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第1章 【異世界召喚】アグストリア城
第2話 女神様、降臨。
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フローラの部屋に溢れた光が収まり、一同は目を疑った。
俺の前に、さっきまで居なかった以上に美しい女性が浮いている。
「驚かせてしまいましたね。私は、神の使いです」
神の使いと言うか…なんだ。あー、ありゃ女神だわ。つーか女神様。超綺麗じゃん。
陶磁器の様にツルリとした白い肌。整った顔立ち。絶対に良い匂いがしそうなサラサラな髪の毛。全体的には露出度は低めか。だが、それがいい。
「あー、女神様って呼んでもいいですか?」
だって、神の使いさん。って呼びづらくない?
「お好きにお呼びください。勇者様」
「いや、自分勇者なんかじゃないので…何かすみません」
「いえいえ。さて、お話はきいておりました。結論から申しますが、この者を助ける事は出来ます」
女神さまは、フローラの方に目をやり、そう言った。
「まっ、誠で御座いますか?!」
おうおう、王様。言葉使い変わってるぞ!気持ちは分かるが。
「勿論です。私ではなく、そこのアオイ様が助けてくれるはずです」
「え、まさか…。『奇跡』のスキル…ですよね…やっぱり」
「そうです。奇跡の力をもってすれば、造作も無い事でしょう。」
「おぉ~!アオイ!頼む!どうか娘を!」
いや、王様。分かったから泣くの止めて。後、そんなにくっつかないで。
「分かりましたよ。良く分からないけどやってみます。それで、女神様、どうすればいいかな」
俺は覚悟を決めて、女神様に向いた。
女神さまは少し微笑んで、さらりととんでもない事を言いだした。
「『奇跡』のスキルを発動させる条件ですが、生命力が必要になります。つまりHPですね」
「まぁ、何かしらの代償は必要だとは思ってましたから。それで、どれ位必要なんですか?」
「……1億ですね」
「「は?」」
俺と王様、ハモっちゃったよ。
「いや、普通に考えて無理じゃないですか?それ、使える人居るんですか?1億っすよ?!」
「アオイよ…。すまんな。其方の命、無駄にはせんぞ」
「勝手に殺すな!何俺の生命力使いきってんだよ!」
そりゃ、王様からすればさ、娘の命を救う為なら、見ず知らずな異世界人なんて死んでくれても構わんだろうさ。だが、それは余りにも理不尽じゃないか?
確かにあの少女を助けてあげたいとは思う。
どうする。
何か。何かいい方法は無いのか。
「人の王よ。1週間程。この者に猶予を頂けますか?」
女神さまが王様に何やら交渉を持ち掛けている。
「貴方の娘の為に命を張るのです。それとも見捨てますか?」
女神様!俺に時間をくれて有難う!その間に何か出来る事を捜すか。最悪逃げるか。
「女神様がそう仰るならば。待ちましょう。ええ、待たせて頂きます」
「それは良かった。さて、その間ですが、この少女とアオイ以外の立ち入りを禁止して頂けますか?いえ、それだけでは駄目ですね。この少女の身の回りの世話をする者も併せて3名以外の入室を禁止してください。これが条件です」
何か雲行きが怪しくなってきた気が…。俺が王様の立場なら、許さない条件だな。だって、知らん男と1週間も一緒で、しかもその間何してるか分からないって。流石に駄目でしょう。
「仕方がない。娘を宜しく頼む。今のうちに必要なものは部屋に運び入れさせよう。おい!誰か!」
条件飲んだよ…流石一国の主ってとこか。娘の命には代えられないか。もし何かあれば、ありゃ殺しに来そうだけど。
☆☆☆☆☆
そんなこんなで、今ここに居るのは俺と少女と、お世話係のメイドのアリアさんだ。あ、女神さまも居るけど。
生活に関する事は、アリアさんが担当してくれるそうだ。いや、メイドさんてホントに存在するんだね。リアルメイドさんは初めて見たよ。
因みに、フローラの部屋の奥には水場もある様で、風呂、トイレ、料理の心配はないらしい。
この世界の貴族は、魔石というものを使い生活を豊かにしている。薄っすらと青く透き通って見える水の魔石は、魔力を流せば純粋な水が出てくる。そして赤黒い火の魔石。これは魔力を流すと焚火の様に燃え上がる。流し込む魔力の多さで火の強さと延焼時間をコントロールするそうだ。水中にある時は、燃え上がりはせずに、熱を発する。
俺にも使えるらしいが、そもそも魔力の使い方が分からないので、全てはメイドであるアリアに任せる事にした。
「さて、これから簡単なチュートリアルを始めます。流石に召喚されて、いきなりコレは納得も出居ないでしょうし。今回だけ特別です」
「はぁ、チュートリアルですか。何をすればいいですか?」
ゲームじゃないんだから。なんて思ってないけど。
それでも何かしら教えてくれるのだろうから、ここは女神様に頼ろう。
「その前に、メイドの方。アリアさんでしたか」
アリアさんはまさか自分が呼ばれると思って無かったようで、肩をビクっとさせた。
「は、はい。女神様。何でしょう」
そりゃ緊張しますよ。女神さまですもんね。
「今からこの少女にスキルを使って命を救いあげる訳ですが…。この一週間、この部屋で起きた事を口外しないと約束できますか?また、貴方も惜しまず協力して頂けますか?この1週間だけは、貴方の主は、このアオイ様だと思って接して頂けますか?」
「え、はい。あの…分かりました。お約束いたします」
いや、女神様に言われたら断れないでしょうよ。そもそも、これから何をするんだか。
「有難うございます。その約束は、契約として魂に刻まれましたので。もし違う事があれば…。私は責任をとれませんので。気を付けて下さいね」
「ひぃっ!大丈夫です!絶対に!」
あれ?これ、脅してるよね??
「さて、アオイ様」
「はいっ!何でしょう!」
俺は何故か敬礼をしながら答えた。いや、だって怖いじゃん。さっきの脅し、中々堂に入ってたよ?
「あの少女と伽を済ませて下さい」
「は?」
「伽では伝わりませんか。えっと。セックスして下さい。エッチです。そして、あの少女の膣内に射精するのです。膣内射精して下さい。インサイドでピュッピュするのです」
何だか頭が痛くなってきたぞ。この女神は何を言っているんだ?ってか、その膣内射精のルビ止めい!
俺が何て言えば良いか分からず固まっていると、女神が思い出したかの様に
「アオイ様の奇跡のスキルですが、発動条件である1億の生命力が必要です。ですがこのままだと到底足りません。そこで、このスキルをアオイ様に託します」
女神さまは軽く俺に向かって手を振り下ろした。
すると、俺のステータス画面にさっきまでは無かったスキルが追加されていた。
名前:アオイ
年齢:26
職業:転移者
LV:1
HP:30
MP:500
状態:良好
称号:転移者
スキル:健康LV1 精神耐性LV2
:奇跡
:代用
『奇跡』
効果:神の領域。強く望んだ事を、現実にする力がある
代償=生命力1億
『代用』
効果:生命力や魔法力の代わりに、射精した瞬間の精子を用いる事が可能
【精子1】=【生命力1】及び【魔法力1】
「なんというか……これはとんでもないチートスキルなんじゃないですか?」
「そうですね。我ながらそう思います」
「つまり、俺の精子に『代用』のスキルをかけて、奇跡であの子を助ける。そういう事?」
「ええ、呑み込みが早くて助かります」
「今すぐ…だよな。やっぱり」
「ええ、今すぐですね。1週間というのは、先程もチュートリアルと申しましたが、貴方のLVを上げる特別な期間なんです。しかし、この状況では魔物等と戦闘するのは少々難しいでしょうから、救済として、エロイ事で経験値が入るようになっております」
「まじすか!」
つまりそのなんだ、セックスをすればする程強くなる!みたいな?大丈夫か?余りに都合が良過ぎて、やっぱり夢でした!とかないよね?
いや……夢か。
「あのメイドにも、協力して頂ける約束を頂いておりますので、LV上げには左程困らないかと思いますので」
「えっ、私もですか!?」
いや、確かにさっき約束してたけど…まじ?
「はい。契約は結ばれておりますので。そうですね、必ず3回はイチャコラして下さい。でないと…」
「いや、イチャコラって……」なんて俗っぽい表現が通じる事に驚いた。が、敢えてこの場はスルーする事にしよう。
「わ……、わかりました……」
とりあえずこの場は逆らうべきでは無いと判断したのか、アリアさんは不承不承ながら頷くのだった。だが、実際はどうするか決めかねているのだろう。王女であるフローラを助ける為に協力をするのは吝かでは無い。が、まさか召喚者である俺のLVアップの為に協力しなくてはならないというのが、どうにも納得出来る事では無いからだ。
そりゃそうだ。完全なとばっちりだもんな。
うわー、アリアさん、スカートの裾を握りしめて震えてるよ。いや、俺を睨むの止めてよ。お願いだから。涙目になりながら俺を睨まないで!
「アリアさん、何か…すみません。ほんと」
俺はそうアリアさんに謝罪するが、何処かで「自分がお願いした訳では無いしなぁ……」と、服従の心理に近い状態だった。
まぁ、簡単に言えば「自分より立場が上の人からの指示だから、どんなに酷い行いだったとしても自分には責任は無い」って感じで、自身の良心とはまた別の感情に支配されている感じ。
戦争に出兵している兵士がいい例かも知れない。
彼らの良心は、人は殺してはいけない。そう思っていても、上官に命令されているので仕方ない。と、自身の良心とは別の場所で物事を考え、例え虐殺行為をしてしまっても、そこに善悪の感情は無い。と言うものだ。
「これでお嬢様が目を覚まさなかったら、貴方を…こ………す」
いま、絶対殺すって言ってたよね?俺悪くないよね??
「さて、私の役目は此処までですが、困ったことが在れば、奇跡を使って下さい。上手くいけば、またお会い出来るかも知れませんし、それでは」
女神さまはスーゥっと消えていった。
いや、気まず!どうすんのこの空気!
「はぁ。アリアさん、そう云う訳なんで、少し外してもらっても良いですか?フローラ様に、奇跡を使ってみますので」
「分かりました。くれぐれも、お嬢様に変な事はなさらないで下さい」
「善処致します…」
アリアさんは俺を一瞥すると、隣の部屋へと移動した。
変な事って…これからこの子に無責任ピュッピュしなきゃいけないんだよ?え?喜んでないよ?ほんとだよ?
いかん。顔がニヤついてしまう。だが、これはこの子の命を救う為に仕方なくだな…。
「…ごめんな。いくら君を助ける為でも、こんな事許されないんだろうな。だから、もし元気になったら、俺の事どれだけ罵ってくれてもいいからさ。今は、我慢してくれ」
俺はベッドで眠っている少女の布団を退かした。
ベッドに乗り、少女の上に馬乗りの様に跨る。
「すげぇ可愛いな。この子…」
正直な感想だった。誰もが羨む。そんな言葉がピッタリかも知れない。
金髪がキラキラと輝いている様に見え、肌は透き通る様だ。
俺は今から、この子を犯すのか。そう思うと、股間は自然と膨張していく。
その若さを主張する様に、高くはない双丘が寝間着の布を押し上げている。ネグリジェの様にワンピースタイプの寝間着だ。その薄い生地故に、体のシルエットがハッキリと分かる。
覆いかぶさる様に倒れて、左手を支えにして少女の顔を覗き込む。優しく前髪を撫で、頬に触れる。暖かい。
ちゅっ
そのまま、少女の唇にキスをした。触れるだけのキス。反応は無かった。
ちゅーっ
少し長めにキスをした
「これは…いけない事している感がヤバイ。人助け人助け」
自分にそう言い聞かせても、もはや無駄だけど。やってることは、完全に犯罪者だよ。変態だ。
俺はこの罪悪感を、少しでも薄れさせる為に、そこに愛が在るかの様に少女を貪った。
唇から首筋、そして耳にうなじ。手にもキスをした。寧ろ時々舐めた。
足にもキスの嵐を降らせた。つま先から始まり、寝間着で覆われているひざ下まで。
そして、キスをする場所が無くなった俺は、少女の胸の膨らみを寝間着の上から確かめた。
優しく撫でる様に。両手を使って、両方の胸を触る。
柔らかい…。ブラジャーの様なモノは着けていないみたいだ。
少女の足元に移動して、ネグリジェの裾を掴む。そっと捲り上げる。もうこれは事案だ。犯罪者だ。
俺は意を決して、服を脱がせる事にした。これが中々難しかったが、何とか寝間着を脱がす事が出来た。
薄いパンツの良なモノを一枚身に着けているだけの、ほぼ全裸の症状の出来上がりだ。
無駄な肉なんかついてない。かと言って痩せすぎでもない。
「綺麗だ。ほんとに」
俺は直に少女の双丘に手を伸ばした。
手に吸いつく様な質感。瑞々しさというのか。むしゃぶり付きたい気持ちを抑えて、ゆっくり円を描く様に愛撫する。
乳首が少し反応して自己主張してきた。これを指で軽く摘まむ。
「……ん……」
少女が少し反応した。だが、起きる気配が無かったので続行。
これ、途中で起きたら、さぞ恐怖するよな。しらない男が、自分の裸みておっ立ててるんだ。…早く終わらせよう。
本音で言えば、全身にキスしたかったが時間が惜しい。
俺は少女の乳首を舐めながら、下半身に手を伸ばす。
パンツの様な布の上から、割れ目を弄る。割れ目に沿って指を動かし、クリトリスに刺激を与えてやる。布の上からでも、しっかりとソレと分かるくらい反応している。
パンツの中に手を滑り込ませ、クリトリスを重点的に弄る。円を描く様に、そして上下に動かしながら。
少女から愛液が溢れているのを確かめた俺は、パンツを脱がせる事にする。
最小限の動きでパンツを脱がし、少女を生まれたままの姿にした。
ここで満足している訳にもいかない。
少女の秘部は十分に濡れている。舐めまわしてやりたいが、今はスキルを使う事を優先しよう。と、ついさっきまで忘れていた使命を思い出した。
手の平でマッサージをする様に局部を覆い、そしてゆっくり前後に動かす。刺激をうけ、少女の秘部から、愛液が溢れ出す。
自分も服を脱ぎすて、裸になる。トランクスを脱ぐ時に、自分の肉棒が引っかかって脱ぎづらかったのは、初めての経験かもしれない。
それだけ俺自身、興奮しているのだろう。
正直、自分で言うのもなんだけど…入るかな。これ。
少女の足をM字に開かせ、俺の肉棒をあてがう。
まだ誰も通ったことの無い場所を、俺の肉棒が少しずつ侵入していく。
ぬち…くちゅ…
亀頭が少し入った所で、少女の息が少し荒くなっている事に気付いた。
「ん…はぁ……はぁ……」
俺はまた覆いかぶさる様に倒れ、少女にキスをした。
背中に腕を回し、そのまま少女の頭を抱く。所謂正常位ってやつだ。
その間も少しずつ少女の膣内を進む。緩やかにピストン運動をして、肉棒と膣内とを馴染ませていく。
理性ではゆっくりゆっくりと思っているけど、本能でもっと動きたいと思っている。
俺の肉棒に絡みつく様な感触と愛液の滑りを味わいつつ、少女の口中まで浸食は広がっていた。
微かに反応する舌に味を占めたおれは、遠慮することなく少女の口を蹂躙する。時折、喉が動いているので、俺の唾液を嚥下している。背徳感からか、俺の興奮はどんどん高まっていく。
少女の最奥まで到達した俺の肉棒を、入り口まで引き戻す。
「うっ、やばい。気持ち良過ぎ」
吸いつく様な膣の感触を味わいながら、もう一度最奥まで掘り進む。
その時、俺の動きが停まった。と言うか、凍った。
少女が目を開けて、俺の目を見つめ返していたのだった……。
俺の前に、さっきまで居なかった以上に美しい女性が浮いている。
「驚かせてしまいましたね。私は、神の使いです」
神の使いと言うか…なんだ。あー、ありゃ女神だわ。つーか女神様。超綺麗じゃん。
陶磁器の様にツルリとした白い肌。整った顔立ち。絶対に良い匂いがしそうなサラサラな髪の毛。全体的には露出度は低めか。だが、それがいい。
「あー、女神様って呼んでもいいですか?」
だって、神の使いさん。って呼びづらくない?
「お好きにお呼びください。勇者様」
「いや、自分勇者なんかじゃないので…何かすみません」
「いえいえ。さて、お話はきいておりました。結論から申しますが、この者を助ける事は出来ます」
女神さまは、フローラの方に目をやり、そう言った。
「まっ、誠で御座いますか?!」
おうおう、王様。言葉使い変わってるぞ!気持ちは分かるが。
「勿論です。私ではなく、そこのアオイ様が助けてくれるはずです」
「え、まさか…。『奇跡』のスキル…ですよね…やっぱり」
「そうです。奇跡の力をもってすれば、造作も無い事でしょう。」
「おぉ~!アオイ!頼む!どうか娘を!」
いや、王様。分かったから泣くの止めて。後、そんなにくっつかないで。
「分かりましたよ。良く分からないけどやってみます。それで、女神様、どうすればいいかな」
俺は覚悟を決めて、女神様に向いた。
女神さまは少し微笑んで、さらりととんでもない事を言いだした。
「『奇跡』のスキルを発動させる条件ですが、生命力が必要になります。つまりHPですね」
「まぁ、何かしらの代償は必要だとは思ってましたから。それで、どれ位必要なんですか?」
「……1億ですね」
「「は?」」
俺と王様、ハモっちゃったよ。
「いや、普通に考えて無理じゃないですか?それ、使える人居るんですか?1億っすよ?!」
「アオイよ…。すまんな。其方の命、無駄にはせんぞ」
「勝手に殺すな!何俺の生命力使いきってんだよ!」
そりゃ、王様からすればさ、娘の命を救う為なら、見ず知らずな異世界人なんて死んでくれても構わんだろうさ。だが、それは余りにも理不尽じゃないか?
確かにあの少女を助けてあげたいとは思う。
どうする。
何か。何かいい方法は無いのか。
「人の王よ。1週間程。この者に猶予を頂けますか?」
女神さまが王様に何やら交渉を持ち掛けている。
「貴方の娘の為に命を張るのです。それとも見捨てますか?」
女神様!俺に時間をくれて有難う!その間に何か出来る事を捜すか。最悪逃げるか。
「女神様がそう仰るならば。待ちましょう。ええ、待たせて頂きます」
「それは良かった。さて、その間ですが、この少女とアオイ以外の立ち入りを禁止して頂けますか?いえ、それだけでは駄目ですね。この少女の身の回りの世話をする者も併せて3名以外の入室を禁止してください。これが条件です」
何か雲行きが怪しくなってきた気が…。俺が王様の立場なら、許さない条件だな。だって、知らん男と1週間も一緒で、しかもその間何してるか分からないって。流石に駄目でしょう。
「仕方がない。娘を宜しく頼む。今のうちに必要なものは部屋に運び入れさせよう。おい!誰か!」
条件飲んだよ…流石一国の主ってとこか。娘の命には代えられないか。もし何かあれば、ありゃ殺しに来そうだけど。
☆☆☆☆☆
そんなこんなで、今ここに居るのは俺と少女と、お世話係のメイドのアリアさんだ。あ、女神さまも居るけど。
生活に関する事は、アリアさんが担当してくれるそうだ。いや、メイドさんてホントに存在するんだね。リアルメイドさんは初めて見たよ。
因みに、フローラの部屋の奥には水場もある様で、風呂、トイレ、料理の心配はないらしい。
この世界の貴族は、魔石というものを使い生活を豊かにしている。薄っすらと青く透き通って見える水の魔石は、魔力を流せば純粋な水が出てくる。そして赤黒い火の魔石。これは魔力を流すと焚火の様に燃え上がる。流し込む魔力の多さで火の強さと延焼時間をコントロールするそうだ。水中にある時は、燃え上がりはせずに、熱を発する。
俺にも使えるらしいが、そもそも魔力の使い方が分からないので、全てはメイドであるアリアに任せる事にした。
「さて、これから簡単なチュートリアルを始めます。流石に召喚されて、いきなりコレは納得も出居ないでしょうし。今回だけ特別です」
「はぁ、チュートリアルですか。何をすればいいですか?」
ゲームじゃないんだから。なんて思ってないけど。
それでも何かしら教えてくれるのだろうから、ここは女神様に頼ろう。
「その前に、メイドの方。アリアさんでしたか」
アリアさんはまさか自分が呼ばれると思って無かったようで、肩をビクっとさせた。
「は、はい。女神様。何でしょう」
そりゃ緊張しますよ。女神さまですもんね。
「今からこの少女にスキルを使って命を救いあげる訳ですが…。この一週間、この部屋で起きた事を口外しないと約束できますか?また、貴方も惜しまず協力して頂けますか?この1週間だけは、貴方の主は、このアオイ様だと思って接して頂けますか?」
「え、はい。あの…分かりました。お約束いたします」
いや、女神様に言われたら断れないでしょうよ。そもそも、これから何をするんだか。
「有難うございます。その約束は、契約として魂に刻まれましたので。もし違う事があれば…。私は責任をとれませんので。気を付けて下さいね」
「ひぃっ!大丈夫です!絶対に!」
あれ?これ、脅してるよね??
「さて、アオイ様」
「はいっ!何でしょう!」
俺は何故か敬礼をしながら答えた。いや、だって怖いじゃん。さっきの脅し、中々堂に入ってたよ?
「あの少女と伽を済ませて下さい」
「は?」
「伽では伝わりませんか。えっと。セックスして下さい。エッチです。そして、あの少女の膣内に射精するのです。膣内射精して下さい。インサイドでピュッピュするのです」
何だか頭が痛くなってきたぞ。この女神は何を言っているんだ?ってか、その膣内射精のルビ止めい!
俺が何て言えば良いか分からず固まっていると、女神が思い出したかの様に
「アオイ様の奇跡のスキルですが、発動条件である1億の生命力が必要です。ですがこのままだと到底足りません。そこで、このスキルをアオイ様に託します」
女神さまは軽く俺に向かって手を振り下ろした。
すると、俺のステータス画面にさっきまでは無かったスキルが追加されていた。
名前:アオイ
年齢:26
職業:転移者
LV:1
HP:30
MP:500
状態:良好
称号:転移者
スキル:健康LV1 精神耐性LV2
:奇跡
:代用
『奇跡』
効果:神の領域。強く望んだ事を、現実にする力がある
代償=生命力1億
『代用』
効果:生命力や魔法力の代わりに、射精した瞬間の精子を用いる事が可能
【精子1】=【生命力1】及び【魔法力1】
「なんというか……これはとんでもないチートスキルなんじゃないですか?」
「そうですね。我ながらそう思います」
「つまり、俺の精子に『代用』のスキルをかけて、奇跡であの子を助ける。そういう事?」
「ええ、呑み込みが早くて助かります」
「今すぐ…だよな。やっぱり」
「ええ、今すぐですね。1週間というのは、先程もチュートリアルと申しましたが、貴方のLVを上げる特別な期間なんです。しかし、この状況では魔物等と戦闘するのは少々難しいでしょうから、救済として、エロイ事で経験値が入るようになっております」
「まじすか!」
つまりそのなんだ、セックスをすればする程強くなる!みたいな?大丈夫か?余りに都合が良過ぎて、やっぱり夢でした!とかないよね?
いや……夢か。
「あのメイドにも、協力して頂ける約束を頂いておりますので、LV上げには左程困らないかと思いますので」
「えっ、私もですか!?」
いや、確かにさっき約束してたけど…まじ?
「はい。契約は結ばれておりますので。そうですね、必ず3回はイチャコラして下さい。でないと…」
「いや、イチャコラって……」なんて俗っぽい表現が通じる事に驚いた。が、敢えてこの場はスルーする事にしよう。
「わ……、わかりました……」
とりあえずこの場は逆らうべきでは無いと判断したのか、アリアさんは不承不承ながら頷くのだった。だが、実際はどうするか決めかねているのだろう。王女であるフローラを助ける為に協力をするのは吝かでは無い。が、まさか召喚者である俺のLVアップの為に協力しなくてはならないというのが、どうにも納得出来る事では無いからだ。
そりゃそうだ。完全なとばっちりだもんな。
うわー、アリアさん、スカートの裾を握りしめて震えてるよ。いや、俺を睨むの止めてよ。お願いだから。涙目になりながら俺を睨まないで!
「アリアさん、何か…すみません。ほんと」
俺はそうアリアさんに謝罪するが、何処かで「自分がお願いした訳では無いしなぁ……」と、服従の心理に近い状態だった。
まぁ、簡単に言えば「自分より立場が上の人からの指示だから、どんなに酷い行いだったとしても自分には責任は無い」って感じで、自身の良心とはまた別の感情に支配されている感じ。
戦争に出兵している兵士がいい例かも知れない。
彼らの良心は、人は殺してはいけない。そう思っていても、上官に命令されているので仕方ない。と、自身の良心とは別の場所で物事を考え、例え虐殺行為をしてしまっても、そこに善悪の感情は無い。と言うものだ。
「これでお嬢様が目を覚まさなかったら、貴方を…こ………す」
いま、絶対殺すって言ってたよね?俺悪くないよね??
「さて、私の役目は此処までですが、困ったことが在れば、奇跡を使って下さい。上手くいけば、またお会い出来るかも知れませんし、それでは」
女神さまはスーゥっと消えていった。
いや、気まず!どうすんのこの空気!
「はぁ。アリアさん、そう云う訳なんで、少し外してもらっても良いですか?フローラ様に、奇跡を使ってみますので」
「分かりました。くれぐれも、お嬢様に変な事はなさらないで下さい」
「善処致します…」
アリアさんは俺を一瞥すると、隣の部屋へと移動した。
変な事って…これからこの子に無責任ピュッピュしなきゃいけないんだよ?え?喜んでないよ?ほんとだよ?
いかん。顔がニヤついてしまう。だが、これはこの子の命を救う為に仕方なくだな…。
「…ごめんな。いくら君を助ける為でも、こんな事許されないんだろうな。だから、もし元気になったら、俺の事どれだけ罵ってくれてもいいからさ。今は、我慢してくれ」
俺はベッドで眠っている少女の布団を退かした。
ベッドに乗り、少女の上に馬乗りの様に跨る。
「すげぇ可愛いな。この子…」
正直な感想だった。誰もが羨む。そんな言葉がピッタリかも知れない。
金髪がキラキラと輝いている様に見え、肌は透き通る様だ。
俺は今から、この子を犯すのか。そう思うと、股間は自然と膨張していく。
その若さを主張する様に、高くはない双丘が寝間着の布を押し上げている。ネグリジェの様にワンピースタイプの寝間着だ。その薄い生地故に、体のシルエットがハッキリと分かる。
覆いかぶさる様に倒れて、左手を支えにして少女の顔を覗き込む。優しく前髪を撫で、頬に触れる。暖かい。
ちゅっ
そのまま、少女の唇にキスをした。触れるだけのキス。反応は無かった。
ちゅーっ
少し長めにキスをした
「これは…いけない事している感がヤバイ。人助け人助け」
自分にそう言い聞かせても、もはや無駄だけど。やってることは、完全に犯罪者だよ。変態だ。
俺はこの罪悪感を、少しでも薄れさせる為に、そこに愛が在るかの様に少女を貪った。
唇から首筋、そして耳にうなじ。手にもキスをした。寧ろ時々舐めた。
足にもキスの嵐を降らせた。つま先から始まり、寝間着で覆われているひざ下まで。
そして、キスをする場所が無くなった俺は、少女の胸の膨らみを寝間着の上から確かめた。
優しく撫でる様に。両手を使って、両方の胸を触る。
柔らかい…。ブラジャーの様なモノは着けていないみたいだ。
少女の足元に移動して、ネグリジェの裾を掴む。そっと捲り上げる。もうこれは事案だ。犯罪者だ。
俺は意を決して、服を脱がせる事にした。これが中々難しかったが、何とか寝間着を脱がす事が出来た。
薄いパンツの良なモノを一枚身に着けているだけの、ほぼ全裸の症状の出来上がりだ。
無駄な肉なんかついてない。かと言って痩せすぎでもない。
「綺麗だ。ほんとに」
俺は直に少女の双丘に手を伸ばした。
手に吸いつく様な質感。瑞々しさというのか。むしゃぶり付きたい気持ちを抑えて、ゆっくり円を描く様に愛撫する。
乳首が少し反応して自己主張してきた。これを指で軽く摘まむ。
「……ん……」
少女が少し反応した。だが、起きる気配が無かったので続行。
これ、途中で起きたら、さぞ恐怖するよな。しらない男が、自分の裸みておっ立ててるんだ。…早く終わらせよう。
本音で言えば、全身にキスしたかったが時間が惜しい。
俺は少女の乳首を舐めながら、下半身に手を伸ばす。
パンツの様な布の上から、割れ目を弄る。割れ目に沿って指を動かし、クリトリスに刺激を与えてやる。布の上からでも、しっかりとソレと分かるくらい反応している。
パンツの中に手を滑り込ませ、クリトリスを重点的に弄る。円を描く様に、そして上下に動かしながら。
少女から愛液が溢れているのを確かめた俺は、パンツを脱がせる事にする。
最小限の動きでパンツを脱がし、少女を生まれたままの姿にした。
ここで満足している訳にもいかない。
少女の秘部は十分に濡れている。舐めまわしてやりたいが、今はスキルを使う事を優先しよう。と、ついさっきまで忘れていた使命を思い出した。
手の平でマッサージをする様に局部を覆い、そしてゆっくり前後に動かす。刺激をうけ、少女の秘部から、愛液が溢れ出す。
自分も服を脱ぎすて、裸になる。トランクスを脱ぐ時に、自分の肉棒が引っかかって脱ぎづらかったのは、初めての経験かもしれない。
それだけ俺自身、興奮しているのだろう。
正直、自分で言うのもなんだけど…入るかな。これ。
少女の足をM字に開かせ、俺の肉棒をあてがう。
まだ誰も通ったことの無い場所を、俺の肉棒が少しずつ侵入していく。
ぬち…くちゅ…
亀頭が少し入った所で、少女の息が少し荒くなっている事に気付いた。
「ん…はぁ……はぁ……」
俺はまた覆いかぶさる様に倒れ、少女にキスをした。
背中に腕を回し、そのまま少女の頭を抱く。所謂正常位ってやつだ。
その間も少しずつ少女の膣内を進む。緩やかにピストン運動をして、肉棒と膣内とを馴染ませていく。
理性ではゆっくりゆっくりと思っているけど、本能でもっと動きたいと思っている。
俺の肉棒に絡みつく様な感触と愛液の滑りを味わいつつ、少女の口中まで浸食は広がっていた。
微かに反応する舌に味を占めたおれは、遠慮することなく少女の口を蹂躙する。時折、喉が動いているので、俺の唾液を嚥下している。背徳感からか、俺の興奮はどんどん高まっていく。
少女の最奥まで到達した俺の肉棒を、入り口まで引き戻す。
「うっ、やばい。気持ち良過ぎ」
吸いつく様な膣の感触を味わいながら、もう一度最奥まで掘り進む。
その時、俺の動きが停まった。と言うか、凍った。
少女が目を開けて、俺の目を見つめ返していたのだった……。
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