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第49話 父と子 (5)
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リチェルは立ち上がり、連行されるジルソンの目線をそらさずに受け止めた。
背筋を伸ばし、冴えた瞳で、じっと兄が扉の向こうに消えるのを見送った。
だが扉がばたんと閉じ、ペリーとジルソンがいなくなった途端。
緊張から解き放たれたように、リチェルの体ががくりと崩れた。
さっとアルキバが抱きとめる。その両肩をしっかり抱いて、激励する。
「よく頑張ったな。戦えたじゃないか」
リチェルはアルキバに支えられ、目をうるませてうなずいた。
「ありがとうアルキバ。そなたのおかげだ……」
剣闘士と王子の、あまりに親しげなその様子に、みな戸惑う視線をよこした。
ただオルワードは、どす黒い憎しみをたたえた目で二人をじっとりと睨み付けた。
そしてダーリアン三世は、まるで奇跡でも見るかのように二人を見つめた。
海の王にそっくりの奴隷と、森の王にそっくりの王子。
悪夢の中、森の王は海の王を裏切り、海の王は森の王の末裔を血の海に沈めていた。
一方で目の前にある二人の、友愛で結ばれているような姿。
このまったく違う二つの絵は、一体何を示しているのか。海の王、何を伝えたい?
ダーリアン三世は問いかける。
「リチェル、ヴィルターに刺された傷の具合はどうだ?」
父王の声にリチェルは慌ててアルキバから身を離し、背筋を伸ばした。
「ご安心ください。昨晩治療を受け、傷も跡形なく消えました」
「それは良かった。辛い思いをしたな」
オルワードが苛立ちの表情で立ち上がった。
「傷がない?昨日の刺し傷がそんな簡単に消えるものか!お前がヴィルターに刺された証拠はないということだね、リチェル!お前が主導して兄上を謀ったんじゃないのか!」
「そ、それは……」
リチェルが狼狽し、オルワードが鼻で笑う。
ダーリアン三世は考え込む顔つきをし、重臣たちはざわざわとし始める。また場の空気が変わってきた。
そこでアルキバがオルワードを見て挙手した。オルワードはアルキバの目線に、奥歯をギリギリと噛み締めた。
「なんだ奴隷!奴隷ごときが僕を睨みつけるとはいい度胸だな、無礼者!」
アルキバは呆れたように肩をすくめた。
「いや、睨んじゃいませんよ、ただ見ただけで。魔術師なら魂に刻まれた傷病歴を見ることが出来るらしい。リチェル殿下の傷病歴を見てみたらいいんじゃないですか?昨日刺された記憶が深ーく魂に刻まれてるでしょうよ、おかわいそうに。ついでにさらに以前から刻まれてるモンをしっかり陛下に知ってもらったらいい」
「傷病歴……?」
オルワードがどういう意味だ、という顔をする。
国王は、列席者の一人、ビロードの布地に宝石をちりばめた、立派な魔術師用ローブを着た老人を見た。白髪と白髭を長く伸ばしている。
「王宮魔術師長、ヨハネスよ。今アルキバが申したことは本当か?そんなものを知ることが出来るのか」
王宮魔術師長は起立した。
「いかにも、本当です。しかしよくご存知ですな。魂を霊視できる、極めて有能な一握りの魔術師にしか出来ない術で一般にはあまり知られておりません。殿下の魂を霊視するなど誠に恐れ多いことでありますが、陛下のご命令とあらば私が拝見させていただきますが」
国王はうなずいた。
「見てやってくれ。リチェルもいいか」
「はい」
リチェルはうなずいた。オルワードが急に落ち着きをなくす。
「ちょ、ちょっと待っ……」
「なんだオルワード。お前が詰問したのだぞ」
父王の言葉にオルワードはぐっと口をつぐみ着席した。
王宮魔術師長は進み出てリチェルの前に立った。
「どうか殿下はそのまま、じっとしていてくだされ」
王宮魔術師長はリチェルの体に手をかざし、目をつむった。その手が青く発光し、リチェルの体も青い光に包まれる。
目をつむる王宮魔術師長の表情が、みるみる曇った。顔中のシワが何重にも増える。
やがて青い光が止んだ。王宮魔術師長は長い溜息をついた。
「もう、よろしいです。見させていただきました。確かに腹部に真新しい傷の歴があります。リチェル殿下が昨日刺されたと言うのは確かでしょう」
ほお、と感心したようなどよめきが広がる。リチェルはホッとしたように息をついた。
「そうか、ご苦労だったヨハネス」
労をねぎらった国王に振り返ると、王宮魔術師長はやや声を落として、
「あと、陛下にだけお伝えしたいことがございます」
国王はうむとうなずいた。
「なんだ?」
王宮魔術師長は国王のそばに近寄ると、その耳元になにかを囁いた。国王は目を見開いた。
「それは誠か」
「はい、間違いございません」
ダーリアン三世の表情が沈鬱に沈む。席を立ち、リチェルの前に進み出た。
近づいてきた父王に戸惑うリチェルの肩に、節くれだった武骨な手が載せられる。
「……一年前、そなたが白蘭邸を離れたいと言った時、その理由をちゃんと聞くべきであった」
リチェルは、はっと息を飲んだ。
その瞳が、湖面に映し出された青空のように揺らぎ、涙が溢れる。
幼子のようにポロポロと涙を流すリチェルに、父王の目からもまた涙が落ちた。
父は息子の肩をひしと抱きしめた。
「愚かな父を許してくれ、リチェル」
「父上……」
リチェルは父の胸に額を寄せ、嗚咽した。
「そなたの無垢な魂に癒えない傷を負わせた者は誰か、教えてくれ。その者には必ず、責めを負わせよう」
場の注目が、オルワードに集まった。
それは決して不躾な視線ではなく、盗み見るような遠慮がちな視線の集合であった。
だがごく自然に、皆がオルワードを見た。
そんな様子に、剣闘士が一人、頬をひくつかせた。心底からの軽蔑と怒りを滲ませて。
本当は誰もが知っていたのだ。隠し子兄弟がリチェルを陵辱していたことを。皆が真実を知っており、そして見ぬふりをしてきた。
オルワードの額に脂汗が浮かぶ。オルワードは席を立った。
「気分が優れませんので、失礼いたします」
そしてつかつかと扉へと向かう。ダーリアン三世はその背中に声をかけた。
「ああ存分に休み、記憶を整理しておけ。後で色々、聞くことがある」
オルワードは立ち止まり、父王に振り返った。
何か言いたげに口を開き、だが言葉にはならない。黙して一礼し、扉の向こうに去っていく。
さて、とダーリアン三世は列席者たちを見回した。
「昨晩、グリンダス通りのホテル・グラノードで人死にがあったかどうか、急ぎ憲兵所に確かめてくれ。憲兵隊長には、王が直々に調べていると伝えてほしい」
重臣の一人が立ち上がり礼をする。
「かしこまりました。すぐに確認をいたします」
◇ ◇ ◇
背筋を伸ばし、冴えた瞳で、じっと兄が扉の向こうに消えるのを見送った。
だが扉がばたんと閉じ、ペリーとジルソンがいなくなった途端。
緊張から解き放たれたように、リチェルの体ががくりと崩れた。
さっとアルキバが抱きとめる。その両肩をしっかり抱いて、激励する。
「よく頑張ったな。戦えたじゃないか」
リチェルはアルキバに支えられ、目をうるませてうなずいた。
「ありがとうアルキバ。そなたのおかげだ……」
剣闘士と王子の、あまりに親しげなその様子に、みな戸惑う視線をよこした。
ただオルワードは、どす黒い憎しみをたたえた目で二人をじっとりと睨み付けた。
そしてダーリアン三世は、まるで奇跡でも見るかのように二人を見つめた。
海の王にそっくりの奴隷と、森の王にそっくりの王子。
悪夢の中、森の王は海の王を裏切り、海の王は森の王の末裔を血の海に沈めていた。
一方で目の前にある二人の、友愛で結ばれているような姿。
このまったく違う二つの絵は、一体何を示しているのか。海の王、何を伝えたい?
ダーリアン三世は問いかける。
「リチェル、ヴィルターに刺された傷の具合はどうだ?」
父王の声にリチェルは慌ててアルキバから身を離し、背筋を伸ばした。
「ご安心ください。昨晩治療を受け、傷も跡形なく消えました」
「それは良かった。辛い思いをしたな」
オルワードが苛立ちの表情で立ち上がった。
「傷がない?昨日の刺し傷がそんな簡単に消えるものか!お前がヴィルターに刺された証拠はないということだね、リチェル!お前が主導して兄上を謀ったんじゃないのか!」
「そ、それは……」
リチェルが狼狽し、オルワードが鼻で笑う。
ダーリアン三世は考え込む顔つきをし、重臣たちはざわざわとし始める。また場の空気が変わってきた。
そこでアルキバがオルワードを見て挙手した。オルワードはアルキバの目線に、奥歯をギリギリと噛み締めた。
「なんだ奴隷!奴隷ごときが僕を睨みつけるとはいい度胸だな、無礼者!」
アルキバは呆れたように肩をすくめた。
「いや、睨んじゃいませんよ、ただ見ただけで。魔術師なら魂に刻まれた傷病歴を見ることが出来るらしい。リチェル殿下の傷病歴を見てみたらいいんじゃないですか?昨日刺された記憶が深ーく魂に刻まれてるでしょうよ、おかわいそうに。ついでにさらに以前から刻まれてるモンをしっかり陛下に知ってもらったらいい」
「傷病歴……?」
オルワードがどういう意味だ、という顔をする。
国王は、列席者の一人、ビロードの布地に宝石をちりばめた、立派な魔術師用ローブを着た老人を見た。白髪と白髭を長く伸ばしている。
「王宮魔術師長、ヨハネスよ。今アルキバが申したことは本当か?そんなものを知ることが出来るのか」
王宮魔術師長は起立した。
「いかにも、本当です。しかしよくご存知ですな。魂を霊視できる、極めて有能な一握りの魔術師にしか出来ない術で一般にはあまり知られておりません。殿下の魂を霊視するなど誠に恐れ多いことでありますが、陛下のご命令とあらば私が拝見させていただきますが」
国王はうなずいた。
「見てやってくれ。リチェルもいいか」
「はい」
リチェルはうなずいた。オルワードが急に落ち着きをなくす。
「ちょ、ちょっと待っ……」
「なんだオルワード。お前が詰問したのだぞ」
父王の言葉にオルワードはぐっと口をつぐみ着席した。
王宮魔術師長は進み出てリチェルの前に立った。
「どうか殿下はそのまま、じっとしていてくだされ」
王宮魔術師長はリチェルの体に手をかざし、目をつむった。その手が青く発光し、リチェルの体も青い光に包まれる。
目をつむる王宮魔術師長の表情が、みるみる曇った。顔中のシワが何重にも増える。
やがて青い光が止んだ。王宮魔術師長は長い溜息をついた。
「もう、よろしいです。見させていただきました。確かに腹部に真新しい傷の歴があります。リチェル殿下が昨日刺されたと言うのは確かでしょう」
ほお、と感心したようなどよめきが広がる。リチェルはホッとしたように息をついた。
「そうか、ご苦労だったヨハネス」
労をねぎらった国王に振り返ると、王宮魔術師長はやや声を落として、
「あと、陛下にだけお伝えしたいことがございます」
国王はうむとうなずいた。
「なんだ?」
王宮魔術師長は国王のそばに近寄ると、その耳元になにかを囁いた。国王は目を見開いた。
「それは誠か」
「はい、間違いございません」
ダーリアン三世の表情が沈鬱に沈む。席を立ち、リチェルの前に進み出た。
近づいてきた父王に戸惑うリチェルの肩に、節くれだった武骨な手が載せられる。
「……一年前、そなたが白蘭邸を離れたいと言った時、その理由をちゃんと聞くべきであった」
リチェルは、はっと息を飲んだ。
その瞳が、湖面に映し出された青空のように揺らぎ、涙が溢れる。
幼子のようにポロポロと涙を流すリチェルに、父王の目からもまた涙が落ちた。
父は息子の肩をひしと抱きしめた。
「愚かな父を許してくれ、リチェル」
「父上……」
リチェルは父の胸に額を寄せ、嗚咽した。
「そなたの無垢な魂に癒えない傷を負わせた者は誰か、教えてくれ。その者には必ず、責めを負わせよう」
場の注目が、オルワードに集まった。
それは決して不躾な視線ではなく、盗み見るような遠慮がちな視線の集合であった。
だがごく自然に、皆がオルワードを見た。
そんな様子に、剣闘士が一人、頬をひくつかせた。心底からの軽蔑と怒りを滲ませて。
本当は誰もが知っていたのだ。隠し子兄弟がリチェルを陵辱していたことを。皆が真実を知っており、そして見ぬふりをしてきた。
オルワードの額に脂汗が浮かぶ。オルワードは席を立った。
「気分が優れませんので、失礼いたします」
そしてつかつかと扉へと向かう。ダーリアン三世はその背中に声をかけた。
「ああ存分に休み、記憶を整理しておけ。後で色々、聞くことがある」
オルワードは立ち止まり、父王に振り返った。
何か言いたげに口を開き、だが言葉にはならない。黙して一礼し、扉の向こうに去っていく。
さて、とダーリアン三世は列席者たちを見回した。
「昨晩、グリンダス通りのホテル・グラノードで人死にがあったかどうか、急ぎ憲兵所に確かめてくれ。憲兵隊長には、王が直々に調べていると伝えてほしい」
重臣の一人が立ち上がり礼をする。
「かしこまりました。すぐに確認をいたします」
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