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Lv6 旅立った… そして出会った…
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「ユウトさん…ユウトさんにはまだ説明していませんでしたが、スキルポイントっていうものがありまして…」
ギルドの受付のお姉さんが言った…
「そのポイントでスキルが覚えられる…
ってことですか?」
「はい。よくご存知ですね。スキルの覚え方は二種類で…一つは「発現」もう一つが「取得」です。
発現とは、突然スキルを覚えること。取得は
自ら覚えること。スキルポイントはレベルアップで
取得できます。」
「教えていただき…ありがとうございました…」
俺は暗くそう言った。
「確かにお仲間のことは残念でした…ですが
貴方ならもしや…魔王を倒せるんじゃないかと
思っております。何たって貴方はあの「双剣の英雄」
なんですから。」
「あの?」
「「双剣英雄譚」をご存知ないのですか?」
「はい」
「「双剣英雄譚」とは先代魔王討伐をお話にしたものです。先代魔王を倒した勇者の名はレグザ レグルスとレグザ ミネルバの2人…レグルスは男、ミネルバは女で2人は魔王討伐後結婚しました。だからミネルバの方も姓がレグザなんです。
レグルスは「双剣の英雄」ミネルバは「双剣の共鳴者」という職業でした。」
「俺がその片割れってことですか?」
「そう言うことになります。ふたつの職業はどちらも勇者からの上級職で、「双剣の英雄」はその名の通り双剣で戦い、「双剣の共鳴者」は「双剣の英雄」と
共にいることで、真価を発揮すると言われています」
「真価を発揮する?」
「詳しいことはわかりませんが、2人が揃うことにより、魔王を凌ぐほどの力後出せるそうです。」
「じゃあ、俺はまずいるかどうかも分からない
「双剣の共鳴者」を探すべきなのか?」
「そうゆう事ですね」
「分かった…じゃあ行ってきます。」
「ちょっと待ってください!」
「はい?」
「忘れてました…これ、ボルカニオンの時の報酬です。」
「ありがとうございます…ん?20万…アポカリプスの時と一緒なんですね…」
「いえ、そんなことはございません。それとプラスして、こちらをどうぞ」
「これは?」
「レグルスの墓に収められていた…宝剣です
こちらは(星願剣フォーミュラ)
もう片方は(覇星剣ディスフォーミュラ)
二つの剣は相反する力を持ち、
「双剣の英雄」にしか使えないそうです」
「そんな剣を…俺がいいんですか?」
「貴方しか使えないし、置いといたらもったいないでしょ。」
「そ…そういうもんですかね」
「そういうもんです!では…
改めて、魔王討伐…頑張ってください!」
「…頑張ってきます!」
~グランドリオンへの道~
俺はあのあと不動産屋によった。あの家をきちんと整備して保っておいてほしいと頼んだのだ。
やっぱり、生き返ったらまた一緒に暮らしたいし。
鉄の剣は置いてきた。フォーミュラとディスフォーミュラを今は持っている。双剣スキルで全く重くない。
あとスキルポイントを使って、新しいスキルも覚えた。【覇・炎氷斬】【双剣星破斬】
【スターライト・フォーミュラ】とかのこの武器専用のスキルとかもあった。一応スキルポイントは50位は残してる。
「そろそろモンスターでも倒して試しておくか。」
あそこに手頃なゴーレムが…
カチャ…
剣を二本抜いた。
「なぁ…おい」
「ん?誰だ?」
なにかの声が聞こえた…
「ねぇねぇ、ねぇってばぁ」
「え?なんだこれ?」
今度は別の声だった
「こっちだこっち」「君の剣だよぉ」
「へ?」
剣?え?
「俺はディスフォーミュラ」
「僕はぁ、フォーミュラ」
「え?何?お前ら喋れんの?」
「当たり前だろ?」
「双剣の英雄が使うとぉ声が聞こえるんだぁ」
「マジか…そんな事って…」
「まあとりあえず、あいつで腕試しすんだろ?」
「やっちゃいなよぉ」
「お前らうざいな…」
そう言って俺は勢いよく飛び出した
「双剣星破斬!」
怒涛の22連撃がゴーレムを切り裂く
「ふぅ、なかなか強いなこの技…」
「当たり前だろ?何たってレグルスの使ってた技だしな。」
「でもまだまだだねぇ。でもミネルバと2人で
放った方が強かったなぁ。」
「ああそうですか。」
俺はすねたように言う
「お前も早く共鳴者を見つけろよ?」
「でもぉ、ユウトくん女の子あんまり得意じゃぁないでしょぉ?」
「女の子?」
「女じゃないと共鳴者になれないからな」
「まぁ詳しくはみつけたら話すよぉ」
「そうか…」
俺は剣を二本仕舞って歩き出した
「なぁ…お前らはどーやって喋ってんだ?」
「知らん」
「レグルスと同じ事聞くんだねぇ」
「お前らほんとに剣なのか?」
「多分な…」
「分かんないねぇ」
「なんだそりゃ…」
「キャー!」
「叫び声?」
「おい!あっちだ!」
「急いでぇ」
そこで少女がオークの群れに襲われていた
その少女は黒い髪でショートカット、胸は控えめの同い年くらいの子だ。
「ちょ、やめ、服を脱がそうとしないでぇ」
「スターライト・フォーミュラ!」
「え?…」
「大丈夫か?」
「え…あ…ありがとう!」
「どういたしまして…」
「私はマリ…ナマタメ マリ…」
生天目…なのか?日本の名前?何より俺と同じ黒髪?
「君…最初からこの世界にいたの?」
「え?どうゆう事ですか?」
「ああ…いや何でもないよ」
記憶が無いのか…いや本当にこっちの世界のやつなのか?
「おい…ユウト…こいつ…おかしい…
お前と同じような雰囲気だ…」
「え?それってどうゆう…」
「それにこの子…多分共鳴者だ…」
「何だって?」
俺は旅立った…そして出会った…
共鳴者に…俺たちはこの2人でいつか
魔王を倒すんだ…
ギルドの受付のお姉さんが言った…
「そのポイントでスキルが覚えられる…
ってことですか?」
「はい。よくご存知ですね。スキルの覚え方は二種類で…一つは「発現」もう一つが「取得」です。
発現とは、突然スキルを覚えること。取得は
自ら覚えること。スキルポイントはレベルアップで
取得できます。」
「教えていただき…ありがとうございました…」
俺は暗くそう言った。
「確かにお仲間のことは残念でした…ですが
貴方ならもしや…魔王を倒せるんじゃないかと
思っております。何たって貴方はあの「双剣の英雄」
なんですから。」
「あの?」
「「双剣英雄譚」をご存知ないのですか?」
「はい」
「「双剣英雄譚」とは先代魔王討伐をお話にしたものです。先代魔王を倒した勇者の名はレグザ レグルスとレグザ ミネルバの2人…レグルスは男、ミネルバは女で2人は魔王討伐後結婚しました。だからミネルバの方も姓がレグザなんです。
レグルスは「双剣の英雄」ミネルバは「双剣の共鳴者」という職業でした。」
「俺がその片割れってことですか?」
「そう言うことになります。ふたつの職業はどちらも勇者からの上級職で、「双剣の英雄」はその名の通り双剣で戦い、「双剣の共鳴者」は「双剣の英雄」と
共にいることで、真価を発揮すると言われています」
「真価を発揮する?」
「詳しいことはわかりませんが、2人が揃うことにより、魔王を凌ぐほどの力後出せるそうです。」
「じゃあ、俺はまずいるかどうかも分からない
「双剣の共鳴者」を探すべきなのか?」
「そうゆう事ですね」
「分かった…じゃあ行ってきます。」
「ちょっと待ってください!」
「はい?」
「忘れてました…これ、ボルカニオンの時の報酬です。」
「ありがとうございます…ん?20万…アポカリプスの時と一緒なんですね…」
「いえ、そんなことはございません。それとプラスして、こちらをどうぞ」
「これは?」
「レグルスの墓に収められていた…宝剣です
こちらは(星願剣フォーミュラ)
もう片方は(覇星剣ディスフォーミュラ)
二つの剣は相反する力を持ち、
「双剣の英雄」にしか使えないそうです」
「そんな剣を…俺がいいんですか?」
「貴方しか使えないし、置いといたらもったいないでしょ。」
「そ…そういうもんですかね」
「そういうもんです!では…
改めて、魔王討伐…頑張ってください!」
「…頑張ってきます!」
~グランドリオンへの道~
俺はあのあと不動産屋によった。あの家をきちんと整備して保っておいてほしいと頼んだのだ。
やっぱり、生き返ったらまた一緒に暮らしたいし。
鉄の剣は置いてきた。フォーミュラとディスフォーミュラを今は持っている。双剣スキルで全く重くない。
あとスキルポイントを使って、新しいスキルも覚えた。【覇・炎氷斬】【双剣星破斬】
【スターライト・フォーミュラ】とかのこの武器専用のスキルとかもあった。一応スキルポイントは50位は残してる。
「そろそろモンスターでも倒して試しておくか。」
あそこに手頃なゴーレムが…
カチャ…
剣を二本抜いた。
「なぁ…おい」
「ん?誰だ?」
なにかの声が聞こえた…
「ねぇねぇ、ねぇってばぁ」
「え?なんだこれ?」
今度は別の声だった
「こっちだこっち」「君の剣だよぉ」
「へ?」
剣?え?
「俺はディスフォーミュラ」
「僕はぁ、フォーミュラ」
「え?何?お前ら喋れんの?」
「当たり前だろ?」
「双剣の英雄が使うとぉ声が聞こえるんだぁ」
「マジか…そんな事って…」
「まあとりあえず、あいつで腕試しすんだろ?」
「やっちゃいなよぉ」
「お前らうざいな…」
そう言って俺は勢いよく飛び出した
「双剣星破斬!」
怒涛の22連撃がゴーレムを切り裂く
「ふぅ、なかなか強いなこの技…」
「当たり前だろ?何たってレグルスの使ってた技だしな。」
「でもまだまだだねぇ。でもミネルバと2人で
放った方が強かったなぁ。」
「ああそうですか。」
俺はすねたように言う
「お前も早く共鳴者を見つけろよ?」
「でもぉ、ユウトくん女の子あんまり得意じゃぁないでしょぉ?」
「女の子?」
「女じゃないと共鳴者になれないからな」
「まぁ詳しくはみつけたら話すよぉ」
「そうか…」
俺は剣を二本仕舞って歩き出した
「なぁ…お前らはどーやって喋ってんだ?」
「知らん」
「レグルスと同じ事聞くんだねぇ」
「お前らほんとに剣なのか?」
「多分な…」
「分かんないねぇ」
「なんだそりゃ…」
「キャー!」
「叫び声?」
「おい!あっちだ!」
「急いでぇ」
そこで少女がオークの群れに襲われていた
その少女は黒い髪でショートカット、胸は控えめの同い年くらいの子だ。
「ちょ、やめ、服を脱がそうとしないでぇ」
「スターライト・フォーミュラ!」
「え?…」
「大丈夫か?」
「え…あ…ありがとう!」
「どういたしまして…」
「私はマリ…ナマタメ マリ…」
生天目…なのか?日本の名前?何より俺と同じ黒髪?
「君…最初からこの世界にいたの?」
「え?どうゆう事ですか?」
「ああ…いや何でもないよ」
記憶が無いのか…いや本当にこっちの世界のやつなのか?
「おい…ユウト…こいつ…おかしい…
お前と同じような雰囲気だ…」
「え?それってどうゆう…」
「それにこの子…多分共鳴者だ…」
「何だって?」
俺は旅立った…そして出会った…
共鳴者に…俺たちはこの2人でいつか
魔王を倒すんだ…
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