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5章~エルフVS忍~
護る者
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鋭い目付きが四人に刺さる。
「なあ、俺ら何か悪いことしたか?」
少女を含む四人にハルトが問う。それに少女と、アルビオンが首をかしげた。
「何で?」
アルビオンは真っ直ぐ返す。
「何でってあの目絶対怒ってるだろ。」
と、ハルトはヒソヒソとアルビオンに耳打ちしながら椅子に座るエルフを指差した。するとアルビオンとそれを聞いていた少女は揃ってクスクスと笑いながら答えた。
「あーハルト達には怒っているように見えるのか。」
「ルナ様あまり緊張なさらなくても大丈夫ですよ。この方達はとてもいい方達なのでオーラで分かります。」
「しかし、私はこの者達に………」
「大丈夫ですってそれくらい許してくれますって。」
少女が、椅子に座るエルフ(ルナ)に緊張を解くよう促すと睨んでいたように見えた目はとても暖かい目に変わり可愛らしい笑顔を見せた。アルビオンには表情から感情を読み取れるためその事まで気づいていたのだろう。そしてルナは、こちらに歩いてきた。
「先日はすまなかった。」
ちょうどハルト達の目の前で止まり深々と頭を下げて謝罪をした。ハルト達は、最初何に対して謝っているのか分からなかった。しかし、いかにも偉そうな椅子に少女による様付け、昨日の出来事ということを考えるとすぐに答えは出た。するとアルビオンが、始めに口を開いた。
「正直びっくりはした。けど怒ってはいない誰もなんともなかったからね。それよりも理由を教えて欲しい。」
アルビオンは、大方の予想はついていた。おじさんが話していた防衛システムだということは分かっていたから、侵入者と勘違いでもしたのだろうと。ただし本気でアルビオン達を狙っていたものだとしたら対応が変わってくる。幸いこの場でルナがどう上手く嘘をつこうとアルビオンにはそれが分かる。ルナはこの質問に答えた時点で何をいっても真実にたどり着かれるというわけだ。
「あれは、我々エルフの防衛線なのだ。そこに突っ込んでくるものがいたらどうしても警戒してしまうだろう?それに膨大なオーラをもった者が3人も近づいてくるのだから。それに今我々エルフはある地域と戦争状態にあるからな。少し警備に敏感なのだ。それにしても、素性をよくみずに攻撃を仕掛けたことにはすまなかったと思っている。だがわざとでは無かった事を分かってくれ。」
ルナは必死に謝罪をした。アルビオンもそのうちに秘めた感情を読み取ってもその事が感じられた。蓮は、ルナに歩み寄って頭を撫でた。叩かれると思ったのかルナは、目を力一杯つむった。
「国を守るために頑張ってるんだな。こんなの失敗ですらない。このまま頑張れよ。」
蓮は、自分の力で国を守ることができなかった。だからこそ国を守ることに敏感になる気持ちがよく分かっていた。
「どうして?そんな簡単に…」
ルナは、目を開き質問をした。
「国中の人々の命を背負ってんだろ?なら俺にはその行動をとる気持ちも分かる。それにこの四人の中に何かを守るためにその失敗で誰かを、傷つけてしまったとしてもそれを責めるような人はいない。むしろ一緒になって頭を下げてくれると思うぜ。」
四人は、ルナに向かって微笑んだ。
「あ…ありがと…………てかいつまでも頭を撫でるな!絞めるぞ!」
顔を真っ赤にしながら飛び込んできた。そんな風にじゃれあっていると放送が聞こえてきた。
「北方より敵国の部隊の侵入確認!早急に対応せよ!」
ルナは慌てて術式を詠唱する。
「間に合いそう?」
少女にハルトが問う。少女は少し苦い表情をした。
「地図ある?どこら辺にいるか教えて欲しい。」
少女は指を指した。するとハルトと蓮はその場から消えた。
「よしやるか。ここで信頼関係作れるといいな。」
「だな」
ハルトはテレポートを使いながら、しかし、蓮は竜の力を使うことなく剣技のみで敵を撃破していった。ハルトと蓮が十数人撃破したところで敵はいなくなった。ルナの頑張りのお陰でほとんど終わっていたらしい。あの場所に戻る前にハルトが一つ質問をした。
「なあ、何で使わなかったんだ?」
「ん?あぁ、だって俺があれを使うと燃えるだろ?そしたらみんなが悲しむかなって。それに、剣だけで倒した方がボインな姉ちゃんに誉めてもらえるかもしれないじゃん」
最初は、不思議そうに。最後は鼻の下を伸ばしながら答えた。その顔を見たハルトは無言で戻った。
「なあ、俺ら何か悪いことしたか?」
少女を含む四人にハルトが問う。それに少女と、アルビオンが首をかしげた。
「何で?」
アルビオンは真っ直ぐ返す。
「何でってあの目絶対怒ってるだろ。」
と、ハルトはヒソヒソとアルビオンに耳打ちしながら椅子に座るエルフを指差した。するとアルビオンとそれを聞いていた少女は揃ってクスクスと笑いながら答えた。
「あーハルト達には怒っているように見えるのか。」
「ルナ様あまり緊張なさらなくても大丈夫ですよ。この方達はとてもいい方達なのでオーラで分かります。」
「しかし、私はこの者達に………」
「大丈夫ですってそれくらい許してくれますって。」
少女が、椅子に座るエルフ(ルナ)に緊張を解くよう促すと睨んでいたように見えた目はとても暖かい目に変わり可愛らしい笑顔を見せた。アルビオンには表情から感情を読み取れるためその事まで気づいていたのだろう。そしてルナは、こちらに歩いてきた。
「先日はすまなかった。」
ちょうどハルト達の目の前で止まり深々と頭を下げて謝罪をした。ハルト達は、最初何に対して謝っているのか分からなかった。しかし、いかにも偉そうな椅子に少女による様付け、昨日の出来事ということを考えるとすぐに答えは出た。するとアルビオンが、始めに口を開いた。
「正直びっくりはした。けど怒ってはいない誰もなんともなかったからね。それよりも理由を教えて欲しい。」
アルビオンは、大方の予想はついていた。おじさんが話していた防衛システムだということは分かっていたから、侵入者と勘違いでもしたのだろうと。ただし本気でアルビオン達を狙っていたものだとしたら対応が変わってくる。幸いこの場でルナがどう上手く嘘をつこうとアルビオンにはそれが分かる。ルナはこの質問に答えた時点で何をいっても真実にたどり着かれるというわけだ。
「あれは、我々エルフの防衛線なのだ。そこに突っ込んでくるものがいたらどうしても警戒してしまうだろう?それに膨大なオーラをもった者が3人も近づいてくるのだから。それに今我々エルフはある地域と戦争状態にあるからな。少し警備に敏感なのだ。それにしても、素性をよくみずに攻撃を仕掛けたことにはすまなかったと思っている。だがわざとでは無かった事を分かってくれ。」
ルナは必死に謝罪をした。アルビオンもそのうちに秘めた感情を読み取ってもその事が感じられた。蓮は、ルナに歩み寄って頭を撫でた。叩かれると思ったのかルナは、目を力一杯つむった。
「国を守るために頑張ってるんだな。こんなの失敗ですらない。このまま頑張れよ。」
蓮は、自分の力で国を守ることができなかった。だからこそ国を守ることに敏感になる気持ちがよく分かっていた。
「どうして?そんな簡単に…」
ルナは、目を開き質問をした。
「国中の人々の命を背負ってんだろ?なら俺にはその行動をとる気持ちも分かる。それにこの四人の中に何かを守るためにその失敗で誰かを、傷つけてしまったとしてもそれを責めるような人はいない。むしろ一緒になって頭を下げてくれると思うぜ。」
四人は、ルナに向かって微笑んだ。
「あ…ありがと…………てかいつまでも頭を撫でるな!絞めるぞ!」
顔を真っ赤にしながら飛び込んできた。そんな風にじゃれあっていると放送が聞こえてきた。
「北方より敵国の部隊の侵入確認!早急に対応せよ!」
ルナは慌てて術式を詠唱する。
「間に合いそう?」
少女にハルトが問う。少女は少し苦い表情をした。
「地図ある?どこら辺にいるか教えて欲しい。」
少女は指を指した。するとハルトと蓮はその場から消えた。
「よしやるか。ここで信頼関係作れるといいな。」
「だな」
ハルトはテレポートを使いながら、しかし、蓮は竜の力を使うことなく剣技のみで敵を撃破していった。ハルトと蓮が十数人撃破したところで敵はいなくなった。ルナの頑張りのお陰でほとんど終わっていたらしい。あの場所に戻る前にハルトが一つ質問をした。
「なあ、何で使わなかったんだ?」
「ん?あぁ、だって俺があれを使うと燃えるだろ?そしたらみんなが悲しむかなって。それに、剣だけで倒した方がボインな姉ちゃんに誉めてもらえるかもしれないじゃん」
最初は、不思議そうに。最後は鼻の下を伸ばしながら答えた。その顔を見たハルトは無言で戻った。
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