁ、蓮は。こういうのはこうするんだよ。」
 「そこのキレーなお姉さんお一人?」
 「ええ」
 「そんな、こんなにも魅力的な女性を放っておくなど男の風上にもおけませんな。」
 「そんな事ないですよ」
 「いえいえ、その豊潤な胸や、お尻を見て欲情しない男なんていないでしょうに。お姉さん今夜俺とどーです?」
 ゴン!
 「尊士もじゃん」
 「ははは、じゃあ、今日はかえるか。」
 何ていうこと続けていた。それこそ竜の力のことを忘れてしまうくらいに…けれどある日俺に、転機が訪れた。」
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