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第2章 【異世界召喚】冒険者
第64話 王妃様の部屋にて。
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結局、一日の警護で金貨10枚って。流石に吹っ掛けたな……宰相さんも良く承諾したもんだ。
「ねぇ……」
しかし、あんな金額を出すって事は何かあるんじゃないかと勘繰ってしまうけどな。
「アオイ君ってば――」
俺の名前を呼びながら、俺の耳をピチャピチャとワザと音を立てながら舐めている王妃様がいる。
そうあの後、約束通り王妃様に会いにお部屋にお邪魔している訳で。それで、とりあえず椅子に座って、王妃様がお茶を用意してくれている間に、ほんの少しさっきの事を考えていた。
「ちょっ!待って、待って!」
突然の性的な攻めに驚いて、とりあえず王妃様を落ち着かせようと、
「待ちません――。折角久しぶりに会えたのに考え事してるんだもん」
そう言いながら俺を後ろから抱きしめ「はむっ」って感じで耳朶を甘噛みしてくる。
別に性感帯が在る訳では無いけど、背中がゾクゾクする。脳内に直接猥褻な思考を流し込まれる様に、思考が情欲に支配されていく。
「駄目ですってっ」
「何が駄目なのぉ~?」
俺の抗議の声など気にしていない甘い声が耳元で吐息と一緒に吐き出される。
快楽にも似たソレを何とか耐え、意識を保つ。
「アオイ君……おっきくなってるよ?」
やだ、恥ずかしい!体は正直なんです!
「いや、仕方無いですよ……って!」
後ろから抱き付かれている状態から抜け出し、椅子から立ち上がり王妃様の方を向く。
「何してるんですか!もうっ」
「嫌だった?」
「嫌じゃ無いですけど」
「ねぇアオイ君……」
「はい……」
「こんなやり取り、前にもしたね」
ふふふって笑う王妃様が、まぁ何とも可愛らしかった訳でね。
「しましたね」
そう、王妃様にペロペロして頂いた?日に、こんな会話してたな。
「でも、あの時とは違うじゃない?私達」
そう、あの時は成り行きと言うか、勢いでペロペロされた訳だけども。今は、フローラ達からの許可まで貰ってしまっている言わば「公認セフレ」状態だ。いや、そんな風には思って無いけどね?
「そ、そうですね……はい。違います」
「えへへ」
王妃様は自分の右手の薬指を見せつける様に掲げ、その細い指に馴染む指輪を俺に向ける。
「なんか恥ずかしいっす」
そんなに嬉しそうにされてもねぇ。いや、俺も何か嬉しいけどさ。
しかし、王妃様は人妻だ。
「アオイ君、ぎゅーってして」
そういって両腕を広げ、柔らかく微笑む。
「……失礼します……」
観念して俺は王妃様に近付き、俺も両手を広げ……抱き合う。
凶悪な柔らかさの王妃様の双丘の感触を胸板で感じ、暖かくふわっとした身体を包む様に抱く。王妃様の匂いが鼻孔をすっかり支配したかと思うと、脳まで浸食するのに時間は掛からなかった。
抱きしめているだけなのに気持ちいいと感じて。
暫くそのままの体勢で居たが、少しだけ身体を離し、王妃様の顔を見ると、王妃様も同じ様に俺を見つめていて。
そしてそれが当たり前の様に、お互いの唇を重ね合わせたんだ……。
「ねぇ……」
しかし、あんな金額を出すって事は何かあるんじゃないかと勘繰ってしまうけどな。
「アオイ君ってば――」
俺の名前を呼びながら、俺の耳をピチャピチャとワザと音を立てながら舐めている王妃様がいる。
そうあの後、約束通り王妃様に会いにお部屋にお邪魔している訳で。それで、とりあえず椅子に座って、王妃様がお茶を用意してくれている間に、ほんの少しさっきの事を考えていた。
「ちょっ!待って、待って!」
突然の性的な攻めに驚いて、とりあえず王妃様を落ち着かせようと、
「待ちません――。折角久しぶりに会えたのに考え事してるんだもん」
そう言いながら俺を後ろから抱きしめ「はむっ」って感じで耳朶を甘噛みしてくる。
別に性感帯が在る訳では無いけど、背中がゾクゾクする。脳内に直接猥褻な思考を流し込まれる様に、思考が情欲に支配されていく。
「駄目ですってっ」
「何が駄目なのぉ~?」
俺の抗議の声など気にしていない甘い声が耳元で吐息と一緒に吐き出される。
快楽にも似たソレを何とか耐え、意識を保つ。
「アオイ君……おっきくなってるよ?」
やだ、恥ずかしい!体は正直なんです!
「いや、仕方無いですよ……って!」
後ろから抱き付かれている状態から抜け出し、椅子から立ち上がり王妃様の方を向く。
「何してるんですか!もうっ」
「嫌だった?」
「嫌じゃ無いですけど」
「ねぇアオイ君……」
「はい……」
「こんなやり取り、前にもしたね」
ふふふって笑う王妃様が、まぁ何とも可愛らしかった訳でね。
「しましたね」
そう、王妃様にペロペロして頂いた?日に、こんな会話してたな。
「でも、あの時とは違うじゃない?私達」
そう、あの時は成り行きと言うか、勢いでペロペロされた訳だけども。今は、フローラ達からの許可まで貰ってしまっている言わば「公認セフレ」状態だ。いや、そんな風には思って無いけどね?
「そ、そうですね……はい。違います」
「えへへ」
王妃様は自分の右手の薬指を見せつける様に掲げ、その細い指に馴染む指輪を俺に向ける。
「なんか恥ずかしいっす」
そんなに嬉しそうにされてもねぇ。いや、俺も何か嬉しいけどさ。
しかし、王妃様は人妻だ。
「アオイ君、ぎゅーってして」
そういって両腕を広げ、柔らかく微笑む。
「……失礼します……」
観念して俺は王妃様に近付き、俺も両手を広げ……抱き合う。
凶悪な柔らかさの王妃様の双丘の感触を胸板で感じ、暖かくふわっとした身体を包む様に抱く。王妃様の匂いが鼻孔をすっかり支配したかと思うと、脳まで浸食するのに時間は掛からなかった。
抱きしめているだけなのに気持ちいいと感じて。
暫くそのままの体勢で居たが、少しだけ身体を離し、王妃様の顔を見ると、王妃様も同じ様に俺を見つめていて。
そしてそれが当たり前の様に、お互いの唇を重ね合わせたんだ……。
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