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マメ

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(なっ……)
 あまりの衝撃に叫んでしまいそうになったが、ここで見つかったらお仕舞いだ。慌てて言葉を飲み込み、息を潜めたまま観察する。
 オレが見ているとは知らずに、阿知波さんは自分の前にいる人間に囁き続ける。
『ソウちゃん、睨んでないで返事してよ』
(女か……?)
 首を動かし見てみると、そこにいたのは西高の制服を着た男だった。ずいぶん綺麗な顔をしている。
 阿知波さんよりは低いが、高い身長にすらりとした体格。だが、バランスよく綺麗に筋肉は付いている。それにあの顔ならば、確実に女にモテるだろう。
(あいつが女を庇っているのか……?)
 だが、周りに二人以外の姿は見あたらない。どういう事か分からないまま見ていると、綺麗な男が険しい顔をしながら口を開いた。
『……その呼び方はやめろ。寒気がする』
『なんで? ソウちゃんはソウちゃんだし、好きな子の事は好きなように呼びたいじゃん。ソウちゃんも俺の事“黒ちゃん”って呼んでいいよ? 黒夜って呼び捨てでもいいし』
『ふっざけんな!』
『ふざけてねーし。俺が好きなのはソウちゃんだけだし、ソウちゃんには名字じゃなくて下の名前で呼んで欲しいな』
 あの時とは明らかに違う阿知波さんの口調に驚いていると、更に二人が言い合いを始めた。
『あんだけ女はべらせといてよく言えるな……』
『あ、もしかして妬いちゃった? 大丈夫、あいつらはソウちゃんの代わりだし、ソウちゃんが彼女になってくれたら浮気なんて絶対しないよ?』
『……死ね』
『ソウちゃん酷い!』
『そんなくだらねえ事を言いに来たんなら俺は帰る』
 ……なんだこれは。
 もっと緊迫したやり取りかと思いきや、ただの痴話喧嘩のようにも聞こえる。そして、お世辞にも綺麗な男が歓迎しているようには見えなかった。
 阿知波さんはあいつの事を“ソウちゃん”と呼び、オレが願ってやまない「下の名前の呼び捨て」も許可している。
 もしかして、あの時言ってたソウちゃんと同一人物か?
『ソウちゃんと……望月……あお……あれ……?』
 口にしてみたら、何かが引っかかった。確か、BLUEの総長は望月蒼と書く。
だが、蒼という字は「ソウ」とも読める。
『もしかして……望月……ソウ……?』
 そう考えが至った時、綺麗な男から決定的な言葉が飛び出した。
『お前はBLACKの総長で、俺はBLUEの総長。互いに相容れる可能性はゼロだ』
『だからさ、総長同士なんだからもう少し仲良くしようよ?』
『断る。お前は敵だ。死ねばいいのに』
『ソウちゃんのバカ!』
 やはりそうだ。
 あいつが……望月蒼。
 目の前のやり取りはよく分からないが、きっと阿知波さんの魔が差しただけだ。
 間違いない。あいつが阿知波さんを困らせている元凶。
 あいつがいるからBLACKは一番になれない。
 あいつがいるから、阿知波さんはオレを見てくれない。
 あいつがいるから、
 あいつがいるから……
 全部、あいつのせいなんだ。
「……」
 胸の中を、どす黒い感情がどんどん渦巻いていく。そんなオレを無視して、目の前では二人のやり取りは続いていた。
『じゃあな、バカバカしいから俺は帰る』
『蒼ちゃん待って!』
 阿知波さんに背を向けてさっさと歩き出す望月だが、それを止めようと阿知波さんが後ろから腕を掴んだ。
 すると、なぜか望月はビクッと震えて動きを止めた。
『……離せ』
『蒼ちゃん?』
『離せ!』
 急に声を荒げて阿知波さんの手を振り切る望月。一体何があったんだ?
『『……』』
 そのまま二人は見つめ合っていたが、しばらくすると望月が視線を逸らして歩き出し、この場から去ろうとしていた。
 阿知波さんも望月の背中を見つめたまま動かない。このまま帰してしまうのかと思った。
 でも。
『なんでそんな可愛い事するかなあ……』
 そう聞こえたと思ったら、阿知波さんが望月の方に歩き出した。望月は気づいていない。
 二人の距離はどんどん近づいていく。
あっという間に望月の背後に歩み寄り、阿知波さんが望月の肩に手を掛けた。
そして、望月の身体が壁に押さえ付けられ、二人の顔が近づいていく。
『な……!?』
『蒼ちゃん、それさあ……ワザとやってんの?』
『は?意味分かんね……離せよ』
 阿知波さんの身体を手で押しやり、望月が再び歩き出そうとした。
 次の瞬間。
 ドンッ! という大きな音と共に、阿知波さんが自分の左足を壁に叩きつけ、望月の進路を邪魔していた。
『逃がさないよ』
『……!?』
『蒼ちゃん、すぐ逃げようとするんだもん。もっと構ってよ。ね?』
 逃げ場を無くした望月を壁に追いやり、阿知波さんは耳元で囁く。望月は険しい顔をしたままだ。
『……どけ』
『嫌』
『いい加減……あ゛……!?』
 突然、望月が呻き声を上げたと思えば、阿知波さんが望月の顎を掴み、壁に押さえつけていた。足の間に膝を入れ、逃げられないようにもしている。
 望月は必死に腕を外そうともがいているが、力が強いらしく空振りに終わっていた。
『離、せ……!』
『嫌。蒼ちゃん素直じゃないんだもん』
 阿知波さんはそのまま望月の左頬をベロリと舐め、味が気に入ったのか眼球までも舐めていた。
『……ひっ』
 予想外の出来事に、望月は小さな悲鳴を上げて固まっている。よく見ると震えてもいた。
 望月も総長という事だが、阿知波さんを振り切れないなんて……もしかして弱いのか?
 きっとBLUEのメンバーに守ってもらっているんだろう。ただの飾りの総長に違いない。あんなに弱いクセにBLACKと……阿知波さんと張り合おうなんて反吐が出そうだ。
 あんな奴よりオレの方がいいに決まってる。オレなら気に入らない奴を排除してやるし、抗争になっても力になれる。
そう思うのに、阿知波さんはオレを見てくれない。
 なぜなんだ。
 そう思いを巡らせていたら、気づくと阿知波さんが望月を抱きしめていた。きっと情けをかけているんだろう。
『や……!』
 望月はほとんど何もできず黙っている。わずかに言葉を発しているが、よく聞こえない。首を振っているような気もする。
 もしかして拒絶しているのか?
 阿知波さんにあそこまで情けをかけてもらいながら、拒絶するそぶりを見せる望月。
 もしかして、これは計算なのではないか。自分に振り向かせるための。
 阿知波さんは特定の恋人を作らないと聞いた。それを逆手に取っているのだ。
そうすれば、なかなか靡(なび)かなければ興味を持つ可能性がある。
 そう考えたら怒りが湧いた。頭の中がどうにかなりそうだ。
 どうすればいい?
 どうすれば、あいつを阿知波さんから離す事ができる?
 ドン!!
 怒りにまかせて近くにあった壁を叩いてしまうと、その音に気づいた二人が動きを止めた。
 しまった……!
『……何だぁ?』
『……くっ!』
 パァン! と乾いた音がしたと思えば、望月が阿知波さんの手から逃れて走り出していた。よく見ると、阿知波さんの頬が赤くなっている。叩いたのか。
『蒼ちゃん待って!』
『誰が待つかバカ野郎!』
 そのまま望月を追って阿知波さんもいなくなり、そこには俺だけが残された。
 しばらくすると、遠くから多くの人間の歓声が聞こえ、何かを打ちつけるような音が定期的に聞こえるようになった。誰かが戦っているんだろうか。
 気にはなったが、誰かに見つかるのはまずい。だが、ここで待っていても阿知波さんは来ないような気もする。まずは仲間に連絡しようと携帯に手をかけたら、いきなり腕を掴まれた。
『砂原、ここにいたらまずい! 帰るぞ』
 突然現れた仲間が息を切らして俺に言う。
『は? ちょっと……』
『阿知波さんに気づかれた』
『!』
 額に汗を浮かべた彼は焦りを見せていた。
『阿知波さんがさっきいた場所……つまり、この場所にネズミがいるから始末して来いって他の奴に命令してた』
『でも……!』
『阿知波さんはお前が……誰かがいた事に気づいてたんだ。今、阿知波さんは望月とタイマン張ってる。皆がそれを見ているうちに逃げるぞ!』
『あ……!』
 ひょいと抱えるように持ち上げられ、暴れても離してもらえなくなった。
『おい! 離せよ! まだ望月に…』
『バカ野郎! お前が見つかったら俺らもただじゃ済まないんだぞ!? 協力できなくなる!』
『う……』
『いいから黙ってろ』
『……』
 悔しいが、ここで見つかったら計画が台無しになる。オレはその場を後にするしかなかった。





 そのまま仲間の元へ戻った俺達は、これからの作戦を練ることにした。
 望月がどんな容姿をしているかは分かった。だが、いきなり奴に近づく事はできないらしい。
 仲間の話だと、BLUEの総長や幹部クラスが出てくるほどの騒ぎになるのは、阿知波さんや幹部直々の命令によるものがほとんど。上に話は行くようだが、基本的に下っ端が起こしたものは下っ端が、もしくはその上の地位の者が処理する決まりで、それはBLACKもBLUEも同じようだった。
 もちろん例外もあるが、よほどじゃない限りは総長自ら出てくる事は無いという。しかも、望月が総長になってからのBLUEは穏便派で、他のチームとぶつかる事も極端に減ったらしい。
 さすがは守られてるだけのお姫様だ。甘すぎる。
『やっぱ傘下から潰すしかねえな』
イライラしながら考えていると、下僕の一人が淡々と呟いた。
『傘下?』
『ああ。望月達がいるのは本体で、BLUEはいくつも傘下の小さなグループを従えている。そこをひとつひとつ潰して行くんだ。そこまでされたらさすがの総長も動くだろ』
 そういえば、友人も傘下から潰せと言っていた。じわじわと追い詰める作戦がいいと。
『いいね……それ。でも、傘下といえども警戒はしてるんじゃない?』
『それは大丈夫。おい』
 仲間の一人が呼びかけると、知らない奴が入ってきた。そいつは西高の制服を着ていた。
『初めまして』
『誰だ?』
『こいつはBLUEの幹部。こいつがいろんな情報を伝えてくれるから』
『……望月の部下じゃないのか?』
 いきなり幹部が来るなんて大丈夫なのか。
『こいつね、今のBLUEに不満だらけなんだって。だから協力するって。さっきケンカした時に愚痴っててさ』
 仲間が説明してくれるが、本当に大丈夫なんだろうか。いざという時裏切られたらどうするんだ。
『……本当に裏切らない?』
『もちろん』
 そうは言っているが、何があるか分からない。何か枷のようなものを付けないと。
 何がいいかを考えた時、今までオレがしてきた事を思い出した。
 オレは陽輝の女だった。
 陽輝もオレに夢中になり、離そうとしなかった。陽輝だけじゃない、昔から、他の誰もがオレの虜になったんだ。
 こいつは見た目もカッコイイ。きっとモテるだろう。そういう奴にオレはなぜか好かれる。
 ならば。
『じゃあ……オレを抱いてよ。忠誠の証として』
『……は?』
『オレを抱けば認めてやる。その代わり、裏切ったらお前の家を潰す。うちにはその権力があるから』
『……』
『どう?』
『お、おい! お前、阿知波さんはどうすんだ! バレたらただじゃ済まないぞ!?』
『うるさい! お前らも共犯者だ。傘下を潰して一番活躍した奴にも抱かせてやるから!』
『『な……!』』
 仲間達は動揺している。あいつらがオレを見る目が陽輝と同じだってことぐらい、最初から気づいていた。それをいつ言おうか悩んでいたのだから。
『……なあ、どうする?』
 名前も知らないBLUEの奴の耳元で囁けば、そいつはわずかに笑った後、しっかりと頷いた。
 ほら、やっぱり。
『契約、成立だね……しっかり働いてくれよ?』



 ―――。


 そして現在。
 今までの事を思い返すと、やはり望月への怒りがこみ上げてくる。
 BLUEの幹部と通じたのは幸いだったが、まだ望月は潰れてはくれない。まだ足りないのか。
 BLUEの奴の話によれば、望月は後ろから触れられるのが苦手らしい。これはBLUEの奴なら誰でも知っているという事だった。なんでも、中学時代に誘拐事件に巻き込まれ、そのトラウマなんだとか。
 後ろから狙うように指示はしてあるが、今日は上原が一緒だ。あまり意味は無いかもしれない。
 上原は強い。
 西高の生徒会長を務め、頭脳にも長けている。信頼性においても申し分ない男だ。上原を取り込めれば一番心強かったが、あいにくコンタクトを取る事が出来ずに失敗に終わっていた。あの時いた金髪の少年も、なぜか捕まらない。
 本当はもっと強い人間が欲しいけど、仕方がないと諦めていた。
「舞……」
「うるさい」
 身体にすり寄ってくる下僕を足で払い、パソコンに向かう。そこには、BLUEの情報や望月に関する情報を送るように指示していた。
「ん?」
 誰かからメールが来ている。昨日まではなかったものだ。早速開いてみると、そこには昔の新聞記事と、その詳しい内容が記されていた。
「……少年連続誘拐事件? ……犯人は少年らにわいせつな行為を働き……」
 ひと通り読んでみたが、分かったのはこの街で起こった事件という事以外何も分からなかった。これが何だって言うんだ。すると、下僕がパソコンを覗き込んである事を口にした。
「誘拐事件……望月の事件だったりして」
「……」
 そうだ。確か、望月は誘拐事件に巻き込まれたと聞いた。
「誘拐……まさか望月の……?」
 もしかしたら、もしかするかもしれない。
「おい! この事件について詳しく調べろ!」
 まさかの展開に心が躍った。これが本当に望月の事件ならば、本人は絶対に蒸し返されたくないはずだ。
「望月……待ってろ……すぐに阿知波さんから離してやるから……」
 これを知れば、阿知波さんも必ず望月を拒絶するはず。そして、二度と近寄らないようにする事ができる。
 そう思うと笑いが止まらなかった。

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