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33話 お互いを晒して
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「学校にある機械や装置から漏れる音なら、僕はそれなりに把握してるんだけど……。
最近急に鳴りはじめたものはないし、異音というより、普通の音だし。
上条さんは、音のこと、ほかに何か言ってた?」
「上条は、『とても怖い』と言っている。
それでオレに相談してきたんだ。相当怖がっているようだ。
オレでは対応しきれない」
朝霧は膝に両手を置き、うなだれた。
深いため息の理由は推測できる。
僕が上条さんに直接対応しないと、人間の朝霧ではこれ以上、彼女をサポートできないんだろう。
しかしそれは、僕の正体を上条さんに晒すということ。
「上条には、オレが『ヴァンパイアのパートナー』だと話してあるが、お前のことは隠している。
オレがこうして、お前の言葉の中継ぎをしていれば正体は隠し通せる。
同種だからといって、軽く正体を明かせるようなものじゃないだろう。
……だから」
「だから相談してくれたんだね。
ありがとう、朝霧。
僕、上条さんと直接話してみるよ」
「桐生、いいのか?」
「僕にできることは、なんでもやろうと思う。
上条さんは大切な生徒だよ。他の生徒と何も変わらない。
僕は上条さんの不安に共感できる体質だ。話が聞けるのは、とても運が良いと思う。
なにもわからないまま、手を差し伸べることもできないなんてつらすぎるよね」
信頼できる相手でも同種でも、正体を明かすのは危険。
どうしようもない事態になるまで、隠し通すのが得策。
けれどそれは、生徒の苦しみを見て見ぬふりする理由にはならない。
「相談室を予約して、明日、上条さんと二人で待っていてくれる?
朝霧は担任だから、同席してほしい。
いきなり僕と二人きりだと、上条さんは緊張するでしょ」
「あいつ緊張するタマだろうか。いや、今は不安がっているな。
よし、そうしよう。
だが、桐生」
朝霧は、急に僕を睨みつけてきた。
朝霧のこういう顔は慣れている。睨んでいるように見えるけれど、真剣な話をしようと、まっすぐに相手を見ているだけ。
誤解されやすい動作、他者に敬遠されやすい仕草。僕にとっては愛おしい眼差し。
「万が一の時は、オレは生徒より恋人を優先する。
どうしようもなくなったら、なにもかも捨ててお前と逃げてやる。
オレにその覚悟があると理解しろ。
一人で勝手にオレを置いていくなよ」
僕はびっくりして。
そこまでは考えていなかった、とは言えなくて。
正体を明かすことは互いにダメージだから、片側だけが危険にはならない。上条さんが僕を、僕が上条さんの秘密を守れば、それで問題ない。
なのに。
僕は朝霧を抱きしめた。
朝霧は僕の胸で、「絶対だぞ、約束しろ」と呟いた。
僕は少し迷って、「約束する」と答えた。
ごめんね。嘘になってしまうかもしれない。
僕はまだ、君を巻き込む勇気がない。
『上条がやたらそわそわしている。急いでくれ』
朝霧からのメッセージを見て、僕は放課後の作業を中断して相談室Aに向かった。
約束の時間より早いけど、どうしたんだろう。
やっぱり、「教師の中にヴァンパイアがいる」なんて聞かされて不安になったのかな。
僕を見て怖がらなければいいけれど。
僕は一年生の担任で、教科も一・二年生担当。三年生とはあまり接しない。
話したことがほとんどない僕のことは、やっぱり怖いだろうな。
僕は相談室Aをノックした。
生徒のプライバシーを守るため、かなりしっかりした防音になっている部屋だ。
向こう側からドアをノックされる。これが、入っていいという合図。
僕は深呼吸してドアを開け、すぐに後ろ手で閉めた。
「お待たせしました。小宮山です」
「きゃーーーっっ」
椅子に座るロングヘアの女の子が悲鳴を上げた。
出会い頭に悲鳴って、えええ!?
「きゃー、きゃー、うああああ」
悲鳴を押し殺そうと顔を覆う女の子、たぶん上条さん。
手のひらから垣間見える頬は真っ赤で、耳も真っ赤で、悲鳴の間になんだか悶えるような声も混ざっていて。
「上条、大丈夫か? 落ち着け、こいつは怖くない」
朝霧は慌てて上条さんに声をかけているが、僕は悟った。
これは、あれだ。
うん、間違いなくそうだ。
「あの、上条さん……。
今は音の話をしましょう、音の。
そちらに集中ということで、ひとまず、どうですか」
僕が提案すると、上条さんはこくこくと頷いたあと、両手で頬をぺしぺししていた。
あー、あー、あああああ。
そっちの懸念はしてなかった、すっぽり抜けていた。
朝霧は、自分をヴァンパイアのパートナーだと言って。
教師の中にヴァンパイア体質がいると説明して。
出てきたのが僕だから、僕と朝霧の関係性がバレてしまったということで。
ヴァンパイアがパートナーに選ぶのは愛する人、何もかも曝け出せる理解者らしいので。
その心配は……してなかったよ……!!
朝霧は気づいてないようだ。僕は上条さんにアイコンタクトをした。
上条さんはウインクで返した。
この子、すごいね!?
「上条さんは、普段から超音波をよく聞くほうですか?」
「ママがヴァンパイアだったので、二人だけの秘密の合図みたいに練習してました。
もしもの時、逃げられるようにです。
日常に紛れた音はへーき。
でも最近のは、そうじゃなくって。
耳が痛くて、息が詰まって、寒気がするんです」
上条さんは両手で自分を抱きしめた。
この元気な子が怖がるくらいの音。
僕は無意識で耐えてしまったけれど、僕の耳に届いたあの音は、確かにきつかった。
「『声』っぽい、ですよね」
「『声』っぽいです」
僕と上条さんの会話についてこれず、朝霧は不服そうだったが、黙って聞いてくれている。
人工物とは違う、他のヴァンパイアが発する超音波は、『声』っぽい。
言葉にならないし、ただの音といえば音なのだけれど、そこに感情を乗せることができる。
「誰かがハミングで歌っている」という認識が、たぶん一番、人間にわかりやすい例え。
昔、おじいさんが超音波で歌っていた。優しくて心地よかったのを思い出す。
乗せる感情が穏やかならなごむし、攻撃的な感情なら、耳障りになったり恐怖になったりする。
「上条さんは、『声』の相手に心当たりはありますか」
「いいえ、ないです。
ちょっと前に聞こえたのは、すごくきれいで優しい声だったのになあ。
それと全然違って、なんか、ずっと脅されてるような感じです。
完全に別人、別声、別ヴァンパイア?」
「別ヴァンパイアって」
語彙が個性的な子だ。面白いな。
いろいろ解決したら、同じ体質を持つ仲間として、ゆっくり語り合えたらいいな。
「ちょっと前に聞こえた、というのはなんだ?」
朝霧が質問を挟む。上条さんは、うーんと小首をかしげて思い出そうとしている。
「たぶん、守衛室のほうからかな?
聞き惚れちゃうくらいきれいな声で!
言葉じゃないんだけど、無理やり言葉に翻訳するとしたら、あのね。
『大丈夫、大丈夫、安心してね』って小さい子をあやすような感じで、あれを私しか聞けないとかもったいないって思った!
もうすっごい美声、アカペラなのに響き渡るあの澄んd」
「上条さんそっちは問題なさそうですね、問題ないと思います!
問題ないのでそっちは大丈夫です!」
それ、僕の超音波じゃないか!!
他人にどう聞こえるかなんて、そういえば僕は知らない。うわあああ、恥ずかしい。
誰にも聞こえてないと油断してたからなあ。こんな余波があったなんて。
超音波で美声とか、いったいどういう音!? 自分じゃわからないよ!
上条さんは理解したらしく、にや~、と笑って無言で頷いた。
朝霧にも気づかれた。朝霧は、目だけで『もう迂闊なことをするなよ』と睨んできた。
つづく
最近急に鳴りはじめたものはないし、異音というより、普通の音だし。
上条さんは、音のこと、ほかに何か言ってた?」
「上条は、『とても怖い』と言っている。
それでオレに相談してきたんだ。相当怖がっているようだ。
オレでは対応しきれない」
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僕が上条さんに直接対応しないと、人間の朝霧ではこれ以上、彼女をサポートできないんだろう。
しかしそれは、僕の正体を上条さんに晒すということ。
「上条には、オレが『ヴァンパイアのパートナー』だと話してあるが、お前のことは隠している。
オレがこうして、お前の言葉の中継ぎをしていれば正体は隠し通せる。
同種だからといって、軽く正体を明かせるようなものじゃないだろう。
……だから」
「だから相談してくれたんだね。
ありがとう、朝霧。
僕、上条さんと直接話してみるよ」
「桐生、いいのか?」
「僕にできることは、なんでもやろうと思う。
上条さんは大切な生徒だよ。他の生徒と何も変わらない。
僕は上条さんの不安に共感できる体質だ。話が聞けるのは、とても運が良いと思う。
なにもわからないまま、手を差し伸べることもできないなんてつらすぎるよね」
信頼できる相手でも同種でも、正体を明かすのは危険。
どうしようもない事態になるまで、隠し通すのが得策。
けれどそれは、生徒の苦しみを見て見ぬふりする理由にはならない。
「相談室を予約して、明日、上条さんと二人で待っていてくれる?
朝霧は担任だから、同席してほしい。
いきなり僕と二人きりだと、上条さんは緊張するでしょ」
「あいつ緊張するタマだろうか。いや、今は不安がっているな。
よし、そうしよう。
だが、桐生」
朝霧は、急に僕を睨みつけてきた。
朝霧のこういう顔は慣れている。睨んでいるように見えるけれど、真剣な話をしようと、まっすぐに相手を見ているだけ。
誤解されやすい動作、他者に敬遠されやすい仕草。僕にとっては愛おしい眼差し。
「万が一の時は、オレは生徒より恋人を優先する。
どうしようもなくなったら、なにもかも捨ててお前と逃げてやる。
オレにその覚悟があると理解しろ。
一人で勝手にオレを置いていくなよ」
僕はびっくりして。
そこまでは考えていなかった、とは言えなくて。
正体を明かすことは互いにダメージだから、片側だけが危険にはならない。上条さんが僕を、僕が上条さんの秘密を守れば、それで問題ない。
なのに。
僕は朝霧を抱きしめた。
朝霧は僕の胸で、「絶対だぞ、約束しろ」と呟いた。
僕は少し迷って、「約束する」と答えた。
ごめんね。嘘になってしまうかもしれない。
僕はまだ、君を巻き込む勇気がない。
『上条がやたらそわそわしている。急いでくれ』
朝霧からのメッセージを見て、僕は放課後の作業を中断して相談室Aに向かった。
約束の時間より早いけど、どうしたんだろう。
やっぱり、「教師の中にヴァンパイアがいる」なんて聞かされて不安になったのかな。
僕を見て怖がらなければいいけれど。
僕は一年生の担任で、教科も一・二年生担当。三年生とはあまり接しない。
話したことがほとんどない僕のことは、やっぱり怖いだろうな。
僕は相談室Aをノックした。
生徒のプライバシーを守るため、かなりしっかりした防音になっている部屋だ。
向こう側からドアをノックされる。これが、入っていいという合図。
僕は深呼吸してドアを開け、すぐに後ろ手で閉めた。
「お待たせしました。小宮山です」
「きゃーーーっっ」
椅子に座るロングヘアの女の子が悲鳴を上げた。
出会い頭に悲鳴って、えええ!?
「きゃー、きゃー、うああああ」
悲鳴を押し殺そうと顔を覆う女の子、たぶん上条さん。
手のひらから垣間見える頬は真っ赤で、耳も真っ赤で、悲鳴の間になんだか悶えるような声も混ざっていて。
「上条、大丈夫か? 落ち着け、こいつは怖くない」
朝霧は慌てて上条さんに声をかけているが、僕は悟った。
これは、あれだ。
うん、間違いなくそうだ。
「あの、上条さん……。
今は音の話をしましょう、音の。
そちらに集中ということで、ひとまず、どうですか」
僕が提案すると、上条さんはこくこくと頷いたあと、両手で頬をぺしぺししていた。
あー、あー、あああああ。
そっちの懸念はしてなかった、すっぽり抜けていた。
朝霧は、自分をヴァンパイアのパートナーだと言って。
教師の中にヴァンパイア体質がいると説明して。
出てきたのが僕だから、僕と朝霧の関係性がバレてしまったということで。
ヴァンパイアがパートナーに選ぶのは愛する人、何もかも曝け出せる理解者らしいので。
その心配は……してなかったよ……!!
朝霧は気づいてないようだ。僕は上条さんにアイコンタクトをした。
上条さんはウインクで返した。
この子、すごいね!?
「上条さんは、普段から超音波をよく聞くほうですか?」
「ママがヴァンパイアだったので、二人だけの秘密の合図みたいに練習してました。
もしもの時、逃げられるようにです。
日常に紛れた音はへーき。
でも最近のは、そうじゃなくって。
耳が痛くて、息が詰まって、寒気がするんです」
上条さんは両手で自分を抱きしめた。
この元気な子が怖がるくらいの音。
僕は無意識で耐えてしまったけれど、僕の耳に届いたあの音は、確かにきつかった。
「『声』っぽい、ですよね」
「『声』っぽいです」
僕と上条さんの会話についてこれず、朝霧は不服そうだったが、黙って聞いてくれている。
人工物とは違う、他のヴァンパイアが発する超音波は、『声』っぽい。
言葉にならないし、ただの音といえば音なのだけれど、そこに感情を乗せることができる。
「誰かがハミングで歌っている」という認識が、たぶん一番、人間にわかりやすい例え。
昔、おじいさんが超音波で歌っていた。優しくて心地よかったのを思い出す。
乗せる感情が穏やかならなごむし、攻撃的な感情なら、耳障りになったり恐怖になったりする。
「上条さんは、『声』の相手に心当たりはありますか」
「いいえ、ないです。
ちょっと前に聞こえたのは、すごくきれいで優しい声だったのになあ。
それと全然違って、なんか、ずっと脅されてるような感じです。
完全に別人、別声、別ヴァンパイア?」
「別ヴァンパイアって」
語彙が個性的な子だ。面白いな。
いろいろ解決したら、同じ体質を持つ仲間として、ゆっくり語り合えたらいいな。
「ちょっと前に聞こえた、というのはなんだ?」
朝霧が質問を挟む。上条さんは、うーんと小首をかしげて思い出そうとしている。
「たぶん、守衛室のほうからかな?
聞き惚れちゃうくらいきれいな声で!
言葉じゃないんだけど、無理やり言葉に翻訳するとしたら、あのね。
『大丈夫、大丈夫、安心してね』って小さい子をあやすような感じで、あれを私しか聞けないとかもったいないって思った!
もうすっごい美声、アカペラなのに響き渡るあの澄んd」
「上条さんそっちは問題なさそうですね、問題ないと思います!
問題ないのでそっちは大丈夫です!」
それ、僕の超音波じゃないか!!
他人にどう聞こえるかなんて、そういえば僕は知らない。うわあああ、恥ずかしい。
誰にも聞こえてないと油断してたからなあ。こんな余波があったなんて。
超音波で美声とか、いったいどういう音!? 自分じゃわからないよ!
上条さんは理解したらしく、にや~、と笑って無言で頷いた。
朝霧にも気づかれた。朝霧は、目だけで『もう迂闊なことをするなよ』と睨んできた。
つづく
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