元殺し屋の見たり探偵と殺し屋彩の奇妙な物語

白米

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最初の事件はペロペロキャンディー!?

ペロペロキャンディー事件 推理編

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[見たり事務所前]
「ところで、304丁目までどうやって行くつもりですか?まさか歩いて‥」
「さすがに歩いては行かねぇよっ」
見たりが事務所のシャッターを開けると中には黒いバイクが2台あった
「一台は俺のもう一台は彩、お前のやつだ。」
見たりは彩にバイクの鍵を渡した
「ありがとうございます」
「それじゃあ、早く行くぞ」
「はい!」
[移動中]
[商店街・雨じゃないよ飴よ前]
「…やっと着いたな」
「2時間位掛かりましたね」
「そうだな‥早速ディーロさんに話を聴きに行くぞ」
「わかりました」
[ガラガラガラ]
「ディーロさん居ますか?」
「は~い」
「あら、見たりちゃんいらっしゃい~」
「どうもディーロさん」
「それで、そちらのカワイイお嬢さんは見たりちゃんの彼女?」
「違いますよ、助手ですよ
「あら~そうなの~」
「…どうもディーロさん、助手の彩です…」
(めちゃくちゃ怖いよ…見たりさんの後ろ隠れたい…)
「そんなに怖がらなくても大丈夫よ。乙女同士仲良くなりましょ」
「…はい」
「それで、見たりちゃんがここに来た理由は分かっているわ。事件を解決しに来たんでしょ」
「はい、その為に事件当日のお話を聴かせてください」
「もちろん良いわよ!ただ入り口で話すのはだから入ってちょうだい」
「わかりました、彩上がるぞ」
「…はい」
[雨じゃないよ飴よの客間]
「それじゃあ早速話すわね…あの夜は久しぶり時間が出来たからペロキャン金庫を新しくしようと思ってペロキャン金庫を叩き割って中の金や銀を出そうと思った時だった、後頭部に強い衝撃が走ってだんだんと意識が薄れていったわ。起きた時にはペロキャン金庫が無くなっていたの。」
「…気になった事とかは?」
「そうね…しいて言うなら匂いかしら」
「どんな匂いですか?」
「醤油の匂いよ」
「ディーロさんは襲われた事を誰かに言いましたか?」
「えぇ‥言ったわ、だんご屋の団さんと煎餅屋の暁ちゃんにね」
「「ディーロ『さん』居ますか!!」」
「あら、この声は…」
「あ!ディーロ大丈夫か?」
「えぇ‥何とかね…」
「どうも皆さん、ディーロさんのお見舞いですか?」
「はい、ディーロさんが何者かに襲われたと聞いたので」
「ところであんたは?」
「僕は探偵をやっている真実見たりです、こちらは助手の彩です」
「そうかそうか!探偵さんか!俺はだんご屋をやっている草生団だ!よろしく!」
「私は煎餅屋をやっている暁煎です…」
「あの‥失礼ですが事件当日何をしていたか教えて貰いたいのですが」
(しっかりと助手をしてくれてる…)
「俺はみたらし団子のタレを造っていたよ」
「私は煎餅を造るのに必要なお米買いに行きました」
「それを証明する人は」
「俺はいないよ」
「私もいません」
「そうですか…」
「なぁ‥あんたらは俺らを疑っているのか?」
「一応、聞いてみただけです」
「…そうか」
「さて‥彩そろそろ帰るぞ」
「わかりました」
[ガラガラガラ]
「それじゃあ、ディーロさんまた来ます」
「は~い!」
[ガラガラガラ ]
(さて‥犯人はわかった、あとは証拠だけ)
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