8 / 9
Lv7 共鳴せし2人の愛
しおりを挟む
「こいつ…共鳴者っぽいぞ…」
「何だって?」
「あ…あ…けけけ…剣が喋った…」
「お前…こいつの声が聞こえるのか?」
まさかほんとにこいつが…
「共鳴者みたいだねぇ…この子…」
「英雄と共鳴者しか俺たちの声は聞こえないからな」
「まあもう一人いるっちゃ入るけどね」
「あいつは例外だろ」
例外?まあいいや…今は関係ないしな
「あの…」
「なんだ?」
「もしかして…あなたは…双剣の?」
「ああ…そうだ」
「もう会えた!」
「え?」
「私、最近双剣の共鳴者の能力が発現したんですよ…それで双剣の英雄を探そうと思っていたところで
双剣の英雄がボルカニオンを撃退したという知らせを聞いて…探し始めたんです。そしたら旅立って小一時間で見つかって…」
すごい喋るなこいつ…まるでマリンみたいだ
「あの…私と魔王を倒しに行ってください!」
「え…」
「私には魔王を倒さなければならない理由があるんです!今は話せませんけど…」
「いいよ。俺も元よりそのつもりだし。
俺は神代結心…ユウトって呼んでくれ
あと…敬語じゃなくていいよ」
「は、はい!ありがとうございます!
ユウト…くん!」
ユウトくん…かマリンも俺をそう呼んでたな…
というか雰囲気もなんだかマリンに似てるなマリ…
「なあフォーミュラ…俺たちは最初に何をすればいい?」
「まずはぁ、双剣の英雄と共鳴者の能力を
使えるようにしなければぁ、ダメかな?」
「能力?」
「英雄と共鳴者は2人いることで最強になれる…
だからまずはその能力を引き出さねばならない。」
「それは…どうやってやるんですか?」
マリが聞いた…
「それはぁ、英傑の神殿に行くしかないねぇ」
「英傑の神殿?」
「英傑の神殿とは双剣の巫女と呼ばれる
奴が管理している双剣の英雄、共鳴者の力を
引き出すための儀式を行う場所だ…」
「そんなところ…聞いたこともないし
地図とかでも見ないよ?」
「英傑の神殿はどこにでもある」
「「どこにでも?」」
「ここで最初の共同作業だねぇ。
2人とも手を繋いで?」
「え?」「手を?」
「いいから早くしろ」
「えーと…じゃあ、宜しく…」
「宜しく…」
俺たちは手を繋いだ…すると眩い光が目の前に広がった。
「今だ…【英傑の神殿よ今此処に顕現せよ】と唱えろ」
「「英傑の神殿よ今此処に顕現せよ!」」
するといっそう明るい光が出てきた…
そして気づいたら目の前に建物があった…
「これが英傑の神殿だ」
「この神殿はねぇ、どこにいようと英雄と共鳴者
さえいれば呼び出せるんだよぉ」
「マジかよ…」
「大きいね…ユウトくん…」
「え…あ、ああ」
焦った…急に呼ばれたら焦るわ
「だが今は開いていないようだ…」
「もうすぐ日が完全に沈むしねぇ。ここは
昼のあいだしか開かないんだよぉ」
「そうなのか…」
「じゃあ、一旦休も?あそこに湖があるし
私食べ物持ってるよ?私キャンプ好きなんだ!」
「ああ…分かった」
そう言ってマリは湖の方へ走っていった。
その後ひとしきり食事を終えたあと、
俺たちは横になって話していた。
「さっき…私には魔王を倒さなければならない理由があるって言ったでしょ?」
「ああ…そうだな」
「本当は言わないはずだったんだけど…話すね?」
「…」
俺は黙ってその話を聞くことにした…
「私ね…気づいてたと思うけど…目が片方黒いの…本当は金のはずなのに」
「気づかなかった…」
「鈍感なんだから」
「うるせえ」
「あはは…それでね私…親に捨てられたの…というかもとより私は拾われた子なんだけどね…ある日お父さんが拾ってきて…でもお母さんはあまりいい気がしなかったみたい。お腹に妹がいたしね…呪われてるとかって言われて…」
「お父さんと妹は、そんなこと言わなかったし
捨てようともしなかった…でもお母さんが…」
酷いな…それは…
「それでもお父さんが私をお母さんに内緒で
おばあちゃんの家に預けてくれたの…それがバレて離婚しちゃったらしいけど…だからお父さんのことは好きだし、もちろん妹…マリンも…」
え?マリン?
「なあマリ…お前のお父さんと妹はもしかして
アレンに住んでるか?」
「え?そうだけど…ギルドにいるはず」
はい出た。マジか…それはないでしょ流石に…
「そうか…」
「それがどうしたの?」
「ああ…あとで話す。続けて」
「それで私はこの目を治したいの…この目のせいでお父さん達は離婚しちゃったし。だから目を治して…」
「お前は良い奴だな…」
「ユウトくんの方がよっぽどいい人だよ?」
「なんで?」
「だって…私のこの目を見た人はお父さんと妹と
おばあちゃん以外はみんな気持ち悪いって言って避けたんだよ?でもユウト君は私の目を見ても避けないでしょ?」
「ああ…なんだそんなことか…俺はお前の目を
気持ち悪いだなんて思ったりはしないぜ?
むしろすごく綺麗だと思うよ、その目。別に治す必要なんてないと思うぜ?」
「え?えへへ、嬉しいな…初めてそんなこと言われたよ。」
「じゃあ今度は俺の話だな…」
「うん!聞かせて?」
「俺は元々4人編成のパーティで冒険していた。」
「うん」
「その中の一人はマリン…お前の妹だ…」
「え?嘘…」
「俺も信じれてないよこんなこと…」
「良かった…マリンは元気にやっていけてたのね…」
そんなこと言われると心苦しいな…
「いや…元気じゃない…」
「え?」
「俺がボルカニオンを迎え撃った話は知ってるな…俺はあの戦いの中で英雄の力が発現した。
そのきっかけが仲間3人の死だ…」
「嘘ッ…」
「ほんとだ…だから…俺はお前に謝らなければならない…妹を守ってやれず…本当に済まなかった…」
「ユウトくん…顔を上げて…大丈夫だよ…
怒ってないよ?だって現に今…君は私の妹を助けるために、旅に出たんでしょ?魔王に勝って妹を…
マリンを生き返らせるために…」
「マリ…」
「それに…私今不思議と嬉しいんだ…」
「え?」
「だって…ユウトくんはマリンたちを殺されて…
怒って、それで力が使えるようになったんでしょ?
それを聞いて私は、マリンがちゃんと大事にされてたってわかって嬉しいんだよ。」
「…」
「私の魔王を倒しに行く理由ひとつ増えちゃったな」
「え…」
「一緒にユウトくんの仲間を生きかえらせよ?」
「…マリ…ありがとう…」
「だから…明日から頑張ろう!」
「ああ!」
そうして明日に備えて今日は眠りについた…
~翌日~
「じゃあ行くか…」
「うん!」
俺たちは神殿に向かって歩き出した
「よく来たな…英雄に共鳴者よ…
私は双剣の巫女…アルカディア要件は分かっておる
こちらへ来い。」
「この部屋で何を?」
「今からお前らにはひとつの儀式とふたつの試練を行ってもらう。」
「儀式?」
「そこに2人で座れ…そして英雄…ユウトよ
フォーミュラとディスフォーミュラをこの台に…」
俺は言われるがままに台に剣を置いた。
「では始めよう…」
その言葉と同時にあかりが消えた…
「今から先代の英雄達からお前ら2人に能力を
継承する。【偉大なる双剣の英雄達よ…今こそその力、若き英雄へと継承したまえ…】」
途端に俺たち2人に7色の光が入り込んできた…
「なんだ…これ…」
「なんだか…変な感じ…」
そして気づいたら儀式は終わっていた…
「さあ儀式は終わりだ…これから試練に移る…
こっちへ来い…」
そうして剣を取り付いていくと…
「闘技場?」
「その通り…この闘技場で2人にはある相手と戦ってもらう…試練は2つある」
「2つも?」
「まあ…1つ目の試練で能力を使えるようにはなれる。2つ目はおまけだな…」
「分かりました…やりましょう」
「その意気だ…では第1の試練の相手はこいつだ」
そして空からなにか巨大なものが落ちてきた…
ド…ドラゴン!?
「最初の相手はメテオドラゴン…流石にこんなところには生息していない。だから私が召喚した…」
「召喚したって…」
「ちなみに能力を使うにはある鍵が必要だ…
なにかは内緒だがな…それを使えなければ…
死ぬ。では頑張ってくれ。」
そう言ってアルカディアは去っていった。
「マジか…なあマリ…お前どんな技が使える?」
「基本魔法です…攻撃も支援もできます。」
「分かった…じゃあ俺に攻撃力の支援をかけて
その後は援護を頼む…」
「うん!分かった。ATK・UP・HYPER!」
上位の支援か…ありがたい!
「スターライト・フォーミュラ!」
当たった…があんまりダメージはなさそうだな…
「双剣星破斬!」
30連撃だが…
当たるには当たるしダメージも少しはありそうだ…
だけどこれじゃぁ勝てない!
「私も行くよ!ホーリー・クロス!」
光の十字架がドラゴンに当たる!
「すごいなその技!」
「えへへ」
その瞬間…一瞬のマリのすきをついてドラゴンが攻撃してきた…
だが俺もそれと同時に飛び出していた…
攻撃は俺に当たった…
「ちょ…ユウトくん!?大丈夫!?こんなに血が!」
「大丈夫だよ…それより怪我はない?」
「私は大丈夫よ…でも」
刹那…光が舞い降りた…
【互いを愛し自らより相手を想うことの出来る
2人の英雄よ…今こそ共鳴の力をさずけよう…】
『共鳴の力が解放されました』
「もしかして…」
「これって…」
「その通り」
「アルカディア…」
「お前達は気付かぬうちに互いを愛しあっていた
そして相手のことを自分よりも上に置いて考えるようになった…だから共鳴を使えるようになったのだ。共鳴は愛が深まれば力も高まる。さっさとあのドラゴンを倒して次の試練に移ろう。共鳴は共鳴者が念を英雄に送ることで発動するぞ。」
「じゃあ…やってみるか」
「うん!はぁぁぁぁー!」
「「共鳴・スターライト・フォーミュラ!」」
轟音とともに今までとは比べ物にならないくらいの力が斬撃にのり、ドラゴンへ飛んでいく。
負けじとドラゴンも反撃に出るが…もう遅い。
共鳴の力が入った斬撃はゆうに
亜音速を超えていた。
気づいた時にはドラゴンが2人の前に横たわっていた
「おめでとう。第1の試練成功だ。」
「よし!」
「やったぁ!」
「では第2の試練に移ろう。第2の試練の相手は…
先代の双剣の英雄と共鳴者だ。」
「何だって?」
「あ…あ…けけけ…剣が喋った…」
「お前…こいつの声が聞こえるのか?」
まさかほんとにこいつが…
「共鳴者みたいだねぇ…この子…」
「英雄と共鳴者しか俺たちの声は聞こえないからな」
「まあもう一人いるっちゃ入るけどね」
「あいつは例外だろ」
例外?まあいいや…今は関係ないしな
「あの…」
「なんだ?」
「もしかして…あなたは…双剣の?」
「ああ…そうだ」
「もう会えた!」
「え?」
「私、最近双剣の共鳴者の能力が発現したんですよ…それで双剣の英雄を探そうと思っていたところで
双剣の英雄がボルカニオンを撃退したという知らせを聞いて…探し始めたんです。そしたら旅立って小一時間で見つかって…」
すごい喋るなこいつ…まるでマリンみたいだ
「あの…私と魔王を倒しに行ってください!」
「え…」
「私には魔王を倒さなければならない理由があるんです!今は話せませんけど…」
「いいよ。俺も元よりそのつもりだし。
俺は神代結心…ユウトって呼んでくれ
あと…敬語じゃなくていいよ」
「は、はい!ありがとうございます!
ユウト…くん!」
ユウトくん…かマリンも俺をそう呼んでたな…
というか雰囲気もなんだかマリンに似てるなマリ…
「なあフォーミュラ…俺たちは最初に何をすればいい?」
「まずはぁ、双剣の英雄と共鳴者の能力を
使えるようにしなければぁ、ダメかな?」
「能力?」
「英雄と共鳴者は2人いることで最強になれる…
だからまずはその能力を引き出さねばならない。」
「それは…どうやってやるんですか?」
マリが聞いた…
「それはぁ、英傑の神殿に行くしかないねぇ」
「英傑の神殿?」
「英傑の神殿とは双剣の巫女と呼ばれる
奴が管理している双剣の英雄、共鳴者の力を
引き出すための儀式を行う場所だ…」
「そんなところ…聞いたこともないし
地図とかでも見ないよ?」
「英傑の神殿はどこにでもある」
「「どこにでも?」」
「ここで最初の共同作業だねぇ。
2人とも手を繋いで?」
「え?」「手を?」
「いいから早くしろ」
「えーと…じゃあ、宜しく…」
「宜しく…」
俺たちは手を繋いだ…すると眩い光が目の前に広がった。
「今だ…【英傑の神殿よ今此処に顕現せよ】と唱えろ」
「「英傑の神殿よ今此処に顕現せよ!」」
するといっそう明るい光が出てきた…
そして気づいたら目の前に建物があった…
「これが英傑の神殿だ」
「この神殿はねぇ、どこにいようと英雄と共鳴者
さえいれば呼び出せるんだよぉ」
「マジかよ…」
「大きいね…ユウトくん…」
「え…あ、ああ」
焦った…急に呼ばれたら焦るわ
「だが今は開いていないようだ…」
「もうすぐ日が完全に沈むしねぇ。ここは
昼のあいだしか開かないんだよぉ」
「そうなのか…」
「じゃあ、一旦休も?あそこに湖があるし
私食べ物持ってるよ?私キャンプ好きなんだ!」
「ああ…分かった」
そう言ってマリは湖の方へ走っていった。
その後ひとしきり食事を終えたあと、
俺たちは横になって話していた。
「さっき…私には魔王を倒さなければならない理由があるって言ったでしょ?」
「ああ…そうだな」
「本当は言わないはずだったんだけど…話すね?」
「…」
俺は黙ってその話を聞くことにした…
「私ね…気づいてたと思うけど…目が片方黒いの…本当は金のはずなのに」
「気づかなかった…」
「鈍感なんだから」
「うるせえ」
「あはは…それでね私…親に捨てられたの…というかもとより私は拾われた子なんだけどね…ある日お父さんが拾ってきて…でもお母さんはあまりいい気がしなかったみたい。お腹に妹がいたしね…呪われてるとかって言われて…」
「お父さんと妹は、そんなこと言わなかったし
捨てようともしなかった…でもお母さんが…」
酷いな…それは…
「それでもお父さんが私をお母さんに内緒で
おばあちゃんの家に預けてくれたの…それがバレて離婚しちゃったらしいけど…だからお父さんのことは好きだし、もちろん妹…マリンも…」
え?マリン?
「なあマリ…お前のお父さんと妹はもしかして
アレンに住んでるか?」
「え?そうだけど…ギルドにいるはず」
はい出た。マジか…それはないでしょ流石に…
「そうか…」
「それがどうしたの?」
「ああ…あとで話す。続けて」
「それで私はこの目を治したいの…この目のせいでお父さん達は離婚しちゃったし。だから目を治して…」
「お前は良い奴だな…」
「ユウトくんの方がよっぽどいい人だよ?」
「なんで?」
「だって…私のこの目を見た人はお父さんと妹と
おばあちゃん以外はみんな気持ち悪いって言って避けたんだよ?でもユウト君は私の目を見ても避けないでしょ?」
「ああ…なんだそんなことか…俺はお前の目を
気持ち悪いだなんて思ったりはしないぜ?
むしろすごく綺麗だと思うよ、その目。別に治す必要なんてないと思うぜ?」
「え?えへへ、嬉しいな…初めてそんなこと言われたよ。」
「じゃあ今度は俺の話だな…」
「うん!聞かせて?」
「俺は元々4人編成のパーティで冒険していた。」
「うん」
「その中の一人はマリン…お前の妹だ…」
「え?嘘…」
「俺も信じれてないよこんなこと…」
「良かった…マリンは元気にやっていけてたのね…」
そんなこと言われると心苦しいな…
「いや…元気じゃない…」
「え?」
「俺がボルカニオンを迎え撃った話は知ってるな…俺はあの戦いの中で英雄の力が発現した。
そのきっかけが仲間3人の死だ…」
「嘘ッ…」
「ほんとだ…だから…俺はお前に謝らなければならない…妹を守ってやれず…本当に済まなかった…」
「ユウトくん…顔を上げて…大丈夫だよ…
怒ってないよ?だって現に今…君は私の妹を助けるために、旅に出たんでしょ?魔王に勝って妹を…
マリンを生き返らせるために…」
「マリ…」
「それに…私今不思議と嬉しいんだ…」
「え?」
「だって…ユウトくんはマリンたちを殺されて…
怒って、それで力が使えるようになったんでしょ?
それを聞いて私は、マリンがちゃんと大事にされてたってわかって嬉しいんだよ。」
「…」
「私の魔王を倒しに行く理由ひとつ増えちゃったな」
「え…」
「一緒にユウトくんの仲間を生きかえらせよ?」
「…マリ…ありがとう…」
「だから…明日から頑張ろう!」
「ああ!」
そうして明日に備えて今日は眠りについた…
~翌日~
「じゃあ行くか…」
「うん!」
俺たちは神殿に向かって歩き出した
「よく来たな…英雄に共鳴者よ…
私は双剣の巫女…アルカディア要件は分かっておる
こちらへ来い。」
「この部屋で何を?」
「今からお前らにはひとつの儀式とふたつの試練を行ってもらう。」
「儀式?」
「そこに2人で座れ…そして英雄…ユウトよ
フォーミュラとディスフォーミュラをこの台に…」
俺は言われるがままに台に剣を置いた。
「では始めよう…」
その言葉と同時にあかりが消えた…
「今から先代の英雄達からお前ら2人に能力を
継承する。【偉大なる双剣の英雄達よ…今こそその力、若き英雄へと継承したまえ…】」
途端に俺たち2人に7色の光が入り込んできた…
「なんだ…これ…」
「なんだか…変な感じ…」
そして気づいたら儀式は終わっていた…
「さあ儀式は終わりだ…これから試練に移る…
こっちへ来い…」
そうして剣を取り付いていくと…
「闘技場?」
「その通り…この闘技場で2人にはある相手と戦ってもらう…試練は2つある」
「2つも?」
「まあ…1つ目の試練で能力を使えるようにはなれる。2つ目はおまけだな…」
「分かりました…やりましょう」
「その意気だ…では第1の試練の相手はこいつだ」
そして空からなにか巨大なものが落ちてきた…
ド…ドラゴン!?
「最初の相手はメテオドラゴン…流石にこんなところには生息していない。だから私が召喚した…」
「召喚したって…」
「ちなみに能力を使うにはある鍵が必要だ…
なにかは内緒だがな…それを使えなければ…
死ぬ。では頑張ってくれ。」
そう言ってアルカディアは去っていった。
「マジか…なあマリ…お前どんな技が使える?」
「基本魔法です…攻撃も支援もできます。」
「分かった…じゃあ俺に攻撃力の支援をかけて
その後は援護を頼む…」
「うん!分かった。ATK・UP・HYPER!」
上位の支援か…ありがたい!
「スターライト・フォーミュラ!」
当たった…があんまりダメージはなさそうだな…
「双剣星破斬!」
30連撃だが…
当たるには当たるしダメージも少しはありそうだ…
だけどこれじゃぁ勝てない!
「私も行くよ!ホーリー・クロス!」
光の十字架がドラゴンに当たる!
「すごいなその技!」
「えへへ」
その瞬間…一瞬のマリのすきをついてドラゴンが攻撃してきた…
だが俺もそれと同時に飛び出していた…
攻撃は俺に当たった…
「ちょ…ユウトくん!?大丈夫!?こんなに血が!」
「大丈夫だよ…それより怪我はない?」
「私は大丈夫よ…でも」
刹那…光が舞い降りた…
【互いを愛し自らより相手を想うことの出来る
2人の英雄よ…今こそ共鳴の力をさずけよう…】
『共鳴の力が解放されました』
「もしかして…」
「これって…」
「その通り」
「アルカディア…」
「お前達は気付かぬうちに互いを愛しあっていた
そして相手のことを自分よりも上に置いて考えるようになった…だから共鳴を使えるようになったのだ。共鳴は愛が深まれば力も高まる。さっさとあのドラゴンを倒して次の試練に移ろう。共鳴は共鳴者が念を英雄に送ることで発動するぞ。」
「じゃあ…やってみるか」
「うん!はぁぁぁぁー!」
「「共鳴・スターライト・フォーミュラ!」」
轟音とともに今までとは比べ物にならないくらいの力が斬撃にのり、ドラゴンへ飛んでいく。
負けじとドラゴンも反撃に出るが…もう遅い。
共鳴の力が入った斬撃はゆうに
亜音速を超えていた。
気づいた時にはドラゴンが2人の前に横たわっていた
「おめでとう。第1の試練成功だ。」
「よし!」
「やったぁ!」
「では第2の試練に移ろう。第2の試練の相手は…
先代の双剣の英雄と共鳴者だ。」
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
英雄一家は国を去る【一話完結】
青緑 ネトロア
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。
- - - - - - - - - - - - -
ただいま後日談の加筆を計画中です。
2025/06/22
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
私は、夫にも子供にも選ばれなかった。
その事実だけを抱え、離縁を突きつけ、家を出た。
そこで待っていたのは、最悪の出来事――
けれど同時に、人生の扉がひらく瞬間でもあった。
夫は愛人と共に好きに生きればいい。
今さら「本当に愛していたのは君だ」と言われても、裏切ったあなたを許すことはできない。
でも、子供たちの心だけは、必ず取り戻す。
妻にも母にもなれなかった伯爵夫人イネス。
過去を悔いながらも、愛を手に入れることを決めた彼女が辿り着いた先には――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる