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<執着>
執着
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郷との時間を思い出して、先ほどとは違う意味でベッドの上でゴロゴロと転がる。
朝のスーツのままだったから、帰宅後すぐにこの部屋に来てくれたんだ。自信をなくして泣いていたのが嘘みたいに幸せな気持ちになる。
パンツと羽織っただけのシャツ姿で行為の余韻に酔いしれていると
ピンポーンと来客を知らせるチャイムがなる。
郷さんかな?
なにか忘れ物したんだろうか?
「はーい」返事をしながら急いで扉を開くと、今度は思いがけない人物が立っていた。
慌ててドアを閉めようとすると片足をドアの隙間に差し込まれていて閉められない。
それどころか、その隙間から扉を無理矢理こじ開けて入ってきた。
「誠・・どうしてここが?」
誠は玄関に入ると後ろ手で扉を閉めて鍵を掛けた。
「悠歩と出会ったときに一緒に飲んでたヤツに聞いた」
前は誠にマンションを教えなかった友人に良識のある友人で良かったって思ったが、撤回した方がいいようだ。
「グラントではっきりさせたよね?なんで部屋まで・・・」
部屋の中には入れたくなくて玄関で押さえようとするが、誠は悠歩の肩を掴んでぐいぐいと押していく。
「だから、オレは納得してないって!二股かけていたことは謝るけど、きららと別れてやったんだからそれでいいだろ!」
「おまえを選んでやったって言ってるんだよ」
うわっ!何を言ってるんだ??どこまで自分勝手でバカだったんだ!
「別に選んでもらわなくて良かったし、誠とはこの先付き合う気は全くないし!」
「話すことはまったくないから帰ってくれよ」
誠は悠歩の姿を一瞥すると、凶悪な表情を浮かべ
「セックス大好きな淫乱の癖に、さっきまでヤッてましたって格好だせ」
「オレに部屋を教えなかったのは、オレと付き合ってる時もこの部屋に男を連れ込んでたからじゃねえの」
郷だと思って、うっかりあられもない姿で出てしまったことも迂闊だったがそれ以上に自分のことを棚に上げて言いたい放題の誠に腹も立つがそれ以上にうんざりした。
「自分だって俺に部屋を教えなかっただろ、どうせ彼女と同棲してたとか半同棲とかで部屋に入られるのがマズかったんだろ」
誠は一瞬目を反らせた。
やっぱり・・・
「彼女と別れたとか言って、誠がフラれたんだろ。どうせまた彼女が出来たらそっちに行く気だろ」
「ただヤリたいだけなら、そういう店に行けよ!俺はお断りだ」
誠を振りほどいて玄関まで押し返えそうとするが逆に腕をつかまれ両手を挙げるような格好で拘束されてしまう。
「ふざけんなよ!お前だってあのバーテンダーの男と二股かけてたじゃねえか!」
そういうと羽織っていたシャツで両腕を固定されベッドに押し倒され、身動きが取れないように両脚の間に膝をねじ込むと悠歩の中心をぐいぐいと刺激する。
「やめ・・・ろよ」
シャツで手を拘束されパンツ1枚の姿で股間を膝で刺激されている自分の無防備な姿が恥ずかしいし、いいようにされている自分が悔しい。
付き合っていたと思っていたときは、オレに対して執着なんて無かったのにどうして今さら。
誠は悠歩の乳首をつまむ指に力を入れてピンクの膨らみをギュッと潰す。
「うっ」つい声が漏れる
誠はニヤニヤと笑いながら
「やっぱりセックスできるなら誰でもいいんじゃん」
「てか、さっきまでヤッたんだろ部屋ん中エロい匂いしてるし、すぐ入るんじゃね」
そう言うやいなや悠歩の下着を一気に下げる
「なんでそんなにこだわるんだよ、俺のこと別に好きでも無かったくせに」
「うるさい!」
誠はジーンズのファスナーを下げるとやや堅さを帯びてきたモノを出すと、悠歩の足を持ち上げさっきまで郷の愛を受けていた場所をあらわにする。
「オレとヤッてた時よりエロく綺麗になってるし、スゲーむかつく」
「しかもあいつ、オレじゃダメみたいなこと言いやがって、最初に誘ってきたのは悠歩だろ!」
まだ完全に堅くなっていないモノを悠歩の蕾み押しつけてくる
いやだいやだいやだ
郷さんとしかしたくない
闇雲に足をバタつかせたときに誠の急所にクリーンヒットし、誠はもんどりをうってベッドの上から転げ落ちるとともに玄関の扉が開いた。
朝のスーツのままだったから、帰宅後すぐにこの部屋に来てくれたんだ。自信をなくして泣いていたのが嘘みたいに幸せな気持ちになる。
パンツと羽織っただけのシャツ姿で行為の余韻に酔いしれていると
ピンポーンと来客を知らせるチャイムがなる。
郷さんかな?
なにか忘れ物したんだろうか?
「はーい」返事をしながら急いで扉を開くと、今度は思いがけない人物が立っていた。
慌ててドアを閉めようとすると片足をドアの隙間に差し込まれていて閉められない。
それどころか、その隙間から扉を無理矢理こじ開けて入ってきた。
「誠・・どうしてここが?」
誠は玄関に入ると後ろ手で扉を閉めて鍵を掛けた。
「悠歩と出会ったときに一緒に飲んでたヤツに聞いた」
前は誠にマンションを教えなかった友人に良識のある友人で良かったって思ったが、撤回した方がいいようだ。
「グラントではっきりさせたよね?なんで部屋まで・・・」
部屋の中には入れたくなくて玄関で押さえようとするが、誠は悠歩の肩を掴んでぐいぐいと押していく。
「だから、オレは納得してないって!二股かけていたことは謝るけど、きららと別れてやったんだからそれでいいだろ!」
「おまえを選んでやったって言ってるんだよ」
うわっ!何を言ってるんだ??どこまで自分勝手でバカだったんだ!
「別に選んでもらわなくて良かったし、誠とはこの先付き合う気は全くないし!」
「話すことはまったくないから帰ってくれよ」
誠は悠歩の姿を一瞥すると、凶悪な表情を浮かべ
「セックス大好きな淫乱の癖に、さっきまでヤッてましたって格好だせ」
「オレに部屋を教えなかったのは、オレと付き合ってる時もこの部屋に男を連れ込んでたからじゃねえの」
郷だと思って、うっかりあられもない姿で出てしまったことも迂闊だったがそれ以上に自分のことを棚に上げて言いたい放題の誠に腹も立つがそれ以上にうんざりした。
「自分だって俺に部屋を教えなかっただろ、どうせ彼女と同棲してたとか半同棲とかで部屋に入られるのがマズかったんだろ」
誠は一瞬目を反らせた。
やっぱり・・・
「彼女と別れたとか言って、誠がフラれたんだろ。どうせまた彼女が出来たらそっちに行く気だろ」
「ただヤリたいだけなら、そういう店に行けよ!俺はお断りだ」
誠を振りほどいて玄関まで押し返えそうとするが逆に腕をつかまれ両手を挙げるような格好で拘束されてしまう。
「ふざけんなよ!お前だってあのバーテンダーの男と二股かけてたじゃねえか!」
そういうと羽織っていたシャツで両腕を固定されベッドに押し倒され、身動きが取れないように両脚の間に膝をねじ込むと悠歩の中心をぐいぐいと刺激する。
「やめ・・・ろよ」
シャツで手を拘束されパンツ1枚の姿で股間を膝で刺激されている自分の無防備な姿が恥ずかしいし、いいようにされている自分が悔しい。
付き合っていたと思っていたときは、オレに対して執着なんて無かったのにどうして今さら。
誠は悠歩の乳首をつまむ指に力を入れてピンクの膨らみをギュッと潰す。
「うっ」つい声が漏れる
誠はニヤニヤと笑いながら
「やっぱりセックスできるなら誰でもいいんじゃん」
「てか、さっきまでヤッたんだろ部屋ん中エロい匂いしてるし、すぐ入るんじゃね」
そう言うやいなや悠歩の下着を一気に下げる
「なんでそんなにこだわるんだよ、俺のこと別に好きでも無かったくせに」
「うるさい!」
誠はジーンズのファスナーを下げるとやや堅さを帯びてきたモノを出すと、悠歩の足を持ち上げさっきまで郷の愛を受けていた場所をあらわにする。
「オレとヤッてた時よりエロく綺麗になってるし、スゲーむかつく」
「しかもあいつ、オレじゃダメみたいなこと言いやがって、最初に誘ってきたのは悠歩だろ!」
まだ完全に堅くなっていないモノを悠歩の蕾み押しつけてくる
いやだいやだいやだ
郷さんとしかしたくない
闇雲に足をバタつかせたときに誠の急所にクリーンヒットし、誠はもんどりをうってベッドの上から転げ落ちるとともに玄関の扉が開いた。
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