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一日目
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「っ!?」
突然のことに思考が追いつかず、その場で硬直したレンは、月光に照らされた女の白い裸体を、ただじっと凝視する。
ユイは、本当に下着をまったく身に着けておらず、やや色素の濃い小さめの乳輪と、なめらかな股をおおう薄い陰毛をみて、レンはごくりと唾を飲み込んだ。
「もっと、みて……」
女は、ぴんと立った自分の乳首を片手で弄びながら、はぁはぁと荒い息を吐きはじめた。
「ほら、もうこんなになってるの……」
女は、おもむろにレンの手をつかむと、戸惑うその指を素早く自分の秘部に触れさせた。
「んっ、あぁあんっっ!」
それだけで、いきなり快感を叫んだ女の股は、すでに溢れ出す大量の愛液でびしょびしょに濡れていた。
「すごいでしょ……? レンくんとすることを考えてたら、こんなになっちゃったの……」
「っ……」
「ずっと、レンくんとこうしてひとつになることを夢見てたんだよ。高校の時から、ずうっと……」
女は、男の人差し指を器用に動かして、自分のクリトリスをねっとりと愛撫しはじめた。
「んあっ、あぁっ…あっ、ああぁんっ! レンくんの指で触られたら、自分でするより、ずっとずっと気持ちいいよ……」
ガクガクと下半身を震わせながら言った女は、さらに男の指を強く引いて、濡れそぼった割れ目の中へとぐっと押し込んだ。
「んああぁあああんっっ!!」
ビグンッ、と一度大きく仰け反った女が、男の指をそのまま熱い肉穴の中へ導こうとした時――、
「――っ!」
ようやく我に返ったレンは、素早く女の手を振りほどき、二、三歩後退りした。
「やめろ、よ……」
「どうして?」
女は不思議そうに言って近づいてくると、男の股間にさっと手を這わせた。
「ほら、レンくんのだって、もうこんなになってる……」
女の五本の指は艶めかしく蠢いて、布の上からでも恐ろしく精確に、男の敏感な部分を容赦なく、烈しく刺激した。
「ぐっ、うぁっ……ぁあっ」
「すごく、いい声……。せつないの? くるしいの?」
女は微笑みながらいって、もう一方の手で男の固くなった乳首を執拗に、強く擦りはじめる。
「ぐ…ぅ……ぅあっ、あぁっ!」
「ふふ……可愛い」
想像をはるかに超える快感に悶え、抵抗することすらできないレンは、恐ろしい責め苦の中でふと――鼻腔に、これまで嗅いだことのない、奇妙な甘い匂いを感じた。
(なん、だ……?)
キョウコやアキが使っている香水とはまったく違う、その、発酵した果物にさまざまな香辛料を混ぜて煮詰めたような、濃厚に甘く、苦い匂いは、どうやら、だらだらと愛液を垂れ流し続ける女の股から匂ってくるようだった。
脳の奥まで貫き、痺れさせるそのなんとも刺激的な匂いは、男の股間にそそり立つそれを、さらに大きく、痛みを感じるほどに怒張させた。
が、それと同時――、ヒトの肉体から発せられるもかかわらず、なぜか「人工的」に感じるその匂いが、にわかにレンの生存本能を震えさせ、生物としての根源的恐怖を生み出した。
(このままされちゃ、だめだ……!)
神経が灼き切れそうになるほどの快感からどうにか逃れようとして、レンがぎゅっと目を閉じると、ふと、瞼の裏に、高校時代の、野の花のように無邪気に、清らかに笑うユイの姿が甦った。
(レンくんっ……)
あの頃、クラスの誰もが愛さずにはいられなかった、その美しく、愛らしい笑顔が、あたたかい灯火となって、いま、レンの心に勇気を与えた。
「八神っ……」
呟いて、次の瞬間、ギンと大きく目を見開いたレンは、目の前に立つ、『八神ユイ』の皮を被った別の生き物を、思いきり突き飛ばした。
突然のことに思考が追いつかず、その場で硬直したレンは、月光に照らされた女の白い裸体を、ただじっと凝視する。
ユイは、本当に下着をまったく身に着けておらず、やや色素の濃い小さめの乳輪と、なめらかな股をおおう薄い陰毛をみて、レンはごくりと唾を飲み込んだ。
「もっと、みて……」
女は、ぴんと立った自分の乳首を片手で弄びながら、はぁはぁと荒い息を吐きはじめた。
「ほら、もうこんなになってるの……」
女は、おもむろにレンの手をつかむと、戸惑うその指を素早く自分の秘部に触れさせた。
「んっ、あぁあんっっ!」
それだけで、いきなり快感を叫んだ女の股は、すでに溢れ出す大量の愛液でびしょびしょに濡れていた。
「すごいでしょ……? レンくんとすることを考えてたら、こんなになっちゃったの……」
「っ……」
「ずっと、レンくんとこうしてひとつになることを夢見てたんだよ。高校の時から、ずうっと……」
女は、男の人差し指を器用に動かして、自分のクリトリスをねっとりと愛撫しはじめた。
「んあっ、あぁっ…あっ、ああぁんっ! レンくんの指で触られたら、自分でするより、ずっとずっと気持ちいいよ……」
ガクガクと下半身を震わせながら言った女は、さらに男の指を強く引いて、濡れそぼった割れ目の中へとぐっと押し込んだ。
「んああぁあああんっっ!!」
ビグンッ、と一度大きく仰け反った女が、男の指をそのまま熱い肉穴の中へ導こうとした時――、
「――っ!」
ようやく我に返ったレンは、素早く女の手を振りほどき、二、三歩後退りした。
「やめろ、よ……」
「どうして?」
女は不思議そうに言って近づいてくると、男の股間にさっと手を這わせた。
「ほら、レンくんのだって、もうこんなになってる……」
女の五本の指は艶めかしく蠢いて、布の上からでも恐ろしく精確に、男の敏感な部分を容赦なく、烈しく刺激した。
「ぐっ、うぁっ……ぁあっ」
「すごく、いい声……。せつないの? くるしいの?」
女は微笑みながらいって、もう一方の手で男の固くなった乳首を執拗に、強く擦りはじめる。
「ぐ…ぅ……ぅあっ、あぁっ!」
「ふふ……可愛い」
想像をはるかに超える快感に悶え、抵抗することすらできないレンは、恐ろしい責め苦の中でふと――鼻腔に、これまで嗅いだことのない、奇妙な甘い匂いを感じた。
(なん、だ……?)
キョウコやアキが使っている香水とはまったく違う、その、発酵した果物にさまざまな香辛料を混ぜて煮詰めたような、濃厚に甘く、苦い匂いは、どうやら、だらだらと愛液を垂れ流し続ける女の股から匂ってくるようだった。
脳の奥まで貫き、痺れさせるそのなんとも刺激的な匂いは、男の股間にそそり立つそれを、さらに大きく、痛みを感じるほどに怒張させた。
が、それと同時――、ヒトの肉体から発せられるもかかわらず、なぜか「人工的」に感じるその匂いが、にわかにレンの生存本能を震えさせ、生物としての根源的恐怖を生み出した。
(このままされちゃ、だめだ……!)
神経が灼き切れそうになるほどの快感からどうにか逃れようとして、レンがぎゅっと目を閉じると、ふと、瞼の裏に、高校時代の、野の花のように無邪気に、清らかに笑うユイの姿が甦った。
(レンくんっ……)
あの頃、クラスの誰もが愛さずにはいられなかった、その美しく、愛らしい笑顔が、あたたかい灯火となって、いま、レンの心に勇気を与えた。
「八神っ……」
呟いて、次の瞬間、ギンと大きく目を見開いたレンは、目の前に立つ、『八神ユイ』の皮を被った別の生き物を、思いきり突き飛ばした。
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