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42話 甘えても、いい?
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「どうしよう」
「どうした?」
僕の横で、器用にリンゴをむいている令一が、僕の呟きに反応した。
「こんなにゆっくりしてるなんて……。 いいのかな、僕」
「今のお前は安静が仕事だ!!
もう一度戯言をぬかしてみろ。輸血パック3袋飲ませてやる」
「あれは本当に嫌ですごめんなさい」
僕は交通事故に遭った、という設定になっている。
理事長の大山さんに、僕は「理由は言えないけど怪我をした」と伝えた。
大山さんは何も詮索せず、「怪我を治すことに専念しろ」と言ってくれた。
僕にとって一番家族に近い人。遠いようで近いようで、いつも頼りになる。
西村先生は自分のことを『理解者』としか言わず、何者なのか話さないままだったが、僕にだけ教えてくれた。
『音ではない音』を、二人きりの時、一瞬だけ発して。
まさか、職員室にヴァンパイアが2人いたなんて。生徒にも一人いるし、この学校のヴァンパイア率ちょっとおかしい。
よくよく考えれば、西村先生には納得がいく。
あのすさまじい量の業務を十年以上一人で抱えて、体を壊したことがない。
夜遅くの作業が得意。徹夜しても次の日平気そうに動いている。
早朝の作業では姿を見ない。
体育祭のリレーでは、令一より速く走っていた気がする。
まさかだけど、体育の柳原先生も?
いや、あの人は単に体力があるだけか。日光大好きそうだし。
上条さんには、僕の手術後すぐ令一が連絡してくれた。
『海外にいる母が病気になった』という言い訳で、上条さんは父親とともに日本を離れた。
さすがの彼も、海外まで追ってはこないだろう。
婚約者さんは仕事を休むことができず、日本で待っているというので、僕と令一は連絡をとることにした。
彼が婚約者さんを捕まえて、上条さんを呼び寄せる可能性もゼロじゃないから。安否確認ができるようにしたい。
「令一、暇で怖い」
「よっぽど輸血パックが飲みたいらしいな」
薄く、とても小さく切ったリンゴをあーんしてもらいながら、僕は穏やかな秋空を窓越しに眺めた。
穏やかすぎて、平和すぎて。
いつどこから殺人者が襲ってくるかわからない現実が、やたら遠く感じる。
僕は運がよかった。
令一、西村先生、溝口医師。誰か一人でも欠けていたら、僕は命を落としていた。
襲われたのが僕ではなく上条さんだったら、たぶん、今頃……。
彼は、僕が生きていると知ったら、息の根を止めに来るだろう。
見逃してくれるタイプじゃない。
「リンゴも甘いけど、令一の甘いのが欲しい」
「ぶっ、ごほごほっ」
「冗談だよ。
令一だって怪我したし、僕、最後まで治しきれてなかったでしょう?
しばらくえっちできないね」
「お前が、絶・対・安・静だ!」
「じゃあ、キスならどう?」
ベッドで目覚めたあの日から、僕はなぜか、令一のキスが欲しくなった。
唾液を絡めない、ちょんと触れるだけの、やわらかいキスが欲しい。
恥ずかしそうに顔をしかめる令一が、目をつぶって唇を押しつけてくれるのが嬉しい。
起きてから何度もおねだりしているから、僕はきっと令一を困らせている。
まるで子どもみたいだ。
欲しいものを、心のままに欲しいと言うなんて。
「……リンゴ食い終わったらな」
「うん」
令一は優しかった。
あれから毎日、定時上がりで病院に来て。残った仕事を病院に持ち込んだりして。
僕が休んでいる間、同じ国語担当の敷本先生が授業のフォローしてくれているが、なにやら大変なことになっているらしい。
新任に急に担当増やさせてごめんね。さぞ大変だろうなあ……。
退院したら、敷本先生になにかお礼しなきゃ。
僕は最後のリンゴを、ゆっくり噛んで飲み込んだ。
ずきん、と嚥下のたびに傷が痛む。
深すぎた傷は、今後のひきつれなどを懸念し、定期的な通院と、場合によっては再手術が必要とのこと。
この体は食事が不要なのではなく、食事しない環境に異常に強いだけ、と溝口医師に言われた。
延々と食を断てば餓死すると言われてびっくりした。
3年ほど水だけだと死に至ると詳細に聞いて、横にいた令一はものすごくびっくりしていた。
栄養を口から摂取することは、なによりの回復方法。
令一は、食べやすく栄養があるものを毎回持ってきてくれる。
手術から丸二日、発熱して何も呑み込めないでいる僕の姿を見せちゃったからな。
もっと元気そうにすればよかった。失態だ。
「全部食べたから、ご褒美のキスが欲しい」
僕がつらそうに飲み込むのは、令一に最初の食事でばれてしまったから、もう隠していない。
食後にこうやってねだると、令一は断らない。
「桐生は体を起こすな。オレから、するから」
「うん」
軽く目を閉じると、ふんわりとやわらかなぬくもりが触れた。
唇と唇が触れるだけ。ただ、それだけ。
僕はそうっと目を開いた。令一は赤い頬で目をつぶっている。
唇の先で、令一の下唇をついばんだ。
令一は少しびくっとしたけれど、離れなかった。
唇をすり合わせ、じゃれるようにくわえて、吐息を交わす。
令一の息が熱を帯びてきた。令一は、僕に愛されてからあちこち敏感になった。
感じやすくて、愛おしい肢体。……ああ、じれったいな。
ぺろ、と令一の上唇を舐めたら、さすがに驚いたのか目を開いてしまった。
この程度なら、唾液を摂取しても大丈夫なのに。
「令一、もっと」
「……調子に乗りやがって」
僕の懇願に応え、再び令一がキスしようと、
「ひえあぁっ!!」
何者かの奇声で、僕と令一は素早く離れた。
廊下を派手に転ぶ音がする。
「こりゃ、病院で怪我すんじゃないぞい」
「怪我していません、すみません、お騒がせしました!!」
あわあわと溝口医師に返事し、ドアから姿を見せたのは、優しげな青年だった。
ずれた眼鏡を直しながら、僕たちと顔を合わせづらそうにしている。
あー、見られちゃったか。
令一も真っ赤になって窓際まで逃げている。あー、なんかごめん。
「おじゃまして、もうしわけ、ありません……」
「いえ、こちらこそすみません。
杵島 拓也(きしま たくや)さんですね」
「はい。
もうすぐ上条拓也になります。
いつも沙耶菜がお世話になってます。小宮山先生、朝霧先生」
彼は上条さんの婚約者。上条さんからたっくんと呼ばれていた人だ。
ここからさほど離れていない市で、郷土博物館の学芸員として働いている。
令一はそれを聞いた時、「上条のやつ、何が婚約者は普通の会社員~、だ」とぶつくさ言っていた。
理系の令一とはジャンルが違うけれど、令一は研究職に憧れていたから。
「今後、定期的に連絡を取り合うのと……。
ヴァンパイア体質の相手が、純血と自称した件ですね」
つづく
「どうした?」
僕の横で、器用にリンゴをむいている令一が、僕の呟きに反応した。
「こんなにゆっくりしてるなんて……。 いいのかな、僕」
「今のお前は安静が仕事だ!!
もう一度戯言をぬかしてみろ。輸血パック3袋飲ませてやる」
「あれは本当に嫌ですごめんなさい」
僕は交通事故に遭った、という設定になっている。
理事長の大山さんに、僕は「理由は言えないけど怪我をした」と伝えた。
大山さんは何も詮索せず、「怪我を治すことに専念しろ」と言ってくれた。
僕にとって一番家族に近い人。遠いようで近いようで、いつも頼りになる。
西村先生は自分のことを『理解者』としか言わず、何者なのか話さないままだったが、僕にだけ教えてくれた。
『音ではない音』を、二人きりの時、一瞬だけ発して。
まさか、職員室にヴァンパイアが2人いたなんて。生徒にも一人いるし、この学校のヴァンパイア率ちょっとおかしい。
よくよく考えれば、西村先生には納得がいく。
あのすさまじい量の業務を十年以上一人で抱えて、体を壊したことがない。
夜遅くの作業が得意。徹夜しても次の日平気そうに動いている。
早朝の作業では姿を見ない。
体育祭のリレーでは、令一より速く走っていた気がする。
まさかだけど、体育の柳原先生も?
いや、あの人は単に体力があるだけか。日光大好きそうだし。
上条さんには、僕の手術後すぐ令一が連絡してくれた。
『海外にいる母が病気になった』という言い訳で、上条さんは父親とともに日本を離れた。
さすがの彼も、海外まで追ってはこないだろう。
婚約者さんは仕事を休むことができず、日本で待っているというので、僕と令一は連絡をとることにした。
彼が婚約者さんを捕まえて、上条さんを呼び寄せる可能性もゼロじゃないから。安否確認ができるようにしたい。
「令一、暇で怖い」
「よっぽど輸血パックが飲みたいらしいな」
薄く、とても小さく切ったリンゴをあーんしてもらいながら、僕は穏やかな秋空を窓越しに眺めた。
穏やかすぎて、平和すぎて。
いつどこから殺人者が襲ってくるかわからない現実が、やたら遠く感じる。
僕は運がよかった。
令一、西村先生、溝口医師。誰か一人でも欠けていたら、僕は命を落としていた。
襲われたのが僕ではなく上条さんだったら、たぶん、今頃……。
彼は、僕が生きていると知ったら、息の根を止めに来るだろう。
見逃してくれるタイプじゃない。
「リンゴも甘いけど、令一の甘いのが欲しい」
「ぶっ、ごほごほっ」
「冗談だよ。
令一だって怪我したし、僕、最後まで治しきれてなかったでしょう?
しばらくえっちできないね」
「お前が、絶・対・安・静だ!」
「じゃあ、キスならどう?」
ベッドで目覚めたあの日から、僕はなぜか、令一のキスが欲しくなった。
唾液を絡めない、ちょんと触れるだけの、やわらかいキスが欲しい。
恥ずかしそうに顔をしかめる令一が、目をつぶって唇を押しつけてくれるのが嬉しい。
起きてから何度もおねだりしているから、僕はきっと令一を困らせている。
まるで子どもみたいだ。
欲しいものを、心のままに欲しいと言うなんて。
「……リンゴ食い終わったらな」
「うん」
令一は優しかった。
あれから毎日、定時上がりで病院に来て。残った仕事を病院に持ち込んだりして。
僕が休んでいる間、同じ国語担当の敷本先生が授業のフォローしてくれているが、なにやら大変なことになっているらしい。
新任に急に担当増やさせてごめんね。さぞ大変だろうなあ……。
退院したら、敷本先生になにかお礼しなきゃ。
僕は最後のリンゴを、ゆっくり噛んで飲み込んだ。
ずきん、と嚥下のたびに傷が痛む。
深すぎた傷は、今後のひきつれなどを懸念し、定期的な通院と、場合によっては再手術が必要とのこと。
この体は食事が不要なのではなく、食事しない環境に異常に強いだけ、と溝口医師に言われた。
延々と食を断てば餓死すると言われてびっくりした。
3年ほど水だけだと死に至ると詳細に聞いて、横にいた令一はものすごくびっくりしていた。
栄養を口から摂取することは、なによりの回復方法。
令一は、食べやすく栄養があるものを毎回持ってきてくれる。
手術から丸二日、発熱して何も呑み込めないでいる僕の姿を見せちゃったからな。
もっと元気そうにすればよかった。失態だ。
「全部食べたから、ご褒美のキスが欲しい」
僕がつらそうに飲み込むのは、令一に最初の食事でばれてしまったから、もう隠していない。
食後にこうやってねだると、令一は断らない。
「桐生は体を起こすな。オレから、するから」
「うん」
軽く目を閉じると、ふんわりとやわらかなぬくもりが触れた。
唇と唇が触れるだけ。ただ、それだけ。
僕はそうっと目を開いた。令一は赤い頬で目をつぶっている。
唇の先で、令一の下唇をついばんだ。
令一は少しびくっとしたけれど、離れなかった。
唇をすり合わせ、じゃれるようにくわえて、吐息を交わす。
令一の息が熱を帯びてきた。令一は、僕に愛されてからあちこち敏感になった。
感じやすくて、愛おしい肢体。……ああ、じれったいな。
ぺろ、と令一の上唇を舐めたら、さすがに驚いたのか目を開いてしまった。
この程度なら、唾液を摂取しても大丈夫なのに。
「令一、もっと」
「……調子に乗りやがって」
僕の懇願に応え、再び令一がキスしようと、
「ひえあぁっ!!」
何者かの奇声で、僕と令一は素早く離れた。
廊下を派手に転ぶ音がする。
「こりゃ、病院で怪我すんじゃないぞい」
「怪我していません、すみません、お騒がせしました!!」
あわあわと溝口医師に返事し、ドアから姿を見せたのは、優しげな青年だった。
ずれた眼鏡を直しながら、僕たちと顔を合わせづらそうにしている。
あー、見られちゃったか。
令一も真っ赤になって窓際まで逃げている。あー、なんかごめん。
「おじゃまして、もうしわけ、ありません……」
「いえ、こちらこそすみません。
杵島 拓也(きしま たくや)さんですね」
「はい。
もうすぐ上条拓也になります。
いつも沙耶菜がお世話になってます。小宮山先生、朝霧先生」
彼は上条さんの婚約者。上条さんからたっくんと呼ばれていた人だ。
ここからさほど離れていない市で、郷土博物館の学芸員として働いている。
令一はそれを聞いた時、「上条のやつ、何が婚約者は普通の会社員~、だ」とぶつくさ言っていた。
理系の令一とはジャンルが違うけれど、令一は研究職に憧れていたから。
「今後、定期的に連絡を取り合うのと……。
ヴァンパイア体質の相手が、純血と自称した件ですね」
つづく
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